『テザリング』と言えば、一般的には『Wi-Fi』を使って行うものです。無線通信規格には他に『Bluetooth』もありますが、通信速度はWi-Fiの方が遥かに上。高速通信を活かすならWi-Fiを選択すべき。
通信速度ではWi-Fiに劣りますが、低消費電力性に優れるのがBluetoothの特徴。イヤフォンやスマートウォッチなど、電池容量の小さいデバイスとスマートフォンの接続に多く用いられています。
スピーカーも持ち運び可能な充電式のものは基本的にBluetooth接続。AmazonのスマートスピーカーEchoシリーズはWi-Fi接続に対応しますが、消費電力が大きいので手のひらに乗る小型タイプでもAC電源です。
ahamoやLINEMOをの様にある程度通信速度の速い通信サービスで一定時間テザリングする場合は、Wi-Fi接続の方がパフォーマンスが上がるかもしれません。
しかしmineoの『パケット放題Plus』は、通信がカウントされない節約モード時の速度を最大『1.5Mbps』に引き上げてくれるオプション。長時間の通信が前提となるるだけでなく、通信速度に依存しないのでWi-Fiとの相性はあまり良くないと言えます。
テザリングはWi-FiだけでなくBluetoothで行う事も可能。ただし接続の仕方がやや特殊なので、分からないという人は以下の記事を参考に挑戦してみてください(端末やメーカーによって若干異なる場合あり)。
実用性を確かめるため、パケット放題Plusに申し込んだmineoのSIMをMotorola moto g31に差し込み、節約モードに切り替えてXiaomi 11T ProとBluetoothテザリング。
Xiaomi 11T Pro側で通信速度を実測してみると『1.3~1.4Mbps』を記録。パケット放題PlusとBluetoothテザリングの相性はまさにドンピシャ。YouTubeを観たりネットサーフィンしてみましたが何の問題もありませんでした。
スマートフォンは本来離れた場所にある基地局を経由してデータ通信を行います。しかしテザリングを用いると通信距離が端末~端末の間で完結。その分消費電力を抑えられます。
つまりBluetoothテザリングは『通信規格』『通信距離』を変える事により、メイン端末を『二重に節電』出来るのです。サブ機を所有しているmineoユーザーは是非お試しください!
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