画素サイズが1.7µmに拡大し、光を47%多く取り込めるようになったとされるiPhone 13のメインカメラ。iPhone 12シリーズでは最上位モデルとなるiPhone 12 Pro Maxにのみ搭載されていたセンサーシフト光学式手ブレ補正機能が利用可能になるなど、技術面でも性能アップが行われています。
ただし元々明るく撮るのが得意で手ブレもしづらいイメージのiPhone。前モデルとなるiPhone 12 miniから明確な進化は遂げているのか。GoogleのPixel 5a、3万円台で購入可能な激安スマホRedmi Note 10 ProにGCamをインストールして、合計4台で撮り比べを行いました。前世代との比較、そしてGoogleカメラとの比較をあわせてご覧ください!
性能アップしたiPhone 13のカメラ!iPhone 12 mini、Redmi Note 10 Pro、Pixel 5aと撮り比べ!
比較1:iPhone 13は深みのある色合いに。ただし黄色が強めなのでAndroidよりは軽やか
小さいアベリアという花を撮影。Googleカメラと同じくオートフォーカスが得意なiPhone。ピントを合わせづらい被写体にもバッチリフォーカス。iPhone 12 miniとiPhone 13の違いは色。iPhone 12 miniはやや淡白なのに対し、iPhone 13は全体的に深みが増しています。画素サイズが拡大した事でダイナミックレンジが広がったのでしょう。ただしRedmi Note 10 Pro、Pixel 5aと比べるとまだ少し軽い印象。黄色が強めなのでそう感じるのかもしれません。
比較2:背景まで明るく撮るiPhone。Googleとの絵作りの違いがハッキリと表れた1枚
比較2はiPhoneカメラの『明るさ』が際立つ1枚に。金木犀の被写体のみならず後方の背景までもが明るいです。陰った部分も日が差し込んでいるかの様な描写です。iPhone 13ではコントラストが少し強めに出ており、立体感は増すも花びらが単色化。よって進化ととれるかは判断が難しいところ。Redmi Note 10 Pro、Pixel 5aはメインの被写体を目立たせる事に重点を置いているので、AppleとGoogleで絵作りがハッキリと分かれています。
比較3:iPhone 12 mini、iPhone 13は光の扱いに苦戦。ノイズも発生しザラつきのある描写に
光の扱いが難しい強めの逆光。iPhone 12 miniは明らかに光が入り込みすぎており、画像全体が白っぽい仕上がりに。ノイズの多さも気になります。iPhone 13は光の量をある程度抑えていますが、Redmi Note 10 Pro、Pixel 5aと比較するとザラつきが目立ちます。ハードウェア的にはPixel 5aが一番低スペックな筈なので、Googleのソフトウェア処理技術が秀でてるという事でしょう。
比較4:Redmi Note 10 Proが価格を超えた完成度の高い描写力を魅せつける
比較4は逆光+日陰という悪条件が重なった場所で撮影。iPhone 12 miniは光を制御しきれていない印象。iPhone 13は光を抑えるも日陰の部分が暗くなりすぎ。Pixel 5aも全体が白っぽくなり不自然に。ベストショットは最廉価モデルとなるRedmi Note 10 Proですね。3万円台の価格からは考えられない恐るべし描写力。F値1.9のレンズと1/1.52インチセンサーの相性が余程良いという事か。
比較5:ソフトウェア勝負ではGoogleに軍配か。iPhone 12 mini、iPhone 13は空が白飛び
日陰から日差しが強めの広場を撮影。ピントと露出は左下のベンチに合わせています。通常暗めな場所に露出を合わせるとiPhone 13、iPhone 12 miniの様に空が白飛びします。比較5に関しては残念ながらiPhone 13に改良は見られませんでした。白飛びを抑えようと空に露出を合わせると、今度はベンチの辺りが暗くなりすぎるのが通常。Redmi Note 10とPixel 5aはソフトウェア技術を駆使して露出を微調整。不自然さなく空を残しています。
iPhone 13のカメラはiPhone 12 miniから進化したのか?Redmi Note 10 Pro、Pixel 5aと撮り比べた結果は
iPhone 13では露出の調整に変化を感じましたが、iPhone 12 miniのカメラと劇的な違いがあるのかと言えばそれは『NO』です。まだ夜景を撮影していないので総合的な評価とは言えませんが、過度な期待をすべきではないのは間違いないでしょう。
カメラ画質を重視してスマートフォンを購入するのであれば、Redmi Note 10かPixel 5aを選択した方が間違いなくコストパフォーマンスは高いです。ただしiPhone 13はA15 Bionicのパフォーマンスが素晴らしく、GPU性能はダントツ。通説ではありますが、カメラはAndroidでゲームはiPhone。自分にとって利用頻度の高い方を冷静にセレクトしましょう。
投稿が見つかりません。 投稿が見つかりません。Redmi Note 10 Proで使えるGCamのダウンロードはコチラから
GCamはGoogle Playの認証を受けていない野良アプリです。端末とバージョンが合わなければアプリが起動出来ない場合も。私がRedmi Note 10 Proにインストールして不具合なく使えているのは『8.2.204.362396359.12』というバージョンのGCam。コチラのページ内からダウンロード可能です。
iPhone 13の通常販売価格(税込)、取り扱い店舗
通常販売価格:
- 128GB:98,800円
- 256GB:110,800円
- 512GB:134,800円
取り扱い店舗:
iPhone 13の主な仕様
iPhone 13 | |
---|---|
Soc | A15 Bionic |
容量 | 128GB、256GB、512GB |
電池 | 3,095mAh |
充電 | 最大15WのMagSafeワイヤレス充電、最大7.5WのQiワイヤレス充電、USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電高速充電に対応:30分で最大50%充電12(別売りの20W以上のアダプタを使用) |
重量 | 約170g |
画面 | 6.1インチ |
素材 | ディスプレイ:ガラス フレーム:アルミニウム |
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
|
センサー | Face ID、3軸ジャイロ、加速度センサー、近接センサー、気圧計、環境光センサー |
位置情報 | 内蔵GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、 |
スピーカー | ステレオ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
SIM | デュアルSIM(nano‑SIMとeSIM)、デュアルeSIMに対応 |
対応バンド |
|
iPhone 13にお勧めな格安SIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
Pixel 5、Pixel 5a(5G)のスペック&価格比較
Pixel 5 | Pixel 5a | |
---|---|---|
Soc | Snapdragon 765G 5G | Snapdragon 765G 5G |
容量 |
|
|
電池 | 4,000mAh(有線:最大18W充電、無線:最大12W充電) | 4,680mAh(有線:最大18W充電) |
重量 | 151g | 183g |
画面 |
|
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
|
メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
|
防水防塵 | IP68 | IP67 |
オーディオ |
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おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
価格 | 74,800円 | 51,700円 |
Google Pixel 5a(5G)にお勧めな格安SIM
- 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 77 / 78
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
docomoの周波数帯対応状況(グローバルモデル)
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
Redmi Note 10 Proに関連するレビュー
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Redmi Note 10 Proの主な仕様
Redmi Note 10 Pro | |
---|---|
Soc | Snapdragon 732G(8nm)
|
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 5,020mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 193g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
深度測定カメラ
|
防水防塵 | IP53 |
オーディオ | デュアルスピーカー、3.5mmヘッドフォンジャック、ハイレゾオーディオ認定、ハイレゾオーディオワイヤレス |
Redmi Note 10 Proにお勧めな格安SIM
- 4G:FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66
TDD-LTE B38/40/41(2545-2650MHz) - 3G:WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM 850 900 1800 1900 MHz
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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