Samsungは8月11日に最新モデルとなる『Galaxy Z Fold3 5G』をリリースしました。同モデル最高レベルの防水規格『IPX8』に準拠。さらにUPC(アンダースクリーンカメラ)を搭載し、Sスタイラスペンをサポートします。
リリースから数日が経過した8月16日、SamsungははGalaxy Z Fold3 5Gのディスプレイに関する詳細を発表。その内容によると、従来の『OLED』パネルではなく、同社最新技術となる『Eco OLED』パネルを初採用しているとの事。
Eco OLEDはOLEDと比較して消費電力を25%削減し、さらに光透過率が33%向上。パネルの光透過率が上がると、その分フロントカメラの光取得量がアップ。光量が増えて高画質になるのはフロントカメラ、リアカメラともに同じ。省電力化に加え自撮り画質の向上にも寄与するEco OLEDパネル。今後UPCの普及に間違いなく貢献するでしょう。
また、Ice universeがTwitterに投稿した内容によると、Galaxy Z Fold3 5Gは『ラウンドダイヤモンドピクセル配列』も初採用。解像度はGalaxy Z Fold2 5Gと同じですが、サブピクセルの総数が増えた事でより鮮明な表示が可能になったとしています。
Wow, Fold3 first uses Samsung’s Round diamond pixel arrangement. The pixel point is round, the upcoming iQOO PRO E5 screen is also such a arrangement. It is said that the new arrangement makes the fold3 screen look more clearer than FOLD2, and their resolution is the same. pic.twitter.com/sfIj9LB8rN
— Ice universe (@UniverseIce) August 16, 2021
価格は1,799ドル(19万7千円程度)~と高額なGalaxy Z Fold3 5G。ただし価格相応となる最高の技術が凝縮されているのは間違いないでしょう。ディスプレイの完成度を実際に確かめてみたくなりました。