OPPOの最新スマートフォン『OPPO A54 5G』『OPPO Reno5 A 5G』。5G世代のエントリー、ミッドレンジモデルです。メーカー希望価格はOPPO A54 5Gが31,800円(税込)でOPPO Reno5 A 5Gが43,800円(税込)。両モデルのスペックを比較して、どの程度性能に違いがあるのかを検証していきたいと思います!
OPPOの5Gスマホ『OPPO A54 5G』『OPPO Reno5 A 5G』を比較
OPPO A54 5GとOPPO Reno5 A 5GのSocを比較
OPPO A54 5G | OPPO Reno5 A 5G |
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Soc:Qualcomm Snapdragon 480(8nm)
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Soc:Qualcomm Snapdragon 765G(7nm)
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Antutu(Ver.9)314,057(GIZMOLOGI参照) |
Antutu(Ver.9)365,620(実測) |
OPPO Reno5 Aが搭載するSnapdragon 765Gには高周波数コアが2コア採用されており、プロセスサイズもやや小さめとなる7nm。Snapdragon 480もエントリーモデルながら最大周波数が2.0GHzと高め。GPUにはSnapdragon 750Gと同じAdreno 619を採用するなど、全体的にかなりしっかりとした構成に。
Antutuのトータルベンチマークスコア差は5万程度。Snapdragon 480の方が低いのは当然ですが、エントリーモデルながら30万を超えているのは驚異。Snapdragon 665を搭載するOPPO Reno3 AのAnutuベンチマークスコア200,427(実測)を遥かに超えています。ウェブブラウジングなどが日常的な使い方の人はまず不自由を感じる事は無いでしょう。
ただしゲームをするならSnapdragon 765Gがお勧め。元々フレーム落ちの無い安定した表示が特徴でしたが、最近GPUが最適化されたのかAsphalt 9の表示がフラッグシップモデル並に滑らかに。没入感が格段に向上しました。最高のグラフィックパフォーマンスを求めるならフラッグシップモデルですが、気分転換にゲームをする程度であればOPPO Reno5 Aで十分すぎるかと。
OPPO A54 5GとOPPO Reno5 A 5Gののメモリ・ストレージを比較
OPPO A54 5G | OPPO Reno5 A 5G |
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4GB/64GB
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6GB/128GB
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Soc性能は大健闘なOPPO A54 5Gですが、メモリとストレージ容量に関してはミッドレンジを超えられません。最近はメモリ大容量モデルが人気なので、Soc性能ではなく6GBメモリに惹かれてOPPO Reno5 Aを選ぶ人もいるのでは。
OPPO Reno5 Aはメモリとストレージが大容量というだけでなく、データの読み書き速度がとにかく速い(実測)!メモリにLPDDR4X、ストレージにUFS2.1を採用するOPPO Reno3 Aとは比較したところ驚く程の差が出ました。
メモリサイズが大きいメリットは複数のアプリを同時に使用しても動作スピードが遅くならない事。さらにデータの読み書きが素早いOPPO Reno5 A。軽い動作環境を求めるのであれば、やはり上位モデルとなるミッドレンジを選ぶのが吉です。
OPPO A54 5GとOPPO Reno5 A 5Gのディスプレイスペックを比較
OPPO A54 5G | OPPO Reno5 A 5G |
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公開されている情報は若干異なりますが、恐らく同じディスプレイが使われているのかと。有機ELではなく液晶が使用されているのはやや残念なポイントですが、90Hzのリフレッシュレートに対応しているので、60Hzのディスプレイと比較して表示は格段に滑らか。
OPPO Reno5 Aのタッチサンプリングレートは180Hzと公表されていますが、実測したところ250Hz超え。滑らかな表示に加えて手に吸い付くようなタッチレスポンスを体感出来ます。2年程度前に購入したスマートフォンからの機種変であれば、操作性の向上にきっと驚きますよ!
OPPO A54 5GとOPPO Reno5 A 5Gの電池・充電スペックを比較
OPPO A54 5G | OPPO Reno5 A 5G |
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電池容量ではエントリーモデルのOPPO A54 5Gがリード。Socのプロセスサイズが8nmまで縮小しているので、長い電池もちを期待できるでしょう。90Hzのリフレッシュレート設定、5Gネットワークへの接続時は消費電力が上がりやすくなります。ゲームはあまりしないけどスマートフォンの使用時間が長いという人は、OPPO A54 5Gを選択した方が利便性の高さを感じられるかもしれません。
OPPO A54 5GとOPPO Reno5 A 5Gのデザインを比較
OPPO A54 5G | OPPO Reno5 A 5G |
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縦: 約162.9mm 横: 約74.7mm 厚さ: 約8.4mm 質量: 約190g 指紋認証:側面 カラー:ファンタスティックパープル、シルバーブラック |
縦: 約162.0mm 横: 約74.6mm 厚さ: 約8.2mm 重量: 約182g 指紋認証:背面 カラー:シルバー・ブラック、アイスブルー |
サイズと重量にはそこまで大きな違いがありません。OPPO Reno5 A 5Gは片手でも持ちやすく軽いです。ただどうしても気になってしまうのが背面にある指紋認証。OPPO A54 5Gは指紋認証が側面。なぜOPPO Reno5 Aだけ背面!認証精度に関しては側面より背面の方が優れていると感じるので、全てがデメリットという訳ではありませんが。
カラーはシルバーブラックが共通色となり、OPPO A54 5Gにはグラデーションが鮮やかなファンタスティックパープル、OPPO Reno5 A 5Gには落ち着いたアイスブルーが用意されています。カラーに関してはケースを装着するとカスタマイズ出来るので、デザインに拘りがある人は指紋認証の位置で選んでしまっても良いのかも!
OPPO A54 5GとOPPO Reno5 A 5Gのカメラスペックを比較
OPPO A54 5G | OPPO Reno5 A 5G |
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メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
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メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
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カメラは公開されている情報が少なく、イメージセンサー等の詳細が分かりません。よって実際に撮ってみるしかないのです。OPPO Reno5 AはOPPO Reno3 Aと実写比較を行いました。OPPO Reno3 Aはカメラ画質強化モデルなので、もしかしたらOPPO Reno5 Aの方が低画質なのでは。と撮影する前は思っていました。
しかし実際に撮り比べてみるとそれはとんでもない勘違い!OPPO Reno5 Aは最大解像度が上がったというだけでなく、画質がはっきりと分かるレベルに向上。今後OPPO A54 5Gも購入し、OPPO Reno5 Aと実写比較を行う予定。カメラに拘りのある方は少々お待ちください!
OPPO A54 5GとOPPO Reno5 A 5Gはどちらを買うべきか?
処理能力的にはエントリーモデルとミッドレンジ程の差を感じさせないであろうOPPO A54 5GとOPPO Reno5 A 5G。ディスプレイスペックも同等なので、負荷の重いゲームはせず、You Tubeの視聴や音楽鑑賞(LDAC対応)がメインという人はOPPO A54 5Gで満足出来ると思います。電池容量も大きめですしね。
OPPO Reno5 A 5Gはメモリとストレージ容量が大きくゲーム性能も高め。そして恐らくカメラ画質も上です。さらにおサイフケータイに加えて最高レベルとなる防水防塵規格IP68をサポート。伊達にワンランク上の階級ではありません。
どちらも5Gネットワークに対応するので長く使えるスマートフォンである事は間違いなし。利用用途をしっかりと考えて自分にあったモデルをセレクトしましょう!
OPPO A54 5Gの主な仕様
重量 | 約190g |
サイズ(mm) | 約75mm×163mm×8.4mm |
連続通話時間 | 約2,700分 |
連続待受時間 | 約400時間 |
電池容量 | 5,000mAh |
充電時間 | 約136分(18W(9V/2A)のUSB PD/ACアダプター使用時) |
充電 | Qualcomm®Quick Charge™ 2.0(18W) USB Power Dellvery2.0(18W) |
OS | ColorOS 11 (Based on Android™ 11) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G オクタコアCPU:2.0GHz×2+1.8GHz×6 |
内部メモリ | RAM 4GB/ROM 64GB |
外部メモリ | microSDXC™ 最大1TB |
SIMカードスロット | トリプルスロット nanoSIM×2+microSD×1 |
SIMタイプ | nanoSIM |
ディスプレイ | 約6.5インチ/フルHD+(2400×1080)/TFT-LCD/90Hz |
アウトカメラ | 【メイン】約4,800万画素(F値1.7) 【超広角】約800万画素(F値2.2/画角119°) 【モノクロ】約200万画素(F値2.4) 【マクロ】約200万画素(F値2.4) |
インカメラ | 約1,600万画素(f/2.0 絞り値) |
対応周波数 | GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28 TD-LTE: Bands 38/39/40/41/42 5G NR: n3/n28/n77/n78 |
無線通信方法 | Wi-Fi®:2.4/5GHz 802.11a/b/g/n/ac テザリング対応 |
Bluetooth | Ver.5.1 |
位置情報 | GPS / Beidou / GLONASS / QZSS |
USBポート | USB Type-C™ / USB 2.0対応 / OTG対応 |
センサー | 磁気センサー / 近接センサー / 光センサー / 加速度センサー / ジャイロセンサー / ステップカウント機能対応 |
サウンドシステム | モノラルスピーカー / 3.5mm イヤホンジャック |
生体認証 | 側面指紋認証・顔認証 |
本体付属品 | SIM取出し用ピン×1 / 保護ケース×1 / 保護フィルム(貼付済み)×1 / 安全ガイド×1 / クイックガイド×1 |
OPPO A54 5Gにお勧めな格安SIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
OPPO Reno5 Aの主な仕様
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | |
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Soc | Snapdragon 765G 5G(7nm) |
容量 | 6GB/128GB
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電池 | 4,000mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 182g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
深度測定カメラ
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おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵 | IP68 |
センサー | 地磁気センサー、環境光センサー、色温度センサー、近接センサー、加速度センサー、重力センサー、ジャイロセンサー、歩数計 |
対応周波数 |
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OS | ColorOS 11 based on Android™ 11 |
OPPO Reno5 Aにお勧めな格安SIM
OPPO Reno5 Aが対応する周波数帯
- 5G:n3/n28/n77/n78 (NSA)
- 4G:FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
TDD-LTE 38/39/40/41 (2545-2655MHz)/42 - 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:850/900/1800/1900
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)