PayPay株式会社は2023年5月1日、2023年8月1日から『PayPayカード』『PayPayカード ゴールド』以外のクレジットカードを利用して決済が出来なくなることを発表。ところがユーザーからの猛反発に合い、急遽その日程を『2025年1月』に変更。
私にとっての『改悪』は、クレジットカードに関する部分だけではありませんでした。楽天ペイが『請求書払い』に対応するまで、私はPayPayで公共料金などの支払いを行っていました。当時はデフォルトの支払い方法が通常と同じ『残高払い』だったと記憶しています(あと払いを登録する前だったからかも?)。
支払い項目が変わっていると気づかずに、先日久しぶりにPayPayで請求書払いを行いました。急いでいたのでしっかり項目を確認せずに支払い完了。しかしいつまで経ってもPayPay残高が減らないのです。
何かシステムのトラブルかと思い調べてみるも、そういったことは無さそう。原因を探るために同じ動作を繰り返してみると、デフォルトの支払い方法が『あと払い』に。
あと払いはあくまで『残高払い』に次ぐサブ的なイメージ。なぜそれがメインの支払い方法に指定されているのか、違和感を覚えました。しかも『請求書払いは決済後にキャンセル出来ない』のです。
還元率の高い時に買い物をし、PayPayポイントを貯めて光熱費の支払いなどに回せばそれは『節約』になります。ただし請求書払いはそもそもポイント還元なし。つまり『あと払い』をしてしまったら節約がパーに。
他社のクレジットカードを利用した決済停止は、『あと払い(PayPayカード、PayPayカードゴールドユーザー獲得)』への変更促進が目的として垣間見えたPayPay。サービスファーストは利用者を減らすことに繋がります。
ちなみに、PayPayあと払いの解約方法を調べてみると『PayPayカードの解約』が伴うようです。詳しくはコチラから。
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