OPPO Reno13 Aレビュー|想定以上の満足感。豊富なAI機能も魅力のスマホ

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雨のネオン背景でOPPO Reno13 Aの背面デザイン(ブルー)とカメラユニットを撮影
この記事に書いてある内容一覧
  • 【OPPO Reno13 Aの電池もち】は『良い』部類
    • YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)
    • リフレッシュレートを高くすると『滑らかさ』と『消費電力』がアップ。電池もちを優先するなら『標準(60Hz)』に設定を
  • 【OPPO Reno13 Aの充電速度】低価格な汎用充電器(PPS対応)でも短時間で電池残量が一気に増える!
    • OPPO Reno13 Aを『PPS』対応のAC充電器で約15分間充電した結果
    • OPPO Reno13 Aをモバイルバッテリー(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)で約10分間充電した結果
    • 電池の劣化を軽減させて『OPPO Reno13 Aを長く使いたい』のであれば『電荷制限』『スマート充電』を活用しよう
  • 【OPPO Reno13 Aのリアカメラ画質】は『低照度』から『高解像度動画』まで満足度の高い仕上がり。下位モデルとのリアルな画質差を体感
    • OPPO Reno13 Aの主なリアカメラ仕様
    • OPPO Reno13 Aのカメラアプリはシンプルで分かりやすい撮影メニュー
    • 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの超広角カメラで撮影
    • 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラで撮影
    • 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラでデジタル2倍ズーム撮影
    • 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラで撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)
    • 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラのポートレートモードで撮影
    • 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラの夜景モードで撮影
    • 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aのマクロカメラで撮影
    • 【動画作例・評価】OPPO Reno13 Aのカメラで撮影
  • 【OPPO Reno13 Aのフロントカメラ画質&評価】ディテールから解像まで丁寧な仕上がり。ポートレートモードのボケ味も自然な質感
    • OPPO Reno13 Aの主なフロントカメラ仕様
    • 【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aのフロントカメラで撮影した写真
  • 【OPPO Reno13 Aで利用可能なクラウドを使った画像編集機能】『AI再構成(構図変更)』『AI消しゴム(不要な人・モノを消す)』『AIパーフェクトショット(表情を変える)』『AI鮮明度強化(低解像をアップスケール)』
    • 理想的な構図を数パターン提案してくれる『AI再構成』。不自然な傾きなども自動補正
    • 『不要』を消して背景を自動生成してくれるAI消しゴム。『人を削除する』の精度が凄い
    • 写真フォルダの中から『同じ顔』を見つけ出し、『真顔』を『笑顔』に違和感なく変えてくれるAIパーフェクトショット
    • 『マクロカメラ』『高倍率デジタルズーム』で撮影した粗めな画像を滑らかに再生成してくれる『鮮明度強化』
  • 【OPPO Reno13 Aでクリエイター気分を味わえるAI Studio】『AIポートレート』『AIリイメージ』『AIモーション』
    • 本格的な『イメチェン画像』を色々なパターンから生成出来るAIポートレート
    • 粗い画像から『アニメ』『アメコミ』風の画像を再生成出来るAIリイメージ
    • 静止画に『ちょっとした動き』を与えるAIモーション
  • 【OPPO Reno13 AのAIエディター×AI Studio活用術!】合せ技でクリエイトの幅を広げよう
    • AI Studioの『AIリイメージ(アニメ)』で生成した画像をAIエディターの『鮮明度強化』でアップスケール
    • AIエディターの『鮮明度強化』でアップスケールした画像をAI Studioの『AIモーション』で動かす
  • 【OPPO Reno13 Aのベンチマークスコア】『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ
    • 【実測】OPPO Reno13 AのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)
    • 【実測】OPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)
    • 【実測】OPPO Reno13 A、OPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のGeekbench6(CPU)スコア
    • 【実測】OPPO Reno13 AとOPPO A5 5Gの3DMark Wild Life Stress Testスコア
  • 【OPPO Reno13 Aのデザイン(見た目)】カメラ部分が浮かび上がって見える幻想的な特殊加工。『堅牢性』と『高級感』を併せ持つ
    • OPPO Reno13 Aに近い画面サイズの端末重量
  • 【OPPO Reno13 Aの画面】滑らか(120Hz)&ハイコントラスト(有機EL)&明るい&見やすい(6.7インチ)&操作しやすいディスプレイ
    • OPPO Reno13 Aの主な画面仕様
    • 最大リフレッシュレート120Hzでコンテンツを滑らかに表示。アプリ別に個別設定も可能
    • OPPO Reno13 Aのディスプレイガラスは『AGC Dragontrail® STAR2』
    • 『明るさの自動調整』をONにすると直射日光下での視認性が向上
    • 色域が広く発色の美しい有機ELディスプレイ。写真から動画まで臨場感たっぷりに表示
    • ディスプレイの表示色(色温度など)調整方法
    • ブルーライトを制御するアイコンフォートは『色温度』『白黒』『スケジュール』など細かい設定が可能
  • 【OPPO Reno13 Aの指紋認証を試す】速度は普通。豊富なアニメーションがロック解除を盛り上げる!
  • 【OPPO Reno13 Aのスピーカー音質をチェック】同シリーズで初めて『ステレオ再生』に対応。YouTube視聴やビデオ通話に適したチューニング(音サンプルあり)
  • 【OPPO Reno13 AのBluetooth環境】ワイヤレスハイレゾコーデック『LDAC』『aptX HD』をサポート
  • 【OPPO Reno13 Aで使えるOReality Audio】独自音響効果がシナリオを認識して最適なサウンドモードをセレクト
  • 【OPPO Reno13 AはMicro SDカード対応】YouTube、アマプラ、Netflixのコンテンツを高解像度でたっぷり保存
  • 【OPPO Reno13 AはMicro SDカード対応】YouTube、アマプラ、Netflixの高解像度コンテンツ、4K撮影動画の保存領域拡張が容易
    • ストリーミング動画をフルHD解像度で保存/視聴するのにお勧めなMicro SDカード
    • OPPO Reno13 Aで撮影した動画(4K/30fps)を保存するのにお勧めなMicro SDカード
  • 【OPPO Reno13 Aのレコーダーアプリ】は録音音声の『文字起こし』と『要約』に対応!使い方と精度を検証してみた
  • 【OPPO Reno13 Aの翻訳機能】は『対話』『ライブ』『ドキュメント(テキスト)』『画面』に対応
  • 【OPPO Reno13 Aで使えるBeaconLink】モバイル・Wi-Fiネットワークが届かない場所でも音声通話が可能(音源あり)
  • 【OPPO Reno13 Aで設定出来る3種類のホームアプリ】スマホに慣れない高齢者でも扱いやすい『シンプルモード』、アプリや利用時間に制限をかけられる『キッズモード』
    • スマートフォンに慣れていない高齢者にお勧めなシンプルモード
    • 『アプリの種類』『操作時間』に制限をかけられるキッズモード
  • 【OPPO Reno13 Aで使えるジェスチャー機能】デジタルアシスタントや指定したアプリの起動を『画面オフ状態』からスムーズに行える
    • デジタルアシスタントを変更する方法
  • 【OPPO Reno13 Aで使えるアプリクローン機能】『LINE』『Instagram』『Facebook』『X』などのアプリを複製して2アカウントでログイン可能!
    • 1台の端末で2つのアカウントを使える
  • 【OPPO Reno13 Aで使えるアプリロック】設定したアプリのセキュリティを高める!開く前にパスワードの入力が必要に
  • 【OPPO Reno13 Aで使えるアイコンプルダウンジェスチャー】は片手持ちののままアプリを開ける
  • OPPO Reno13 Aで楽天モバイルを使えるか
  • OPPO Reno13 Aの日本発売日
  • OPPO Reno13 Aの日本販売価格(公式店舗)
  • OPPO Reno13 Aのアップデート保証期間
  • OPPO Reno13 Aの同梱品
  • 【OPPO Reno13 Aの下位モデル】OPPO A5 5Gレビュー
  • 【OPPO Reno13 Aのスペック】主な仕様
  • OPPO Reno13 Aにお勧めなSIM
  • 実際に使って感じたOPPO Reno13 Aのメリットとデメリット
  • OPPO Reno13 Aに関するQ&A
  • 関連リンク

グローバルメーカーのOPPOが、日本市場に向けてリリースを続ける『OPPO Reno Aシリーズ』。OPPO Reno13 Aでは電池を5,000mAhから『5,800mAh』に増量。米軍軍用規格(MIL-STD-810H)を取得して『耐衝撃性』を強化。さらに防水性能をIPX5から最上級の『IPX9/IPX8』に底上げするなど、実用的なアップグレードを遂げています。

また、同シリーズとして初めて『デュアルスピーカー』を搭載。満を持して『ステレオ再生』が可能になりました。

本記事執筆前にOPPO A5 5Gの詳細な実機レビューを行っているのですが、実際に使い込み比較してみると、随所で『OPPO Reno13 Aの上位モデルらしさ』を感じることに。

上位Soc搭載による体感速度向上は勿論のこと、『カメラ画質』が明確に上がっている。『低照度(HDR)』『動画撮影』『質感(ディテール)』『解像』まで、全方位で大幅なクオリティアップ。超広角カメラも想定より高画質。

電池容量を増やしつつ、重量は『約192g』と片手持ちしやすいレベルを維持。カメラの画質だけでなく『電池もち』も体感レベルでアップデートしています。汎用的な『PPS規格』の充電が最大『45W』の高出力に対応しているのも、上位モデルならではの嬉しいポイント。

本記事では、『充電時間計測』『ベンチマーク実測』『カメラ撮影(静止画から動画まで)』など、OPPO Reno13 Aの実機を使った様々な検証を行っています。購入を検討している人は、参考にしていただけたら幸いです(右下にリンク付きの目次あり)。

【OPPO Reno13 Aの電池もち】は『良い』部類

YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)

※画面の明るさは照度計で50LUX程度に合わせています。

端末名画面サイズ(解像度)電池容量減った電池量
CMF Phone 2 Pro6.77インチ(2,392×1,080px)5,000mAh-6%
Nothing Phone(2)6.7インチ(2,412×1,080px)4,700mAh-6%
Nothing Phone(3a)6.77インチ(2,392×1,080px)5,000mAh-6%
POCO F7 Ultra6.67インチ(3,200×1,440px)5,300mAh-6%
POCO X7 Pro6.67インチ(2712 × 1220px)6,000mAh-9%
Xiaomi 13T Pro6.7インチ(2,712×1,220px)5,000mAh-10%
Xiaomi 14T Pro6.67インチ(2712 × 1220px)5,000mAh-8%
Xiaomi 15T6.83インチ(2772 × 1280px)5,500mAh-7%
Xiaomi 15T Pro6.83インチ(2772×1280px)5,500mAh-5%
Xiaomi 14 Ultra6.73インチ(3,200×1,440px)5,000mAh-8%
Xiaomi 15 Ultra6.73インチ(3,200×1,440px)5,410mAh-4%
Pixel 7a6.1インチ(2,400×1,080px)4,385mAh-9%
Pixel 9a6.3インチ(2,400×1,080px)5,100mAh-7%
Pixel 86.2インチ(2,400×1,080px)4,575mAh-8%
OPPO A5 5G6.7インチ(1,604×720px)6,000mAh-6%
OPPO A79 5G6.72インチ(2,400×1,080px)5,000mAh-6%
OPPO Reno9 A6.4インチ(2,400×1,080px)4,500mAh-6%
OPPO Reno11 A6.7インチ(2,412×1,080px)5,000mAh-6%
OPPO Reno13 A6.7インチ(2,400×1,080px)5,800mAh-5%
OPPO Find X86.6インチ(2,760×1,256px)5,630mAh-5%
moto g246.6インチ(1,612×720px)5,000mAh-7%
moto g66j 5G6.7インチ(2,400×1,080px)5,200mAh-7%
AQUOS sense86.1インチ(2,432×1,080px)5,000mAh-4%
AQUOS sense96.1インチ(2,340×1,080px)5,000mAh-5%
AQUOS sense106.1インチ(2,340×1,080px)5,000mAh-4%
AQUOS wish46.6インチ(720×1,612px)5,000mAh-4%

OPPO Reno13 AでYouTube動画(1080p)を約90分間再生し、減った電池の量は『-5%』程度。下位モデルのOPPO A5 5Gは720p解像度で検証を行い『-6%』。通常高解像度再生の方が消費電力は大きくなるので、OPPO Reno13 AはOPPO A5 5Gより『電力効率』の部分で優れていると言えます。

他メーカーの端末と比較しても、OPPO Reno13 Aの電池の減り(-5%)は『良い』部類。動画視聴以外に『動画及び静止画撮影(標準カメラアプリ使用)』を行っている際にも、なかなか電池が減らず『スタミナがあるな』と実感しました。

製品ページでは『4年間使ってもバッテリー容量は80%をキープ(OPPO研究所で収集されたデータ)』と説明。多少ヘビーな使い方をしても、短い使用期間で『極端に電池の減りがはやくなる』ことは無さそうです。

リフレッシュレートを高くすると『滑らかさ』と『消費電力』がアップ。電池もちを優先するなら『標準(60Hz)』に設定を

画面リフレッシュレートを『高(最大120Hz)』に設定すると、1秒間に最大120コマの滑らかな表示に切り替わります。ただし画面の書き換え回数が増えるほど『消費電力』が上がり電池の減りがはやく。

電池もちを優先する場合は下記の設定を行いましょう。

  • 自動明るさ設定ONに(明るい場所ではOFF時より消費電力が上がる。利用環境によってはOFF):設定→ディスプレイと明るさ→明るさの自動調整
  • ディスプレイのリフレッシュレートを標準(60Hz)に:設定→ディスプレイと明るさ→画面リフレッシュレート→標準
  • 自動画面オフの時間短めに:設定→ディスプレイと明るさ→自動画面オフ(15秒〜30秒程度)
  • 就寝時の待機電力を下げる:設定→バッテリー→省エネ設定→就寝時の待機電力軽減
  • 動画アプリ使用時のバッテリー使用量を最適化(動画や音声の品質に影響する場合あり):設定→バッテリー→省エネ設定→動画バッテリーセーバー
  • 電池が指定量に減ったら自動的に省エネモード起動:設定→バッテリー→省エネ設定→省エネを自動的に開始する
  • バッテリーモードを省エネモードもしくは超省エネモードに:設定→バッテリー→バッテリーモード→省エネモード/超省エネモード
  • 指定した時間に合わせて自動で電源ON/OFF:設定→ユーザー補助と利便性→自動電源オン/オフ
OPPO Reno13 Aの省エネモード設定画面。自動開始/終了、残量しきい値、就寝時待機電力軽減、動画バッテリーセーバーを表示

【OPPO Reno13 Aの充電速度】低価格な汎用充電器(PPS対応)でも短時間で電池残量が一気に増える!

OPPO Reno13 Aを『PPS』対応のAC充電器で約15分間充電した結果

環境によって充電速度は異なる可能性があります。

OPPO Reno13 Aは『45W SUPERVOOC』に加えて汎用的な『45W PPS』をサポート。PPS規格に対応する市販充電器UGREEN Nexode 65W)を使用して約15分間充電したところ、電池残量は『+34%』増えていました(19%→53%)。

OPPO Reno13 A本体背面をUSB-Cで充電中。UGREENのAC充電器に接続した充電環境の写真

OPPO A5 5Gも『45W SUPERVOOC』に対応していますが、PPSは『33W』止まり。同じ充電器を使用して約15分間充電し、増えた電池残量はOPPO Reno13 Aより5%少ない『+29%』。

純正品より低価格で、種類も豊富なPPS規格に対応する充電器。それらで高いパフォーマンスを維持出来ることは明確なメリット。OPPO Reno13 Aを選ぶ理由の一つになると言えるでしょう(公式情報は約30分で1%から44%まで素早く充電)。

端末名充電時間(有線)増えた電池残量
Pixel 9a約15分間+18%
moto g66j 5G約15分間+22%
AQUOS sense10約15分間+23%
CMF Phone 2 Pro約15分間+24%
OPPO A5 5G約15分間+29%
OPPO Reno13 A約15分間+34%
Nothing Phone(3a)約10分間+20%
POCO F7 Ultra約10分間+34%
Xiaomi 14T Pro約10分間+48%
Xiaomi 15T約10分間+25%
Xiaomi 15T Pro約10分間+34%
OPPO Reno13 Aのロック画面でSUPERVOOC急速充電を表示。充電率35.17%のアニメーションとケーブル接続

OPPO Reno13 Aをモバイルバッテリー(Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh)で約10分間充電した結果

搭載ケーブルが最大『120W』の出力に対応するモバイルバッテリー『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』。OPPO Reno13 Aを約10分間充電して、増えた電池残量は『+17%(13%→30%)』。AC充電器(PPS対応)ほどの速度は得られませんが、モバイルバッテリーとしては十分かと。

OPPO Reno13 Aをモバイルバッテリーから充電する様子。SUPERVOOC表示と残量21.13%、165W MAX表示のバッテリーを並べて撮影
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電池の劣化を軽減させて『OPPO Reno13 Aを長く使いたい』のであれば『電荷制限』『スマート充電』を活用しよう

設定→バッテリー→バッテリーの状態→電荷制限

OPPO Reno13 Aには、電池の劣化を遅らせる『電荷制限』という機能が備えられています。同機能をONにすると、充電していて電池残量が『80%』に達すると自動停止。電池劣化の原因になりえる『過充電』を防止します(充電時間が長すぎると自動的に電荷制限がONになる)。

ユーザーの充電習慣を学習し、電池が劣化しづらいように充電パターンを調整する『スマート充電』という機能も用意(電池残量が80%に達したあと自動的に100%への充電を遅らせる場合あり)。電荷制限との併用は出来ないので、自分の使い方に合った設定を選びましょう。

OPPO Reno13 Aの「バッテリーの状態」画面。スマート充電と充電上限(80%維持)の設定トグルを表示

【OPPO Reno13 Aのリアカメラ画質】は『低照度』から『高解像度動画』まで満足度の高い仕上がり。下位モデルとのリアルな画質差を体感

OPPO Reno13 A背面カメラユニットのクローズアップ。デュアルレンズとフラッシュ、ブルーボディの質感を確認

OPPO Reno13 Aの主なリアカメラ仕様

端末名OPPO Reno13 A
広角(メイン)カメラ解像度:5,000万画素
焦点距離:27mm相当
F値:1.8
手ぶれ補正:光学式、電子式
光学ズーム:非対応
デジタルズーム:最大10倍
超広角カメラ解像度:800万画素
焦点距離:16mm相当
F値:2.2
マクロカメラ解像度:200万画素
焦点距離:22mm相当
F値:2.4

OPPO Reno13 Aのリアカメラは『広角(メイン)』『超広角』『マクロ』の3眼構成。広角カメラは『光学式手ぶれ補正』をサポートしているので、『HDR(低照度)』『デジタルズーム』『動画』といった難易度が上がる撮影シーンで効力を発揮してくれるはず。

被写体に『4cm』程度まで寄って撮れる『マクロカメラ』も搭載しますが、解像度が200万画素と低め。細部のディテールには期待出来なそう。詳しくは作例をご覧ください。

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OPPO Reno13 Aのカメラアプリはシンプルで分かりやすい撮影メニュー

写真モードの上メニューは『フラッシュ』『EV(露出設定)』『Googleレンズ』『設定』。

OPPO Reno13 Aのカメラアプリ上部メニュー。フラッシュ、EV補正、各種設定など撮影コントロールを表示

撮影モードは『PRO』『動画』『写真』『ポートレート』『その他』。

OPPO Reno13 Aカメラアプリのモード切替画面。「ポートレート」選択状態とシャッターボタンを表示

その他からは『夜景』『高解像度』『パノラマ』『マクロ』『スローモーション』『タイムラプス』『アウト/イン同時動画撮影』『ステッカー』『ドックスキャナー』を選択可能です。

OPPO Reno13 Aカメラの「その他」メニュー。夜景・高解像度・パノラマ・マクロ・スローモーション・タイムラプス等を一覧表示

フィルターは『オリジナル』『フレッシュ(Film・CC)』『エメラルド(Film・NC)』『クリア(Film・NH)』『鮮明』『輝き』『静けさ』『ナチュラル』『食べ物』『寒色』『暖色』『刺激的』『フェード』『モノクロ』『単色』『サイバーパンク』。

【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの超広角カメラで撮影

HDR:AUTO、フィルター:オリジナル 、フラッシュ:OFF

OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した住宅街の直線道路と電線、雲の広がる空
OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した川沿いの街並みと青空(橋の影が水面に映る)
OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した田園風景と遠景の山、青空の広がり
OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した都心の川と鉄道、駅ホームと高層ビル群
OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した線路と運河、都市のビル群の遠景
OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した庭園の池と雲の反射(周囲にビル群)
OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した日本庭園の池と雪吊り、紅葉と空の反射
OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した公園の石段と曲面石壁、冬の樹木と青空
OPPO Reno13 Aの超広角で撮影した高架下の運河(建物と水面の反射)
高架下の運河沿い桟橋と係留ボート、夕方の光を反射する水面をOPPO Reno13 Aで撮影
都心の運河を橋上から望む夕景、両岸のビルと係留船が並ぶ風景をOPPO Reno13 Aで撮影
川幅の広い水辺と夕焼けグラデーションの空、遠景のビル群をOPPO Reno13 Aで撮影
運河沿いの木造建物と看板、係留船と夕暮れの水面をOPPO Reno13 Aで撮影

超広角カメラの画質評価

解像感・ディテール

評価:3.7/5

全体的に等倍で確認すると、中央部は実用十分なシャープネスを維持。ただし超広角特有の周辺部の像の流れ(甘さ)が散見。特に建物や木々のディテールにおいて、ミドルクラス相応のノイズリダクションによる塗り絵状の質感が一部で見られる。もっともスマホの画面で鑑賞する分には非常にクリアな印象を与える。


露出・ダイナミックレンジ

評価:4.2/5

高く評価できるポイント。逆光気味のシーンでも、空の白飛びを抑えつつシャドウ部の路面や建物のディテールを粘り強く残している。HDR処理が非常に自然で、不自然な縁取り(ハロー現象)も最小限に抑えられている。『見たままに近い』『ドラマチックな階調』が実現されている。


色再現性・ホワイトバランス

評価:4.0/5

青空のヌケの良さ、川面の反射、そして都会のコンクリートの質感が非常に正確。特にビルのロゴやの暖色系の灯りなど、特定の色が飽和することなく忠実に再現されている。日中から夕景にかけてのホワイトバランスの安定感が高いのもポイント。


歪曲収差・レンズ補正

評価:3.8/5

16mmというかなりの広角でありながら、直線の多い都市風景において『建物の垂直・水平』が高度に補正されている。ただし四隅のわずかな歪みと、それに伴う解像度の低下が完全に拭いきれていない。


逆光耐性・レンズクオリティ

評価:3.9/5

太陽がフレーム内、あるいは付近にある条件下でも、大きなゴーストやフレアの発生が抑えられている。これはレンズのコーティング及び内部処理が優秀であることを示唆。光量があるシーンでのコントラスト維持能力も高い。


総合評価

評価:3.9/5

スペック上の数値以上に、画像処理エンジンの賢さが光る撮影結果。特に『ダイナミックレンジの広さ』『空の色の美しさ』は、スナップ写真において非常に強力な武器になります。周辺画質に甘さはあるものの、SNS投稿やL版プリント程度の一般的な用途においては、十分な満足度を得られるクオリティです。

【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラで撮影

HDR:AUTO、フィルター:オリジナル 、フラッシュ:OFF

逆光に透けるコスモスの花、背景ボケの空と道路をOPPO Reno13 Aで撮影
紫のアザミの花をクローズアップ、繊細な花弁の質感をOPPO Reno13 Aで撮影
小花が密集した紫の花を接写、葉脈のディテールまでOPPO Reno13 Aで撮影
淡いピンクの花をマクロで撮影、黄色い雄しべの立体感をOPPO Reno13 Aで撮影
薄紫のギボウシ(ホスタ)の花房、緑の葉と背景ボケをOPPO Reno13 Aで撮影
黄色い花(ツワブキ系)の房を中心にした接写、花壇の背景ボケ(OPPO Reno13 A)
赤いツバキのつぼみの接写、艶のある葉の中に咲く(OPPO Reno13 A)
逆光で色づくモミジの紅葉、枝越しの秋景色(OPPO Reno13 A)
町中を流れる川と護岸、橋上からの遠景(OPPO Reno13 A)
田園と畦道、遠くに山を望む快晴の風景(OPPO Reno13 A)
都心の線路と水路を見渡す俯瞰、ビル群と緑の法面(OPPO Reno13 A)
ビル街を貫く運河と鉄道高架、遠景に橋が見える都市景観(OPPO Reno13 A)
日本庭園の池に映る建物と東京スカイツリー、曇天のリフレクション(OPPO Reno13 A)
日本庭園の池と雪吊り、青空と樹木が水面に映る(OPPO Reno13 A)
青空を背景に見上げた高層ビルの外観(OPPO Reno13 A カメラ作例)
石段状の広場と水盤、斜面の花壇を含む公園風景(OPPO Reno13 A カメラ作例)
高架下の運河、柱の反復と水面反射が印象的な構図(OPPO Reno13 A カメラ作例)
運河沿いの桟橋と係留ボート、高架道路のある水辺(OPPO Reno13 A カメラ作例)
夕暮れの運河と屋形船、両岸のビル群(OPPO Reno13 A カメラ作例)
夕景の川面と都市のシルエット、橋と空のグラデーション(OPPO Reno13 A カメラ作例)
運河沿いの木造建物と看板、船着き場を写した夕景(OPPO Reno13 A カメラ作例)
竹かごの花をテーブル上で撮影した室内スナップ(OPPO Reno13 A カメラ作例)
光沢のあるタイル(陶板)の質感を捉えたクローズアップ(OPPO Reno13 A カメラ作例)
OPPO Reno13 Aで撮影した、緑のステンドグラス調シェードの天井照明を下から見上げたカット(電球と格子模様)
OPPO Reno13 Aで撮影した、和室天井に吊るされた竹の丸型シェード4灯のペンダントライト
OPPO Reno13 Aで撮影した、透明な器に盛った海鮮の冷菜(イカなど)とキュウリ添え
OPPO Reno13 Aで撮影した、小鉢の青菜おひたし(だし汁に浸した青菜ともやし)
OPPO Reno13 Aで撮影した、白い餅菓子を中心にした和デザート(彩りの生菓子トッピング)
OPPO Reno13 Aで撮影した、もみじ葉を添えた焼き物盛り合わせ(海老串・焼き物など)
OPPO Reno13 Aで撮影した、味玉半熟卵と餃子、もやし和えの盛り合わせ
OPPO Reno13 Aで撮影した、濃い醤油スープの太麺ラーメン(味玉ともやしトッピング)
OPPO Reno13 Aで撮影した、皮目を香ばしく焼いた焼き魚の切り身を皿に盛った一品
OPPO Reno13 A 作例:シロップ漬けのりんご(カット)を小皿に盛り、フォークを添えたデザート
OPPO Reno13 A 作例:白いゼリー系デザートをガラス器に盛り、クコの実を添えた一品
OPPO Reno13 A 作例:苺ソースをまとったドーム型デザート(苺と飴細工のトッピング)

広角(メイン)カメラの画質評価

解像感・描写力

評価:4.2/5

メインカメラ用の大きめなイメージセンサーと、明るいF1.8のレンズから明確な恩恵を得られている。ビル群のディテールや料理の質感において、超広角カメラで見られた周辺部の甘さが大幅に改善。中心部から周辺部まで高い解像感を維持している。被写体のエッジも自然で、過度な強調を感じさせない。


露出・ダイナミックレンジ

評価:4.4/5

極めて優秀。強い日差しの中での『花のスナップ』『明暗差の激しい夕景』でも、ハイライトの粘りが素晴らしく、白飛びを最小限に抑制。影の部分もノイズを抑えつつ階調が残されており、非常にバランスの良い『失敗の少ないカメラ』と言える。


色再現性・質感描写

評価:4.3/5

料理写真において、『食欲をそそる暖色系のバランス』と『食材のみずみずしい質感』が巧みに表現されている。また空の『青』が非常に深く、かつ澄んだ発色をしており、風景写真における見栄えの良さは特筆すべきレベル。


ボケ味・近接能力

評価:4.2/5

センサーサイズと明るいレンズを活かした、自然なボケ味が印象的。花の描写では、合焦部の鋭いシャープネスから背景へのなだらかなボケへの移行が美しく、デジタル処理特有の違和感がほとんどない。41mm相当の近影撮影も非常に実用的。


暗所耐性・低ノイズ性

評価:4.0/5

室内や夕刻のシーン(ISO400付近)でも、ノイズはクリーンに処理されている。シャッタースピードを1/33秒まで落とした際には、手ブレ補正が安定して機能。光量の限られた状況でもディテールを損なうことなく、リアリティのある描写が可能。


総合評価

評価:4.3/5

極めて完成度の高いメインカメラ。超広角カメラの評価を大きく上回る結果となりました。特に『ダイナミックレンジの広さ』『近接撮影』の質感描写が優秀。風景からテーブルフォトまで、どのような被写体でも高いクオリティで安定して記録出来ます。メイン機として十分な信頼を置けるカメラ性能。

【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラでデジタル2倍ズーム撮影

HDR:AUTO、フィルター:オリジナル 、フラッシュ:OFF、ズーム倍率:2倍

OPPO Reno13 A 作例:アザミの花にとまるミツバチ(背景に山と青空)
OPPO Reno13 A 作例:ピンクの花のマクロ(黄色い花芯、背景は大きなボケ)
OPPO Reno13 A 作例:川沿いをカーブする線路と高層ビル群の都市風景
OPPO Reno13 A 作例:青空と雲を背景にそびえるガラス張りの高層建築
OPPO Reno13 A 作例:逆光に透ける紅葉(赤・黄のモミジの葉の重なり)
OPPO Reno13 Aで撮影した海鮮料理の接写。54mm相当の画角でイカや貝の質感を鮮明に捉えたカメラ作例
OPPO Reno13 Aで撮影した古民家風の室内。54mm相当の画角で梁や照明、壁掛け時計を捉えたカメラ作例
OPPO Reno13 Aで撮影した川沿いの高架下。54mm相当の画角で奥行きと水面の反射を捉えたカメラ作例

広角(メイン)カメラ(デジタル2倍ズーム)の画質評価

解像感・精細度

評価:3.7/5

デジタルズームとしては健闘。ビルの外壁のラインや、花のシベの細部において単なる引き伸ばしではない解像感を確認できる。ただし、等倍で見ると細部がわずかに水彩画のような質感になる『デジタル特有の加工感』が残る。


質感描写・ボケの自然さ

評価:4.1/5

特筆すべきは、近接撮影時の『ボケ』の美しさ。蜂と花のスナップでは、被写界深度が浅くなるズームの特性を活かし、背景の山や田園をなだらかにぼかしている。被写体の質感を損なわず、立体感を強調できる点は大きな強みです。


露出・階調性

評価:4.3/5

ズーム時もメインカメラの優れたダイナミックレンジを維持。高架下の水面反射や室内灯の輝きにおいてもハイライトが突き抜けることなく、シャドウ部まで丁寧に階調が描き出されている。露出制御の安定感は高いレベルにある。


色再現性

評価:4.2/5

広角時と変わらない一貫性のある色作り。『紅葉の鮮やかな赤や黄色』『料理写真のシズル感』など、過度な彩度強調を抑えた記憶に近い自然な発色がなされている。ズームによってホワイトバランスが崩れる現象も見られない。


ノイズ耐性・処理能力

評価:3.9/5

ISO400程度の低照度シーンでも、ノイズはクリーンに処理されている。ズームはノイズの増幅が懸念されるが、画像処理エンジンが不自然な粒状感を効果的に抑制。常用できる画質を保っている。


総合評価

評価:4.0/5

単焦点レンズ感覚で常用できる、実用的な2倍ズーム。『光の捉え方』『ボケの作り方』が巧みです。54mm相当という画角は、余計なものを整理して主題を際立たせるのに最適。クリエイティブなスナップを楽しめます。

【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラで撮影(同じ被写体を異なる倍率で撮影して画質を比較)

優れた解像と階調表現(27mm相当)

5,000万画素センサー の実力を最も発揮する画角。都市風景の直線や細部まで極めてシャープで、明暗差の激しいシーンでも白飛びを抑えた豊かな階調表現が可能。

OPPO Reno13 A 広角作例:都心の川沿いと鉄道橋、ビル群を一望する風景
OPPO Reno13 A 広角作例:庭園と池の反射越しに東京スカイツリーが見える景色
低層の屋根越しに高層ビル群を捉えたOPPO Reno13 Aカメラ作例(広角)

常用可能な高品位クロップズーム(54mm相当)

インセンサーズーム 技術により、デジタルズームにありがちな『塗り絵状』の劣化が改善されている。背景の自然なボケ味も美しく、スナップ撮影における主力画角として十分な実力を持っている。

ビル群と川、橋を中望遠で引き寄せたOPPO Reno13 Aカメラ作例(54mm)
庭園越しに東京スカイツリーを中望遠で撮影したOPPO Reno13 Aカメラ作例(54mm)
アパホテルの高層ビルと周辺ビルを中望遠で写したOPPO Reno13 Aカメラ作例(54mm)

細部を捉える実用的な望遠描写(108mm相当)

高倍率時に見られるイラスト調の崩れはなく、建物のディテールもしっかりと分離されている。記録やSNS利用において、不満を感じさせない高い実用性を維持。

東京スカイツリーを望遠で大きく捉えたOPPO Reno13 Aカメラ作例(108mm)
高層ビル外壁の窓列を望遠で描写したOPPO Reno13 Aカメラ作例(108mm)

実用性を維持する高倍率スナップ(163mm相当)

デジタルズーム特有のシャープネス加工は強まるものの、スカイツリーの鉄骨構造を明確に視認できるレベルを維持している。空の階調や雲のグラデーションも自然で、この倍率でも『写真』としての破綻を感じさせない。

東京スカイツリー上部を超望遠で切り取ったOPPO Reno13 Aカメラ作例(163mm)

記録用途に適したズーム性能(218mm相当)

エッジ部分にノイズリダクションの影響が見えるが、ビルの窓枠や鉄塔の細部まで分離して描写できている。イラスト調の極端な劣化 は少なく、情報収集や記録用として十分に機能する品質。

OPPO Reno13 A 超望遠作例:東京スカイツリー上部の細部を切り取った解像感テスト
高層ビル外壁の窓ディテールを超望遠で撮影したOPPO Reno13 Aカメラ作例(218mm)

デジタルズームの限界域と健闘(271mm相当)

OPPO Reno13 Aの最大ズーム倍率。画像全体に水彩画のような質感が現れているが、被写体の形状や色は正確。下位モデル(OPPO A5 5G)と比較して輪郭の整合性が格段に高く、画像処理力の高さが表れている。

東京スカイツリーのアンテナ部を超望遠で捉えたOPPO Reno13 Aカメラ作例(271mm)
高層ビルの窓パターンを超望遠で切り取ったOPPO Reno13 Aカメラ作例(271mm)
通信塔の展望デッキ構造を超望遠で撮影したOPPO A5 5Gカメラ作例(271mm)
OPPO A5 5Gで撮影した画像(271mm相当)

【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラのポートレートモードで撮影

OPPO Reno13 Aのポートレートモードは倍率を『1倍(27mm相当)』『2倍(54mm相当)』で切り替えられる。また『霧』『きらめき』『幻想的』といった効果を加えることも可能。

OPPOカメラアプリのフィルター選択画面(きらめき)を表示したスクリーンショット
木製手すりに置いたJBL小型スピーカーを背景ボケで撮影したOPPO Reno13 A作例(広角)
JBL小型スピーカーの前面メッシュとロゴを近くから撮影したOPPO Reno13 A作例(54mm)
路上に置かれた座禅姿の銅像を背景ボケで撮影したOPPO Reno13 Aカメラ作例
夜の街並みを背景に相撲力士像(構え)を撮影したOPPO Reno13 Aカメラ作例
ポートレートモード(通常)
夜景の道路を背景に相撲力士像(立ち姿)を撮影したOPPO Reno13 Aカメラ作例
ポートレートモード(通常)
夜の街灯とイルミネーションを背景に、相撲力士像(構えのポーズ)を撮影したOPPO Reno13 A作例
ポートレートモード(霧)
夜景の中で立ち姿の相撲力士像を捉えたOPPO Reno13 Aカメラ作例(背景ボケあり)
ポートレートモード(霧)
イルミネーション通りに設置された相撲力士像を撮影したOPPO Reno13 A作例
ポートレートモード(きらめき)
夜景の街並みを背景に構える力士像を撮影したOPPO Reno13 A作例(ISO320)
ポートレートモード(きらめき)
夜景の街並みを背景に構える力士像を撮影したOPPO Reno13 A作例(ISO320)
ポートレートモード(幻想的)
ライトアップされた相撲力士像を背景ボケで表現したOPPO Reno13 A作例(ISO640)
ポートレートモード(幻想的)

ポートレートモード(通常)で撮影した写真の評価

背景分離の精度 (エッジ検出)

評価:4.1/5

スピーカーのような直線的な物体だけでなく、力士像の複雑な髪型(髷)や、人物像の頭部の輪郭も背景に溶け込むことなく正確に切り出せている。ただし力士像の指先付近など、微細な隙間の背景が抜けきっていない箇所が僅かに見受けられる。

ボケ味の質感と自然さ

評価:3.8/5

全体的に柔らかいボケ味だが、点光源(街灯)のボケにソフトウェア特有の『輪郭の硬さ』が少し残っている。いわゆる『玉ボケ』の内部に同心円状の模様が僅かに見え、レンズ本来の光学的なボケに比べると、デジタル的な平滑化が感じられる。

被写界深度のグラデーション

評価:4.1/5

路上の描写を見ると、被写体から遠ざかるにつれてボケが強くなる『距離に応じた階調』が比較的スムーズに表現されている。以前のモデルに多かった『被写体以外がいきなり一律でボケる』という不自然さは解消されており、奥行きを感じさせるチューニング。


被写体の質感描写(ディテール)

評価:4.3/5

ポートレートモードを適用しても、被写体である像のブロンズの質感や、スピーカーのメッシュ細部が潰れることなく鮮明に描写。また低照度下でも像の表面の錆や凹凸がしっかりと解像。ISP(画像処理エンジン)やソフトウェア処理の優秀さが伺える。


ライティング・色再現性

評価:4.0/5

夜間の街灯下でも白飛びを抑えつつ、背景の暖色系イルミネーションと被写体の金属質感を上手く共存させている。ただしポートレート処理の影響か、背景の空や建物のハイライトがややフラットに整理されすぎている感も。もう少しダイナミックレンジに粘りが欲しいのが正直なところ。


総合評価

評価:4.0/5

OPPO Reno13 Aのポートレートモードは、複雑な形状の被写体に対しても高い分離精度を誇っており、SNS等で『映える』写真を撮るには十分な性能です。特に54mm相当でのパースの圧縮感とボケの組み合わせは、スマートフォンのデジタル処理としては高い完成度。

【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラの夜景モードで撮影

OPPO Reno13 A 夜景作例:高架下の飲食街を撮影、照明と店舗サインの発色を比較
OPPO Reno13 A 夜景作例:海鮮居酒屋「磯丸水産」店舗前を撮影し、看板の発光表現を確認
OPPO Reno13 A 夜景作例:黒塗りの外観と看板照明が特徴の「ななや」を撮影
OPPO Reno13 A 夜景作例:赤ちょうちんが並ぶ居酒屋街の小路を撮影(低照度環境)
OPPO Reno13 A 夜景作例:暖色照明に包まれた和食店「まるさだ」の外観を撮影(ISO1250)
OPPO Reno13 A 夜景作例:提灯と木製看板が印象的な居酒屋「ふく鳥」を撮影(ISO800)
OPPO Reno13 A 夜景作例:駅前イルミネーションを施したアーケードを広角で撮影(ISO320)
OPPO Reno13 A 夜景作例:和傘と着物をモチーフにしたライトアップオブジェを撮影(ISO200)
OPPO Reno13 A 夜景作例:青色LEDが連なる通路のイルミネーションを撮影(ISO320)

OPPO Reno13 Aの広角(メイン)カメラ(夜景モード)で撮影した写真の評価

露出制御・ハイライト耐性

評価:4.4/5

非常に優秀。看板の文字や提灯など、白飛びしやすい高輝度部分が正確に描き出されている。明暗差の激しいシーンでも、明るい部分を抑えつつ暗部を適度に持ち上げるHDR処理が絶妙。不自然さを感じさせないリアリティのある露出を実現している。

ノイズリダクション・質感描写

評価:4.1/5

ISO800前後の感度でも、アスファルトの質感や建物の外壁のディテールを損なうことなく、ノイズがクリーンに除去されている。空などの平坦な部分に現れがちなカラーノイズも皆無で、ミドルクラスとしては極めて高いレベルの画像処理能力を持っている。

色再現性・ホワイトバランス

評価:4.2/5

夜の街の複雑なミックス光源下でも、ホワイトバランスが安定している。赤提灯の鮮やかさや、イルミネーションの青が濁ることなく純粋に発色。情緒的な空気感をそのまま切り取り。特定の色に転びやすい夜景撮影において、この安定感は大きな武器。

解像感・シャープネス

評価:4.0/5

夜景モード特有の複数枚合成処理による『わずかなエッジの甘さ』は見受けられるが、実用上は全く問題ないシャープネス。細部がわずかに滑らかになりすぎる傾向もあるが、スマホやタブレットサイズでの鑑賞やSNS利用においては、むしろ『ノイズのない高画質な写真』として高く評価される可能性が高い。

撮影体験(補正力・手ブレ補正)

評価:4.3/5

シャッタースピードが 1/17 秒から1/25秒程度と、手ブレが起きやすい条件下でも写真がピタリと止まっている。強力な光学・電子補正の連携により、特別な撮影技術がなくても『手軽に高品質な夜景を撮れる』というユーザー体験は高く評価出来る。

総評

評価:4.2/5

OPPO Reno13 Aの夜景モードは、単に『暗いところを明るく撮る』だけでなく『夜の光を美しく描く』ことに成功しています。特にハイライトの粘りが素晴らしく、都市のネオンや室内灯の輝きを階調豊かに表現できる点は、上位モデルに肉薄する完成度。夜の散歩や旅行先での思い出を、ノイズを気にせずドラマチックに記録できる。信頼性の高いカメラに仕上がっています。

【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aのマクロカメラで撮影

OPPO Reno13 A マクロ作例:紫色の葉ボタン中心部を接写して質感を確認(ISO64)
OPPO Reno13 A マクロ作例:多肉植物の中心部を捉えたディテール描写(ISO50)
OPPO Reno13 A マクロ作例:ピンクの花と黄色の中心部を鮮明に写した接写(ISO64)
OPPO Reno13 A マクロ作例:青と白のグラデーション花を接写して発色を検証(ISO50)
OPPO Reno13 A マクロ作例:黄色い花びらを持つ小花群を撮影したディテール描写(ISO50)
OPPO Reno13 A マクロ作例:白いバラの蕾をクローズアップで撮影し、繊細な質感を再現(ISO50)

マクロカメラで撮影した写真の評価

近接解像感

評価:3.2/5

マクロ専用レンズとして、被写体に数センチまで寄れる能力は実用的。多肉植物の葉の表面の粉っぽさや、花の雄しべの細部はある程度描写されている。しかしメインカメラのクロップと比較すると、センサーサイズの小ささに起因するディテールの『情報の薄さ』が否めない。

色再現性・ホワイトバランス

評価:3.8/5

青紫の花や黄色のプリムラなど、彩度が高く飽和しやすい被写体においても、色の階調を崩さず自然に再現できている。マクロ撮影では光源が遮られてホワイトバランスが不安定になりがちだが、一貫して正確な色味を維持している。

質感描写・ボケ味

評価:3.4/5

最短撮影距離付近での背景ボケは、光学的な特性を活かした自然な柔らかさを持っている。ただし『葉の質感』や『花の瑞々しさ』を描く際、ノイズリダクションの影響で表面がややプラスチックのような質感に仕上がる傾向あり。

露出・ダイナミックレンジ

評価:3.5/5

近接撮影特有の『被写体による影』ができやすい条件下でも、露出を適切にコントロールしている。白いバラのハイライト部分も粘り強く、質感の消失を防いでいる。全体的にややコントラストが強調される傾向にあるが、見栄えのする仕上がり。

撮影体験(ピントの正確性)

評価:4.0/5

マクロ撮影で最も難しい『ピント合わせ』の制度は良好。風で揺れやすい花や、複雑な構造を持つ植物に対しても的確に合焦している。被写界深度が極めて浅い領域での安定感は、スマートフォンのマクロ機能として評価に値する。

総評

評価:3.6/5

解像の物足りなさが先行しますが、『色の正確さ』と『合焦の安定感』は実用性を維持。メインカメラのズーム撮影と併用することで、日常の小さな世界を柔軟かつクリエイティブに切り取ることが可能です。

【動画作例・評価】OPPO Reno13 Aのカメラで撮影

※サムネイルを選択するとYouTube動画の再生が開始します。

Shot on OPPO Reno13 A by HYPERGADGET – 東京湾岸エリアを背景に撮影したプロモーションカット

OPPO Reno13 Aは『日常を映画のように切り取る』能力に長けた一台。特に『自然光の下での描写力』と『手ブレ補正』は高評価に値する。

優れたダイナミックレンジと色再現

OPPO Reno13 A 昼景作例:庭園の池と建築の映り込みを撮影(自然光・反射表現テスト)

特に動画前半の日本庭園のシーン(0:10〜)や、中盤の紅葉(0:35〜)の描写が秀逸。

  • 露出の安定感:空の白飛びを抑えつつ、池の反射や影の部分のディテールもしっかり残っており、広いダイナミックレンジを持っている。
  • 発色:紅葉の赤や木々の緑が強調されすぎず、記憶に近い『自然かつ鮮やか』な色味で表現されている。

高度な手ブレ補正技術

OPPO Reno13 A 昼景作例:川辺を航行する水上バスと高層ビル群を撮影(夕方の柔光)

ゆっくりとカメラの向きを変える『バンニング』において、下位モデルのOPPO A5 5Gではスマートフォンのカメラにありがちな『ジェダー現象(映像が小刻みに震える)』が頻繁に起きていた。

OPPO Reno13 Aでは同現象がほぼ見られず、全体的にスムーズな描写。これは手ブレ補正がカメラの動きを正確に認識し、最適化していることを示す。

ディテールの鮮明さとノイズ処理

OPPO Reno13 A 昼景作例:高架下の水路と建築群を直線構図で撮影(逆光耐性検証)

0:45〜の橋の下のシーンや夕暮れ時の川(1:32〜)など、明暗差の激しい環境でも解像感が損なわれていない。

  • 低照度性能:夕方のシーンでも空のグラデーションにノイズが乗りにくく、クリアな画質を維持。
  • 質感:船のメタリックな質感や水の波紋がシャープに捉えられており、センサーの性能の高さが伺える。

夜間・街頭シーンの処理(3:40〜

OPPO Reno13 A 夜景作例:海鮮居酒屋「磯丸水産」店舗前の照明表現を撮影(ネオン光源)

夜の看板や街灯があるシーンでも、強い光源による『白飛び』が適切に制御されている。

  • 暗部がベタ塗りにならず、歩行者のディテールや店舗の奥行きまで描ききっている点は、画像処理エンジン(ISP)の恩恵を強く受けていると感じる。

【OPPO Reno13 Aのフロントカメラ画質&評価】ディテールから解像まで丁寧な仕上がり。ポートレートモードのボケ味も自然な質感

OPPO Reno13 Aの主なフロントカメラ仕様

端末名OPPO Reno13 A
フロントカメラ解像度:3,200万画素
焦点距離:28mm相当
F値:2.4

【写真作例・評価】OPPO Reno13 Aのフロントカメラで撮影した写真

OPPO Reno13 A ポートレート作例:室内自然光下で撮影した人物(防寒着・サングラス・マスク着用)
OPPO Reno13 A ポートレート作例:焦点距離28mmで撮影した人物の中距離ショット(ISO1000)
OPPO Reno13 A ポートレート作例:背景をぼかした人物撮影(ポートレートモード・ISO800)
ポートレートモード
OPPO Reno13 A ポートレート作例:室内自然光+ポートレートモードによる立体的な人物描写(ISO800)

OPPO Reno13 Aのフロントカメラは、『PRO』『動画』『写真』『ポートレート』『その他(夜景、パノラマ、タイムラプス、アウト/イン同時動画撮影、ステッカー)』といった撮影機能(モード)を備えます。ポートレートモードは『0.8倍(24mm相当)』『1倍(28mm相当)』を選択可能。撮影は室内(自然光)、ビューティー効果なし(ナチュラル)で行っています。

フロントカメラで撮影した写真の評価

解像感・ディテール

評価:4.3/5

通常、スマートフォンのフロントカメラは『自撮り=肌を綺麗に見せる』という目的から、ディテールを意図的に甘く(ソフトに)する傾向がある。しかしOPPO Reno13 Aの場合は『誠実な解像感』が残る。フリースの描写も精細で、毛の流れが分離して見える。

露出・カラーバランス

評価:4.1/5

室内での撮影、かつ背景が『白い壁』という条件は、カメラの露出計にとって非常に難しいシチュエーション。背景の白に引っ張られて顔が暗く沈んでしまう(アンダーになる)ことが多いが、顔の肌色を基準に適正な明るさを維持している。

ポートレート境界判定

評価:4.1/5

耳の後ろから背景へ抜ける部分の距離感を正確に把握しており、違和感のない切り抜きを実現している。ニット帽の 編み目の微細な凸凹を無視せず、背景との境目を正確にトレース。輪郭が直線ではない『ふわふわした素材』は、AIが最も苦手とする部分だが、OPPO Reno13 Aは適度な柔らかさを残して分離できている。

ボケの質感

評価:4.0/5

被写体(人物)から遠ざかるにつれて、ボケが徐々に深くなっていくグラデーションが自然。ポートレートモードは単に背景をボカすだけでなく、『オールドレンズで撮ったような柔らかいボケ足』を意識したチューニングが感じられる。

総評

評価:4.1/5

フリースの毛並みやマスクの繊維まで潰れずに描写されている。ISO1000という高感度ながら、ノイズを抑えつつ自然な肌色を維持。防止の縁やフリースの複雑な境界線が丁寧。ボケ味はデジタル特有の不自然さが少なく、なだらかな減衰を見せている。

【OPPO Reno13 Aで利用可能なクラウドを使った画像編集機能】『AI再構成(構図変更)』『AI消しゴム(不要な人・モノを消す)』『AIパーフェクトショット(表情を変える)』『AI鮮明度強化(低解像をアップスケール)』

OPPO Reno13 Aの『写真』アプリでは、クラウドを使った本格的な『生成AI機能(AIエディター)』を利用することが可能。生成AI機能非搭載のスマートフォンや、デジカメで撮影した写真を『OPPO Reno13 Aに転送してAI編集する』といった使い方も出来ます。

OPPO Reno13 Aの写真編集画面「AIエディター」機能を示すスクリーンショット

理想的な構図を数パターン提案してくれる『AI再構成』。不自然な傾きなども自動補正

写真アプリ→画像を開く→編集→AIエディター→AI再構成

撮影した写真を見て『しっくりこない』と感じることはありませんか?AI再構成はそんな『微妙な構図』をAIがベストなバランスに整えてくれる機能(数案出してくれる)。自信が無い時は『広め』に撮って、後から『AI再構成でベストな構図を決める』といった使い方が良いかと。再構成後の画像確認画面では『フィルター』を適用することも可能です。

OPPO Reno13 A 夜景作例:屋形船と木造建築「小松屋」を撮影(27mm f/1.8 1/33s ISO250)
元画像
OPPO Reno13 A 夜景作例:「小松屋」外観を中心構図で撮影し木目の質感を再現(ISO250)
AI再構成適用パターン1
OPPO Reno13 A 夜景作例:「小松屋」の木造外壁と光看板を捉えた夕景ショット(ISO250)
AI再構成適用パターン2
OPPO Reno13 A 夜景作例:「小松屋」の外観を正面から撮影、看板の暖色光を強調(ISO250)
AI再構成適用パターン3
OPPO Reno13 A 夜景作例:「小松屋」の看板文字をクローズアップし照明の滲みを検証(ISO250)
AI再構成適用パターン4

『不要』を消して背景を自動生成してくれるAI消しゴム。『人を削除する』の精度が凄い

写真アプリ→画像を開く→編集→AIエディター→AI消しゴム

AI消しゴムは『スマートラッソ』『塗りつぶす』『人を削除する』の3種類。『人を削除する』を実際に試してみると、認識が難しい画像ながら、『人物』だけでなく『影』までしっかりと認識。そして『言われなければ気づかない』程度のクオリティで背景を生成。ワンタップで写真の中から人が居なくなります。

OPPO Reno13 A 夜景作例:駅前の建築外観を撮影、LEDイルミネーションの発色を比較(ISO400)
元画像
OPPO Reno13 A 夜景作例:駅前通りを斜め構図で撮影しHDR処理の自然さを確認(ISO400)
AI消しゴム(人物を削除する)適用後

写真フォルダの中から『同じ顔』を見つけ出し、『真顔』を『笑顔』に違和感なく変えてくれるAIパーフェクトショット

写真アプリ→画像を開く→編集→AIエディター→AIパーフェクトショット

同機能を使用するにはバックグラウンドで写真のスキャンを行い(写真の合計枚数が増えると時間がかかる場合がある)、『被写体と同じ顔』と認識された『別の表情』が必要になります。『目を閉じた顔』から『目を開いた顔』への編集も可能なので、過去の失敗写真をOPPO Reno13 Aに読み込ませて編集してみては。

街中で撮影した女性モデル、背景ボケの自然さを確認(夕方)
元の画像
女性モデルを中心に都会のネオンを背景
AIパーフェクトショットを適用した画像1
夜の街で人物の表情と背景の光を美しく再現。
AIパーフェクトショットを適用した画像2
背景の都市夜景をぼかしつつ被写体を明るく描写。
AIパーフェクトショットを適用した画像3

『マクロカメラ』『高倍率デジタルズーム』で撮影した粗めな画像を滑らかに再生成してくれる『鮮明度強化』

写真アプリ→画像を開く→編集→AIエディター→鮮明度強化

ガタガタな低解像度画像を、滑らかにアップスケール(検証時は500×518pxの画像が3,938×4,096pxまで高解像度化)可能な『鮮明度強化』。個人的にお勧めなのが、OPPO Reno13 Aの『デジタルズーム(高倍率)』『マクロカメラ』で撮影した画像への適用。『写真らしさ』はやや損なわれますが、ノイズが減って『見た目』は確実に向上します。

OPPO Reno13 Aの望遠撮影サンプル。曇り空の中でスカイツリー上部を218mm相当で撮影。
スカイツリー上部の鉄骨ディテールをくっきり描写。
OPPO Reno13 Aのマクロ撮影サンプル。白いバラの花びらを近距離で撮影し質感を再現。
白い花の立体感と背景のボケ表現を強調。

【OPPO Reno13 Aでクリエイター気分を味わえるAI Studio】『AIポートレート』『AIリイメージ』『AIモーション』

写真アプリで利用可能なAIエディターは『不要なモノを消す』『表情を変える』など『元画像に対する忠実な編集』がメイン。『AI Studio』は、元画像を『別モノのAI作品』に生成します(クラウド処理で生成までに時間を要する。完了後通知あり)。

OPPO Reno13 Aのホーム画面。GeminiやAI Studioなどのアプリアイコンが並ぶUI。

AI Studioで生成する際には『Star(ポイント)』が必要に。私がAI Studioを利用開始した際には、新規ユーザー特典として『5,000Star』が付与されました(2025年12月7日に特典として受け取ったStarの有効期限は2027年1月1日)。

OPPO Reno13 Aの設定画面内ポイント表示UI。残高数値と「チェック」ボタンが表示された状態。

AI Studioにチェックインすると、1日1回『50Star』受け取ることが出来るのでお忘れなく。その他の方法は、2025年12月25日時点で『追加予定』とのことです。

本格的な『イメチェン画像』を色々なパターンから生成出来るAIポートレート

AI Studio→AIポートレート

人物の『服装』『背景』『表情』などをトータルで生成するAI機能。『個人』『グループ』を選択出来ます。1デザイン(4パターン)の生成につき『10Star〜20Star』程度消費。

街中で人物を自然なボケと肌の質感で描いたポートレート
元画像
夕景の海辺で人物を柔らかい光で描いたポートレート
元画像
OPPO Reno13 AのAI Studio画面。「粘土」スタイルの生成結果サムネイル一覧(4枚表示)。
複数案から選択してダウンロード出来る
OPPO Reno13 AのAI Studio画面。「落書き」スタイルの生成結果プレビュー(壁画風の2枚比較)。
2人を並べて生成可能なテンプレートも
OPPO Reno13 AのAI Studio生成例。人物をグラフィティ壁画風に描いたイラスト(Generated by OPPO AI Studio)。
AIポートレート(落書き)を適用
OPPO Reno13 AのAI Studio生成例。図書館の室内で2人を写したポートレート風イメージ(Generated by OPPO AI Studio)。
AIポートレート(ライブラリ)を適用
OPPO Reno13 AのAI Studio生成例。猫モチーフのポップなイラスト風キャラクター(Generated by OPPO AI Studio)。
AIポートレート(鮮やかなDoodle)を適用
OPPO Reno13 AのAI Studio生成例。西部劇風の人物を粘土フィギュア調で描いたイメージ(Generated by OPPO AI Studio)。
AIポートレート(粘土)を適用

粗い画像から『アニメ』『アメコミ』風の画像を再生成出来るAIリイメージ

AI Studio→AIリイメージ

AIリイメージは『人物以外』の写真も対応。そのままでは用途が無い低画質画像も、『アニメ』『3D漫画』といったスタイルを適用することで『見映えの良いコンテンツ』に。1枚の生成につき『5Star』程度消費。

隅田川沿いの風景。スカイツリーと船、橋梁を1枚に収めた望遠ショット。
元画像
OPPO Reno13 AのAI Studio生成例。スカイツリーと川辺の船をアメコミ調で再現した風景イラスト(Generated by OPPO AI Studio)。
AIリイメージ(アメコミ)を適用
OPPO Reno13 AのAI Studio生成例。スカイツリーと川辺の船をクレヨン調で再現した風景イラスト(Generated by OPPO AI Studio)。
AIリイメージ(Crayon)を適用
OPPO Reno13 AのAI Studio生成例。スカイツリーと川辺の船をアニメ調で再現した風景イラスト(Generated by OPPO AI Studio)。
AIリイメージ(アニメ)を適用

静止画に『ちょっとした動き』を与えるAIモーション

静止画に動きを与えるAIモーションは『生成Motion Photo(10star)』『ペットアニメーション(20Star)』から選択可能。生成Motion Photoはさらに『景色のタイムラプス』『自然』に分岐。下画像には『自然』を適用しています。画像によっては『変化が分かり辛い』『不自然』な仕上がりに。万能では無いですね。

背景ぼかしが綺麗な女性のポートレート
元画像

【OPPO Reno13 AのAIエディター×AI Studio活用術!】合せ技でクリエイトの幅を広げよう

AI Studioの『AIリイメージ(アニメ)』で生成した画像をAIエディターの『鮮明度強化』でアップスケール

AI Studio→AIリイメージ(アニメ)

AI Studioで生成される画像の解像度はHD程度の場合が殆ど(テンプレートによりバラつきあり)。しかしAIエディターの『鮮明度強化』を使用すると、960×1,280pxの画像が『3,072×4,096px』まで高解像度化。合せ技でクリエイトの領域が広がります。

OPPO Reno13 AのAIスタジオで生成したアニメ風の風景画像
AIリイメージ(アニメ)で生成した画像

写真アプリ→画像を開く→編集→AIエディター→鮮明度強化

OPPO Reno13 AのAIスタジオで生成した川沿いの風景。船が浮かんでいる
AIリイメージ(アニメ)で生成した画像にAIエディターの鮮明度強化を適用

AIエディターの『鮮明度強化』でアップスケールした画像をAI Studioの『AIモーション』で動かす

写真アプリ→画像を開く→編集→AIエディター→鮮明度強化

AI Studioで利用可能な『AIモーション』は、元画像が『高解像度』の方が滑らかに動くイメージ(シンプルかつ精細推奨)。解像度が低めの画像は、AIエディターの『鮮明度強化』でアップスケールしてから適用するとクオリティが上がるかもしれません(画像による)。

OPPO Reno13 AのAIスタジオで作成したビーチ背景に男性が立つ
AIエディターの鮮明度強化を適用した画像

AI Studio→AIモーション(自然)

【OPPO Reno13 Aのベンチマークスコア】『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ

ベンチマークの測定は8GB/128GBモデルを使用しています。

OPPO Reno13 AのAntutuベンチマークスコア(約62万点)の計測結果画面

【実測】OPPO Reno13 AのAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)

AnTuTu Benchmarkはスマートフォンやタブレットの性能を数値化してくれる代表的なアプリ。『CPU(処理速度)』『GPU(グラフィック性能)』『MEM(RAM、ROMの読み書き速度)』『UX(アプリの動作速度)』を測定し、その結果を総合スコアとして表示します。

AnTuTuスコア目安性能レベル適した使い方(参考程度)
〜40万程度一般的なエントリークラス通話・LINE・読書・軽いWeb検索程度。ゲームやカメラ処理は厳しい
40万〜65程度エントリークラス上位〜下位ミドルクラスSNS、動画視聴、ナビ、ライトなゲームはストレスを感じない程度
65万〜90万程度一般的なミドルクラス日常利用はスムーズで快適。動画・写真の処理も比較的はやい。グラフィック設定中程度で3Dゲームも遊べる
90万〜130万程度上位ミドルクラス3Dゲーム、写真編集、AI(オンデバイス)などを行える
130万〜200万程度ハイエンド負荷の重い3Dゲームも安定的にこなす。ヘビーユーザー向き
200万〜超ハイエンド最高峰の性能。ゲーミングスマホやフラッグシップ級

室温約20度〜23度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

OPPO Reno13 AのAnTuTuベンチマークスコア「632561」の計測結果
OPPO Reno13 A(Snapdragon 6 Gen 1)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(1回目)
OPPO Reno13 AのAnTuTuベンチマークスコア「636841」の計測結果
OPPO Reno13 A(Snapdragon 6 Gen 1)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(2回目)
OPPO Reno13 AのAnTuTuベンチマークスコア「628931」の計測結果
OPPO Reno13 A(Snapdragon 6 Gen 1)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(3回目)

SocにQualcomm社の『Snapdragon 6 Gen 1』を搭載するOPPO Reno13 A。AnTuTu Benchmark(V10.5.2)の実測値は3回続けて63万程度。ミドルクラス相当の処理能力を持ちます。実測時は電池温度が『32度』までしか上がらず、電池の減りも『-3%』と控えめ(GPUの計測はLiteではなく通常版)。

CPUやGPUのスコアがSHARPのAQUOS sense10を下回りますが、『RAM』『ROM』の読み書き速度を示す『MEM』と、アプリの動作速度を示す『UX』のスコアはOPPO Reno13 Aの方がわずかに上(下にAQUOS sense10の実測スコアあり)。

OPPO Reno13 Aはストレージ(ROM)に『UFS3.1』を採用。AQUOS sense10は下位規格のUFS2.2。この部分の性能差(読み書き速度)がUXスコアの底上げに寄与している可能性が高いです。

ちなみに同端末は独自のパフォーマンス最適化技術『トリニティエンジン(アプリデータ圧縮技術、システム劣化防止機能、パフォーマンス最適化の3つの独自技術でシステムの安定性を向上し、長く快適に使える)』を搭載。OPPOは『5年間サクサク操作が続く』と公式に説明しています。

【実測】OPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のAnTuTu Benchmarkスコア(ver.10.5.2)

全端末室温20〜23度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

OPPO A5 5GのAnTuTuベンチマークスコア比較(43万点台)の3連スクリーンショット
OPPO A5 5G(Dimensity 6300)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
Sharp Aquos Sense 9のAnTuTuベンチマーク(V10.5.2)を3回実行した結果画像。平均スコアは約60万9千点(604,842点、611,357点、607,998点)。CPU、GPU、MEM、UXのスコアが安定しており、ユーザーの**上位10%**に入るパフォーマンスを示す。
AQUOS sense9(Snapdragon 6 Gen 1)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
Nothing CMF Phone 2 ProのAnTuTuベンチマークスコア計測結果
CMF Phone 2 Pro(Dimensity 7300 Pro 5G)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
SHARP AQUOS sense10のAnTuTuベンチマークスコア(77万点台)計測結果
AQUOS sense10(Snapdragon 7s Gen3)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)

3回連続でAnTuTu Benchmarkを実測(同じ環境)して『3回目』のスコア。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

OPPO Reno13 Aと競合他機種のAnTuTuベンチマークスコア比較グラフ

【実測】OPPO Reno13 A、OPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のGeekbench6(CPU)スコア

Geekbench6(CPU)は『シングルコア(1つのCPUコアで処理した時の性能』『マルチコア(複数コアで処理した時の総合的な性能)』を評価するベンチマーク。タスク処理の早さを知るための参考値となります。

OPPO Reno13 A(モデル番号 OPG05)のGeekbench 6 CPU計測スコア画面
OPPO Reno13 A(Snapdragon 6 Gen 1)のGeekbench6(CPU)スコア実測結果
OPPO Reno13 Aと他機種のGeekbench 6スコア比較
左からOPPO A5 5G、AQUOS sense9、CMF Phone 2 Pro、AQUOS sense10のGeekbench6(CPU)スコア実測結果

全端末室温約20度〜23度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

OPPO Reno13 Aと競合機種のGeekbench 6 CPU性能比較グラフ

OPPO Reno13 AのGeekbench6(CPU)スコアは、単体で処理をするシングルコアが『937』。同じSocを搭載するAQUOS sense9より若干低めのスコアとなっています。

しかしAnTuTu Benchmark(CPU)の実測値はOPPO Reno13 Aの方がやや上。OPPO Reno13 Aは『瞬間的にクロックを上げすぎない省電力よりのチューニング』を行っている可能性が高いです。

【実測】OPPO Reno13 AとOPPO A5 5Gの3DMark Wild Life Stress Testスコア

3DMark(Wild Life)は、スマホやタブレットのGPU性能を長時間連続で測定するベンチマークテストです。数分間のベンチマークではなく、20回連続で同じ負荷をかけ続けることで、端末が時間の経過とともにどう性能変化するかを確認できます。

OPPO Reno13 A(OPG05)の3DMark Wild Life Stress Test計測結果画面
OPPO Reno13 Aの測定結果
OPPO A5 5Gの3DMark Wild Life Stress Testの結果。安定性は98.3%と非常に高く、最高ループスコアは1382、最低ループスコアは1359。実行中のバッテリー温度は27℃から28℃で推移している。
OPPO A5 5Gの測定結果
項目OPPO Reno13 AOPPO A5 5G両モデルの差(Reno13 A − A5)
ベストループスコア2,5691,382+1,187(+85.89%)
ローストループスコア2,5601,359+1,201(+88.37%)
安定性(Stability)99.6%98.3%+1.3pt(+1.32%)
最高温度32℃28℃+4℃(+14.29%)
フレームレート範囲11〜20 FPS5〜10 FPS最小 +6(+120.0%) / 最大 +10(+100.0%) / 中央値 +8.0(+106.7%)
バッテリー消費(テスト中)-3%-3%±0%(±0%)

実測結果から、OPPO Reno13 Aは下位モデルのOPPO A5 5Gに対して『2倍近いゲーミング(GPU)性能』を持つことが明らかに。最大フレームレートは10FPSから『20FPS』まで上がっています。

通常はフレームレートに合わせて『最高温度』『バッテリー消費』が上昇し、安定性が低下します。しかしOPPO Reno13 Aでは『温度上昇』『電池の減り』がどちらも抑えられ、安定性は驚きの『99.6%』。

単純に処理能力が高いだけでなく、『電力効率』の部分でもOPPO A5 5Gを圧倒していると言えるでしょう。

OPPO Reno13 Aのゲーム推奨設定(参考程度)

ジャンル解像度フレームレートグラフィック品質エフェクト/陰影
超重量級RPG(原神/崩壊:スターレイル/Tower of Fantasy等)FHD〜FHD+(重いならHD+)45〜60fps目安(安定重視なら45/30固定)中〜高(まず“中”から)中(影は“中以下”推奨)
FPS/TPS(PUBG Mobile/Apex/COD Mobile)FHD60fps固定(推奨)(対応なら90は様子見)中(競技寄りなら“低〜中”)低〜中(影OFF寄りが安定)
MOBA/格闘/カジュアル(LoL: Wild Rift/荒野行動/モンスト等)FHD+60〜120fps(対応範囲で上限設定)中〜高
エミュレーション系(PS2/Switch等)FHD(スケーリング1.0〜1.5)30〜60fps目安(タイトル依存)(まず解像度と内部設定優先)
レース/スポーツ(Asphalt/eFootball等)FHD+60fps安定設定高(重いなら中)中(モーション/反射は中以下で安定)
長時間バトロワ(BGMI/PUBG長時間戦/Apex長時間)HD+〜FHD60fps安定(熱で落ちるなら45/60上限)低〜中(発熱抑制重視)

【OPPO Reno13 Aのデザイン(見た目)】カメラ部分が浮かび上がって見える幻想的な特殊加工。『堅牢性』と『高級感』を併せ持つ

OPPO Reno13 Aは『ルミナスネイビー』『チャコールグレー』『アイスブルー』の3色展開。私が所有するのはルミナスネイビーです。一番の特徴と感じたのは、カメラ周りのグラデーション。光が反射すると光って見える特殊加工。深い海に灯る『小さな明かり』といった印象です。

OPPO Reno13 Aの背面デザインとカメラユニットの外観画像
OPPO Reno13 Aの背面全体を横向きで捉えたデザイン画像
OPPO Reno13 Aの背面デザインを斜めから捉えた製品画像
OPPO Reno13 Aの背面カメラユニットをアップで捉えた外観画像
OPPO Reno13 Aのカメラユニットを背面下部から見上げたアングルの外観画像
OPPO Reno13 Aを逆さまに立たせた状態で、カメラユニット側を強調した背面画像

背面は光沢を抑えたマット仕上げ。手の跡などはある程度目立ちます(気になる人はケースを着けた方が良い)。『大画面(6.7インチ)』『大容量電池(5,800mAh)』ですが、重さは200gを切っている(約192g)同端末。片手持ちでもズッシリ感はありません。

OPPO Reno13 Aを手に持った時の背面デザインとサイズ感のイメージ画像
OPPO Reno13 Aを手に持った時のディスプレイ表示とホーム画面のUI画像

素材に関する詳細な公式説明は見当たりませんが、同端末はクッション性に優れる構造を採用して『MIL-STD-810H:method 516.8』の耐衝撃テストをクリア。防塵防水規格も『IP68』『IP69』と最上級。幻想的な見た目ながら、壊れづらさに拘ったスマートフォンです。

OPPO Reno13 Aに近い画面サイズの端末重量

OPPO Reno13 Aを横持ちした際のディスプレイ表示とベゼル幅がわかる画像

OPPO Reno13 Aの画面サイズは『約6.7インチ』と大きめ。それでいて『約192g』の実用的な重量を維持しています。下位モデルのOPPO A5 5Gよりも2g軽く、『電池もち』『処理能力』『画面解像度』など様々な面で上回る同端末。スマートフォンの利用頻度が高い人は、『上位モデル(OPPO Reno13 A)』の購入をお勧めします。

端末名画面サイズ重量
OPPO Reno13 A約6.7インチ約192g
OPPO A5 5G約6.7インチ約194g
Xiaomi 15T約6.83インチ約194g
Xiaomi 15T Pro約6.83インチ約210
Xiaomi 14T約6.67インチ約195g(ガラス)/約193g(PU)
Xiaomi 14T Pro約6.67インチ約209g
POCO X7 Pro約6.67インチ約195g(プラスチック)/198g(PU)
POCO F7 Ultra約6.67インチ約212g
CMF Phone 2 Pro約6.77インチ約185g
Nothing Phone(3a)約6.77インチ約208g
Galaxy S25 Ultra約6.9インチ約218g
Pixel 9 XL約6.8インチ約221g
Xiaomi 15 Ultra約6.73インチ約226g
AQUOS R9 Pro約6.7インチ約229g

【OPPO Reno13 Aの画面】滑らか(120Hz)&ハイコントラスト(有機EL)&明るい&見やすい(6.7インチ)&操作しやすいディスプレイ

OPPO Reno13 Aの主な画面仕様

端末名OPPO Reno13 A
ディスプレイサイズ:約6.7インチ
最大リフレッシュレート:120 Hz
最大タッチサンプリングレート:180Hz/デフォルト:120Hz
タイプ:有機EL(AMOLED)
解像度:FHD+(2,400×1,080px)
ピクセル密度:394PPI
輝度:600nits(通常)、1,200nits(日光下での最大)
色域:DCI-P3 100%(ビビッドモード)、sRGB 100%(
ナチュラルモード)
色深度:1,670万色(8ビット)
カバーガラス:AGC Dragontrail® STAR2
OPPO Reno13 Aのディスプレイに映し出された高精細な夜景と車の画像

最大リフレッシュレート120Hzでコンテンツを滑らかに表示。アプリ別に個別設定も可能

設定→ディスプレイと明るさ→画面リフレッシュレート

OPPO Reno13 Aのディスプレイは最大『120Hz』のリフレッシュレートをサポート。これは1秒間に最大『120回』画面を書き換え出来ることを意味します。画面リフレッシュレートが『自動選択』の場合は、表示内容に合わせてリフレッシュレートが自動調整。

『高』に変更すると『アプリ固有のリフレッシュレート』を選択可能になり、アプリに対して『X(120Hz)』『LINE(60Hz)』など個別にリフレッシュレートを設定出来ます

OPPO Reno13 Aの設定画面で、アプリごとにリフレッシュレート(120Hz/60Hz)を個別設定している様子

OPPO Reno13 Aのディスプレイガラスは『AGC Dragontrail® STAR2』

OPPO Reno13 Aを手に持ち、ディスプレイに鮮やかな夕日の波打ち際を表示した様子

OPPO Reno13 Aはディスプレイのガラスに旭硝子(AGC)の『Dragontrail® STAR2』を採用。このガラスは初代モデルと比較して『約4倍』の強度を持ち、さらに『軽量』『しなやか』『傷つきにくい』といった特性を持ちます。

高強度ガラスを使用するだけでなく、OPPO Reno13 Aは『クッション性に優れた構造』を採用。これはDragontrail® STAR2の『しなやかさ』を活かしているのかもしれません。

米国軍用規格に準拠した『MIL-STD-810H:method 516.8』の耐衝撃テストをクリアし、さらに最上位となる『IP68』『IP69』の防塵防水規格も取得。『壊れにくさ』に拘った端末であることは間違いなし。

ディスプレイには『フィルム』が貼られた状態で出荷されますが、『貼り替え』をする際には注意が必要。OPPO Reno13 Aをはじめとする『有機EL』採用モデルは、ディスプレイ埋め込み型の『光学式指紋認証センサー』を採用するのが一般的。認証精度を低下させないフィルム選びが重要です。

フィルム素材の相性

項目光学式センサーの場合(恐らくOPPO Reno13 Aはコチラ)超音波式センサーの場合
強化ガラス(アルミノシリケート)◎ 最適(高透過)◎ 均質で音波減衰が少ない
ガラス・セラミック混合△ やや透過率低下、厚み次第△ 音波反射しやすい、厚み注意
高強度セラミック系(Armor系)○〜△ 調整次第で可○(最新モデルなら)だが薄さが重要
樹脂フィルム系(TPU、PET)○ 高透過で柔軟、だが傷つきやすい○ 音波透過も良好だが耐久性が低い

お勧めしたいフィルムの特徴

項目Reno13 Aでの推奨理由・注意点
指紋認証対応画面内指紋対応の明記(想定:光学式)非対応だと認証失敗が増える可能性がある
貼り付け方式全面吸着(フルグルー)推奨周囲だけ接着等は、認証不安定・タッチ違和感・虹模様の原因になりやすい。
厚み0.25〜0.33mm保護性能とタッチ/指紋のバランスが取りやすい。厚すぎると指紋認証センサーに干渉する可能性が上がる。
表面硬度9H(最低条件)比較基準として有効。ただし実耐性はコーティング品質等で差が出る。
エッジ加工2.5Dラウンドエッジ(基本)指当たりが良く、端欠けリスクも下げやすい。3Dはケース干渉が増えがち。
透過率・画質透過率90%以上/基本はクリア系AMOLEDの発色を損ねにくい。強いブルーライトカットは黄ばみ、アンチグレアは解像感低下が出やすい。
反射・指紋撥油コートあり指紋汚れ・滑りを改善。使用感の差が出やすい項目。
ケース干渉ケース使用ならケースフレンドリー優先フルカバー系はケースに押されて浮く、黒枠が表示に被る等の事故が起きやすい。
付属品(貼りやすさ)位置合わせガイド・クリーニング一式付き貼りミス(ズレ・ホコリ)は指紋/タッチ不具合の原因になりやすい。

『明るさの自動調整』をONにすると直射日光下での視認性が向上

OPPO Reno13 Aの画面の明るさを手動で『100%』に設定し、照度計で実測すると『655LUX』を記録。

【公式ディスプレイスペック】デフォルト設定時の通常輝度:600nits、日光下での最大輝度:1,200nits

続けて『自動明るさ調整』をONにして屋外で再実測すると、『1,114LUX』まで上昇(環境によって明るさは変わる場合あり)。屋外でナビを使用するのに十分な明るさです。他にもカメラ撮影時に被写体をしっかり確認しながら撮影出来るなど、メリットは様々。

OPPO Reno13 Aを手に持ち、Webサイト「HYPER GADGET」のレビュー記事を閲覧している様子

ただし『明るい=消費電力が大きくなる』ので、『屋内での利用が多いけど電池もちを優先したい』場合は、手動に切替えるなど端末への負担を減らす工夫をしましょう。

OPPO Reno13 Aの設定画面で、ライトモードとダークモードの切り替えおよび輝度の自動調整を選択している様子

色域が広く発色の美しい有機ELディスプレイ。写真から動画まで臨場感たっぷりに表示

CANON EOS RP(フルサイズ)でOPPO Reno13 Aの画面を撮影後、RAW現像して色合いを近づけています(実際の表示と異なる場合あり)。画面色モードはブリリアント。

OPPO Reno13 Aのディスプレイに映し出された、水面に反射するSUVと都会の風景画像
OPPO Reno13 Aのディスプレイに映し出された、夕日の光条と高層ビルを背にした車の画像
OPPO Reno13 Aのディスプレイに映し出された、厚い雲間から差し込む光の下を走行するオフロード車の画像
OPPO Reno13 Aのディスプレイに映し出された、夜の海岸沿いを走行するオフロード車と雷雲の画像
OPPO Reno13 Aのディスプレイに映し出された、サイバーパンク風の夜の都市とネオンに照らされた車の画像
OPPO Reno13 Aのディスプレイに映し出された、夜の都市のスカイラインを背景に走る車の画像
OPPO Reno13 Aのディスプレイに映し出された、雨に濡れた夜のタイムズスクエアのような街並みと車の画像

OPPO Reno13 Aのディスプレイは『6.7インチ』の大画面。『動画』『SNS』『電子書籍』『地図(ナビ)』などが見やすく、小さい画面と比較して文字を入力しやすいです。

有機ELは液晶と比較してコントラスト比が高く、明るい色から暗い色まで発色豊かに表示。画素を消灯させることで『漆黒』の表現が可能です。

デジタルシネマの標準色域規格で、sRGBよりもカバー範囲が広いDCI-P3を『100%』サポート(ブリリアント設定時)。撮影した画像の編集用途にも適しています。

ディスプレイの表示色(色温度など)調整方法

設定→ディスプレイと明るさ→画面色モード

『設定』→『ディスプレイと明るさ』→『画面色モード』からは、『ブリリアント』『ナチュラル』といった色表示に加えて『色温度』の調整も可能です。

OPPO Reno13 Aの「画面色モード」設定画面で、ブリリアント・ナチュラルの選択や色温度を調整している様子

ブルーライトを制御するアイコンフォートは『色温度』『白黒』『スケジュール』など細かい設定が可能

設定→ディスプレイと明るさ→アイコンフォート

ブルーライトは『メラトニン(睡眠ホルモン)』の分泌を抑制しやすいとされており、就寝前は出来るだけ影響を避ける必要があります。

OPPO Reno13 Aの「アイコンフォート&睡眠」設定画面で、就寝モードやブルーライトカットの強度を調整している様子

OPPO Reno13 Aには『就寝モード』が用意されており、ONにすると日没後に画面を暖色よりに自動調整。細かい設定が面倒な場合はこちらを活用。

アイコンフォートは手動の設定。ディスプレイの表示を『暖色より』に調整し、ブルーライトを抑制。画面色温度を高め、ディスプレイエフェクトを『白黒』に設定するとより効果的。『寝る前にスマホで読書するのが楽しみ』といった人は、『就寝モード』『アイコンフォート』を活用しましょう。

暗い場所でOPPO Reno13 Aを手に持ち、電子書籍(銀河鉄道の夜)を表示している様子。視力保護機能が働いているためか、画面は目に優しい暖色系の色味に調整されている。

【OPPO Reno13 Aの指紋認証を試す】速度は普通。豊富なアニメーションがロック解除を盛り上げる!

上位ミドルクラスやハイエンドスマートフォンの多くは『画面内指紋認証』を採用。OPPO Reno13 Aが搭載しているのは、体感的に一般的な光学式センサー。認証精度(速度)は『普通』です。

指紋認証のアニメーションは『ハロ』『フィズ』『バブル』『星くず』『渦巻き』『揺れる炎』『火花』『さざ波』『なし』から選択可能。

『極端に厚みのあるガラスフィルム』『画面が汚れている』『手が濡れている』などは指紋認証の精度を落とす場合があるので、『ロックが解除されづらくなった』と感じた時は該当が無いかチェックして改善しましょう。

フィルム素材の相性

項目光学式センサーの場合(恐らくOPPO Reno13 Aはコチラ)超音波式センサーの場合
強化ガラス(アルミノシリケート)◎ 最適(高透過)◎ 均質で音波減衰が少ない
ガラス・セラミック混合△ やや透過率低下、厚み次第△ 音波反射しやすい、厚み注意
高強度セラミック系(Armor系)○〜△ 調整次第で可○(最新モデルなら)だが薄さが重要
樹脂フィルム系(TPU、PET)○ 高透過で柔軟、だが傷つきやすい○ 音波透過も良好だが耐久性が低い

お勧めしたいフィルムの特徴

項目Reno13 Aでの推奨理由・注意点
指紋認証対応画面内指紋対応の明記(想定:光学式)非対応だと認証失敗が増える可能性がある
貼り付け方式全面吸着(フルグルー)推奨周囲だけ接着等は、認証不安定・タッチ違和感・虹模様の原因になりやすい。
厚み0.25〜0.33mm保護性能とタッチ/指紋のバランスが取りやすい。厚すぎると指紋認証センサーに干渉する可能性が上がる。
表面硬度9H(最低条件)比較基準として有効。ただし実耐性はコーティング品質等で差が出る。
エッジ加工2.5Dラウンドエッジ(基本)指当たりが良く、端欠けリスクも下げやすい。3Dはケース干渉が増えがち。
透過率・画質透過率90%以上/基本はクリア系AMOLEDの発色を損ねにくい。強いブルーライトカットは黄ばみ、アンチグレアは解像感低下が出やすい。
反射・指紋撥油コートあり指紋汚れ・滑りを改善。使用感の差が出やすい項目。
ケース干渉ケース使用ならケースフレンドリー優先フルカバー系はケースに押されて浮く、黒枠が表示に被る等の事故が起きやすい。
付属品(貼りやすさ)位置合わせガイド・クリーニング一式付き貼りミス(ズレ・ホコリ)は指紋/タッチ不具合の原因になりやすい。

【OPPO Reno13 Aのスピーカー音質をチェック】同シリーズで初めて『ステレオ再生』に対応。YouTube視聴やビデオ通話に適したチューニング(音サンプルあり)

OPPO Reno13 Aの底面にあるUSB Type-Cポート、スピーカー穴、マイク穴、SIMスロットを捉えた外観画像
周波数(Hz)と時間(s)の経過に伴う音圧の変化を示した、音声データのスペクトログラム画像

Xiaomi 15 Ultraで録音したwaveデータをスペクトログラム化しています。

OPPO Reno13 Aのスピーカー音(MP3:192kbit/s)

OPPO Reno13 Aは、同シリーズではじめて『デュアルスピーカー』を採用。ステレオ再生が可能になりました。また『ウルトラボリュームモード』に対応し、音圧を最大『300%』アップすることが可能です。

音源とスペクトログラムを元にした音質評価

周波数特性と帯域バランス

  • 低域(Low End): 500Hz以下のエネルギーが比較的薄く、重低音の厚みには欠けます。これは小型スマートフォンスピーカー特有の物理的限界を示している。
  • 中域(Mid Range): 1kHz〜3kHz付近に強いエネルギーが集中しているので、ボーカルや楽器の主旋律は明瞭に聞き取れる。
  • 高域(High End): 4kHz以上の減衰が早く、超高域の『空気感』や『繊細さ』は控えめ。全体的に中音域重視。

歪み(ディストーション)と明瞭度

100秒付近からのスウィープ音および120秒以降の単音(サイン波)のセクションから、スピーカーの素性が明確に。

  • 倍音成分の発生:高い周波数の単音を再生した際、スペクトログラム上に本来の音とは異なる水平な線(高次倍音)が観測される。これは大音量再生時にわずかな高周波歪みが発生しやすいことを示唆する。
  • 過渡特性:冒頭の楽曲パート(〜30秒)では、リズムの立ち上がりは比較的良好。ただし複雑な音が重なる中盤(60〜90秒)では音が飽和気味になり、音の分離感がやや低下する傾向がある。

音響演出と定位感

  • ステレオ感: 位相の広がりは標準的。動画視聴などの近距離使用においては十分なステレオイメージが得られる。ただしスピーカー間隔が狭いため、音場の広大さまでは感じられない。
  • ダイナミックレンジ: 小音量から中音量にかけてはバランスが取れているが、最大音量付近ではコンプレッションがかかったような、やや詰まった音質になることがある。

推奨される用途

  • YouTubeやSNSなどの動画視聴(人の声が主体のもの)
  • ビデオ通話やハンズフリー通話
  • カジュアルなBGM再生

【OPPO Reno13 AのBluetooth環境】ワイヤレスハイレゾコーデック『LDAC』『aptX HD』をサポート

OPPO Reno13 Aの対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC

OPPO Reno13 AはハイレゾBluetoothコーデック『LDAC』『aptX HD』をサポートしています。良い音質で音楽を聞くには『多くのデータ転送』が必要に。電波干渉を起こしやすい場所(電車の中や電子レンジの近くなど)だと、音が途切れやすくなるのでご注意を(環境を問わず音質を求めるなら有線接続推奨)。

Bluetoothの設定画面で、機能がオンになっており、デバイス名が「OPPO Reno13 A」と表示されている様子。ペアリング済みデバイスとして、「Redmi Buds 5 Pro(使用中、バッテリー100%)」「OPPO Enco Air3i」「Zen Air Pro」の3つがリストアップされている。
項目/コーデックSBC (Classic A2DP)LDAC (Sony)
対応ビット深度 (bit depth)主に 16 bit 16 / 24 bit(ハイレゾ対応) 
サンプリングレート (sampling rate)16〜48 kHz(最大48 kHz) 44.1 / 48 / 88.2 / 96 kHz(最大96 kHz) 
ビットレート (bit rate)約 192〜345 kbps(実装により最大512 kbps の例も) 330 / 660 / 990 kbps の 3 種モード(自動切替あり) 
オーディオ品質 (理論)標準〜中程度(ビットレートに依存) Bluetooth コーデック中で最高レベル。990 kbps 時は“ハイレゾ相当”に近い高音質 
遅延 (レイテンシ)高め(約200ms 前後) — リアルタイム用途には不向き/会話・動画・ゲームにはやや不利 SBC よりやや高め(180〜250ms 前後とされることが多い) — 低遅延ではないため通話・ゲーム用途は非推奨 
主な用途・特徴Bluetooth Classic デバイスで広く使われる標準コーデック。最も互換性が高いハイレゾ音源向け高音質再生、音質重視のヘッドホン/スマホで採用。遅延用途には不向き
備考/注意点Bluetooth 側はほぼ必ず対応 — どの機器でも接続できる可能性が高いビットレートは可変 → 通信環境で音質が変わる可能性あり

【OPPO Reno13 Aで使えるOReality Audio】独自音響効果がシナリオを認識して最適なサウンドモードをセレクト

OPPO Reno13 Aと、ペアリングして「サウンド効果」を設定中のワイヤレスイヤホン(OPPO Enco Airシリーズ)の外観画像

『設定』→『サウンドとバイブレーション』→『サウンド効果設定』→『サウンド効果』

OPPO Reno13 Aでは、独自のプロファイルを設定可能なサウンド効果『OReality Audio』を利用することが出来ます。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

  • スマート:シナリオに応じて最適なサウンドモードを適用
  • 映画:臨場感のあるサラウンドサウンドとクリアな音声
  • ゲーム:ゲームサウンドの隠れたディテールを引き出し、アリーナにいるような臨場感を作り出す
  • 音楽:ボーカルを忠実に再現。イコライザーはカスタマイズ可能

OReality Audioは『Bluetooth(イヤフォン、ヘッドフォン、スピーカー)』『内蔵スピーカー』『有線(イヤフォン、ヘッドフォン、スピーカー)』で機能。

OPPO Reno13 Aの上にワイヤレスイヤホンケースを置き、背後にJBLのポータブルBluetoothスピーカーを並べた外観画像

『Redmi Buds 5 Pro(Xiaomi)』『OPPO Enco Air3i』『Zen Air Pro(Creative)』『EarFun Air Pro 3』『有線イヤフォン』『内蔵スピーカー』『Bluetoothスピーカー(JBL GO Essential)』を接続して実際に効果を確認。OPPO A5 5Gでは変化が感じられなかったRedmi Buds 5 Proでもしっかり機能しました。

【OPPO Reno13 AはMicro SDカード対応】YouTube、アマプラ、Netflixのコンテンツを高解像度でたっぷり保存

設定→サウンドとバイブレーション→Holo Audio

OPPO Reno13 Aで利用可能な『Holo Audio』。異なるオーディオソースの『空間位置』を指定出来る機能です。『自動』『カスタム』の2種類が用意されており、自動は各オーディオソースに最適な空間位置を自動的に選択。

カスタムでは『着信音』『アラーム』『通知』『動画1』『動画2』『オーディオブック』『音楽』『ナビゲーション』『ゲーム音声チャット』にオーディオソースが分類。『動画1(YouTube)を正面』『オーディオブックは左後ろ』など、それぞれの空間位置を自分で決められます。

OPPO Reno13 Aの「Holo Audio」設定画面で、オーディオブックなどの音源の定位(前後・左右・上下)を調整している様子
Holo Audio(カスタム設定画面)

実際にカスタム設定で空間位置を動かしてみると、本当に聞こえてくる場所が明確に変化。電話・アラーム・テレビなどのレイアウトを自分好みの場所に置き換える感じです。

【OPPO Reno13 AはMicro SDカード対応】YouTube、アマプラ、Netflixの高解像度コンテンツ、4K撮影動画の保存領域拡張が容易

OPPO Reno13 Aの本体から取り出されたSIMトレイと、その横に置かれたTranscend製の256GB microSDカードの外観画像

OPPO Reno13 Aは『Micro SDカードスロット』を備え、低コストで保存領域を最大1TBまで拡張することが可能です。

スピードクラス一覧(SDアソシエーションより)

最低転送保証速度スピードクラスUHSスピードクラスビデオスピードクラスSD Expressスピードクラス
600MB/sE600
450MB/sE450
300MB/sE300
150MB/sE150
90MB/sV90
60MB/sV60
30MB/s3V30
10MB/s101V10
6MB/s6V6
4MB/s4
2MB/s2

ストリーミング動画をフルHD解像度で保存/視聴するのにお勧めなMicro SDカード

OPPO Reno13 Aの「一時保存とストレージ」設定画面で、内部ストレージ(空き領域:69.71 GB)とSDカードストレージ(空き領域:229.16 GB)の状況を表示している様子

『1080p』の解像度で安定的に動画を観るには、『5MB/s』以上の安定的な速度が必要に(Amazonより)。最低転送保証速度が『6MB/s』の『スピードクラス6』『ビデオスピードクラスV6』でも問題は無さそうですが、これらに準拠するMicro SDカードはもう市場にほぼ出回っていません。

ワンランク上(10MB/s)の『スピードクラス10』『UHSスピードクラス1』『ビデオスピードクラスV10』に準拠するMicro SDカードは、記事執筆時点で『千円(128GB)〜』程度。オフライン再生は『データ通信が発生しない』『画質(フレームレート)が安定する』などメリットが多いです。

OPPO Reno13 Aで撮影した動画(4K/30fps)を保存するのにお勧めなMicro SDカード

設定→デバイスについて→ストレージ→SDカード→カメラ

他メーカーのAndroidスマートフォンは、カメラアプリの中で『保存場所の指定』を行うことが可能。OPPOの場合はやや特殊で、設定内から『SDカードにデータを保存するアプリ(カメラ)』を指定。

OPPO Reno13 Aの「SDカード」詳細設定画面で、使用量(6.74 GB / 253 GB)の内訳(画像、動画、その他)や、カメラデータの保存先設定を表示している様子

4K(30fps)』の高解像度で撮影することも可能な同端末。安定的に4Kで撮影出来る最低転送保証速度は『30MB/s』。4K撮影を前提とするなら、Micro SDカードは『UHSスピードクラス:3〜』『ビデオスピードクラス:V30〜』を選びましょう。

【OPPO Reno13 Aのレコーダーアプリ】は録音音声の『文字起こし』と『要約』に対応!使い方と精度を検証してみた

OPPO Reno13 Aを手に持ち、標準録音アプリで「標準録音 2」を再生・編集している様子(波形表示やマーク機能が見える)

上位モデルの対応が多い、レコーダー(録音)アプリの文字起こし機能。OPPO Reno13 Aでは『文字起こし』から『要約』までを行ってくれます(クラウド処理なのでデータの取り扱いは注意)。

文字データを取得するには、まず録音したデータを開いて『要約』を選択。

録音アプリの操作画面で、「要約」ボタンが赤い枠で強調されている様子

続けて文字起こしを行うメインの言語を選択(おおよそ自動で問題なし)。

録音アプリの「サマリー言語を選択」メニューで、自動、英語、ヒンディー語、スペイン語などの選択肢から言語を選び、AIによる要約を開始しようとしている画面

文字起こし中はアイコンが『虹色』に。完了すると『白(要約)』に戻ります。

録音アプリの操作画面で、AIによる要約機能が動作し、アイコンがカラフルに光りながら「生成中」と表示されている様子

データの生成終了後に再度『要約』を選択すると内容が表示。音声データを聞きながら内容をおさらい出来ます。

録音データのAIによる「概要」生成結果が表示されており、「美味しいラーメン店を見つけるための具体的な方法」として、麺の太さやレビュー内容の確認、店頭の観察といったポイントが箇条書きでまとめられている画面

『録音』付近を選択すると、文字化した『全部』のデータが表示。文字起こしの精度はかなり正確で、『内容が分からない』といった箇所はありませんでした。要約も的確なので十分実用的に使えるかと。

録音された音声データの書き起こしテキスト画面で、「美味しいラーメン店を見つける近道」についての詳細な説明が、時間(00:00、00:30、01:00)ごとに区切られて表示されている様子

【OPPO Reno13 Aの翻訳機能】は『対話』『ライブ』『ドキュメント(テキスト)』『画面』に対応

設定→ユーザー補助と利便性→スマートサイドバー

OPPO Reno13 Aで利用可能な翻訳機能。スマートサイドバーをONにしていると、バーの中からワンタップで起動可能。

スマートサイドバーの中に「スクリーンショット」「画面録画」「翻訳」「ファイルマネージャー」のアイコンが並んでおり、そのうち「翻訳」アイコンが赤い太枠で強調されている様子

音声スピードの変更は、翻訳画面右上の歯車アイコン(設定)からを行います。

OPPO Reno13 Aを手に持ち、翻訳アプリのトップ画面を表示している様子(テキスト入力、対話翻訳、ライブ翻訳、ドキュメント翻訳、画面翻訳のメニューが見える)
翻訳アプリなどの「設定」画面で、音声読み上げの「音声スピード」をスライダーで「標準」に調整しており、下部に「デモを聴く」ボタンが表示されている様子

お互いが話した内容をそれぞれ別の言語で翻訳し、翻訳した内容を再生する場合は『対話翻訳』を選択。『タップして話す(Tap to speaker)を選択した上で話す』→『翻訳内容表示』→『音声再生』といった流れ。左上のスピーカーアイコンから、音声の『オートプレイ(自動再生)ON/OFF』を切り替えられます。

OPPO Reno13 Aを手に持ち、対面での会話を想定した「対話翻訳」機能を使用している様子。画面が上下に分割され、下半分には日本語でバッテリー容量や防水防塵性能(IP69/IP68)に関する説明が表示され、上半分にはその翻訳結果と思われる英語が相手側から読みやすいように逆向きに表示されている。

【OPPO Reno13 Aで使えるBeaconLink】モバイル・Wi-Fiネットワークが届かない場所でも音声通話が可能(音源あり)

設定→モバイルネットワーク→BeaconLink

ホーム画面またはアプリ一覧に、緑色の背景にスマートフォンのアイコンが描かれた「BeaconLink」アプリのアイコンが表示されている様子
ホーム画面にショートカットを作ることも出来る

OPPO Reno13 Aで利用可能なBeaconLinkは、インターネット接続や携帯信号が届かない場合でも『Bluetoothを使用して近隣の人に電話をかける』ことが出来る機能です。

まずは『SIMカード装着(契約が切れているものでも使えた)』→『OPPOアカウントにログイン』→『BluetoothをON(設定→Bluetooth)』。

Bluetooth設定画面において、Bluetooth機能がオンになっており、デバイス名が「OPPO Reno13 A」と表示されている様子

続けて設定→モバイルネットワーク→BeaconLinkの順に開きます。

設定画面において、「eSIM」と「BeaconLink」の項目がどちらも「オフ」と表示されている様子

自分に通話を発信できる人を『連絡先のみ』『すべて(120分経つと切断)』から選択。

BeaconLinkの設定画面で、機能をオンにした状態で「通話とメッセージを許可する」範囲を、「すべて(120分)」に設定している様子

『近くのデバイス』に表示されている連絡先を選択すると発信。

BeaconLinkの設定画面で、機能をオンにした状態で「近くのデバイス」として「OPPO Find X8」が検出されている様子

Volteなどの通話品質と比較して『音質』はイマイチですが、Wi-Fiとモバイルネットワークをどちらも『OFF』にした状態で、しっかりと内容を聞き取れる通話クオリティ。ネットワークが繋がらない環境で『内線代わり』といった使い方も出来そうです。

BeaconLinkを使用した通話のテストはOPPO Reno13 AとFind X8を使用して行っています。

OPPO Reno13 AでBeaconLinkをテスト(MP3:128kbit/s)

【OPPO Reno13 Aで設定出来る3種類のホームアプリ】スマホに慣れない高齢者でも扱いやすい『シンプルモード』、アプリや利用時間に制限をかけられる『キッズモード』

OPPO Reno13 Aには『通常』『シンプルモード』『キッズモード』といった、利用者に合わせた3種類のホーム画面が用意されています。

スマートフォンに慣れていない高齢者にお勧めなシンプルモード

設定→ユーザー補助と利便性→シンプルモード

OPPO Reno13 Aを手に持ち、ホーム画面を表示している様子。画面にはデジタル時計(11:30)や日付(12月25日 木)、カレンダー、天気、時計、設定、写真、計算機などのアプリアイコンが並んでいる。

シンプルモードを設定すると、アイコン』『文字表示』は全体的に大きく見やすく、『音量』は大きく聞きやすく調整されます。設定から変更出来る内容も簡素化するので、『スマートフォンに慣れていない高齢者』が利用するのに最適です。

「フォント」設定画面で、サンプルテキスト「オズの魔法使い」を表示しながら、フォントの種類を「Roboto」に、フォントサイズをスライダーの最大値である「特大」に設定している様子
「シンプルモード設定」の画面で、機内モード、モバイルネットワーク、Wi-Fi、フォント、壁紙、クリーンアップ、緊急 SOSなどの主要な設定項目が、大きなアイコンと共に一覧で表示されている様子

『アプリの種類』『操作時間』に制限をかけられるキッズモード

設定→ユーザー補助と利便性→キッズモード

OPPO Reno13 Aを手に持ち、キャラクターが描かれた壁紙のホーム画面を表示している様子。画面にはChrome、電話、動画、翻訳、Rakuten Link、Kindleの計6つのアプリアイコンが並んでいる。

キッズモードでは、通常モードとは別に『表示するアプリの種類』『画面の時間制限』『視力保護』の設定を行うことが可能。キッズモードを解除したり設定を変更するには『ロックの解除』が必要です。

「キッズスペース」の初期設定画面(キッズ向けアプリの選択)で、電話、動画、翻訳などのアプリを個別に許可リストに追加している様子
キッズスペースの「画面の時間制限の設定」画面で、時間制限をオンにし、選択肢の中から「30分」を指定している様子
「視力保護設定」画面において、環境光が暗すぎる場合に通知する「環境光リマインダー」や、ブルーライトをカットする「眼を保護するディスプレイ」などの項目がオンに設定されている様子

【OPPO Reno13 Aで使えるジェスチャー機能】デジタルアシスタントや指定したアプリの起動を『画面オフ状態』からスムーズに行える

OPPO Reno13 Aには下記の通り、便利なジェスチャー(ショートカット)機能が豊富に用意されています。顔認証(指紋認証)と組み合わせれば、ジェスチャー操作から起動(動作)までがスムーズに。

  • デジタルアシスタント起動:電源ボタンを長押し(設定→ユーザー補助と利便性→電源ボタン)
  • スクリーンショット:画面を3本の指で下にスワイプ、指3本で長押し、電源ボタンと音量下げボタン(設定→ユーザー補助と利便性→スクリーンショット)
  • 画面ON:端末を持ち上げる(設定→ホーム画面とロック画面→端末を持ちあげたら画面オン)
  • 画面ON/OFF:画面をダブルタップ(設定→ホーム画面とロック画面→ダブルタップで画面オンまたはオフ)
  • カメラを起動:消えている画面に『O』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Oの文字を描いてカメラを起動)
  • フラッシュライトON/OFF:消えている画面に『V』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Vの文字を描いてフラッシュライトをオンまたはオフにする)
  • 音楽の一時停止と再開:消えている画面に『I』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→音楽操作)
  • ロック解除画面→指定した連絡先に発信もしくは指定したアプリを開く:消えている画面に『ʌ』を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Mを描く)
  • ロック解除画面→指定した連絡先に発信もしくは指定したアプリを開く:消えている画面に『M』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Mを描く)
  • ロック解除画面→指定した連絡先に発信もしくは指定したアプリを開く:消えている画面に『W』の文字を描く(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→スリープ時のジェスチャー→Wを描く)
  • 自動応答:端末を耳に近づける(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→端末に耳を近づけると自動で応答)
  • イヤーレシーバーに自動切り替え:端末を耳に近づける(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→端末に耳を近づけるとイヤーレシーバーに自動切換え)
  • 着信音を消す:端末を裏返す(設定→ユーザー補助と利便性→ジェスチャーとモーション→端末を裏返して着信音を消す)
  • フラッシュライトをON/OFFにする:画面が消えた状態で音量ダウンボタンを長押し(設定→ホーム画面とロック画面→音量ボタンでフラッシュライトをオン/オフにする)
  • 画面に触れることなく画面スクロール・通話に応答:ハンドジェスチャーで端末を操作(設定→ホーム画面とロック画面→エアジェスチャー)
「ジェスチャーとモーション」の設定画面で、「3本の指で下にスワイプしてスクリーンショットを取得」や「エアジェスチャー」など、画面操作を便利にするための各種設定項目が表示されている様子

デジタルアシスタントを変更する方法

  1. 『設定』を開いて検索ボックスに『デジタル』と入力
  2. 一覧から『デフォルトのデジタルアシスタント』を選択
  3. 利用したいデジタルアシスタントアプリ(ChatGPTなど)を選択
「デフォルトのデジタルアシスタントアプリ」の設定画面で、選択肢として「なし」「ChatGPT」「Google」が表示されており、「Google」が選択されている様子

【OPPO Reno13 Aで使えるアプリクローン機能】『LINE』『Instagram』『Facebook』『X』などのアプリを複製して2アカウントでログイン可能!

1台の端末で2つのアカウントを使える

設定→アプリ→アプリクローン

OPPO Reno13 Aでは、アプリを複製可能な『アプリクローン』という機能を使うことが出来ます(全てのアプリが対応するわけではない)。下位モデルのOPPO A5 5Gでは『2つまで』という制限がありましたが、OPPO Reno13 Aでは特にそういった制限表示は見当たりません(少なくとも4つは複製出来た)。

「アプリクローン」の設定画面で、Facebook、Instagram、LINEの3つのアプリに対してクローン機能が「オン」に設定されており、それぞれのアプリを独立して実行できる状態を示している様子

例えばアプリクローンを開いて『ChatGPT』にチェックを入れると、自動的に『もう一つのChatGPT(右下に緑と青のクローンアイコンつき)』がホーム画面に追加。

ホーム画面に、X、Kindle、Amazon ショッピング、LINE、BeaconLink、Google ドライブ、Instagram、Facebookのアイコンが並んでおり、そのうちX、LINE、ドライブ、Instagram、Facebookについては、クローン機能によって作成された2つ目のアプリアイコン(右下にクローンマーク付き)が隣り合って表示されている様子

複製したアプリは『異なるID(電話番号)』でログイン可能です。

LINEの初期設定画面で、「この端末をメイン端末として使用しますか?」という問いに対し、「サブ端末」が選択されている様子。説明文には、現在利用している端末のLINEからログアウトされず、同じアカウントの追加端末として使用できることが記載されている。

【OPPO Reno13 Aで使えるアプリロック】設定したアプリのセキュリティを高める!開く前にパスワードの入力が必要に

設定→セキュリティとプライバシー→アプリロック

アプリロックをかけたアプリ(クローンも対象)は、開こうとすると『プライバシーパスワード』の入力を求められるように。『楽天ペイ』『PayPay』といった支払い系のアプリにロックをかけておくと安心感が増します。

「アプリロック」の設定画面で、機能がオンになっており、「おサイフケータイ アプリ」「ドライブ(クローン)」「LINE(クローン)」「楽天ペイ」「PayPay」「X(クローン)」の各アプリに対して個別にロックが有効化されている様子
OPPO Reno13 Aを手に持ち、アプリロックやプライバシー保護のための「プライバシーパスワードを入力してください」という画面が表示されている様子。画面中央には数字入力用のテンキーが表示されている

【OPPO Reno13 Aで使えるアイコンプルダウンジェスチャー】は片手持ちののままアプリを開ける

設定→ホーム画面とロック画面→アイコンプルダウンジェスチャー

「アイコンプルダウンジェスチャー」の設定画面で、機能がオンになっている様子。画面の端を上にスワイプしてアプリのアイコンをプルダウンし、片手で操作しやすくする方法がイラストと説明文で示されている

OPPO Reno13 Aの画面サイズは6.7インチ。片手で持つことは出来ても、『操作する』のは難しい大きさ。『アイコンプルダウンジェスチャー』は、画面の左もしくは右端(角ではない)を上にスワイプすることで、アプリアイコンを指の届く位置まで寄せる機能。起動したいアイコンの上で指を離すと開きます。

OPPO Reno13 Aで楽天モバイルを使えるか

OPPO Reno13 Aは楽天モバイルの主な通信バンド(4G:Band3/Band18※パートナー回線/Band 28、5G(sub6):Band n77)をサポートしています(eSIM対応)。

「SIM 情報と設定」の画面で、優先ネットワークのタイプが「5G/4G/3G/2G (自動)」に、通信キャリアが「Rakuten」に設定されている様子。データローミングはオフ、VoLTEコールはオンの状態が示されている。

楽天モバイルの通話でメインとなるRakuten Linkは、『通話』『SMSメッセージ送受信』『ビデオ通話』を問題なく行うことが出来ました(同アプリの特性上、電波状況により若干遅延。Wi-Fiからモバイルネットワーク接続に切り替えると改善する場合あり)。

OPPO Reno13 Aの日本発売日

2025年6月26日(木)

OPPO Reno13 Aの日本販売価格(公式店舗)

  • 8GB/128GBモデル:48,800円(税込)

OPPO Reno13 Aのアップデート保証期間

  • セキュリティアップデート:初出荷日から3年間提供
  • OSアップグレード:最低1回以上

OPPO Reno13 Aの同梱品

  • 保護フィルム(試供品)(貼付済み)
  • SIM取出し用ピン(試供品)
  • クイックガイド
  • 安全ガイド

【OPPO Reno13 Aの下位モデル】OPPO A5 5Gレビュー

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【OPPO Reno13 Aのスペック】主な仕様

カラー

  • チャコールグレー
  • アイスブルー
  • ルミナスネイビー

メモリとストレージ

  • メモリ:8GB RAM(※最大16GB相当まで拡張可能)、128GB ROM
  • RAMの種類:LPDDR4X@2133MHz 2 × 16bits
  • ストレージ仕様:UFS 3.1
  • 外部ストレージ:対応
  • USB OTG:対応

サイズと重量

  • 縦:162mm
  • 横:75mm
  • 厚さ:7.8mm
  • 重量:192g

プロセッサー

  • Snapdragon 6 Gen 1
  • CPU:
    オクタコアCPU:2.2GHz×4+1.8GHz×4
  • GPU:
    Adreno 710@676MHz

ディスプレイ

  • サイズ:約6.7インチ
  • 画面占有率:92.2%
  • 解像度:フルHD+(2,400×1,080)
  • リフレッシュレート:最大120Hz
  • タッチサンプリングレート:最大180Hz
  • 色域:
    ビビッドモード:100%(DCI-P3)
    ナチュラルモード: 100%(sRGB)
  • 色彩深度:1,670万色(8ビット)
  • ピクセル密度:394PPI
  • 輝度:
    デフォルト設定時の通常輝度:600nits
    日光下での最大輝度:1,200nits
  • パネルタイプ:AMOLED(有機EL)
  • カバーガラス:AGC Dragontrail STAR2

バッテリーと充電

  • バッテリー:
    公称値:5,800mAh/22.74Wh
    定格値:5,640mAh/22.11Wh
  • 急速充電:
    45W SUPERVOOCTMフラッシュチャージ/45W PPS

カメラ

  • リアカメラ
    広角:約5,000万画素(F値1.8)
    超広角:約800万画素(F値2.2/画角112度)
    マクロ:約200万画素(F値2.4)
    動画撮影:最大4K@30fps, 1080P@60fps/30fps, 720P@60fps/30fps
    EIS/OIS 動画: 1080P@60fps/30fps, 720P@60fps/30fps
    ズーム撮影: 1080P@60fps/30fps, 720P@60fps/30fps, 4K@30fps
    スローモーション撮影: 720P@240fps, 720p/1080P@120fps
    タイムラプス撮影: 1080P@30fps
    撮影モード:写真、動画、ポートレート、夜景、PRO、スローモーション、アウト/イン同時動画撮影、タイムラプス、ステッカー、パノラマ、高解像度、Googleレンズ、マクロ、ドックスキャナー
  • フロントカメラ
    約3,200万画素(F値2.4)
    動画撮影:1080P@30fps , 720P@30fps
    撮影モード:写真、動画、ポートレート、夜景、パノラマ、アウト/イン同時動画撮影、タイムラプス、ステッカー

生体認証

  • ディスプレイ指紋認証
  • 顔認証

NFC

  • 対応(おサイフケータイ対応)

ネットワークと接続

  • デュアルSIM:対応
  • SIMタイプ:
    排他的デュアルSIMカードスロット
    SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM)/microSD
    SIMタイプ:nanoSIM+eSIM
  • 対応バンド
    • 5G :n1/n3/n5/n7/n8/n20/n26/n28/n40/n41/n77/n78
    • 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28
    • 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42
    • 3G WCDMA: Band 1/2/4/5/8/19
    • 2G GSM : 850/900/1800/1900MHz
    • キャリアアグリゲーション対応

Wi-Fi

  • IEEE802.11 a/b/g/n/ac

Bluetooth

  • バージョン:5.1
  • コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC

防水・防塵

  • IP68/IP69

オーディオ

  • スピーカー:ステレオ
  • イヤフォンジャック:非搭載

ナビゲーションと測位

  • GNSS:Beidou / GPS / GLONASS / Galileo / QZSS
  • その他機能:Wi-Fi測位、ネットワークを利用した移動体測位

センサー

  • 地磁気センサー
  • 近接センサー
  • 光センサー
  • 加速度センサー
  • ジャイロセンサー
  • 重力センサー
  • ステップカウント機能対応

オペレーティングシステム

  • ColorOS

OPPO Reno13 Aにお勧めなSIM

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

実際に使って感じたOPPO Reno13 Aのメリットとデメリット

OPPO Reno13 A
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • Snapdragon 6 Gen 1とUSF 3.1ストレージによる快適な動作
  • 低照度(夜景)から4K高解像度動画まで高画質に撮れるカメラ
  • 他メーカーの端末と比較しても良好な電池もち
  • 適当に撮った写真をベストな構図に整えてくれるAI再構成
  • 人物を自動認識して影まで綺麗に消してくれる高精度なAI消しゴム
  • 使い道が無い超低解像度画像からアニメ調のイラストを生成出来るAIリイメージ
  • 『目を閉じた失敗写真』を『笑顔』に変えられるAIパーフェクトショット
  • スーツ姿を特撮ヒーローみたいに変身させられるAIポートレート
  • 6.,7インチの大きな有機ELディスプレイ採用。美しい発色とハイコントラスト表示
  • 最大リフレッシュレートが120Hz。スクロールが超滑らかに
  • 異なるスピーカーから立体的に独立した音を奏でられるステレオ再生仕様
  • ウルトラボリュームモード対応(音圧を最大+300%)で屋外でも音声を聞き取りやすい
  • 汎用的な充電規格『PPS』が最大45Wの急速充電に対応
  • ハイレゾBluetoothコーデックLDAC、aptX HDをサポート
  • Micro SDカード対応!ストリーミング動画・音楽、撮影した動画を外部ストレージに保存出来る
  • 画面オフの状態から素早くアプリ起動可能なジェスチャーを多数用意
  • 片手持ちのままアプリを開けるアイコンプルダウンジェスチャーが便利
  • レコーダーアプリが『文字起こし』と『要約』に対応
  • 米軍MIL規格の耐衝撃テストをクリアした高い耐衝撃性
  • 最高水準となるIP69/IP68の防塵防水性能
  • FeliCa ICチップ搭載でおサイフケータイが使える
  • モバイルネットワーク、Wi-Fiが届かない場所でもBeaconLink(Bluetooth)で通話可能
デメリット
  • 背面の汚れがやや目立つ(ルミナスネイビーの場合)
  • マクロカメラが低画質

OPPO Reno13 Aに関するQ&A

OPPO Reno13 Aはワイヤレス充電に対応していますか?

ワイヤレス充電に非対応です。

OPPO Reno13 Aはおサイフケータイを使えますか?

FeliCa ICチップを搭載しているので使えます。

OPPO Reno13 Aにケースは付属しますか?

付属しません。

OPPO Reno13 Aに充電器は付属しますか?

付属しません。

OPPO Reno13 Aの画面にフィルムは貼られていますか?

貼り付けられた状態で出荷されます。

OPPO Reno13 Aはマクロ撮影に対応していますか?

マクロカメラを搭載しています。ただし画質は微妙です。

OPPO Reno13 Aの防塵防水性能は?

最高水準の『IP69』『IP68』に準拠しています。

OPPO Reno13 AではeSIMを使えますか?

使えます。

OPPO Reno13 AでAI機能が使えない

OPPOアカウントにログイン。サーバーが混雑している場合は時間をあける。

OPPO Reno13 Aが採用するGPUは?

Adreno 710@676MHzです。

OPPO Reno13 Aはイヤフォンジャックを搭載しますか?

非搭載です。

OPPO Reno13 Aはステレオ再生に対応しますか?

デュアルスピーカーなので対応します。

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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