mineoとOCNモバイルONE、IIJmioのDual SIMで構築出来る『自由』で『超激安』な楽しい節約スマホ環境

スマホ節約術

円安原油高が同時に進み、あらゆる物価の上昇が今後止まらなくなる危険性がある昨今。スマートフォンは出来る限り安く購入し、月々に発生する通信ランニングコストも抑える必要があります。

ただし動画を観たり音楽を聴くといった娯楽用具の一つであるスマートフォン。日常的に節約を強いられ、さらに娯楽まで奪われてしまっては人生がつまらなくなる一方。そんな状況を避けるには『安く自由に楽しく使える通信環境』を整えるべき。

とはいえ、通信キャリアが用意している格安プラン『ahamo』『LINEMO』の通信容量は通常プランで『20GB』。動画や音楽を楽しむには少々物足りなさを感じます。もっとも、20GBを使い切った後でも最大『1Mbps』の速度で通信出来るので、解像度や音質を落とせばエンタメ環境の維持は可能。

最大『1Mbps』の通信環境でスマートフォンを利用した事がある人であれば、最大『1.5Mbps』の速度がどれくらい実用的かを想像出来るはず。制限時の速度を最大1.5Mbpsに引き上げるオプションを『ahamo』『LINEMO』が月額千円で提供すれば、申し込むユーザーはそれなりに多そうです。

節約モード(通信カウントなし)の速度を最大『1.5Mbps』に高速化するオプションサービスを提供しているのが格安SIMの『mineo』。千円どころか月額『385円(税込)』で利用可能。私はこのオプションを目的としてmineoを契約しました。

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最大『1.5Mbps』の恩恵を受けられるのはユーザーだけではありません。mineoはMVNOなので通信キャリアから回線をレンタルしてサービスの提供を行っています。回線に上限があるので、通常MVNOは通勤通学、お昼休みの時間帯に著しく速度が低下。

ピーク時の速度を高めるにはレンタルする回線を増やす必要があります。しかし当然それに合わせて通信料金も上がる事に。『安く速く』を実現するのは現実的にとても難しいのです。

最大通信速度『1.5Mbps』のユーザーが増えれば、適正な投資で安定した通信サービスの提供が可能に。フルHD以上の解像度でストリーミング動画を観たり、容量の大きいアプリデータをダウンロードするといった使い方をしない限り、スマートフォンで光通信レベルの通信速度を必要とする機会は殆どありません。

不便を感じない程度の通信速度を大容量で使える方が、実は多くの人にとって利便性は高いという事になります。mineoパケット放題 Plusは3日間で10GB以上データ通信すると速度制限を受ける可能性がありますが、それでも月に最低100GBは使える計算。データ専用のシングルタイプと組み合わせれば月額1,265円(385円+880円)でかなり自由度の高いデータ通信環境が手に入るのです。

mineo通信速度

データ通信はmineoパケット放題 Plusでバッチリ。あとは『スマートフォン本体』と『通話』にかかるお金をどれだけ下げられるか。ダントツでお勧めなのはOCNモバイルONEIIJmio。両社は音声対応SIMの月額利用料金が安いだけでなく、通話料金が他社の半額程度となる11/30秒(税込)。通話用のSIMとしては最適です。

OCNモバイルONE IIJmio BIGLOBEモバイル mineo
1GB:770円 2GB:850円 1GB:1,078円 1GB:1,298円
3GB:990円 4GB:990円 3GB:1,200円 5GB:1,518円
6GB:1,320円 8GB:1,500円 6GB:1,870円 10GB:1,958円
10GB:1,760円 15GB:1,800円 20GB:2,178円
20GB:2,000円

さらに音声対応SIMの契約時に限り、スマートフォン本体を激安価格で購入出来るのも2社の特徴。新規契約であればOCNモバイルONE期間限定SALE他社からの乗り換えであればどちらでもお得なキャンペーン価格が適用されます。

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2つのSIMを同時に運用すると、『通話』と『データ』をそれぞれ分ける事が可能に。OCNモバイルONEはデータ通信にグローバルIP接続を利用しているので、通信速度は速いですが待機時に電池が減りやすくなります。データ通信を『mineo』、通話を『OCNモバイルONE』に設定しておけば、電池の減りも回避出来るので一石二鳥です。

OCNモバイルONEでは10月21日からドコモの『エコノミーMVNO』に対応する新コースをスタート。データ容量は0.5GBと低用量ながら、最大10分相当無料通話がついて月額『550円(税込)』。サポートに確認しましたが、既存プランからの移行も可能です。

通話用のSIMとしては月額『0円』で利用出来る『povo2.0』と『楽天モバイル』も候補に挙がりますが、スマートフォン本体の割引金額分を鑑みると本体を取り扱っていないpovo2.0よりOCNモバイルONEIIJmioの方が総合的にはお得。楽天モバイルは通信範囲が狭いという欠点があるので、メインの通話SIMとして利用するのは未だ時期尚早。ベストはやはりOCNモバイルONEIIJmioと言えるでしょう。

新しいスマートフォンと自由度の高い格安SIMを手に入れれば、円安物価高の暗黒期を乗り切れるはず。お金を使わずに人生を楽しめるようになれば、世の中に媚を売る必要が無くなります。そうなったらもう無敵ですよ!

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