
この記事に書いてある内容一覧
- 【OPPO Reno13 Aの電池もち】は『良い』部類
- YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
- リフレッシュレートを高くすると『滑らかさ』と『消費電力』がアップ。電池もちを優先するなら『標準(60Hz)』に設定を
- 【OPPO Reno13 Aの充電速度】低価格な汎用充電器(PPS対応)でも短時間で電池残量が一気に増える!
- OPPO Reno13 Aを『PPS』対応のAC充電器で約15分間充電した結果
- OPPO Reno13 Aをモバイルバッテリー(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)で約10分間充電した結果
- 電池の劣化を軽減させて『OPPO Reno13 Aを長く使いたい』のであれば『電荷制限』『スマート充電』を活用しよう
- 【OPPO Reno13 Aのリアカメラ画質】は『低照度』から『高解像度動画』まで満足度の高い仕上がり。下位モデルとのリアルな画質差を体感
- OPPO Reno13 Aの主なリアカメラ仕様
- OPPO Reno13 Aのカメラアプリはシンプルで分かりやすい撮影メニュー
- 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの超広角カメラで撮影
- 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラで撮影
- 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラでデジタル2倍ズーム撮影
- 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラで撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
- 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラのポートレートモードで撮影
- 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラの夜景モードで撮影
- 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aのマクロカメラで撮影
- 【動画作例・評価】OPPO Reno13 Aのカメラで撮影
- 【OPPO Reno13 Aのフロントカメラ画質&評価】ディテールから解像まで丁寧な仕上がり。ポートレートモードのボケ味も自然な質感
- OPPO Reno13 Aの主なフロントカメラ仕様
- 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aのフロントカメラで撮影した写真
- 【OPPO Reno13 Aで利用可能なクラウドを使った画像編集機能】『AI再構成(構図変更)』『AI消しゴム(不要な人・モノを消す)』『AIパーフェクトショット(表情を変える)』『AI鮮明度強化(低解像をアップスケール)』
- 理想的な構図を数パターン提案してくれる『AI再構成』。不自然な傾きなども自動補正
- 『不要』を消して背景を自動生成してくれるAI消しゴム。『人を削除する』の精度が凄い
- 写真フォルダの中から『同じ顔』を見つけ出し、『真顔』を『笑顔』に違和感なく変えてくれるAIパーフェクトショット
- 『マクロカメラ』『高倍率デジタルズーム』で撮影した粗めな画像を滑らかに再生成してくれる『鮮明度強化』
- 【OPPO Reno13 Aでクリエイター気分を味わえるAI Studio】『AIポートレート』『AIリイメージ』『AIモーション』
- 本格的な『イメチェン画像』を色々なパターンから生成出来るAIポートレート
- 粗い画像から『アニメ』『アメコミ』風の画像を再生成出来るAIリイメージ
- 静止画に『ちょっとした動き』を与えるAIモーション
- 【OPPO Reno13 AのAIエディター×AI Studio活用術!】合せ技でクリエイトの幅を広げよう
- AI Studioの『AIリイメージ(アニメ)』で生成した画像をAIエディターの『鮮明度強化』でアップスケール
- AIエディターの『鮮明度強化』でアップスケールした画像をAI Studioの『AIモーション』で動かす
- 【OPPO Reno13 Aのベンチマークスコア】『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ
- 【実測】OPPO Reno13 AのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
- 【実測】OPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
- 【実測】OPPO Reno13 A、OPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のGeekbench6(CPU)スコア
- 【実測】OPPO Reno13 AとOPPO A5 5Gの3DMark Wild Life Stress Testスコア
- 【OPPO Reno13 Aのデザイン(見た目)】カメラ部分が浮かび上がって見える幻想的な特殊加工。『堅牢性』と『高級感』を併せ持つ
- OPPO Reno13 Aに近い画面サイズの端末重量
- 【OPPO Reno13 Aの画面】滑らか(120Hz)&ハイコントラスト(有機EL)&明るい&見やすい(6.7インチ)&操作しやすいディスプレイ
- OPPO Reno13 Aの主な画面仕様
- 最大リフレッシュレート120Hzでコンテンツを滑らかに表示。アプリ別に個別設定も可能
- OPPO Reno13 Aのディスプレイガラスは『AGC Dragontrail® STAR2』
- 『明るさの自動調整』をONにすると直射日光下での視認性が向上
- 色域が広く発色の美しい有機ELディスプレイ。写真から動画まで臨場感たっぷりに表示
- ディスプレイの表示色(色温度など)調整方法
- ブルーライトを制御するアイコンフォートは『色温度』『白黒』『スケジュール』など細かい設定が可能
- 【OPPO Reno13 Aの指紋認証を試す】速度は普通。豊富なアニメーションがロック解除を盛り上げる!
- 【OPPO Reno13 Aのスピーカー音質をチェック】同シリーズで初めて『ステレオ再生』に対応。YouTube視聴やビデオ通話に適したチューニング(音サンプルあり)
- 【OPPO Reno13 AのBluetooth環境】ワイヤレスハイレゾコーデック『LDAC』『aptX HD』をサポート
- 【OPPO Reno13 Aで使えるOReality Audio】独自音響効果がシナリオを認識して最適なサウンドモードをセレクト
- 【OPPO Reno13 AはMicro SDカード対応】YouTube、アマプラ、Netflixのコンテンツを高解像度でたっぷり保存
- 【OPPO Reno13 AはMicro SDカード対応】YouTube、アマプラ、Netflixの高解像度コンテンツ、4K撮影動画の保存領域拡張が容易
- ストリーミング動画をフルHD解像度で保存/視聴するのにお勧めなMicro SDカード
- OPPO Reno13 Aで撮影した動画(4K/30fps)を保存するのにお勧めなMicro SDカード
- 【OPPO Reno13 Aのレコーダーアプリ】は録音音声の『文字起こし』と『要約』に対応!使い方と精度を検証してみた
- 【OPPO Reno13 Aの翻訳機能】は『対話』『ライブ』『ドキュメント(テキスト)』『画面』に対応
- 【OPPO Reno13 Aで使えるBeaconLink】モバイル・Wi-Fiネットワークが届かない場所でも音声通話が可能(音源あり)
- 【OPPO Reno13 Aで設定出来る3種類のホームアプリ】スマホに慣れない高齢者でも扱いやすい『シンプルモード』、アプリや利用時間に制限をかけられる『キッズモード』
- スマートフォンに慣れていない高齢者にお勧めなシンプルモード
- 『アプリの種類』『操作時間』に制限をかけられるキッズモード
- 【OPPO Reno13 Aで使えるジェスチャー機能】デジタルアシスタントや指定したアプリの起動を『画面オフ状態』からスムーズに行える
- デジタルアシスタントを変更する方法
- 【OPPO Reno13 Aで使えるアプリクローン機能】『LINE』『Instagram』『Facebook』『X』などのアプリを複製して2アカウントでログイン可能!
- 1台の端末で2つのアカウントを使える
- 【OPPO Reno13 Aで使えるアプリロック】設定したアプリのセキュリティを高める!開く前にパスワードの入力が必要に
- 【OPPO Reno13 Aで使えるアイコンプルダウンジェスチャー】は片手持ちののままアプリを開ける
- OPPO Reno13 Aで楽天モバイルを使えるか
- OPPO Reno13 Aの日本発売日
- OPPO Reno13 Aの日本販売価格(公式店舗)
- OPPO Reno13 Aのアップデート保証期間
- OPPO Reno13 Aの同梱品
- 【OPPO Reno13 Aの下位モデル】OPPO A5 5Gレビュー
- 【OPPO Reno13 Aのスペック】主な仕様
- OPPO Reno13 Aにお勧めなSIM
- 実際に使って感じたOPPO Reno13 Aのメリットとデメリット
- OPPO Reno13 Aに関するQ&A
- 関連リンク
グローバルメーカーのOPPOが、日本市場に向けてリリースを続ける『OPPO Reno Aシリーズ』。OPPO Reno13 Aでは電池を5,000mAhから『5,800mAh』に増量。米軍軍用規格(MIL-STD-810H)を取得して『耐衝撃性』を強化。さらに防水性能をIPX5から最上級の『IPX9/IPX8』に底上げするなど、実用的なアップグレードを遂げています。
また、同シリーズとして初めて『デュアルスピーカー』を搭載。満を持して『ステレオ再生』が可能になりました。
本記事執筆前にOPPO A5 5Gの詳細な実機レビューを行っているのですが、実際に使い込み比較してみると、随所で『OPPO Reno13 Aの上位モデルらしさ』を感じることに。
上位Soc搭載による体感速度向上は勿論のこと、『カメラ画質』が明確に上がっている。『低照度(HDR)』『動画撮影』『質感(ディテール)』『解像』まで、全方位で大幅なクオリティアップ。超広角カメラも想定より高画質。
電池容量を増やしつつ、重量は『約192g』と片手持ちしやすいレベルを維持。カメラの画質だけでなく『電池もち』も体感レベルでアップデートしています。汎用的な『PPS規格』の充電が最大『45W』の高出力に対応しているのも、上位モデルならではの嬉しいポイント。
本記事では、『充電時間計測』『ベンチマーク実測』『カメラ撮影(静止画から動画まで)』など、OPPO Reno13 Aの実機を使った様々な検証を行っています。購入を検討している人は、参考にしていただけたら幸いです(右下にリンク付きの目次あり)。

【OPPO Reno13 Aの電池もち】は『良い』部類
YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
※画面の明るさは照度計で50LUX程度に合わせています。
| 端末名 | 画面サイズ(解像度) | 電池容量 | 減った電池量 |
| CMF Phone 2 Pro | 6.77インチ(2,392×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| Nothing Phone(2) | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 4,700mAh | -6% |
| Nothing Phone(3a) | 6.77インチ(2,392×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| POCO F7 Ultra | 6.67インチ(3,200×1,440px) | 5,300mAh | -6% |
| POCO X7 Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 6,000mAh | -9% |
| Xiaomi 13T Pro | 6.7インチ(2,712×1,220px) | 5,000mAh | -10% |
| Xiaomi 14T Pro | 6.67インチ(2712 × 1220px) | 5,000mAh | -8% |
| Xiaomi 15T | 6.83インチ(2772 × 1280px) | 5,500mAh | -7% |
| Xiaomi 15T Pro | 6.83インチ(2772×1280px) | 5,500mAh | -5% |
| Xiaomi 14 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,000mAh | -8% |
| Xiaomi 15 Ultra | 6.73インチ(3,200×1,440px) | 5,410mAh | -4% |
| Pixel 7a | 6.1インチ(2,400×1,080px) | 4,385mAh | -9% |
| Pixel 9a | 6.3インチ(2,400×1,080px) | 5,100mAh | -7% |
| Pixel 8 | 6.2インチ(2,400×1,080px) | 4,575mAh | -8% |
| OPPO A5 5G | 6.7インチ(1,604×720px) | 6,000mAh | -6% |
| OPPO A79 5G | 6.72インチ(2,400×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| OPPO Reno9 A | 6.4インチ(2,400×1,080px) | 4,500mAh | -6% |
| OPPO Reno11 A | 6.7インチ(2,412×1,080px) | 5,000mAh | -6% |
| OPPO Reno13 A | 6.7インチ(2,400×1,080px) | 5,800mAh | -5% |
| OPPO Find X8 | 6.6インチ(2,760×1,256px) | 5,630mAh | -5% |
| moto g24 | 6.6インチ(1,612×720px) | 5,000mAh | -7% |
| moto g66j 5G | 6.7インチ(2,400×1,080px) | 5,200mAh | -7% |
| AQUOS sense8 | 6.1インチ(2,432×1,080px) | 5,000mAh | -4% |
| AQUOS sense9 | 6.1インチ(2,340×1,080px) | 5,000mAh | -5% |
| AQUOS sense10 | 6.1インチ(2,340×1,080px) | 5,000mAh | -4% |
| AQUOS wish4 | 6.6インチ(720×1,612px) | 5,000mAh | -4% |
OPPO Reno13 AでYouTube動画(1080p)を約90分間再生し、減った電池の量は『-5%』程度。下位モデルのOPPO A5 5Gは720p解像度で検証を行い『-6%』。通常高解像度再生の方が消費電力は大きくなるので、OPPO Reno13 AはOPPO A5 5Gより『電力効率』の部分で優れていると言えます。
他メーカーの端末と比較しても、OPPO Reno13 Aの電池の減り(-5%)は『良い』部類。動画視聴以外に『動画及び静止画撮影(標準カメラアプリ使用)』を行っている際にも、なかなか電池が減らず『スタミナがあるな』と実感しました。
製品ページでは『4年間使ってもバッテリー容量は80%をキープ(OPPO研究所で収集されたデータ)』と説明。多少ヘビーな使い方をしても、短い使用期間で『極端に電池の減りがはやくなる』ことは無さそうです。
リフレッシュレートを高くすると『滑らかさ』と『消費電力』がアップ。電池もちを優先するなら『標準(60Hz)』に設定を
画面リフレッシュレートを『高(最大120Hz)』に設定すると、1秒間に最大120コマの滑らかな表示に切り替わります。ただし画面の書き換え回数が増えるほど『消費電力』が上がり電池の減りがはやく。
電池もちを優先する場合は下記の設定を行いましょう。
- 自動明るさ設定ONに(明るい場所ではOFF時より消費電力が上がる。利用環境によってはOFF):設定→ディスプレイと明るさ→明るさの自動調整
- ディスプレイのリフレッシュレートを標準(60Hz)に:設定→ディスプレイと明るさ→画面リフレッシュレート→標準
- 自動画面オフの時間短めに:設定→ディスプレイと明るさ→自動画面オフ(15秒〜30秒程度)
- 就寝時の待機電力を下げる:設定→バッテリー→省エネ設定→就寝時の待機電力軽減
- 動画アプリ使用時のバッテリー使用量を最適化(動画や音声の品質に影響する場合あり):設定→バッテリー→省エネ設定→動画バッテリーセーバー
- 電池が指定量に減ったら自動的に省エネモード起動:設定→バッテリー→省エネ設定→省エネを自動的に開始する
- バッテリーモードを省エネモードもしくは超省エネモードに:設定→バッテリー→バッテリーモード→省エネモード/超省エネモード
- 指定した時間に合わせて自動で電源ON/OFF:設定→ユーザー補助と利便性→自動電源オン/オフ

【OPPO Reno13 Aの充電速度】低価格な汎用充電器(PPS対応)でも短時間で電池残量が一気に増える!
OPPO Reno13 Aを『PPS』対応のAC充電器で約15分間充電した結果
環境によって充電速度は異なる可能性があります。
OPPO Reno13 Aは『45W SUPERVOOC』に加えて汎用的な『45W PPS』をサポート。PPS規格に対応する市販充電器(UGREEN Nexode 65W)を使用して約15分間充電したところ、電池残量は『+34%』増えていました(19%→53%)。

OPPO A5 5Gも『45W SUPERVOOC』に対応していますが、PPSは『33W』止まり。同じ充電器を使用して約15分間充電し、増えた電池残量はOPPO Reno13 Aより5%少ない『+29%』。
純正品より低価格で、種類も豊富なPPS規格に対応する充電器。それらで高いパフォーマンスを維持出来ることは明確なメリット。OPPO Reno13 Aを選ぶ理由の一つになると言えるでしょう(公式情報は約30分で1%から44%まで素早く充電)。
| 端末名 | 充電時間(有線) | 増えた電池残量 |
| Pixel 9a | 約15分間 | +18% |
| moto g66j 5G | 約15分間 | +22% |
| AQUOS sense10 | 約15分間 | +23% |
| CMF Phone 2 Pro | 約15分間 | +24% |
| OPPO A5 5G | 約15分間 | +29% |
| OPPO Reno13 A | 約15分間 | +34% |
| Nothing Phone(3a) | 約10分間 | +20% |
| POCO F7 Ultra | 約10分間 | +34% |
| Xiaomi 14T Pro | 約10分間 | +48% |
| Xiaomi 15T | 約10分間 | +25% |
| Xiaomi 15T Pro | 約10分間 | +34% |

OPPO Reno13 Aをモバイルバッテリー(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)で約10分間充電した結果
搭載ケーブルが最大『120W』の出力に対応するモバイルバッテリー『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』。OPPO Reno13 Aを約10分間充電して、増えた電池残量は『+17%(13%→30%)』。AC充電器(PPS対応)ほどの速度は得られませんが、モバイルバッテリーとしては十分かと。


電池の劣化を軽減させて『OPPO Reno13 Aを長く使いたい』のであれば『電荷制限』『スマート充電』を活用しよう
OPPO Reno13 Aには、電池の劣化を遅らせる『電荷制限』という機能が備えられています。同機能をONにすると、充電していて電池残量が『80%』に達すると自動停止。電池劣化の原因になりえる『過充電』を防止します(充電時間が長すぎると自動的に電荷制限がONになる)。
ユーザーの充電習慣を学習し、電池が劣化しづらいように充電パターンを調整する『スマート充電』という機能も用意(電池残量が80%に達したあと自動的に100%への充電を遅らせる場合あり)。電荷制限との併用は出来ないので、自分の使い方に合った設定を選びましょう。

【OPPO Reno13 Aのリアカメラ画質】は『低照度』から『高解像度動画』まで満足度の高い仕上がり。下位モデルとのリアルな画質差を体感

OPPO Reno13 Aの主なリアカメラ仕様
| 端末名 | OPPO Reno13 A |
| 広角(メイン)カメラ | 解像度:5,000万画素 焦点距離:27mm相当 F値:1.8 手ぶれ補正:光学式、電子式 光学ズーム:非対応 デジタルズーム:最大10倍 |
| 超広角カメラ | 解像度:800万画素 焦点距離:16mm相当 F値:2.2 |
| マクロカメラ | 解像度:200万画素 焦点距離:22mm相当 F値:2.4 |
OPPO Reno13 Aのリアカメラは『広角(メイン)』『超広角』『マクロ』の3眼構成。広角カメラは『光学式手ぶれ補正』をサポートしているので、『HDR(低照度)』『デジタルズーム』『動画』といった難易度が上がる撮影シーンで効力を発揮してくれるはず。
被写体に『4cm』程度まで寄って撮れる『マクロカメラ』も搭載しますが、解像度が200万画素と低め。細部のディテールには期待出来なそう。詳しくは作例をご覧ください。

OPPO Reno13 Aのカメラアプリはシンプルで分かりやすい撮影メニュー
写真モードの上メニューは『フラッシュ』『EV(露出設定)』『Googleレンズ』『設定』。

撮影モードは『PRO』『動画』『写真』『ポートレート』『その他』。

その他からは『夜景』『高解像度』『パノラマ』『マクロ』『スローモーション』『タイムラプス』『アウト/イン同時動画撮影』『ステッカー』『ドックスキャナー』を選択可能です。

フィルターは『オリジナル』『フレッシュ(Film・CC)』『エメラルド(Film・NC)』『クリア(Film・NH)』『鮮明』『輝き』『静けさ』『ナチュラル』『食べ物』『寒色』『暖色』『刺激的』『フェード』『モノクロ』『単色』『サイバーパンク』。
【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの超広角カメラで撮影













超広角カメラの画質評価
解像感・ディテール
評価:3.7/5
全体的に等倍で確認すると、中央部は実用十分なシャープネスを維持。ただし超広角特有の周辺部の像の流れ(甘さ)が散見。特に建物や木々のディテールにおいて、ミドルクラス相応のノイズリダクションによる塗り絵状の質感が一部で見られる。もっともスマホの画面で鑑賞する分には非常にクリアな印象を与える。
露出・ダイナミックレンジ
評価:4.2/5
高く評価できるポイント。逆光気味のシーンでも、空の白飛びを抑えつつシャドウ部の路面や建物のディテールを粘り強く残している。HDR処理が非常に自然で、不自然な縁取り(ハロー現象)も最小限に抑えられている。『見たままに近い』『ドラマチックな階調』が実現されている。
色再現性・ホワイトバランス
評価:4.0/5
青空のヌケの良さ、川面の反射、そして都会のコンクリートの質感が非常に正確。特にビルのロゴやの暖色系の灯りなど、特定の色が飽和することなく忠実に再現されている。日中から夕景にかけてのホワイトバランスの安定感が高いのもポイント。
歪曲収差・レンズ補正
評価:3.8/5
16mmというかなりの広角でありながら、直線の多い都市風景において『建物の垂直・水平』が高度に補正されている。ただし四隅のわずかな歪みと、それに伴う解像度の低下が完全に拭いきれていない。
逆光耐性・レンズクオリティ
評価:3.9/5
太陽がフレーム内、あるいは付近にある条件下でも、大きなゴーストやフレアの発生が抑えられている。これはレンズのコーティング及び内部処理が優秀であることを示唆。光量があるシーンでのコントラスト維持能力も高い。
総合評価
評価:3.9/5
スペック上の数値以上に、画像処理エンジンの賢さが光る撮影結果。特に『ダイナミックレンジの広さ』『空の色の美しさ』は、スナップ写真において非常に強力な武器になります。周辺画質に甘さはあるものの、SNS投稿やL版プリント程度の一般的な用途においては、十分な満足度を得られるクオリティです。
【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラで撮影



































広角(メイン)カメラの画質評価
解像感・描写力
評価:4.2/5
メインカメラ用の大きめなイメージセンサーと、明るいF1.8のレンズから明確な恩恵を得られている。ビル群のディテールや料理の質感において、超広角カメラで見られた周辺部の甘さが大幅に改善。中心部から周辺部まで高い解像感を維持している。被写体のエッジも自然で、過度な強調を感じさせない。
露出・ダイナミックレンジ
評価:4.4/5
極めて優秀。強い日差しの中での『花のスナップ』『明暗差の激しい夕景』でも、ハイライトの粘りが素晴らしく、白飛びを最小限に抑制。影の部分もノイズを抑えつつ階調が残されており、非常にバランスの良い『失敗の少ないカメラ』と言える。
色再現性・質感描写
評価:4.3/5
料理写真において、『食欲をそそる暖色系のバランス』と『食材のみずみずしい質感』が巧みに表現されている。また空の『青』が非常に深く、かつ澄んだ発色をしており、風景写真における見栄えの良さは特筆すべきレベル。
ボケ味・近接能力
評価:4.2/5
センサーサイズと明るいレンズを活かした、自然なボケ味が印象的。花の描写では、合焦部の鋭いシャープネスから背景へのなだらかなボケへの移行が美しく、デジタル処理特有の違和感がほとんどない。41mm相当の近影撮影も非常に実用的。
暗所耐性・低ノイズ性
評価:4.0/5
室内や夕刻のシーン(ISO400付近)でも、ノイズはクリーンに処理されている。シャッタースピードを1/33秒まで落とした際には、手ブレ補正が安定して機能。光量の限られた状況でもディテールを損なうことなく、リアリティのある描写が可能。
総合評価
評価:4.3/5
極めて完成度の高いメインカメラ。超広角カメラの評価を大きく上回る結果となりました。特に『ダイナミックレンジの広さ』『近接撮影』の質感描写が優秀。風景からテーブルフォトまで、どのような被写体でも高いクオリティで安定して記録出来ます。メイン機として十分な信頼を置けるカメラ性能。
【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラでデジタル2倍ズーム撮影








広角(メイン)カメラ(デジタル2倍ズーム)の画質評価
解像感・精細度
評価:3.7/5
デジタルズームとしては健闘。ビルの外壁のラインや、花のシベの細部において単なる引き伸ばしではない解像感を確認できる。ただし、等倍で見ると細部がわずかに水彩画のような質感になる『デジタル特有の加工感』が残る。
質感描写・ボケの自然さ
評価:4.1/5
特筆すべきは、近接撮影時の『ボケ』の美しさ。蜂と花のスナップでは、被写界深度が浅くなるズームの特性を活かし、背景の山や田園をなだらかにぼかしている。被写体の質感を損なわず、立体感を強調できる点は大きな強みです。
露出・階調性
評価:4.3/5
ズーム時もメインカメラの優れたダイナミックレンジを維持。高架下の水面反射や室内灯の輝きにおいてもハイライトが突き抜けることなく、シャドウ部まで丁寧に階調が描き出されている。露出制御の安定感は高いレベルにある。
色再現性
評価:4.2/5
広角時と変わらない一貫性のある色作り。『紅葉の鮮やかな赤や黄色』『料理写真のシズル感』など、過度な彩度強調を抑えた記憶に近い自然な発色がなされている。ズームによってホワイトバランスが崩れる現象も見られない。
ノイズ耐性・処理能力
評価:3.9/5
ISO400程度の低照度シーンでも、ノイズはクリーンに処理されている。ズームはノイズの増幅が懸念されるが、画像処理エンジンが不自然な粒状感を効果的に抑制。常用できる画質を保っている。
総合評価
評価:4.0/5
単焦点レンズ感覚で常用できる、実用的な2倍ズーム。『光の捉え方』『ボケの作り方』が巧みです。54mm相当という画角は、余計なものを整理して主題を際立たせるのに最適。クリエイティブなスナップを楽しめます。
【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラで撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
優れた解像と階調表現(27mm相当)
5,000万画素センサー の実力を最も発揮する画角。都市風景の直線や細部まで極めてシャープで、明暗差の激しいシーンでも白飛びを抑えた豊かな階調表現が可能。



常用可能な高品位クロップズーム(54mm相当)
インセンサーズーム 技術により、デジタルズームにありがちな『塗り絵状』の劣化が改善されている。背景の自然なボケ味も美しく、スナップ撮影における主力画角として十分な実力を持っている。



細部を捉える実用的な望遠描写(108mm相当)
高倍率時に見られるイラスト調の崩れはなく、建物のディテールもしっかりと分離されている。記録やSNS利用において、不満を感じさせない高い実用性を維持。


実用性を維持する高倍率スナップ(163mm相当)
デジタルズーム特有のシャープネス加工は強まるものの、スカイツリーの鉄骨構造を明確に視認できるレベルを維持している。空の階調や雲のグラデーションも自然で、この倍率でも『写真』としての破綻を感じさせない。

記録用途に適したズーム性能(218mm相当)
エッジ部分にノイズリダクションの影響が見えるが、ビルの窓枠や鉄塔の細部まで分離して描写できている。イラスト調の極端な劣化 は少なく、情報収集や記録用として十分に機能する品質。


デジタルズームの限界域と健闘(271mm相当)
OPPO Reno13 Aの最大ズーム倍率。画像全体に水彩画のような質感が現れているが、被写体の形状や色は正確。下位モデル(OPPO A5 5G)と比較して輪郭の整合性が格段に高く、画像処理力の高さが表れている。



【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラのポートレートモードで撮影
OPPO Reno13 Aのポートレートモードは倍率を『1倍(27mm相当)』『2倍(54mm相当)』で切り替えられる。また『霧』『きらめき』『幻想的』といった効果を加えることも可能。












ポートレートモード(通常)で撮影した写真の評価
背景分離の精度 (エッジ検出)
評価:4.1/5
スピーカーのような直線的な物体だけでなく、力士像の複雑な髪型(髷)や、人物像の頭部の輪郭も背景に溶け込むことなく正確に切り出せている。ただし力士像の指先付近など、微細な隙間の背景が抜けきっていない箇所が僅かに見受けられる。
ボケ味の質感と自然さ
評価:3.8/5
全体的に柔らかいボケ味だが、点光源(街灯)のボケにソフトウェア特有の『輪郭の硬さ』が少し残っている。いわゆる『玉ボケ』の内部に同心円状の模様が僅かに見え、レンズ本来の光学的なボケに比べると、デジタル的な平滑化が感じられる。
被写界深度のグラデーション
評価:4.1/5
路上の描写を見ると、被写体から遠ざかるにつれてボケが強くなる『距離に応じた階調』が比較的スムーズに表現されている。以前のモデルに多かった『被写体以外がいきなり一律でボケる』という不自然さは解消されており、奥行きを感じさせるチューニング。
被写体の質感描写(ディテール)
評価:4.3/5
ポートレートモードを適用しても、被写体である像のブロンズの質感や、スピーカーのメッシュ細部が潰れることなく鮮明に描写。また低照度下でも像の表面の錆や凹凸がしっかりと解像。ISP(画像処理エンジン)やソフトウェア処理の優秀さが伺える。
ライティング・色再現性
評価:4.0/5
夜間の街灯下でも白飛びを抑えつつ、背景の暖色系イルミネーションと被写体の金属質感を上手く共存させている。ただしポートレート処理の影響か、背景の空や建物のハイライトがややフラットに整理されすぎている感も。もう少しダイナミックレンジに粘りが欲しいのが正直なところ。
総合評価
評価:4.0/5
OPPO Reno13 Aのポートレートモードは、複雑な形状の被写体に対しても高い分離精度を誇っており、SNS等で『映える』写真を撮るには十分な性能です。特に54mm相当でのパースの圧縮感とボケの組み合わせは、スマートフォンのデジタル処理としては高い完成度。
【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラの夜景モードで撮影









OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラ(夜景モード)で撮影した写真の評価
露出制御・ハイライト耐性
評価:4.4/5
非常に優秀。看板の文字や提灯など、白飛びしやすい高輝度部分が正確に描き出されている。明暗差の激しいシーンでも、明るい部分を抑えつつ暗部を適度に持ち上げるHDR処理が絶妙。不自然さを感じさせないリアリティのある露出を実現している。
ノイズリダクション・質感描写
評価:4.1/5
ISO800前後の感度でも、アスファルトの質感や建物の外壁のディテールを損なうことなく、ノイズがクリーンに除去されている。空などの平坦な部分に現れがちなカラーノイズも皆無で、ミドルクラスとしては極めて高いレベルの画像処理能力を持っている。
色再現性・ホワイトバランス
評価:4.2/5
夜の街の複雑なミックス光源下でも、ホワイトバランスが安定している。赤提灯の鮮やかさや、イルミネーションの青が濁ることなく純粋に発色。情緒的な空気感をそのまま切り取り。特定の色に転びやすい夜景撮影において、この安定感は大きな武器。
解像感・シャープネス
評価:4.0/5
夜景モード特有の複数枚合成処理による『わずかなエッジの甘さ』は見受けられるが、実用上は全く問題ないシャープネス。細部がわずかに滑らかになりすぎる傾向もあるが、スマホやタブレットサイズでの鑑賞やSNS利用においては、むしろ『ノイズのない高画質な写真』として高く評価される可能性が高い。
撮影体験(補正力・手ブレ補正)
評価:4.3/5
シャッタースピードが 1/17 秒から1/25秒程度と、手ブレが起きやすい条件下でも写真がピタリと止まっている。強力な光学・電子補正の連携により、特別な撮影技術がなくても『手軽に高品質な夜景を撮れる』というユーザー体験は高く評価出来る。
総評
評価:4.2/5
OPPO Reno13 Aの夜景モードは、単に『暗いところを明るく撮る』だけでなく『夜の光を美しく描く』ことに成功しています。特にハイライトの粘りが素晴らしく、都市のネオンや室内灯の輝きを階調豊かに表現できる点は、上位モデルに肉薄する完成度。夜の散歩や旅行先での思い出を、ノイズを気にせずドラマチックに記録できる。信頼性の高いカメラに仕上がっています。
【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aのマクロカメラで撮影






マクロカメラで撮影した写真の評価
近接解像感
評価:3.2/5
マクロ専用レンズとして、被写体に数センチまで寄れる能力は実用的。多肉植物の葉の表面の粉っぽさや、花の雄しべの細部はある程度描写されている。しかしメインカメラのクロップと比較すると、センサーサイズの小ささに起因するディテールの『情報の薄さ』が否めない。
色再現性・ホワイトバランス
評価:3.8/5
青紫の花や黄色のプリムラなど、彩度が高く飽和しやすい被写体においても、色の階調を崩さず自然に再現できている。マクロ撮影では光源が遮られてホワイトバランスが不安定になりがちだが、一貫して正確な色味を維持している。
質感描写・ボケ味
評価:3.4/5
最短撮影距離付近での背景ボケは、光学的な特性を活かした自然な柔らかさを持っている。ただし『葉の質感』や『花の瑞々しさ』を描く際、ノイズリダクションの影響で表面がややプラスチックのような質感に仕上がる傾向あり。
露出・ダイナミックレンジ
評価:3.5/5
近接撮影特有の『被写体による影』ができやすい条件下でも、露出を適切にコントロールしている。白いバラのハイライト部分も粘り強く、質感の消失を防いでいる。全体的にややコントラストが強調される傾向にあるが、見栄えのする仕上がり。
撮影体験(ピントの正確性)
評価:4.0/5
マクロ撮影で最も難しい『ピント合わせ』の制度は良好。風で揺れやすい花や、複雑な構造を持つ植物に対しても的確に合焦している。被写界深度が極めて浅い領域での安定感は、スマートフォンのマクロ機能として評価に値する。
総評
評価:3.6/5
解像の物足りなさが先行しますが、『色の正確さ』と『合焦の安定感』は実用性を維持。メインカメラのズーム撮影と併用することで、日常の小さな世界を柔軟かつクリエイティブに切り取ることが可能です。
【動画作例・評価】OPPO Reno13 Aのカメラで撮影

OPPO Reno13 Aは『日常を映画のように切り取る』能力に長けた一台。特に『自然光の下での描写力』と『手ブレ補正』は高評価に値する。
優れたダイナミックレンジと色再現

特に動画前半の日本庭園のシーン(0:10〜)や、中盤の紅葉(0:35〜)の描写が秀逸。
- 露出の安定感:空の白飛びを抑えつつ、池の反射や影の部分のディテールもしっかり残っており、広いダイナミックレンジを持っている。
- 発色:紅葉の赤や木々の緑が強調されすぎず、記憶に近い『自然かつ鮮やか』な色味で表現されている。
高度な手ブレ補正技術

ゆっくりとカメラの向きを変える『バンニング』において、下位モデルのOPPO A5 5Gではスマートフォンのカメラにありがちな『ジェダー現象(映像が小刻みに震える)』が頻繁に起きていた。
OPPO Reno13 Aでは同現象がほぼ見られず、全体的にスムーズな描写。これは手ブレ補正がカメラの動きを正確に認識し、最適化していることを示す。
ディテールの鮮明さとノイズ処理

0:45〜の橋の下のシーンや夕暮れ時の川(1:32〜)など、明暗差の激しい環境でも解像感が損なわれていない。
- 低照度性能:夕方のシーンでも空のグラデーションにノイズが乗りにくく、クリアな画質を維持。
- 質感:船のメタリックな質感や水の波紋がシャープに捉えられており、センサーの性能の高さが伺える。
夜間・街頭シーンの処理(3:40〜)

夜の看板や街灯があるシーンでも、強い光源による『白飛び』が適切に制御されている。
- 暗部がベタ塗りにならず、歩行者のディテールや店舗の奥行きまで描ききっている点は、画像処理エンジン(ISP)の恩恵を強く受けていると感じる。

【OPPO Reno13 Aのフロントカメラ画質&評価】ディテールから解像まで丁寧な仕上がり。ポートレートモードのボケ味も自然な質感
OPPO Reno13 Aの主なフロントカメラ仕様
| 端末名 | OPPO Reno13 A |
| フロントカメラ | 解像度:3,200万画素 焦点距離:28mm相当 F値:2.4 |
【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aのフロントカメラで撮影した写真




OPPO Reno13 Aのフロントカメラは、『PRO』『動画』『写真』『ポートレート』『その他(夜景、パノラマ、タイムラプス、アウト/イン同時動画撮影、ステッカー)』といった撮影機能(モード)を備えます。ポートレートモードは『0.8倍(24mm相当)』『1倍(28mm相当)』を選択可能。撮影は室内(自然光)、ビューティー効果なし(ナチュラル)で行っています。
フロントカメラで撮影した写真の評価
解像感・ディテール
評価:4.3/5
通常、スマートフォンのフロントカメラは『自撮り=肌を綺麗に見せる』という目的から、ディテールを意図的に甘く(ソフトに)する傾向がある。しかしOPPO Reno13 Aの場合は『誠実な解像感』が残る。フリースの描写も精細で、毛の流れが分離して見える。
露出・カラーバランス
評価:4.1/5
室内での撮影、かつ背景が『白い壁』という条件は、カメラの露出計にとって非常に難しいシチュエーション。背景の白に引っ張られて顔が暗く沈んでしまう(アンダーになる)ことが多いが、顔の肌色を基準に適正な明るさを維持している。
ポートレート境界判定
評価:4.1/5
耳の後ろから背景へ抜ける部分の距離感を正確に把握しており、違和感のない切り抜きを実現している。ニット帽の 編み目の微細な凸凹を無視せず、背景との境目を正確にトレース。輪郭が直線ではない『ふわふわした素材』は、AIが最も苦手とする部分だが、OPPO Reno13 Aは適度な柔らかさを残して分離できている。
ボケの質感
評価:4.0/5
被写体(人物)から遠ざかるにつれて、ボケが徐々に深くなっていくグラデーションが自然。ポートレートモードは単に背景をボカすだけでなく、『オールドレンズで撮ったような柔らかいボケ足』を意識したチューニングが感じられる。
総評
評価:4.1/5
フリースの毛並みやマスクの繊維まで潰れずに描写されている。ISO1000という高感度ながら、ノイズを抑えつつ自然な肌色を維持。防止の縁やフリースの複雑な境界線が丁寧。ボケ味はデジタル特有の不自然さが少なく、なだらかな減衰を見せている。
【OPPO Reno13 Aで利用可能なクラウドを使った画像編集機能】『AI再構成(構図変更)』『AI消しゴム(不要な人・モノを消す)』『AIパーフェクトショット(表情を変える)』『AI鮮明度強化(低解像をアップスケール)』
OPPO Reno13 Aの『写真』アプリでは、クラウドを使った本格的な『生成AI機能(AIエディター)』を利用することが可能。生成AI機能非搭載のスマートフォンや、デジカメで撮影した写真を『OPPO Reno13 Aに転送してAI編集する』といった使い方も出来ます。

理想的な構図を数パターン提案してくれる『AI再構成』。不自然な傾きなども自動補正
撮影した写真を見て『しっくりこない』と感じることはありませんか?AI再構成はそんな『微妙な構図』をAIがベストなバランスに整えてくれる機能(数案出してくれる)。自信が無い時は『広め』に撮って、後から『AI再構成でベストな構図を決める』といった使い方が良いかと。再構成後の画像確認画面では『フィルター』を適用することも可能です。





『不要』を消して背景を自動生成してくれるAI消しゴム。『人を削除する』の精度が凄い
AI消しゴムは『スマートラッソ』『塗りつぶす』『人を削除する』の3種類。『人を削除する』を実際に試してみると、認識が難しい画像ながら、『人物』だけでなく『影』までしっかりと認識。そして『言われなければ気づかない』程度のクオリティで背景を生成。ワンタップで写真の中から人が居なくなります。


写真フォルダの中から『同じ顔』を見つけ出し、『真顔』を『笑顔』に違和感なく変えてくれるAIパーフェクトショット
同機能を使用するにはバックグラウンドで写真のスキャンを行い(写真の合計枚数が増えると時間がかかる場合がある)、『被写体と同じ顔』と認識された『別の表情』が必要になります。『目を閉じた顔』から『目を開いた顔』への編集も可能なので、過去の失敗写真をOPPO Reno13 Aに読み込ませて編集してみては。




『マクロカメラ』『高倍率デジタルズーム』で撮影した粗めな画像を滑らかに再生成してくれる『鮮明度強化』
ガタガタな低解像度画像を、滑らかにアップスケール(検証時は500×518pxの画像が3,938×4,096pxまで高解像度化)可能な『鮮明度強化』。個人的にお勧めなのが、OPPO Reno13 Aの『デジタルズーム(高倍率)』『マクロカメラ』で撮影した画像への適用。『写真らしさ』はやや損なわれますが、ノイズが減って『見た目』は確実に向上します。




【OPPO Reno13 Aでクリエイター気分を味わえるAI Studio】『AIポートレート』『AIリイメージ』『AIモーション』
写真アプリで利用可能なAIエディターは『不要なモノを消す』『表情を変える』など『元画像に対する忠実な編集』がメイン。『AI Studio』は、元画像を『別モノのAI作品』に生成します(クラウド処理で生成までに時間を要する。完了後通知あり)。

AI Studioで生成する際には『Star(ポイント)』が必要に。私がAI Studioを利用開始した際には、新規ユーザー特典として『5,000Star』が付与されました(2025年12月7日に特典として受け取ったStarの有効期限は2027年1月1日)。

AI Studioにチェックインすると、1日1回『50Star』受け取ることが出来るのでお忘れなく。その他の方法は、2025年12月25日時点で『追加予定』とのことです。
本格的な『イメチェン画像』を色々なパターンから生成出来るAIポートレート
人物の『服装』『背景』『表情』などをトータルで生成するAI機能。『個人』『グループ』を選択出来ます。1デザイン(4パターン)の生成につき『10Star〜20Star』程度消費。








粗い画像から『アニメ』『アメコミ』風の画像を再生成出来るAIリイメージ
AIリイメージは『人物以外』の写真も対応。そのままでは用途が無い低画質画像も、『アニメ』『3D漫画』といったスタイルを適用することで『見映えの良いコンテンツ』に。1枚の生成につき『5Star』程度消費。




静止画に『ちょっとした動き』を与えるAIモーション
静止画に動きを与えるAIモーションは『生成Motion Photo(10star)』『ペットアニメーション(20Star)』から選択可能。生成Motion Photoはさらに『景色のタイムラプス』『自然』に分岐。下画像には『自然』を適用しています。画像によっては『変化が分かり辛い』『不自然』な仕上がりに。万能では無いですね。

【OPPO Reno13 AのAIエディター×AI Studio活用術!】合せ技でクリエイトの幅を広げよう
AI Studioの『AIリイメージ(アニメ)』で生成した画像をAIエディターの『鮮明度強化』でアップスケール
AI Studioで生成される画像の解像度はHD程度の場合が殆ど(テンプレートによりバラつきあり)。しかしAIエディターの『鮮明度強化』を使用すると、960×1,280pxの画像が『3,072×4,096px』まで高解像度化。合せ技でクリエイトの領域が広がります。


AIエディターの『鮮明度強化』でアップスケールした画像をAI Studioの『AIモーション』で動かす
AI Studioで利用可能な『AIモーション』は、元画像が『高解像度』の方が滑らかに動くイメージ(シンプルかつ精細推奨)。解像度が低めの画像は、AIエディターの『鮮明度強化』でアップスケールしてから適用するとクオリティが上がるかもしれません(画像による)。

【OPPO Reno13 Aのベンチマークスコア】『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ

【実測】OPPO Reno13 AのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
| AnTuTuスコア目安 | 性能レベル | 適した使い方(参考程度) |
|---|---|---|
| 〜40万程度 | 一般的なエントリークラス | 通話・LINE・読書・軽いWeb検索程度。ゲームやカメラ処理は厳しい |
| 40万〜65程度 | エントリークラス上位〜下位ミドルクラス | SNS、動画視聴、ナビ、ライトなゲームはストレスを感じない程度 |
| 65万〜90万程度 | 一般的なミドルクラス | 日常利用はスムーズで快適。動画・写真の処理も比較的はやい。グラフィック設定中程度で3Dゲームも遊べる |
| 90万〜130万程度 | 上位ミドルクラス | 3Dゲーム、写真編集、AI(オンデバイス)などを行える |
| 130万〜200万程度 | ハイエンド | 負荷の重い3Dゲームも安定的にこなす。ヘビーユーザー向き |
| 200万〜 | 超ハイエンド | 最高峰の性能。ゲーミングスマホやフラッグシップ級 |
室温約20度〜23度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。



SocにQualcomm社の『Snapdragon 6 Gen 1』を搭載するOPPO Reno13 A。AnTuTu Benchmark(V10.5.2)の実測値は3回続けて63万程度。ミドルクラス相当の処理能力を持ちます。実測時は電池温度が『32度』までしか上がらず、電池の減りも『-3%』と控えめ(GPUの計測はLiteではなく通常版)。
CPUやGPUのスコアがSHARPのAQUOS sense10を下回りますが、『RAM』『ROM』の読み書き速度を示す『MEM』と、アプリの動作速度を示す『UX』のスコアはOPPO Reno13 Aの方がわずかに上(下にAQUOS sense10の実測スコアあり)。
OPPO Reno13 Aはストレージ(ROM)に『UFS3.1』を採用。AQUOS sense10は下位規格のUFS2.2。この部分の性能差(読み書き速度)がUXスコアの底上げに寄与している可能性が高いです。
ちなみに同端末は独自のパフォーマンス最適化技術『トリニティエンジン(アプリデータ圧縮技術、システム劣化防止機能、パフォーマンス最適化の3つの独自技術でシステムの安定性を向上し、長く快適に使える)』を搭載。OPPOは『5年間サクサク操作が続く』と公式に説明しています。
【実測】OPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
全端末室温20〜23度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。




3回連続でAnTuTu Benchmarkを実測(同じ環境)して『3回目』のスコア。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

【実測】OPPO Reno13 A、OPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のGeekbench6(CPU)スコア


全端末室温約20度〜23度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

OPPO Reno13 AのGeekbench6(CPU)スコアは、単体で処理をするシングルコアが『937』。同じSocを搭載するAQUOS sense9より若干低めのスコアとなっています。
しかしAnTuTu Benchmark(CPU)の実測値はOPPO Reno13 Aの方がやや上。OPPO Reno13 Aは『瞬間的にクロックを上げすぎない省電力よりのチューニング』を行っている可能性が高いです。
【実測】OPPO Reno13 AとOPPO A5 5Gの3DMark Wild Life Stress Testスコア


| 項目 | OPPO Reno13 A | OPPO A5 5G | 両モデルの差(Reno13 A − A5) |
|---|---|---|---|
| ベストループスコア | 2,569 | 1,382 | +1,187(+85.89%) |
| ローストループスコア | 2,560 | 1,359 | +1,201(+88.37%) |
| 安定性(Stability) | 99.6% | 98.3% | +1.3pt(+1.32%) |
| 最高温度 | 32℃ | 28℃ | +4℃(+14.29%) |
| フレームレート範囲 | 11〜20 FPS | 5〜10 FPS | 最小 +6(+120.0%) / 最大 +10(+100.0%) / 中央値 +8.0(+106.7%) |
| バッテリー消費(テスト中) | -3% | -3% | ±0%(±0%) |
実測結果から、OPPO Reno13 Aは下位モデルのOPPO A5 5Gに対して『2倍近いゲーミング(GPU)性能』を持つことが明らかに。最大フレームレートは10FPSから『20FPS』まで上がっています。
通常はフレームレートに合わせて『最高温度』『バッテリー消費』が上昇し、安定性が低下します。しかしOPPO Reno13 Aでは『温度上昇』『電池の減り』がどちらも抑えられ、安定性は驚きの『99.6%』。
単純に処理能力が高いだけでなく、『電力効率』の部分でもOPPO A5 5Gを圧倒していると言えるでしょう。
OPPO Reno13 Aのゲーム推奨設定(参考程度)
| ジャンル | 解像度 | フレームレート | グラフィック品質 | エフェクト/陰影 |
|---|---|---|---|---|
| 超重量級RPG(原神/崩壊:スターレイル/Tower of Fantasy等) | FHD〜FHD+(重いならHD+) | 45〜60fps目安(安定重視なら45/30固定) | 中〜高(まず“中”から) | 中(影は“中以下”推奨) |
| FPS/TPS(PUBG Mobile/Apex/COD Mobile) | FHD | 60fps固定(推奨)(対応なら90は様子見) | 中(競技寄りなら“低〜中”) | 低〜中(影OFF寄りが安定) |
| MOBA/格闘/カジュアル(LoL: Wild Rift/荒野行動/モンスト等) | FHD+ | 60〜120fps(対応範囲で上限設定) | 高 | 中〜高 |
| エミュレーション系(PS2/Switch等) | FHD(スケーリング1.0〜1.5) | 30〜60fps目安(タイトル依存) | 中 | —(まず解像度と内部設定優先) |
| レース/スポーツ(Asphalt/eFootball等) | FHD+ | 60fps安定設定 | 高(重いなら中) | 中(モーション/反射は中以下で安定) |
| 長時間バトロワ(BGMI/PUBG長時間戦/Apex長時間) | HD+〜FHD | 60fps安定(熱で落ちるなら45/60上限) | 中 | 低〜中(発熱抑制重視) |
【OPPO Reno13 Aのデザイン(見た目)】カメラ部分が浮かび上がって見える幻想的な特殊加工。『堅牢性』と『高級感』を併せ持つ
OPPO Reno13 Aは『ルミナスネイビー』『チャコールグレー』『アイスブルー』の3色展開。私が所有するのはルミナスネイビーです。一番の特徴と感じたのは、カメラ周りのグラデーション。光が反射すると光って見える特殊加工。深い海に灯る『小さな明かり』といった印象です。






背面は光沢を抑えたマット仕上げ。手の跡などはある程度目立ちます(気になる人はケースを着けた方が良い)。『大画面(6.7インチ)』『大容量電池(5,800mAh)』ですが、重さは200gを切っている(約192g)同端末。片手持ちでもズッシリ感はありません。


素材に関する詳細な公式説明は見当たりませんが、同端末はクッション性に優れる構造を採用して『MIL-STD-810H:method 516.8』の耐衝撃テストをクリア。防塵防水規格も『IP68』『IP69』と最上級。幻想的な見た目ながら、壊れづらさに拘ったスマートフォンです。
OPPO Reno13 Aに近い画面サイズの端末重量

OPPO Reno13 Aの画面サイズは『約6.7インチ』と大きめ。それでいて『約192g』の実用的な重量を維持しています。下位モデルのOPPO A5 5Gよりも2g軽く、『電池もち』『処理能力』『画面解像度』など様々な面で上回る同端末。スマートフォンの利用頻度が高い人は、『上位モデル(OPPO Reno13 A)』の購入をお勧めします。
| 端末名 | 画面サイズ | 重量 |
| OPPO Reno13 A | 約6.7インチ | 約192g |
| OPPO A5 5G | 約6.7インチ | 約194g |
| Xiaomi 15T | 約6.83インチ | 約194g |
| Xiaomi 15T Pro | 約6.83インチ | 約210 |
| Xiaomi 14T | 約6.67インチ | 約195g(ガラス)/約193g(PU) |
| Xiaomi 14T Pro | 約6.67インチ | 約209g |
| POCO X7 Pro | 約6.67インチ | 約195g(プラスチック)/198g(PU) |
| POCO F7 Ultra | 約6.67インチ | 約212g |
| CMF Phone 2 Pro | 約6.77インチ | 約185g |
| Nothing Phone(3a) | 約6.77インチ | 約208g |
| Galaxy S25 Ultra | 約6.9インチ | 約218g |
| Pixel 9 XL | 約6.8インチ | 約221g |
| Xiaomi 15 Ultra | 約6.73インチ | 約226g |
| AQUOS R9 Pro | 約6.7インチ | 約229g |
【OPPO Reno13 Aの画面】滑らか(120Hz)&ハイコントラスト(有機EL)&明るい&見やすい(6.7インチ)&操作しやすいディスプレイ
OPPO Reno13 Aの主な画面仕様
| 端末名 | OPPO Reno13 A |
| ディスプレイ | サイズ:約6.7インチ 最大リフレッシュレート:120 Hz 最大タッチサンプリングレート:180Hz/デフォルト:120Hz タイプ:有機EL(AMOLED) 解像度:FHD+(2,400×1,080px) ピクセル密度:394PPI 輝度:600nits(通常)、1,200nits(日光下での最大) 色域:DCI-P3 100%(ビビッドモード)、sRGB 100%( ナチュラルモード) 色深度:1,670万色(8ビット) カバーガラス:AGC Dragontrail® STAR2 |

最大リフレッシュレート120Hzでコンテンツを滑らかに表示。アプリ別に個別設定も可能
OPPO Reno13 Aのディスプレイは最大『120Hz』のリフレッシュレートをサポート。これは1秒間に最大『120回』画面を書き換え出来ることを意味します。画面リフレッシュレートが『自動選択』の場合は、表示内容に合わせてリフレッシュレートが自動調整。
『高』に変更すると『アプリ固有のリフレッシュレート』を選択可能になり、アプリに対して『X(120Hz)』『LINE(60Hz)』など個別にリフレッシュレートを設定出来ます。

OPPO Reno13 Aのディスプレイガラスは『AGC Dragontrail® STAR2』

OPPO Reno13 Aはディスプレイのガラスに旭硝子(AGC)の『Dragontrail® STAR2』を採用。このガラスは初代モデルと比較して『約4倍』の強度を持ち、さらに『軽量』『しなやか』『傷つきにくい』といった特性を持ちます。
高強度ガラスを使用するだけでなく、OPPO Reno13 Aは『クッション性に優れた構造』を採用。これはDragontrail® STAR2の『しなやかさ』を活かしているのかもしれません。
米国軍用規格に準拠した『MIL-STD-810H:method 516.8』の耐衝撃テストをクリアし、さらに最上位となる『IP68』『IP69』の防塵防水規格も取得。『壊れにくさ』に拘った端末であることは間違いなし。
ディスプレイには『フィルム』が貼られた状態で出荷されますが、『貼り替え』をする際には注意が必要。OPPO Reno13 Aをはじめとする『有機EL』採用モデルは、ディスプレイ埋め込み型の『光学式指紋認証センサー』を採用するのが一般的。認証精度を低下させないフィルム選びが重要です。
フィルム素材の相性
| 項目 | 光学式センサーの場合(恐らくOPPO Reno13 Aはコチラ) | 超音波式センサーの場合 |
|---|---|---|
| 強化ガラス(アルミノシリケート) | ◎ 最適(高透過) | ◎ 均質で音波減衰が少ない |
| ガラス・セラミック混合 | △ やや透過率低下、厚み次第 | △ 音波反射しやすい、厚み注意 |
| 高強度セラミック系(Armor系) | ○〜△ 調整次第で可 | ○(最新モデルなら)だが薄さが重要 |
| 樹脂フィルム系(TPU、PET) | ○ 高透過で柔軟、だが傷つきやすい | ○ 音波透過も良好だが耐久性が低い |
お勧めしたいフィルムの特徴
| 項目 | Reno13 Aでの推奨 | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| 指紋認証対応 | 画面内指紋対応の明記(想定:光学式) | 非対応だと認証失敗が増える可能性がある |
| 貼り付け方式 | 全面吸着(フルグルー)推奨 | 周囲だけ接着等は、認証不安定・タッチ違和感・虹模様の原因になりやすい。 |
| 厚み | 0.25〜0.33mm | 保護性能とタッチ/指紋のバランスが取りやすい。厚すぎると指紋認証センサーに干渉する可能性が上がる。 |
| 表面硬度 | 9H(最低条件) | 比較基準として有効。ただし実耐性はコーティング品質等で差が出る。 |
| エッジ加工 | 2.5Dラウンドエッジ(基本) | 指当たりが良く、端欠けリスクも下げやすい。3Dはケース干渉が増えがち。 |
| 透過率・画質 | 透過率90%以上/基本はクリア系 | AMOLEDの発色を損ねにくい。強いブルーライトカットは黄ばみ、アンチグレアは解像感低下が出やすい。 |
| 反射・指紋 | 撥油コートあり | 指紋汚れ・滑りを改善。使用感の差が出やすい項目。 |
| ケース干渉 | ケース使用ならケースフレンドリー優先 | フルカバー系はケースに押されて浮く、黒枠が表示に被る等の事故が起きやすい。 |
| 付属品(貼りやすさ) | 位置合わせガイド・クリーニング一式付き | 貼りミス(ズレ・ホコリ)は指紋/タッチ不具合の原因になりやすい。 |
『明るさの自動調整』をONにすると直射日光下での視認性が向上
OPPO Reno13 Aの画面の明るさを手動で『100%』に設定し、照度計で実測すると『655LUX』を記録。
続けて『自動明るさ調整』をONにして屋外で再実測すると、『1,114LUX』まで上昇(環境によって明るさは変わる場合あり)。屋外でナビを使用するのに十分な明るさです。他にもカメラ撮影時に被写体をしっかり確認しながら撮影出来るなど、メリットは様々。

ただし『明るい=消費電力が大きくなる』ので、『屋内での利用が多いけど電池もちを優先したい』場合は、手動に切替えるなど端末への負担を減らす工夫をしましょう。

色域が広く発色の美しい有機ELディスプレイ。写真から動画まで臨場感たっぷりに表示
CANON EOS RP(フルサイズ)でOPPO Reno13 Aの画面を撮影後、RAW現像して色合いを近づけています(実際の表示と異なる場合あり)。画面色モードはブリリアント。







OPPO Reno13 Aのディスプレイは『6.7インチ』の大画面。『動画』『SNS』『電子書籍』『地図(ナビ)』などが見やすく、小さい画面と比較して文字を入力しやすいです。
有機ELは液晶と比較してコントラスト比が高く、明るい色から暗い色まで発色豊かに表示。画素を消灯させることで『漆黒』の表現が可能です。
デジタルシネマの標準色域規格で、sRGBよりもカバー範囲が広いDCI-P3を『100%』サポート(ブリリアント設定時)。撮影した画像の編集用途にも適しています。
ディスプレイの表示色(色温度など)調整方法
『設定』→『ディスプレイと明るさ』→『画面色モード』からは、『ブリリアント』『ナチュラル』といった色表示に加えて『色温度』の調整も可能です。

ブルーライトを制御するアイコンフォートは『色温度』『白黒』『スケジュール』など細かい設定が可能
ブルーライトは『メラトニン(睡眠ホルモン)』の分泌を抑制しやすいとされており、就寝前は出来るだけ影響を避ける必要があります。

OPPO Reno13 Aには『就寝モード』が用意されており、ONにすると日没後に画面を暖色よりに自動調整。細かい設定が面倒な場合はこちらを活用。
アイコンフォートは手動の設定。ディスプレイの表示を『暖色より』に調整し、ブルーライトを抑制。画面色温度を高め、ディスプレイエフェクトを『白黒』に設定するとより効果的。『寝る前にスマホで読書するのが楽しみ』といった人は、『就寝モード』『アイコンフォート』を活用しましょう。

【OPPO Reno13 Aの指紋認証を試す】速度は普通。豊富なアニメーションがロック解除を盛り上げる!
上位ミドルクラスやハイエンドスマートフォンの多くは『画面内指紋認証』を採用。OPPO Reno13 Aが搭載しているのは、体感的に一般的な光学式センサー。認証精度(速度)は『普通』です。
指紋認証のアニメーションは『ハロ』『フィズ』『バブル』『星くず』『渦巻き』『揺れる炎』『火花』『さざ波』『なし』から選択可能。
『極端に厚みのあるガラスフィルム』『画面が汚れている』『手が濡れている』などは指紋認証の精度を落とす場合があるので、『ロックが解除されづらくなった』と感じた時は該当が無いかチェックして改善しましょう。
フィルム素材の相性
| 項目 | 光学式センサーの場合(恐らくOPPO Reno13 Aはコチラ) | 超音波式センサーの場合 |
|---|---|---|
| 強化ガラス(アルミノシリケート) | ◎ 最適(高透過) | ◎ 均質で音波減衰が少ない |
| ガラス・セラミック混合 | △ やや透過率低下、厚み次第 | △ 音波反射しやすい、厚み注意 |
| 高強度セラミック系(Armor系) | ○〜△ 調整次第で可 | ○(最新モデルなら)だが薄さが重要 |
| 樹脂フィルム系(TPU、PET) | ○ 高透過で柔軟、だが傷つきやすい | ○ 音波透過も良好だが耐久性が低い |
お勧めしたいフィルムの特徴
| 項目 | Reno13 Aでの推奨 | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| 指紋認証対応 | 画面内指紋対応の明記(想定:光学式) | 非対応だと認証失敗が増える可能性がある |
| 貼り付け方式 | 全面吸着(フルグルー)推奨 | 周囲だけ接着等は、認証不安定・タッチ違和感・虹模様の原因になりやすい。 |
| 厚み | 0.25〜0.33mm | 保護性能とタッチ/指紋のバランスが取りやすい。厚すぎると指紋認証センサーに干渉する可能性が上がる。 |
| 表面硬度 | 9H(最低条件) | 比較基準として有効。ただし実耐性はコーティング品質等で差が出る。 |
| エッジ加工 | 2.5Dラウンドエッジ(基本) | 指当たりが良く、端欠けリスクも下げやすい。3Dはケース干渉が増えがち。 |
| 透過率・画質 | 透過率90%以上/基本はクリア系 | AMOLEDの発色を損ねにくい。強いブルーライトカットは黄ばみ、アンチグレアは解像感低下が出やすい。 |
| 反射・指紋 | 撥油コートあり | 指紋汚れ・滑りを改善。使用感の差が出やすい項目。 |
| ケース干渉 | ケース使用ならケースフレンドリー優先 | フルカバー系はケースに押されて浮く、黒枠が表示に被る等の事故が起きやすい。 |
| 付属品(貼りやすさ) | 位置合わせガイド・クリーニング一式付き | 貼りミス(ズレ・ホコリ)は指紋/タッチ不具合の原因になりやすい。 |
【OPPO Reno13 Aのスピーカー音質をチェック】同シリーズで初めて『ステレオ再生』に対応。YouTube視聴やビデオ通話に適したチューニング(音サンプルあり)


Xiaomi 15 Ultraで録音したwaveデータをスペクトログラム化しています。
OPPO Reno13 Aは、同シリーズではじめて『デュアルスピーカー』を採用。ステレオ再生が可能になりました。また『ウルトラボリュームモード』に対応し、音圧を最大『300%』アップすることが可能です。
音源とスペクトログラムを元にした音質評価
周波数特性と帯域バランス
- 低域(Low End): 500Hz以下のエネルギーが比較的薄く、重低音の厚みには欠けます。これは小型スマートフォンスピーカー特有の物理的限界を示している。
- 中域(Mid Range): 1kHz〜3kHz付近に強いエネルギーが集中しているので、ボーカルや楽器の主旋律は明瞭に聞き取れる。
- 高域(High End): 4kHz以上の減衰が早く、超高域の『空気感』や『繊細さ』は控えめ。全体的に中音域重視。
歪み(ディストーション)と明瞭度
100秒付近からのスウィープ音および120秒以降の単音(サイン波)のセクションから、スピーカーの素性が明確に。
- 倍音成分の発生:高い周波数の単音を再生した際、スペクトログラム上に本来の音とは異なる水平な線(高次倍音)が観測される。これは大音量再生時にわずかな高周波歪みが発生しやすいことを示唆する。
- 過渡特性:冒頭の楽曲パート(〜30秒)では、リズムの立ち上がりは比較的良好。ただし複雑な音が重なる中盤(60〜90秒)では音が飽和気味になり、音の分離感がやや低下する傾向がある。
音響演出と定位感
- ステレオ感: 位相の広がりは標準的。動画視聴などの近距離使用においては十分なステレオイメージが得られる。ただしスピーカー間隔が狭いため、音場の広大さまでは感じられない。
- ダイナミックレンジ: 小音量から中音量にかけてはバランスが取れているが、最大音量付近ではコンプレッションがかかったような、やや詰まった音質になることがある。
推奨される用途
- YouTubeやSNSなどの動画視聴(人の声が主体のもの)
- ビデオ通話やハンズフリー通話
- カジュアルなBGM再生
【OPPO Reno13 AのBluetooth環境】ワイヤレスハイレゾコーデック『LDAC』『aptX HD』をサポート
OPPO Reno13 AはハイレゾBluetoothコーデック『LDAC』『aptX HD』をサポートしています。良い音質で音楽を聞くには『多くのデータ転送』が必要に。電波干渉を起こしやすい場所(電車の中や電子レンジの近くなど)だと、音が途切れやすくなるのでご注意を(環境を問わず音質を求めるなら有線接続推奨)。

| 項目/コーデック | SBC (Classic A2DP) | LDAC (Sony) |
|---|---|---|
| 対応ビット深度 (bit depth) | 主に 16 bit | 16 / 24 bit(ハイレゾ対応) |
| サンプリングレート (sampling rate) | 16〜48 kHz(最大48 kHz) | 44.1 / 48 / 88.2 / 96 kHz(最大96 kHz) |
| ビットレート (bit rate) | 約 192〜345 kbps(実装により最大512 kbps の例も) | 330 / 660 / 990 kbps の 3 種モード(自動切替あり) |
| オーディオ品質 (理論) | 標準〜中程度(ビットレートに依存) | Bluetooth コーデック中で最高レベル。990 kbps 時は“ハイレゾ相当”に近い高音質 |
| 遅延 (レイテンシ) | 高め(約200ms 前後) — リアルタイム用途には不向き/会話・動画・ゲームにはやや不利 | SBC よりやや高め(180〜250ms 前後とされることが多い) — 低遅延ではないため通話・ゲーム用途は非推奨 |
| 主な用途・特徴 | Bluetooth Classic デバイスで広く使われる標準コーデック。最も互換性が高い | ハイレゾ音源向け高音質再生、音質重視のヘッドホン/スマホで採用。遅延用途には不向き |
| 備考/注意点 | Bluetooth 側はほぼ必ず対応 — どの機器でも接続できる可能性が高い | ビットレートは可変 → 通信環境で音質が変わる可能性あり |
【OPPO Reno13 Aで使えるOReality Audio】独自音響効果がシナリオを認識して最適なサウンドモードをセレクト

OPPO Reno13 Aでは、独自のプロファイルを設定可能なサウンド効果『OReality Audio』を利用することが出来ます。
- スマート:シナリオに応じて最適なサウンドモードを適用
- 映画:臨場感のあるサラウンドサウンドとクリアな音声
- ゲーム:ゲームサウンドの隠れたディテールを引き出し、アリーナにいるような臨場感を作り出す
- 音楽:ボーカルを忠実に再現。イコライザーはカスタマイズ可能
OReality Audioは『Bluetooth(イヤフォン、ヘッドフォン、スピーカー)』『内蔵スピーカー』『有線(イヤフォン、ヘッドフォン、スピーカー)』で機能。

『Redmi Buds 5 Pro(Xiaomi)』『OPPO Enco Air3i』『Zen Air Pro(Creative)』『EarFun Air Pro 3』『有線イヤフォン』『内蔵スピーカー』『Bluetoothスピーカー(JBL GO Essential)』を接続して実際に効果を確認。OPPO A5 5Gでは変化が感じられなかったRedmi Buds 5 Proでもしっかり機能しました。
【OPPO Reno13 AはMicro SDカード対応】YouTube、アマプラ、Netflixのコンテンツを高解像度でたっぷり保存
OPPO Reno13 Aで利用可能な『Holo Audio』。異なるオーディオソースの『空間位置』を指定出来る機能です。『自動』『カスタム』の2種類が用意されており、自動は各オーディオソースに最適な空間位置を自動的に選択。
カスタムでは『着信音』『アラーム』『通知』『動画1』『動画2』『オーディオブック』『音楽』『ナビゲーション』『ゲーム音声チャット』にオーディオソースが分類。『動画1(YouTube)を正面』『オーディオブックは左後ろ』など、それぞれの空間位置を自分で決められます。

実際にカスタム設定で空間位置を動かしてみると、本当に聞こえてくる場所が明確に変化。電話・アラーム・テレビなどのレイアウトを自分好みの場所に置き換える感じです。
【OPPO Reno13 AはMicro SDカード対応】YouTube、アマプラ、Netflixの高解像度コンテンツ、4K撮影動画の保存領域拡張が容易

OPPO Reno13 Aは『Micro SDカードスロット』を備え、低コストで保存領域を最大1TBまで拡張することが可能です。
スピードクラス一覧(SDアソシエーションより)
| 最低転送保証速度 | スピードクラス | UHSスピードクラス | ビデオスピードクラス | SD Expressスピードクラス |
| 600MB/s | – | – | – | E600 |
| 450MB/s | – | – | – | E450 |
| 300MB/s | – | – | – | E300 |
| 150MB/s | – | – | – | E150 |
| 90MB/s | – | – | V90 | – |
| 60MB/s | – | – | V60 | – |
| 30MB/s | – | 3 | V30 | – |
| 10MB/s | 10 | 1 | V10 | – |
| 6MB/s | 6 | – | V6 | – |
| 4MB/s | 4 | – | – | – |
| 2MB/s | 2 | – | – | – |
ストリーミング動画をフルHD解像度で保存/視聴するのにお勧めなMicro SDカード

『1080p』の解像度で安定的に動画を観るには、『5MB/s』以上の安定的な速度が必要に(Amazonより)。最低転送保証速度が『6MB/s』の『スピードクラス6』『ビデオスピードクラスV6』でも問題は無さそうですが、これらに準拠するMicro SDカードはもう市場にほぼ出回っていません。
ワンランク上(10MB/s)の『スピードクラス10』『UHSスピードクラス1』『ビデオスピードクラスV10』に準拠するMicro SDカードは、記事執筆時点で『千円(128GB)〜』程度。オフライン再生は『データ通信が発生しない』『画質(フレームレート)が安定する』などメリットが多いです。
OPPO Reno13 Aで撮影した動画(4K/30fps)を保存するのにお勧めなMicro SDカード
他メーカーのAndroidスマートフォンは、カメラアプリの中で『保存場所の指定』を行うことが可能。OPPOの場合はやや特殊で、設定内から『SDカードにデータを保存するアプリ(カメラ)』を指定。

『4K(30fps)』の高解像度で撮影することも可能な同端末。安定的に4Kで撮影出来る最低転送保証速度は『30MB/s』。4K撮影を前提とするなら、Micro SDカードは『UHSスピードクラス:3〜』『ビデオスピードクラス:V30〜』を選びましょう。
【OPPO Reno13 Aのレコーダーアプリ】は録音音声の『文字起こし』と『要約』に対応!使い方と精度を検証してみた

上位モデルの対応が多い、レコーダー(録音)アプリの文字起こし機能。OPPO Reno13 Aでは『文字起こし』から『要約』までを行ってくれます(クラウド処理なのでデータの取り扱いは注意)。
文字データを取得するには、まず録音したデータを開いて『要約』を選択。

続けて文字起こしを行うメインの言語を選択(おおよそ自動で問題なし)。

文字起こし中はアイコンが『虹色』に。完了すると『白(要約)』に戻ります。

データの生成終了後に再度『要約』を選択すると内容が表示。音声データを聞きながら内容をおさらい出来ます。

『録音』付近を選択すると、文字化した『全部』のデータが表示。文字起こしの精度はかなり正確で、『内容が分からない』といった箇所はありませんでした。要約も的確なので十分実用的に使えるかと。

【OPPO Reno13 Aの翻訳機能】は『対話』『ライブ』『ドキュメント(テキスト)』『画面』に対応
OPPO Reno13 Aで利用可能な翻訳機能。スマートサイドバーをONにしていると、バーの中からワンタップで起動可能。

音声スピードの変更は、翻訳画面右上の歯車アイコン(設定)からを行います。


お互いが話した内容をそれぞれ別の言語で翻訳し、翻訳した内容を再生する場合は『対話翻訳』を選択。『タップして話す(Tap to speaker)を選択した上で話す』→『翻訳内容表示』→『音声再生』といった流れ。左上のスピーカーアイコンから、音声の『オートプレイ(自動再生)ON/OFF』を切り替えられます。

【OPPO Reno13 Aで使えるBeaconLink】モバイル・Wi-Fiネットワークが届かない場所でも音声通話が可能(音源あり)

OPPO Reno13 Aで利用可能なBeaconLinkは、インターネット接続や携帯信号が届かない場合でも『Bluetoothを使用して近隣の人に電話をかける』ことが出来る機能です。
まずは『SIMカード装着(契約が切れているものでも使えた)』→『OPPOアカウントにログイン』→『BluetoothをON(設定→Bluetooth)』。

続けて設定→モバイルネットワーク→BeaconLinkの順に開きます。

自分に通話を発信できる人を『連絡先のみ』『すべて(120分経つと切断)』から選択。

『近くのデバイス』に表示されている連絡先を選択すると発信。

Volteなどの通話品質と比較して『音質』はイマイチですが、Wi-Fiとモバイルネットワークをどちらも『OFF』にした状態で、しっかりと内容を聞き取れる通話クオリティ。ネットワークが繋がらない環境で『内線代わり』といった使い方も出来そうです。
BeaconLinkを使用した通話のテストはOPPO Reno13 AとFind X8を使用して行っています。
【OPPO Reno13 Aで設定出来る3種類のホームアプリ】スマホに慣れない高齢者でも扱いやすい『シンプルモード』、アプリや利用時間に制限をかけられる『キッズモード』
OPPO Reno13 Aには『通常』『シンプルモード』『キッズモード』といった、利用者に合わせた3種類のホーム画面が用意されています。
スマートフォンに慣れていない高齢者にお勧めなシンプルモード

シンプルモードを設定すると、アイコン』『文字表示』は全体的に大きく見やすく、『音量』は大きく聞きやすく調整されます。設定から変更出来る内容も簡素化するので、『スマートフォンに慣れていない高齢者』が利用するのに最適です。


『アプリの種類』『操作時間』に制限をかけられるキッズモード

キッズモードでは、通常モードとは別に『表示するアプリの種類』『画面の時間制限』『視力保護』の設定を行うことが可能。キッズモードを解除したり設定を変更するには『ロックの解除』が必要です。



【OPPO Reno13 Aで使えるジェスチャー機能】デジタルアシスタントや指定したアプリの起動を『画面オフ状態』からスムーズに行える
OPPO Reno13 Aには下記の通り、便利なジェスチャー(ショートカット)機能が豊富に用意されています。顔認証(指紋認証)と組み合わせれば、ジェスチャー操作から起動(動作)までがスムーズに。
- デジタルアシスタント起動:電源ボタンを長押し(設定→ユーザー補助と利便性→電源ボタン)
- スクリーンショット:画面を3本の指で下にスワイプ、指3本で長押し、電源ボタンと音量下げボタン(設定→ユーザー補助と利便性→スクリーンショット)
- 画面ON:端末を持ち上げる(設定→ホーム画面とロック画面→端末を持ちあげたら画面オン)
- 画面ON/OFF:画面をダブルタップ(設定→ホーム画面とロック画面→ダブルタップで画面オンまたはオフ)
- カメラを起動:消えている画面に『O』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Oの文字を描いてカメラを起動)
- フラッシュライトON/OFF:消えている画面に『V』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Vの文字を描いてフラッシュライトをオンまたはオフにする)
- 音楽の一時停止と再開:消えている画面に『I』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→音楽操作)
- ロック解除画面→指定した連絡先に発信もしくは指定したアプリを開く:消えている画面に『ʌ』を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Mを描く)
- ロック解除画面→指定した連絡先に発信もしくは指定したアプリを開く:消えている画面に『M』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Mを描く)
- ロック解除画面→指定した連絡先に発信もしくは指定したアプリを開く:消えている画面に『W』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Wを描く)
- 自動応答:端末を耳に近づける(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→端末に耳を近づけると自動で応答)
- イヤーレシーバーに自動切り替え:端末を耳に近づける(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→端末に耳を近づけるとイヤーレシーバーに自動切換え)
- 着信音を消す:端末を裏返す(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→端末を裏返して着信音を消す)
- フラッシュライトをON/OFFにする:画面が消えた状態で音量ダウンボタンを長押し(設定→ホーム画面とロック画面→音量ボタンでフラッシュライトをオン/オフにする)
- 画面に触れることなく画面スクロール・通話に応答:ハンドジェスチャーで端末を操作(設定→ホーム画面とロック画面→エアジェスチャー)

デジタルアシスタントを変更する方法
- 『設定』を開いて検索ボックスに『デジタル』と入力
- 一覧から『デフォルトのデジタルアシスタント』を選択
- 利用したいデジタルアシスタントアプリ(ChatGPTなど)を選択

【OPPO Reno13 Aで使えるアプリクローン機能】『LINE』『Instagram』『Facebook』『X』などのアプリを複製して2アカウントでログイン可能!
1台の端末で2つのアカウントを使える
OPPO Reno13 Aでは、アプリを複製可能な『アプリクローン』という機能を使うことが出来ます(全てのアプリが対応するわけではない)。下位モデルのOPPO A5 5Gでは『2つまで』という制限がありましたが、OPPO Reno13 Aでは特にそういった制限表示は見当たりません(少なくとも4つは複製出来た)。

例えばアプリクローンを開いて『ChatGPT』にチェックを入れると、自動的に『もう一つのChatGPT(右下に緑と青のクローンアイコンつき)』がホーム画面に追加。

複製したアプリは『異なるID(電話番号)』でログイン可能です。

【OPPO Reno13 Aで使えるアプリロック】設定したアプリのセキュリティを高める!開く前にパスワードの入力が必要に
アプリロックをかけたアプリ(クローンも対象)は、開こうとすると『プライバシーパスワード』の入力を求められるように。『楽天ペイ』『PayPay』といった支払い系のアプリにロックをかけておくと安心感が増します。


【OPPO Reno13 Aで使えるアイコンプルダウンジェスチャー】は片手持ちののままアプリを開ける

OPPO Reno13 Aの画面サイズは6.7インチ。片手で持つことは出来ても、『操作する』のは難しい大きさ。『アイコンプルダウンジェスチャー』は、画面の左もしくは右端(角ではない)を上にスワイプすることで、アプリアイコンを指の届く位置まで寄せる機能。起動したいアイコンの上で指を離すと開きます。
OPPO Reno13 Aで楽天モバイルを使えるか
OPPO Reno13 Aは楽天モバイルの主な通信バンド(4G:Band3/Band18※パートナー回線/Band 28、5G(sub6):Band n77)をサポートしています(eSIM対応)。

楽天モバイルの通話でメインとなるRakuten Linkは、『通話』『SMSメッセージ送受信』『ビデオ通話』を問題なく行うことが出来ました(同アプリの特性上、電波状況により若干遅延。Wi-Fiからモバイルネットワーク接続に切り替えると改善する場合あり)。
OPPO Reno13 Aの日本発売日
2025年6月26日(木)
OPPO Reno13 Aの日本販売価格(公式店舗)
- 8GB/128GBモデル:48,800円(税込)

OPPO Reno13 Aのアップデート保証期間
- セキュリティアップデート:初出荷日から3年間提供
- OSアップグレード:最低1回以上
OPPO Reno13 Aの同梱品
- 保護フィルム(試供品)(貼付済み)
- SIM取出し用ピン(試供品)
- クイックガイド
- 安全ガイド
【OPPO Reno13 Aの下位モデル】OPPO A5 5Gレビュー

【OPPO Reno13 Aのスペック】主な仕様
カラー
- チャコールグレー
- アイスブルー
- ルミナスネイビー
メモリとストレージ
- メモリ:8GB RAM(※最大16GB相当まで拡張可能)、128GB ROM
- RAMの種類:LPDDR4X@2133MHz 2 × 16bits
- ストレージ仕様:UFS 3.1
- 外部ストレージ:対応
- USB OTG:対応
サイズと重量
- 縦:162mm
- 横:75mm
- 厚さ:7.8mm
- 重量:192g
プロセッサー
- Snapdragon 6 Gen 1
- CPU:
オクタコアCPU:2.2GHz×4+1.8GHz×4 - GPU:
Adreno 710@676MHz
ディスプレイ
- サイズ:約6.7インチ
- 画面占有率:92.2%
- 解像度:フルHD+(2,400×1,080)
- リフレッシュレート:最大120Hz
- タッチサンプリングレート:最大180Hz
- 色域:
ビビッドモード:100%(DCI-P3)
ナチュラルモード: 100%(sRGB) - 色彩深度:1,670万色(8ビット)
- ピクセル密度:394PPI
- 輝度:
デフォルト設定時の通常輝度:600nits
日光下での最大輝度:1,200nits - パネルタイプ:AMOLED(有機EL)
- カバーガラス:AGC Dragontrail STAR2
バッテリーと充電
- バッテリー:
公称値:5,800mAh/22.74Wh
定格値:5,640mAh/22.11Wh - 急速充電:
45W SUPERVOOCTMフラッシュチャージ/45W PPS
カメラ
- リアカメラ
広角:約5,000万画素(F値1.8)
超広角:約800万画素(F値2.2/画角112度)
マクロ:約200万画素(F値2.4)
動画撮影:最大4K@30fps, 1080P@60fps/30fps, 720P@60fps/30fps
EIS/OIS 動画: 1080P@60fps/30fps, 720P@60fps/30fps
ズーム撮影: 1080P@60fps/30fps, 720P@60fps/30fps, 4K@30fps
スローモーション撮影: 720P@240fps, 720p/1080P@120fps
タイムラプス撮影: 1080P@30fps
撮影モード:写真、動画、ポートレート、夜景、PRO、スローモーション、アウト/イン同時動画撮影、タイムラプス、ステッカー、パノラマ、高解像度、Googleレンズ、マクロ、ドックスキャナー - フロントカメラ
約3,200万画素(F値2.4)
動画撮影:1080P@30fps , 720P@30fps
撮影モード:写真、動画、ポートレート、夜景、パノラマ、アウト/イン同時動画撮影、タイムラプス、ステッカー
生体認証
- ディスプレイ指紋認証
- 顔認証
NFC
- 対応(おサイフケータイ対応)
ネットワークと接続
- デュアルSIM:対応
- SIMタイプ:
排他的デュアルSIMカードスロット
SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM)/microSD
SIMタイプ:nanoSIM+eSIM - 対応バンド
- 5G :n1/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n40/n41/n77/n78
- 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28
- 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42
- 3G WCDMA: Band 1/2/4/5/8/19
- 2G GSM : 850/900/1800/1900MHz
- キャリアアグリゲーション対応
Wi-Fi
- IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth
- バージョン:5.1
- コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC
防水・防塵
- IP68/IP69
オーディオ
- スピーカー:ステレオ
- イヤフォンジャック:非搭載
ナビゲーションと測位
- GNSS:Beidou / GPS / GLONASS / Galileo / QZSS
- その他機能:Wi-Fi測位、ネットワークを利用した移動体測位
センサー
- 地磁気センサー
- 近接センサー
- 光センサー
- 加速度センサー
- ジャイロセンサー
- 重力センサー
- ステップカウント機能対応
オペレーティングシステム
- ColorOS
OPPO Reno13 Aにお勧めなSIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
実際に使って感じたOPPO Reno13 Aのメリットとデメリット

- Snapdragon 6 Gen 1とUSF 3.1ストレージによる快適な動作
- 低照度(夜景)から4K高解像度動画まで高画質に撮れるカメラ
- 他メーカーの端末と比較しても良好な電池もち
- 適当に撮った写真をベストな構図に整えてくれるAI再構成
- 人物を自動認識して影まで綺麗に消してくれる高精度なAI消しゴム
- 使い道が無い超低解像度画像からアニメ調のイラストを生成出来るAIリイメージ
- 『目を閉じた失敗写真』を『笑顔』に変えられるAIパーフェクトショット
- スーツ姿を特撮ヒーローみたいに変身させられるAIポートレート
- 6.,7インチの大きな有機ELディスプレイ採用。美しい発色とハイコントラスト表示
- 最大リフレッシュレートが120Hz。スクロールが超滑らかに
- 異なるスピーカーから立体的に独立した音を奏でられるステレオ再生仕様
- ウルトラボリュームモード対応(音圧を最大+300%)で屋外でも音声を聞き取りやすい
- 汎用的な充電規格『PPS』が最大45Wの急速充電に対応
- ハイレゾBluetoothコーデックLDAC、aptX HDをサポート
- Micro SDカード対応!ストリーミング動画・音楽、撮影した動画を外部ストレージに保存出来る
- 画面オフの状態から素早くアプリ起動可能なジェスチャーを多数用意
- 片手持ちのままアプリを開けるアイコンプルダウンジェスチャーが便利
- レコーダーアプリが『文字起こし』と『要約』に対応
- 米軍MIL規格の耐衝撃テストをクリアした高い耐衝撃性
- 最高水準となるIP69/IP68の防塵防水性能
- FeliCa ICチップ搭載でおサイフケータイが使える
- モバイルネットワーク、Wi-Fiが届かない場所でもBeaconLink(Bluetooth)で通話可能
- 背面の汚れがやや目立つ(ルミナスネイビーの場合)
- マクロカメラが低画質
OPPO Reno13 Aに関するQ&A
- OPPO Reno13 Aはワイヤレス充電に対応していますか?
ワイヤレス充電に非対応です。
- OPPO Reno13 Aはおサイフケータイを使えますか?
FeliCa ICチップを搭載しているので使えます。
- OPPO Reno13 Aにケースは付属しますか?
付属しません。
- OPPO Reno13 Aに充電器は付属しますか?
付属しません。
- OPPO Reno13 Aの画面にフィルムは貼られていますか?
貼り付けられた状態で出荷されます。
- OPPO Reno13 Aはマクロ撮影に対応していますか?
マクロカメラを搭載しています。ただし画質は微妙です。
- OPPO Reno13 Aの防塵防水性能は?
最高水準の『IP69』『IP68』に準拠しています。
- OPPO Reno13 AではeSIMを使えますか?
使えます。
- OPPO Reno13 AでAI機能が使えない
OPPOアカウントにログイン。サーバーが混雑している場合は時間をあける。
- OPPO Reno13 Aが採用するGPUは?
Adreno 710@676MHzです。
- OPPO Reno13 Aはイヤフォンジャックを搭載しますか?
非搭載です。
- OPPO Reno13 Aはステレオ再生に対応しますか?
デュアルスピーカーなので対応します。
