10月12日、半導体不足によりAppleが最新モデルとなるiPhone 13の生産台数を最大1,000万台減産する事をブルームバーグが報じました。減産の発表により株価は一時140ドルを割り込む状況に。
短期間で円安ドル高が進み、物価の高騰が続く日本市場。大規模な金融緩和が行われていた昨今とは状況が違うので、今後スタグフレーションに陥る可能性が日に日に高まっています。
スタグフレーションは物価高による景気の停滞。今は円安に加えて原油価格が上がっているので、これから冬に向けて買い控えをする人は当然増えるでしょう。買い控えが起きれば今は在庫切れのiPhoneやiPad miniが本来は入手しやすくなります。しかし今回の減産報道により、しばらくは消費が衰えず手に入りづらい状況が続くかも。
手に入りづらいものはフリマアプリなどにおいてプレミア価格で売買される事になります。最近よく耳にする『転売』が成立するのは、一部製品の需要と供給のバランスがとれていないから。
ただし、すでに持っているものが買った時以上に高値で売れると知って、売却したいと思うのは至って普通の心理。それが無ければ鑑定団は番組として成立しません。転売だろうと陰口を叩く人がいるかもしれませんが、そんなのは無視すれば良いだけの話。
試しにメルカリやラクマといったフリマアプリを開いてみてください。iPhone 13シリーズやiPad mini 6が定価以上の価格で取り引きされています。つまりこれらを売るベストなタイミングは間違いなく『今』なのです。
今後スタグフレーションが進めば、例え減産されたとしても在庫余りが発生する可能性は上がります。手に入りやすい高額製品は中古市場の価格が一気に下落。数が多いほどそのスピードは早まります。プチバブル崩壊状態ですね。
景気が停滞してモノが流通しなくなると、中古市場はもとより全体の物価が落ち始めます。ただし上がり続ける物価に無理やり生活水準を合わせていると物価を下げる為の政策は一向に行われません。一度みんなでブレーキをかける必要があるのです。
無理して高額なiPhoneを買ってしまったと後悔している人は、今すぐフリマアプリに出品しましょう。他にも安くて高性能なスマートフォンはいくらでもあります。見栄をはって自分の生活を切り詰めるのはやめるべき。少なくとも自分の得にもなりませんから。
円安下だと大企業は海外に拠点を移し、日本に法人税を支払わなくなります。落ちた税収は国民が補填する事になるので、今後何かしらの税金が上がる可能性も。これからしばらく続くかもしれない円安、物価高、増税に備えて無駄な買い物はせず、スマートフォンの購入代金や通信コストは出来るだけ低くおさえるように心がけましょう。
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