Googleが10月4日(日本時間午後11時)に開催したハードウェアお披露目イベント『Made by Google』内では、『音声消しゴムマジック』という新たな機能が発表されました。
その名の通り、これは静止画の不要な部分を消してくれる『消しゴムマジック』の音声版。
Made by Googleが公式YouTubeアカウントで公開しているイメージ動画内では、『噴水から水が溢れる音』『赤ちゃんの後ろで吠える犬の声』『強い風の音』『スケボーの車輪の音』が消え、話し声だけが見事に抽出されています。
音声消しゴムマジック(Audio Magic)の使用は、静止画版消しゴムマジックと同じくGoogleフォトから(音声要素を検出出来ない場合もあるようです)。消したい音の種類を選んで、消音レベルを調整するだけ。静止画版よりも簡単そう。

Made by Googleの動画では『どうやって不要な音を消しているのか』についても触れています。
まず、Tensor G3の高い機械学習処理能力を活かして動画内の音を自動識別。それらを制御可能な個別のレイヤーに分けて、消音したいレイヤーのみを編集出来る状態にしているようです。
投稿が見つかりません。デジタル音源の作成や編集をした事がある人であれば、上記はとても分かりやすい内容のはず。デジタル音源は『ギター』『ピアノ』『声』などにレイヤーが分かれているのが通常です。
音源として出力する時には1つに統合。Tensor G3はその『統合されたレイヤー』を自動識別することで、『個別のレイヤー』に戻しているということ。
複数のノイズが混ざっている場合は、消す音の種類を変えて何度か音声消しゴムマジックをかければ軽減されそう(静止画のブレ補正は繰り返しかけたらブレが減りました)。Pixel 8、Pixel 8 Proを購入したら、イチはやく試してみたい機能の一つですね。


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Pixel 8、Pixel 8 Proの主要スペック
| Pixel 8 | Pixel 8 Pro | |
|---|---|---|
| Soc | Google Tensor G3 | Google Tensor G3 |
| 容量 |
|
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| 電池 | 4,575mAh(有線充電:最大27W 無線充電:最大18W) | 5,050mAh(有線充電:最大30W 無線充電:最大23W) |
| 重量 | 187g | 213g |
| 画面 |
|
|
| カメラ | メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
| メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
望遠カメラ
フロントカメラ
|
| 防水防塵 | IP68 | IP68 |
| オーディオ |
|
|
| 防水防塵 | IP68 | IP68 |
| Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2×2+2×2 MIMO | Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2×2+2×2 MIMO |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| SIM | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
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