株式会社ショーケースが運営するスマートフォン情報メディア『bitWave』が『iPhone 13に関する意識調査 2021年8月』の調査結果を発表。『日本在住の10~60代の男女500名』を対象として、8月6日に調査が行われています。回答者がiPhoneユーザーであるとは書かれていませんが、実用的な希望が多いので、実際にiPhoneを使っているユーザーの声が多数でしょう。
1位は『バッテリーの向上で』346人。2位は『より安い価格』で326人。3位は『カメラ機能の向上』で198人。4位は『指紋認証』で146人となっています。マイナビニュースが公開しているiPhoneが搭載している電池容量は以下の通り。
モデル名 | バッテリー容量 | ビデオ再生 | オーディオ再生 |
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iPhone 12 Pro Max | 3,687mAh | 20時間 | 80時間 |
iPhone 12 Pro | 2,815mAh | 17時間 | 65時間 |
iPhone 12 | 2,815mAh | 17時間 | 65時間 |
iPhone 12 mini | 2,227mAh | 15時間 | 50時間 |
iPhone SE(第2世代) | 1,821mAh | 13時間 | 40時間 |
iPhone 11 Pro Max | 3,969mAh | 20時間 | 80時間 |
iPhone 11 Pro | 3,046mAh | 18時間 | 65時間 |
iPhone 11 | 3,110mAh | 17時間 | 65時間 |
iPhone XR | 2,942mAh | 16時間 | 65時間 |
iPhone XS Max | 3,174mAh | 15時間 | 65時間 |
iPhone XS | 2,658mAh | 14時間 | 60時間 |
iPhone X | 2,716mAh | 13時間 | 60時間 |
iPhone 8 Plus | 2,675mAh | 14時間 | 60時間 |
iPhone 8 | 1,821mAh | 13時間 | 40時間 |
iPhone 7 Plus | 2,900mAh | 14時間 | 60時間 |
iPhone 7 | 1,960mAh | 13時間 | 40時間 |
iPhone SE(第1世代) | 1,624mAh | 13時間 | 50時間 |
iPhone 6s Plus | 2,750mAh | 14時間 | 80時間 |
iPhone 6s | 1,715mAh | 11時間 | 50時間 |
iPhone 6 Plus | 2,915mAh | 14時間 | 80時間 |
iPhone 6 | 1,810mAh | 11時間 | 50時間 |
出典:マイナビニュース
一番大きい電池容量を持つ『iPhone 12 Pro Max』が『3,687mAh』。それ以外の端末は全て3,000mAhを切っています。iOSが省エネ駆動だというのは良く聞く話ですが、最近のAndroid端末は少なくても4,000mAh以上の電池容量を搭載しています。そして『電池持ちが悪い』といった声は、一時期と比較して殆ど聞かれなくなりました。
電池容量が少ない分軽量であれば良いのですが、iPhone 12 Pro Maxは226gとAndroidの中でも稀な重量級。iPhon 12 Proも187gと標準的な重さ。iPhone 12でようやく162gと軽い領域に入ります。それでも電池容量を鑑みると正直重すぎ。
ちょっと意外だったのは『より安い価格』。iPhoneユーザーは高級なAppleブランドを持つ事にステータスを感じているものと想像していたのですが、『安さ』を求めているのであれば、それはもしかしたら違うのかもしれません。下記がiPhone現行モデルの価格です。
- iPhone SE 64GB(第二世代):49,280円(税込)~
- iPhone XR 64GB:60,280円(税込)~
- iPhone 11 64GB:71,280円(税込)~
- iPhone 12 mini 64GB:82,280円(税込)~
- iPhone 12 64GB:94,380円(税込)~
- iPhone 12 Pro 128GB:117,480円(税込)~
- iPhone 12 Pro Max 128GB:129,580円(税込)~
最も安いiPhone SE(第二世代)が49,280円(税込)~。他のiPhoneと比較すると確かに安く感じますが、画面が4.7インチ、カメラがシングルレンズである事を考慮すると正直使い勝手の悪さを感じてしまいます。
カメラ画質の向上を求めているのは、恐らく廉価モデルを使用している人でしょうか。私はiPhone 12 miniを所有していますが、カメラのクオリティは正直高めだと感じています。しかしAndroidでは3万円台のRedmi Note 10 Proで同等の画質を得られてしまうので、カメラに特化して言うのであればやや割高かもしれません。
マスクの着用が日常化され、一番ストレスを感じているのは間違いなく顔認証がメインのロック解除機能となるiPhoneユーザー。Apple Watchと連携させればマスク着用時でもロックの解除が可能となりましたが、いかんせんその為に『Apple Watchを購入して身につける』必要があるので、敷居はかなり高いです。Bloombergなど有名メディアの情報によると、iPhone 13シリーズでも指紋認証は非対応(テスト段階中)の見込み。
Androidで指紋認証機能を搭載していない端末はほぼゼロ。側面、背面、ディスプレイ内のいずれかに用意されています。『指紋でロック解除出来ない』という状況が考えられないので、現状でiPhoneに移行する人は相当減っている様な気がします。
iPhoneにストレスを感じつつも、利用しているアプリの兼ね合いなどでAndroidへの機種変更を躊躇している人は沢山いるかと思います。しかし一度Androidに移行してしまえば『価格』『カメラ』『デザイン』『スペック』『機能』などが選びたい放題。勇気を出して第一歩を踏み出してみては。