スマホの『性能アップ』で変化を感じづらくなった人にこそお勧めしたい、外出先でも扱いやすい『8インチ』のタブレット
快適な生活を送る上で『必需品』のひとつであるスマートフォン。『AnTuTu Benchmark』『Geekbench』『3DMark』といった代表的なベンチマークアプリで検証する限り、『CPU』『GPU』などを集積するSocが、アップデートの度に性能アップを遂げているのはほぼ間違いなし。
『5年前に購入したスマートフォンを久しぶりに買い替えた』のであれば、『動作速度の向上』『画面が明るくなった』『電池もちが良くなった』など明確な体感差を得られるはず。しかし機種変のスパンが短い場合は『変化』が乏しくなりがち。
せっかく新しいスマートフォンに買い替えても、『違いがあまり分からない』というのは気分が下がります。私は仕事柄、数ヶ月おきに新しい端末を購入。『分かりやすい変化(進化)』を求めてしまうと、どうしても『カメラ(写真)』の検証がメインに。
久しぶりに『大きな変化』を感じられたのが、8インチ台のタブレット『iPlay 70 mini Ultra』。自身初のALLDOCUBEデバイスです。

10インチを超えるタブレットは『簡易ノートパソコン』的な扱いがメインに。視認性が向上するのは間違いないですが、混み合った『電車』『バス』での利用には適しません。
8インチ台のタブレットは『片手持ち』を出来る程度の横幅。10インチ超えと比較して『スマートフォン』に近い使い方が可能。
今回は8.8インチの『iPlay 70 mini Ultra』を実際に利用して感じた『スマートフォンからの改善ポイント』を5つ紹介します。

文字を打ちやすい(誤入力が減る)

左:iPlay 70 mini Ultra(約8.8インチ)、右:OPPO Reno11 A(約6.7インチ)
上画像右側は、約6.7インチの大画面を採用するスマートフォン『OPPO Reno11 A』です。大きめなスマートフォンと比較しても、約8.8インチの『iPlay 70 mini Ultra』は圧倒的にキー面積が広く打ちやすいです。

普段スマートフォンで文字を入力していて『誤って隣のキーをタップしてしまう頻度が高い』という人は、8インチタブレットを使用することで改善されるかもしれません。
文字を読みやすい(目が疲れづらい)

左:iPlay 70 mini Ultra(約8.8インチ)、右:OPPO Reno11 A(約6.7インチ)
電子書籍の文字サイズを『読みやすい程度』に調整すると、スマートフォンでは『ページ送り』の回数が増えて没入感を削がれてしまいます。

『iPlay 70 mini Ultra』では、『読みやすい文字サイズ』のまま1画面に表示可能な文字量を増やせるので、スクロールの回数が減り作品の内容により集中出来る環境に。
高解像度ディスプレイを採用している場合は(iPlay 70 mini Ultraは2,560×1,600px)、ブラウザ(Chrome)でWEBページを開くとデフォルトの文字サイズがやや小さめ(滲みはなく綺麗)。

文字サイズの変更は、Chrome内右上の・が縦に3つ並んだマークから『設定』→『ユーザー補助機能』→『デフォルトのズーム』から。パーセンテージに合わせて表示が大きくなります。

Chromeより

100%

125%

150%
2画面の分割表示を実用的に使える(タムパが上がる)

左:iPlay 70 mini Ultra(約8.8インチ)、右:OPPO Reno11 A(約6.7インチ)
『YouTube(動画)』『電子書籍』『メモ』『WEBページ』『音楽』『SNS』など、異なるアプリを1つのディスプレイ上に表示出来る便利な分割機能。

スマートフォンの画面サイズでも使えないことは無いですが、iPlay 70 mini Ultraでは『iPhone SE(第3世代)2つ分』程度の実用的な視認性で上下(もしくは左右)に分けて表示可能。
『動画を観ながら本を読む』『調べ物をしながらメモをとる』など、2つの作業を平行して進められます。この効率的な使い方は『8インチタブの醍醐味』と言えるでしょう。

ゲームの操作性が格段に上がる(楽しさ倍増)

iPlay 70 mini Ultra(約8.8インチ)
私は日常的に『スマホゲームで遊ぶ』というタイプでは無いのですが、iPlay 70 mini Ultraを購入してからプレイ時間が明らかに長くなっています。
『臨場感』『視認性』の向上ももちろん理由に挙がるのですが、個人的には『操作しやすくなった』ことが何よりも大きい。

スマートフォンでは『コントローラー』『プレイ画面』が狭いスペースに詰め込まれていると感じます。外付けコントローラーを追加すると改善されるのかもしれないですが、Android用は相性の良いコントローラーが中々見つからない印象。

左:iPlay 70 mini Ultra(約8.8インチ)、右:OPPO Reno11 A(約6.7インチ)
8インチタブレットでは表示領域に余裕が生まれ、外付けせずともプレイ画面の外側に『コントローラーが付いている』ような環境でプレイ可能に。これは新たな発見でした。

AI(Gemini)の利便性が向上
GoogleのGeminiは『2GB以上のRAM』『Android 10以降』を搭載していればインストール可能。端末スペックのハードルはかなり低めです。

Geminiは『YouTube(Music)』『Google Map』『Google keep』『Googleカレンダー』『Googleドライブ』『Googleドキュメント』など様々な関連アプリと連携(一部バージョンでは非対応の場合あり)。
『YouTubeで◯◯の曲開いて』『Googleマップで◯◯までの経路を案内して』といったサービスをまたいだ使い方に加え、『栄養を吸収しやすい食べ物の組み合わせを15通り出して』『アフリカの森林の中を夕日に向かって象と三毛猫が一緒に歩く画像を作って』など指示に合わせて様々なデータを短時間で生成。

Geminiより

Geminiより

プロンプト(指示)は音声入力にも対応しますが、場所を問わず行えるのは文字入力。8インチタブレットが持つ文字を『打ちやすい』『読みやすい』といった利点は、AI利用時に有効です。
