サラリーマンが働くモチベーションを維持する為に不可欠な『ボーナス』。将来に備えて貯金をすることは大切ですが、頑張っている自分への『ご褒美』も忘れずに。
とはいえ、『とりあえず高額なもの』を購入することはお勧めしません。せっかくであれば、『日常的に使っているもの』をワンランク上にアップグレードさせましょう。
生活必需品となった『スマートフォン』はその代表例。ボーナスで購入するなら最上位の『ハイエンド』と言いたいところですが、私はあえて『しっかり使えるミドルクラス』をお勧めします。
家電は高性能化するほど『高額』になるのが一般的。一度高性能な『ハイエンド(Android)』を購入してしまうと、『次もハイエンド』というレールの上を走ることになりがち。『買い替えて性能が落ちる』という状況に納得がいかないからです。
iPhoneも性能的には『ハイエンド』。全ての日本ユーザーが高性能を使いこなしているか定かではありませんが、こちらは『iPhoneを使っているから』という盲目的な理由で、値上げが止まらないiPhoneを買い続けます。
『スマートフォンが好きでたまらない』という人は、『ハイエンドを買い続ける』という選択肢が恐らく正しいです。しかしそこまでの熱量が無いのであれば『中の上』で十分。
私が所有するスマートフォン(日本モデル)の中で、『中の上』に該当するのは『Nothing Phone (2a)』と『Redmi Note 13 Pro+ 5G』。
何をもって中の上と判断しているかと言えば、『処理能力』『ディスプレイ』『カメラ画質』『充電速度』といった実用部分。
Nothing Phone (2a)は、スマートフォンの処理能力を決めるSocに『Dimensity 7200 Pro』、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは『Dimensity 7200-Ultra』を搭載。Dimensity 7200をベースに、それぞれチューニングがかけられています。
AnTuTu Benchmark(Ver.10)のトータルスコアはどちらも『70万』以上。これは『AQUOS sense8(Snapdragon 6 Gen 1)』や『OPPO Reno10 Pro 5G(Snapdragon 778 5G)』を上回る処理能力(動作はもちろんサクサク)。
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ディスプレイは両モデルとも『有機ELディスプレイ』を採用。有機ELは液晶と比較して『応答速度がはやい』『高いコントラスト比』『画素単体を発光させて表示』といった特徴を持ちます。
応答速度がはやいと残像が発生しづらくなるので、素早い動きの動画を観るのに最適。高コントラストは、HDRコンテンツを表示するのにも向いています。画素を消灯させて『漆黒』を表現することも。ダークモード設定時は『省エネ』効果も得られます。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは『12bit(680億7000万色)』、Nothing Phone(2a)は『10bit(10億7千万色)』の色深度に対応。通常の8bit(1,670万色)ディスプレイと比較して細かく階調表現を行い、グラデーションを滑らかに表示。
1秒間に画面を書き換え可能な回数を示す『リフレシュレート』はどちらも最大『120Hz』。最大リフレッシュレート60HzのiPhone 15よりも、最大2倍滑らかにスクロール。タッチ感度も良好です。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gは画面の左右側面が湾曲。フィット感を高めた立体形状を採用しています。Nothing Phone(2a)はフラットデザイン。上下左右ほぼ均等にバランスがとれた『ベゼルレス』仕様。
メインカメラ(背面)はRedmi Note 13 Pro+ 5Gが『2億画素』の超高解像度に対応。1/1.4インチの大型イメージセンサーや光学式手ぶれ補正を搭載し、最大『4倍』のロスレスズーム撮影が可能。ミドルながらハイエンドよりの画質を得られます。
『Nothing Phone(2a)』のイメージセンサーも『1/1.56インチ』と大きめ。Ultra XDRというRAW画像を8フレーム用いた画像処理技術により、ディテールや明るさを拡張。より自然で高精細な表現が可能に。動画撮影時の手ブレ補正精度も高めです。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの充電速度は最大『120W』と、ハイエンドを含めてもトップクラス。120W充電対応の充電器が付属するのもポイントです。Nothing Phone(2a)も最大『45W』とストレスを感じない程度。ただしこちらは充電器『別売り』です。
円安によりスマートフォンの価格も年々上昇していますが、今まで『3~4万円以上のスマートフォンを購入したことが無い』という人であれば、『Redmi Note 13 Pro+ 5G』『Nothing Phone(2a)』を購入することで、体感的な満足感を得られるはず。
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Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5GとNothing Phone (2a)の主な仕様
Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5G | Nothing Phone (2a) | |
Soc | MediaTek Dimensity 7200-Ultra(4nm) | MediaTek Dimensity 7200 Pro(4nm) |
容量 | 8GB/256GB、12GB/512GB | 8GB/128GB、 12GB/256GB |
電池 | 5,000mAh | 5,000mAh |
充電速度 | 最大120W(充電器同梱) | 最大45W(充電器別売) |
重量 | 約204.5g | 約190g |
画面 |
|
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
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おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
防塵防水 | IP68 | IP54 |
スピーカー | デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) | デュアルスピーカー |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
SIM | nano SIM + eSIM | NanoSIM カード×2 |
指紋認証 | 画面内、AI顔認証 | 画面内、AI顔認証 |
Micro SDカード | 非対応 | 非対応 |
位置情報 | BeiDou B1、GPS L1、Galileo E1、GLONASS G1、QZSS L1、AGNSS A-GPS、A-GLONASSS、A-BDS | GPS (L1), GLONASS (G1), BDS (B1I), GALILEO (E1), QZSS (L1) |
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