スマートフォンを操作する頻度が圧倒的に増えるのは『ブラウジング』をしている時。『検索ワード入力』『ページスクロール』『進む・戻る』など様々。動画視聴や音楽鑑賞とは明らかに異なります。
操作のしやすさに大きな影響を与えるのが『タッチサンプリングレート(1秒間に画面がタッチに反応する回数)』。サクサク快適な操作感を得られるスマートフォンは、基本的に処理能力とタッチサンプリングレートが高いのです。
もっとも、表示に時間がかかる重たいサイトはGoogle検索で上位に表示されにくいので、ブラウジング自体は廉価なエントリークラスのスマートフォンでも比較的スムーズ。つまり安い端末ほど『タッチサンプリングレート』を重視すべき。
とても重要な指標ですが、端末によっては公式ページにタッチサンプリングレートが掲載されていない場合も。『Touch Sample Rate Test』『Touch Sampling Rate Checker』というアプリを使うと、比較的正しい(公式情報に近い)サンプリングレートの値を得る事が出来ます。実機を使って測定した結果が下記の通り。
AQUOS wish2 | AQUOS sense7 | Redmi 9T | Redmi Note 11 | Redmi Note 10 JE | Motorola moto g32 | |
Touch Sample Rate Test | 83Hz~100Hz | 142Hz | 142Hz | 166Hz~200Hz | 166Hz~200Hz | 166Hz~200Hz |
Touch Sampling Rate Checker | 58Hz~117Hz | 117Hz~125Hz | 117Hz~125Hz | 181Hz | 181Hz | 181Hz |
SHARPのAQUOSは、ハイエンド以外タッチサンプリングレートが低めの傾向。AQUOS sense7はカメラ画質が大幅に向上していたり、表示自体は綺麗。感度がやや低めなのはとても惜しい。
投稿が見つかりません。Redmi Note 11、Redmi Note 10 JE、moto g32はブラウジング用途で何の問題もなし。体感で言えばmoto g32がやや軽めの印象。また、3端末は操作性以外にもそれぞれ優れたポイントを持ちます。
Redmi Note 11
- 有機ELディスプレイ
- リフレッシュレート(画面が1秒間に書き換え可能な回数)90Hz
- 5,000mAhの大容量電池
- トリプルカードスロット(nanoSIM×2+Micro SDカード×1)
- 充電速度33W
- デュアルステレオスピーカー
- ピクセル統合技術採用カメラ
Redmi Note 10 JE
- リフレッシュレート(画面が1秒間に書き換え可能な回数)90Hz
- 4,800mAhの大容量電池
- 最高水準の防塵防水性能(IP68)
- おサイフケータイ対応(FeliCa)
- ピクセル統合技術採用カメラ
moto g32
- リフレッシュレート(画面が1秒間に書き換え可能な回数)90Hz
- 5,000mAhの大容量電池
- 128GBの大容量ストレージ
- トリプルカードスロット(nanoSIM×2+Micro SDカード×1)
- デュアルステレオスピーカー
- ピクセル統合技術採用カメラ
Redmi Note 11とmoto g32はSIMフリーモデルなので、通信キャリアを問わずにSIMを選べます。Redmi Note 10 JEはauとUQモバイルの専売モデル(au回線推奨)。SIMカードスロットも一つと、汎用及び拡張性の部分では2モデルに劣ります。ただしAmazonや楽天市場では価格が暴落。気になる人は探してみましょう。
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