Amazonがメーカーとして販売しているFireタブレットのサイズは『7インチ』『8インチ』『10.1インチ』の3種類。この中で『時短アイテム』としてお勧めしたいのが8インチの『Fire HD 8』と『Fire HD 8 Plus 』。
Fireタブレットは2つの対応アプリを同時に表示する『画面分割』に対応しています。スマートフォンでもお馴染みの機能ですが、最近のスマートフォンはアスペクト比『20:9』程度の縦長比率が主流。『16:9』比率がメインの動画はかなり表示が小さくなってしまいます。
Fire HD 8とFire HD 8 Plusは『16:10』のアスペクト比を採用。縦に持った状態で横幅に余裕があります。YouTubeであれば分割してもスマートフォンより少し小さい程度の表示。実用的な見やすさです。
同モデルの画面解像度は720p(1280×720ピクセル)。画面分割した状態でYouTubeを見るなら、640×720ピクセルに近い解像度が適当です。当てはまるのが『360p(640×360ピクセル)』か『480p(854×480ピクセル)』。
大画面に適した1080p(1920×1080ピクセル)の高解像度でストリーミング動画を観るには高速通信環境が必要となりますが、スマートフォンの画面サイズに適した480p程度であればそこまで速い通信速度は不要。ピッタリハマるのがmineoの『最大1.5Mbpsでデータ通信し放題』。
実際にmineoの『最大1.5Mbps』環境ででFire HD 8 Plusをテザリングしてみたところ、問題なく480pでYouTubeの動画を観る事が出来ました。月額990円(税込)から用意されている利用料金の安さも同サービスの魅力です。
画面の半分はYouTubeeを流し見するとして、もう半分を何に使うか。調べ物は文字打ちが必要となるので、外付けキーボードが無いとちょっと厳しい。お勧めの一つが『読書』です。
YouTubeは10分程度のコンテンツが多め。ただし10分間常に内容が濃いわけではありません。それは地デジ放送だろうと同じです。適当に流し見して、面白そうな場面を集中的に見るのがベスト。
本を読みながら、盛り上がった時だけYouTubeを見る。視線を上下に移動するだけなので超楽ちん。短時間で沢山の情報を詰め込めます。分割する位置を微調整出来るのもポイント高し。
2つめのお勧めはSNS。例えばTwitterなら、何かしら興味のある話題が見つかった時に呟きますよね。タイムラインを表示しておいて、たまにトレンドをチェック。呟く時だけ画面を拡大して文字を入力。そうすれば情報を逃さずに臨機応変な使い方が可能に。
そして3つめがレシピ表示。料理をしながらYouTubeを流し見したい。でもレシピを見ないと分量や手順が分からない。それならYouTubeとレシピをどちらも表示すれば良いじゃないですか!防水ケースに入れればさらに利便性が向上(ケースによっては操作しづらくなる場合あり)。自分流に色々とカスタムしてみましょう。
7インチのFire 7ではサイズ的に小さく解像度も足りない。Fire HD 10 だと大きすぎてかさばる。8インチの『Fire HD 8』『Fire HD 8 Plus 』であれば、家の中でも外でも2画面で使える。本当の意味での『2Way』仕様。時間が足りないと嘆いている人にお勧めな『時間有効活用アイテム』です。
Fireタブレット仕様
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 |
---|---|---|---|
7インチ | 8インチ(HD) | 8インチ(HD) | 10.1インチ(フルHD) |
1024×600(171ppi) | 1280×800(189ppi) | 1280×800(189ppi) | 1920×1200(224ppi) |
クアッドコア(2.0GHz) | クアッドコア(2.0GHz) | クアッドコア(2.0GHz) | オクタコア(2.0GHz) |
2GB | 2GB | 3GB | 3GB |
16GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB |
モノラル | Dolby Atmosステレオ | Dolby Atmosステレオ | Dolby Atmosステレオ |
Alexa(ハンズフリー) | Alexa(ハンズフリー、Showモード) | Alexa(ハンズフリー、Showモード) | Alexa(ハンズフリー、Showモード) |
最大10時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
282g | 355g | 355g | 465g |