【ミラキャスト最高】mineo（マイそく）の相棒にFire HD 8を選んだ理由。外出先でタブレット、家で大画面を実現

AmazonのFireタブレットは7インチ（Fire 7）、8インチ（Fire HD 8、Fire HD 8 Plus）、10.1インチ（Fire HD 10、Fire HD 10 Plus）の3サイズ展開。この中で、もっとも大きな画面サイズで『Amazonプライムビデオ』や『Netflix』を観られるのはどのデバイスか。

普通に考えれば、物理的に大きな『10.1インチ』のディスプレイを備えるFire HD 10かFire HD 10 Plus。しかしそうではありません。唯一『ミラキャスト』に対応し、10.1インチ以上の大画面に出力を行えるのが『Fire HD 8（2022）』と『Fire HD 8 Plus（2022）』です。

この記事に書いてあること

• Fireタブレットミラキャスト、HDMI、micro-HDMI対応状況（Amazonより）
• ミラキャストに対応するFire HD 8、Fire HD 8 Plus
• Fire HD 8の画面をパソコンのディスプレイにミラーリング表示
• Fire HD 8、Fire HD 8 PlusはMicro SDカードに対応
• mineo・povo2.0の24時間データ使い放題を使えば光回線不要でタブレットに動画をダウンロード
• 楽天ビックなら値上げしたFire HD 8を信じられない安さで購入出来る

Fireタブレットミラキャスト、HDMI、micro-HDMI対応状況（Amazonより）

Amazonが公表している情報を見ると明らかですが、Fireタブレットは一時から『ミラキャスト』『HDMIケーブル』『micro-HDMI』による大画面出力に非対応。

	Miracast（ミラキャスト）との接続	HDMIケーブルによる接続	micro-HDMIによる接続
Fire 7（第7世代）	×	×	×
Fire HD 8（第7世代）	×	×	×
Fire HD 10（第7世代）	×	×	×
Fire HD 8（第6世代）	×	×	×
Fire HD 10（第5世代）	○	×	×
Fire HD 8（第5世代）	○	×	×
Fire（ゲームコンソール）	×	×	×
Fire HDX 8.9（第4世代）	○	○	×
Fire HD 7（第4世代）	×	○	×
Fire HD 6（第4世代）	×	○	×
Kindle Fire HDX 7（第3世代）	○	×	×
Kindle Fire HDX 8.9（第3世代）	○	×	×
Kindle Fire HD（第3世代）	×	×	×
Kindle Fire HD 8.9（第2世代）	×	×	○
Kindle Fire HD（第2世代）	×	×	○
Kindle Fire（第2世代）	×	×	○

ミラキャストに対応するFire HD 8、Fire HD 8 Plus

Fire HD 8とFire HD 8 Plusは『FireOS 8.3.1.2』へのアップデートにより『ミラキャスト』機能が復活。Fire 7は2023年4月5日時点で『Fire OS 8.3.1.3』を採用（Fire HD 10は7.3.2.7）していますが、ミラキャストには非対応。今後対応する可能性は低いでしょう。

大画面へのキャスト機能は、タブレットよりもスマートフォンの方が一般的。ただし大画面出力は出来ても、Wi-Fi Allianceが策定する『ミラキャスト』に非対応の場合、コンテンツによっては著作権保護（HDCP）が働き画面が真っ黒に。NetflixやAmazonプライムビデオは観られません。

Fire HD 8の画面をパソコンのディスプレイにミラーリング表示

大画面出力する際のレシーバーとなるのが『Fire TV Stick』『Fire TV Stick 4K Max』。実際にFire HD 8（2022）の画面をFire TV Stick 4K Max経由でパソコンのディスプレイに出力してみました。

まずはFire TV Stick 4K Max付属リモコンのホームボタンを長押しして、『ミラーリング』の項目を表示。

Fire TV Stick 4K Maxを受信状態にした後は、Fire HD 8の上部スライドメニュー内から『画面ミラーリング』を選択。

Fire TV Stick 4K Maxの名称が表示されたらタップ（私の場合はハイパーガジェットTV）。

数秒待つとパソコンのディスプレイにFire HD 8の画面が表示。

動画（YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオ）を再生すると、パソコンのディスプレイだと少しだけ黒フチが残りました。解像度はFire HD 8のHD（1,200×800ピクセル）を踏襲している様子。32インチ程度までは問題のないレベル。

Fire HD 8の画面をOFFにすると、パソコンのディスプレイ側も表示が消えてしまいます。長時間動画を観る場合は、輝度を最低まで下げて（画面がついているいか分からない程度まで暗くなる）消費電力を抑えましょう。

Fire HD 8、Fire HD 8 PlusはMicro SDカードに対応

Fire HD 8、Fire HD 8 Plusは『Micro SDカード』に対応しているので、ストレージ容量の拡張が容易。Micro SDカードをセットすると、『このSDカードの用途』という内容が表示されます。

ここで『内部ストレージとしての使用』を選んでしまうと、AmazonプライムビデオやNetflixのコンテンツをMicro SDカードにダウンロードする事が出来ません。必ず『外部ストレージとして使用』を選択しましょう。

mineo・povo2.0の24時間データ使い放題を使えば光回線不要でタブレットに動画をダウンロード

mineo（マイそく専用）やpovo2.0の『24時間データ使い放題』を使用すれば、光回線を契約していなくてもまとめて動画をダウンロードすることが出来ます。mineoは利用料金を198円（税金）まで引き下げたので、是非一度使い勝手を試して欲しい！

私が契約しているmineoのマイそく（スタンダード）は、最大通信速度が『1.5Mbps』。通常Amazonプライムビデオを『HD（高画質）』で再生すると、途中読み込みが追いつかずに止まってしまう場合が殆ど。

ところが『Fire HD 8』と『Fire TV Stick 4K Max』をどちらもマイそく（スタンダード）のネットワークに接続し、Fire HD 8にダウンロードしたHD（高解像度）を外部ディスプレイにミラーリング表示すると、読み込みが止まることは一切なし。これはNetflixでも同じ状況でした。基地局ではなく、デバイス間でデータのやりとりをしているからだと思います。

8インチサイズだと、外出先への持ち運びも苦になりません。お昼休みは『Fire HD 8』『Fire HD 8 Plus』でドラマを楽しみ、家に帰ってきたら大きめな外部ディスプレイにミラーリング表示して映画を堪能とヘビロテ確定。わざわざ新モデルを買う必要は無いかと思っていたFire HD 8シリーズ。ミラキャストの為だけに買う価値ありです。

楽天ビックなら値上げしたFire HD 8を信じられない安さで購入出来る

ちなみにFireタブレットは2023年2月14日に一斉値上げ。Fire HD 8の通常販売価格は『13,980円（税込）～』となっています。

	発売開始当初	値上げ後
Fire 7（第12世代）	6,980円	8,980円
Fire HD 8（第12世代）	11,980円～	13,980円～
Fire HD 8 Plus（第12世代）	13,980円～	15,980円～
Fire HD 10（第11世代）	15,980円～	19,980円～
Fire HD 10 Plus（第11世代）	18,980円～	22,980円～

セール以外で値下げを行わないイメージの同製品ですが、楽天市場の『楽天ビック』では2023年4月5日現在『10,980円（税込）』という信じられない安さ（さらに楽天ポイント還元あり）。値上げ前に在庫をたっぷり用意していたのでしょうか。興味のある人は売り切れ前に急げぇ！

タブレットに関連する記事

一覧はコチラから