Motorolaの『moto g31』とXiaomiの『Redmi Note 11』は有機ELディスプレイを採用するエントリーモデルです。処理能力は控えめですが、動画視聴がスマートフォンの主な利用目的であれば、むしろこれらを選択すべき。
有機ELが動画視聴に適していると言えるのは、液晶よりも階調が広く、かつ応答速度に優れ残像が発生しづらいから。漆黒の表現が出来て、素早い動きにもしっかり対応する有機EL。廉価なエントリーモデルで使えるのはとても大きなメリットです。
音楽鑑賞に関しては、汎用的なところで言えば高音質Bluetoothコーデック『LDAC』や、立体音響効果を得られる『DOLBY ATMOS』に対応しているかがポイントに。Redmi Note 11は残念ながらどちらも非サポート。音質に拘るなら『有線』でイヤフォンやヘッドフォンを接続する必要あり。
moto g31はLDACとDOLBY ATMOSに両対応。LDACは通常のSBC(328kbps)と比較して約3倍のデータ伝送(990kbps)が可能。日本オーディオ協会から『Hi-Res Audio Wireless』の認定も受けています。
ハイレゾ音楽配信サービスAmazon Music HDが月額『980円(税込)※Amazonプライム会員は880円(税込)』に値下げされた事で、利用価値が一気に増したLDAC。同サービスをすでに利用している、興味があるという人はRedmi Note 11よりmoto g31をセレクトするのが吉。
LDACに対応するイヤフォン、ヘッドフォンは高額なものが殆どでしたが、最近では『realme Buds Wireless Pro』『Anker Soundcore Liberty 2 Pro』『Anker Soundcore Life Q35』といった1万円程度のモデルが続々登場。moto g31と組み合わせれば、格安で良質な音楽鑑賞環境を築けます。
音の解像度を上げるのがLDACであれば、臨場感を高めるのが『DOLBY ATMOS』。MV(ミュージックビデオ)やスポーツ、レース系の動画を頻繁に観る人にとっては間違いなく有効な音響効果。動画を観る時間がより一層至福となるはず。
LDACとDOLBY ATMOSには非対応のRedmi Note 11ですが、デフォルトでインストールされている『ミュージック』アプリを使用すると、画面をOFFにした状態での『バックグラウンド再生』が可能。しかも広告がカットされるので、効率性の良さで選ぶならRedmi Note 11がお勧め。
ストレージ容量はmoto g31が『128GB』でRedmi Note 11が『64GB』と2分の1。ただしRedmi Note 11はSIMカード2種類とMicro SDカード1枚を同時に使用出来る『トリプルカードスロット』を採用。デュアルSIMをしながら容量の拡張が可能です。
YouTubeやストリーミング音楽を外出先でも楽しみたいなら、『通信速度』ではなく『データ量』に重点をおいてSIMをセレクトすべき。mineoの『マイそく(スタンダード)』は、月~金の午後0時から13時以外の時間帯に最大『1.5Mbps』の速度で実質データ通信し放題(3日間で10GB以上の通信を超えたら速度制限)。
mineoの最大『1.5Mbps』は速度が安定していて使い勝手も良好。しかも『マイそく(スタンダード)』の月額基本料金はたったの『990円(税込)』。格安なエントリーモデル『moto g31』『Redmi Note 11』にぴったり。最高コスパでモバイルエンタメライフを好きなだけ満喫しましょう!
mineoの最大『1.5Mbps』で実際に利用出来たサービス
- オンラインゲーム(原神、PUBGモバイル、Asphalt9)
- YouTube(解像度:SD 480p)
- Amazon Music HD(ストリーミング設定:標準)
- フリマアプリ(メルカリ、ラクマ)
- ネットサーフィン(Chromeで調べ物など)
- 買い物(Amazon、楽天市場)
- SNS(Instagram、Twitter)
- LINE(メッセージの送受信、通話)
- 支払い(PayPay、楽天ペイ)
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Motorola moto g31の主な仕様
Motorola moto g31 | |
---|---|
Soc | Helio G85 |
容量 | 4GB/128GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約181g |
画面 |
|
カメラ |
リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS、A-GPS、LTEPP、SUPL、GLONASS、Galileo |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
SIM | NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い) |
防塵防水 | IP52 |
指紋認証 | 側面 |
NFC | 対応 |
Micro SDカード | 対応(最大1TBまで) |
OS | Android™ 11 |
Motorola moto g31にお勧めな格安SIM
- 4G:LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
- 3G:W-CDMA B1/B2/B5/B8/B19
- 2G:GSM 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
Xiaomi Redmi Note 11の主な仕様
Xiaomi Redmi Note 11 | |
---|---|
Soc | Snapdragon 680 |
容量 | 4GB/64GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約179g |
画面 |
|
カメラ |
リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1 |
Wi-Fi | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac |
SIM | NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い) |
指紋認証 | 側面 |
NFC | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアルスピーカー) |
Micro SDカード | 対応 |
OS | Android™ 11 |
Xiaomi Redmi Note 11にお勧めな格安SIM
- 4G: LTE FDD: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/66
- 4G:LTE TDD: 38/40/41
- 3G: WCDMA: 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)