SIMフリースマートフォンで絶大な人気を誇るP20 Lite。その後釜的な存在がnova lite 3です。先日実際の後継機となるP30 Liteがリリースされましたが、日本で発売されるとしたらトリプルレンズ仕様というスペックから、当面は安くても3万円程度するでしょう。そうなるとドンピシャな新モデルはやはりnova lite 3になります。水滴型ノッチの大画面。きらびやかで高級感のあるデザイン、優秀なKirin 710搭載。電池持ちも素晴らしい。SIMフリースマホナンバー1の座を狙うnova lite 3。その実力よいかに!
nova lite 3ベンチマークテスト結果
nova lite 3に搭載されているSocはKirin 710。Huaweiのミッドレンジクラスのスマートフォンに積極的に搭載されているSocです。AI性能や電力効率の評価が高く、安っぽい印象は一切ありません。実際にベンチマークでどれほどのものなのか測ってみたいと思います!
Antutuのベンチマークトータルスコア
Antutuのトータルベンチマークは13万弱!少し前のミッドレンジクラスと言えば7~8万程度のスコアだったので、このスコアが十分に高いことがわかります。GPUが少し弱めですが、nova lite 3はGPU TURBOに対応しています!それを踏まえればものすごくバランスのとれた、優等生モデルだということがスコアで証明されました!
Antutuベンチマーク CPUスコア
【CPUとは】人間でいうと脳の部分です。CPUのスコアが高ければその端末は思考能力が高いということになり、複雑な処理も素早くこなします。
CPUスコアは5万台中盤!Kirin 710の処理能力の高さがよく表れています。日常的な利用では快適にサクサク動作。P20 Lite と比較すると、動作の軽快さを体感できるレベルです。
Antutuベンチマーク GPUスコア
【GPUとは】3Dなどの重いデータを処理するときに、CPUを助ける役割をしているのがGPUです。GPUのスコアが高いとCPUの負荷をうまく分散させることが出来るので、動作はより快適になります。
GPUスコアは他のスコアと比較すると正直低めです。元々ゲームに弱いとされているHuawei端末。やはりきびしいのか・・・とがっかりすることはありません。なぜならnova lite 3はHuawei の独自機能である『GPU TURBO』に対応しています。GPU TURBOによりGPU性能や電力効率がアップ。GPU TURBO使用時にベンチマークが測れないのが非常に残念!
Antutuベンチマーク UXスコア
【UXとは】総合的な端末に対する使いやすさや満足度を数字で表しています。どういった用途で端末を選ぶかにもよりますが、何も分からずに判断基準が無い場合はUXスコアの高い端末を選ぶと良いかもしれません。
UXスコアは優秀。確かに使っていて不満を感じる瞬間はほぼありません。縦に広い画面の動きは滑らかでサクサク。ニュースやSNSの閲覧にはまさに最高の端末かもしれません。P20 Liteを持っている人は是非一度実機を触ってほしい!絶対に欲しくなりますから!
Antutuベンチマーク MEMスコア
【MEMとは】一時的なデータの書き込みと読み込みを行うためのRAM(俗にいうメモリー)と保存するためのROM(俗にいうストレージ)の速度を数値で表しています。沢山のアプリを一度に立ち上げたり、データの読み書きを頻繁に行うような使い方をする場合にはMEMの数値が高いものを選びましょう。
平均的なレベルのメモリースコア。nova lite 3のメモリーは3GBなので、アプリを同時に沢山立ち上げるのにはあまり適していません。そこまで神経質になる必要はありませんが、気づいたらメモリークリアを行いましょう。
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PCMark Work 2.0 battery life
WEBブラウジングや画像の加工など、日常的に多く行われている作業をしつづけたと仮定して、電池が100%から20%まで減る時間を計測。表示された時間+残り20%は駆動するということです。
計測結果はほぼ13時間!残り20%残しての結果なので、15時間オーバーは手堅いでしょう。これはスタミナスマホレベルの電池持ち!3400mAhという電池容量を考えると、素晴らしい電力効率の良さ。モバイルバッテリー要らずですね。
3DMarkベンチマーク
nova lite 3のIce Storm Unlimitedスコアは1万6千程度。Nexus 5Xなどと同等のスコアなので、少し低めですね。しかしGPU TUBOにより3D性能はアップ。どこまで潜在能力が引き出されるか。
Geekbench 4 ベンチマーク
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