格安な『SIM』『プラン』『キャリア』は結局どれが正解なのか?mineo、LINEMO、楽天モバイルの違いを解説

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スマートフォンを持つ笑顔の男性

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コスト削減により格安SIM並みの低料金でMNO品質を提供する格安プランのLINEMO

LINEMOは通信キャリア『SoftBank』の格安プラン。手続きを『オンライン』に限定することで大幅なコストカットを行い、MNOながらMVNO並みの料金設定でサービスの提供を行っています。

私の利用環境では『平日のお昼』も通信速度が安定しており、5G接続だと100Mbpsを下回ることの方が稀。格安ながらMNOの強みを実感出来ます。

LINEMO通信速度2

AQUOS sense9を使用してLINEMO(SoftBank回線)の通信速度をfast.comで実測(2024年12月25日午後0時6分)

速度2

POCO X7 Proを使用してLINEMO(Softbank回線)の通信速度をfast.comで実測(2024年2月25日午後8時55分)

※通信速度は通信を行う場所、時間、利用人口密度などにより異なる場合があります。

優れた通信品質ながら、『LINEMOベストプラン』は『月額990円(税込)』というMVNO並みの安さで『3GB』まで利用可能。3GBを超えると『7GB』自動的に増量され、基本料金が『2,090円(税込)』に上がる2段階式。

いざという時にしっかり使えるLINEMO。『低容量』『低額』なLINEMOベストプランは優秀な『サブSIM』としても機能。大容量の格安SIMと組み合わせて利用するといった使い方もお勧めです。

上位の『LINEMOベストプランV』は、2025年2月1日にサービス内容をアップデート。月額基本料金を『2,970円(税込)』に据え置きたまま、月間データ容量を20GBから『30GB(30GB〜45GBまでは最大1Mbps)』へと増量しました。

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LINEMOベストプランVには『5分かけ放題(通話準定額)』が無料で付帯。通常1,650円の『24時間かけ放題(通話低額)』も1,100円で追加することが可能です。

通常の通話料金は『22円/30秒』なので、5分程度の通話を月に5回行えばそれだけで『+1,000円』。LINEMOベストプランVであれば、『月間データ容量30GB』と『24時間かけ放題』がセットで『4,070円(税込)』に抑えられます。

『LINEMOベストプラン』『LINEMOベストプランV』には、共通で『LINEギガフリー』という無料サービスが付帯。『音声通話・ビデオ通話』『トークの利用(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信)』など、対象となるLINEアプリ機能利用時に通信がノーカウントに。

LINEMOベストプランは月額990円〜で同サービスを利用出来るので、『LINEで頻繁にビデオ通話をする』といった人はコストパフォーマンスが爆上がりとなるでしょう。

PayPay(残高/ポイント)で基本料金・通話料金の支払い(PayPay請求充当)を行うことも可能なLINEMO。『SoftBank』の恩恵を通信以外の部分でも受けられます。

LINEMOを選ぶべき人

都心に通学/通勤しているなど、人口密度の高い場所でスマートフォンを利用する機会が多い人は、格安SIMよりも通信キャリアの『格安プラン』が適していると言えます。

通信キャリアが提供するメインプランからの乗り換えで、『月額コストを抑えたい』『通信品質を極力落としたくない』といった目的にも合致しているかと。

LINEMOを選ぶべきでは無い人

『通信速度にこだわらない』『スマートフォンで動画を観る時間が長い』という人は、月額2,178円(税込)で利用可能なmineo『マイピタ(20GB)』の方がお勧め。

またLINEMOは『サポート』がオンラインに限定されるので、『スマートフォンに不慣れ』『身の回りに設定を行ってくれる人がいない』といった環境だとややハードルが上がります。

帰宅後に『タブレットやパソコンで動画を観る』時間が長い場合は、『LINEMOベストプランV』の30GBでも月の途中で『速度制限』となる可能性が高いです。同程度のコストで自由度は上の『楽天モバイル』を検討しましょう。

 

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LINEMOベストプラン、LINEMOベストプランVに関する補足

※5分超過の国内通話料は従量制、一部対象外の通話あり(LINEMOベストプランV)
※時間帯により速度制御の場合あり
※オンライン専用
※表記は基本料金

詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください。

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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