AnTuTu Benchmarkのトータルスコアが実測値で『130万』を超え、GPU性能が高めなので3Dゲームプレイを快適に行える8.8インチのタブレット『iPlay 70 mini Ultra』。

私は同デバイスを購入してから『ゲームをする時間』がどんどん長くなっています。その理由は『操作性』が格段に向上したから。『遊びやすさ』がとても重要であることに気付かされました。

処理能力高めなデバイスは『Micro SDカード非対応』の場合が殆どですが、iPlay 70 mini Ultraは最大『1TB』まで拡張可能。『グラフィックの美しい3Dゲーム』『高解像度動画・音楽』をどちらもたっぷり保存可能です。
8インチ台のタブレットは、『通勤』『通学』の際に電車やバスの中でも邪魔にならない絶妙なサイズ。使い方次第では、利用頻度がスマートフォンを上回るかもしれません。

使い勝手がとても良いiPlay 70 mini Ultra。外出先で『ゲーム』『動画視聴』をする場合は、Bluetoothイヤフォンを利用(イヤフォンジャック非搭載)。
Bluetooth(2.4GHz)はケーブルの患わしさから解放されるのが大きなメリット。しかし電車の中など人が混み合う環境では、電波干渉を起こしやすくなります。『LDAC』の様な音質重視のコーデックを高いビットレートで接続していると、ブツブツ『途切れ』が発生。
iPlay 70 mini Ultraは『Qualcomm』社のSoc(Snapdragon Sound™テクノロジースイートに対応するSnapdragon 7+ Gen 3)を採用。その恩恵として、環境やコンテンツに合わせてビットレートの自動調整を行う『aptX Adaptive』をサポート。
コーデック名 | aptX | aptX Adaptive | LDAC |
開発元 | Qualcomm | Qualcomm | Sony |
最大ビットレート | 352/384 kbps (固定) | 279~420 kbps (可変) | 330/660/990 kbps (選択) |
最大サンプリング周波数 | 48 kHz | 96 kHz | 96 kHz |
最大ビット深度 | 16 bit | 24 bit | 24 bit |
遅延 (目安) | 約 100~150 ms | 約 50~80 ms (低遅延モード時) | 約 100~250 ms (ビットレート依存) |
適応性 | なし | あり (環境に合わせて可変) | モード選択 (手動/自動) |
特徴 | 標準的な高音質 | 音質、遅延、安定性のバランス | 高ビットレートでの高音質志向 |
aptX Adaptiveに対応するBluetoothイヤフォン(AVIOT TE-BD21j-ltd)をiPlay 70 mini Ultraにペアリングすると、上部に『Qualcomm aptX Adaptive』のロゴが表れます。
Qualcomm aptX Adaptiveの『ON/OFF』は、ペアリングした状態で『設定』→『接続設定』→『イヤフォン名(AVIOT TE-BD21j-ltd)』から(モデルによって異なる場合あり)。
『aptX Adaptive』に加え、iPlay 70 mini Ultraでは設定を変更することでBluetoothの次世代音声規格である『LE Audio』の利用も可能に。

基本的には『音質』と『途切れ/遅延』がトレードオフ。LE Audioに含まれる『LC3』は、『低いビットレートで高音質』といういいとこ取りを実現したコーデック。

Bluetooth SIGより

Bluetooth SIGより
iPlay 70 mini UltraでLE Audioを利用可能にするには、まず『開発者オプション』を表示させる必要があります。『設定』→『タブレット情報』→『ビルド番号』を開発者オプションが有効になるまで数回タップ。
『設定』→『システム』→『アプリ開発オプションを設定する』から『LE Audioの切替をデバイスの詳細に表示』をONに。これだけです。
LE Audioに対応するイヤフォン(ヘッドフォン)をペアリングすると、デバイスの詳細に『LE Audio』のON/OFF設定が表示されます。
LE AudioをONにすると、一部純正アプリを使えなくなる場合があるので、どちらを優先するかでON/OFFを切り替えましょう。
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