スマートフォン利用時の『快適さ』を大きく左右するモバイルネットワーク環境。いくら高性能な端末に機種変しても、通信品質が『イマイチ』だと全体的にパフォーマンスを向上させることは不可能。宝の持ち腐れ状態に。
とはいえ、いきなり慣れ親しんだ通信キャリアとおサラバするのはハードルが高い。もしかしたらスマートフォンで『インターネットや電話を出来なくなるかも』という不安にさいなまれてしまい、乗り換えを躊躇するというのは十分理解出来ます。
まず『乗り換え』のハードルを低く下げるために、まずは『サブSIM』を契約してみてはいかがでしょう。サブSIMを問題なくセットアップして使えたら、メインSIMの乗り換えも滞りなく行えるようになるはず。
通信回線は『SoftBank』『au』『ドコモ』『楽天』に分類されます。最近発売されているスマートフォンは、基本的にどの回線でも利用可能(心配な場合はメーカーに一度問い合わせてみましょう)。
例えばSHARPのAQUOS sense9にLINEMO(ラインモ)のSIMをセットすると、自動的に設定が完了して通信開始。『はじめて新しいSIM』を利用する人は、あまりの簡単さに拍子抜けするかも。
もし自動設定がされない場合は、『設定』→『ネットワークインターネット』→『SIM』の順に進み、LINEMOから『アクセスポイント名』を選択。下記の通り『APN』の設定を行います。
名前 | LINEMO(自由に決められる) |
APN | plus.acs.jp |
ユーザー名 | lm |
パスワード | lm |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
APNタイプ | default,ia,mms,supl,hipri |
APNの設定方法(内容)は各通信業者がそれぞれ公開しており、LINEMOであれば『LINEMO APN』と検索すればOK。一度APNの設定がうまくいったら、もう『SIMの乗り換え』はお手のものです。