Googleは今夜(2024年10月4日日本時間午後11時)、1年に1度の大型イベント『Made by Google』を開催。イベント内では『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』といったスマートフォンに加え、Google2代目のスマートウォッチ『Pixel Watch2』が登場します。
初代となるPixel Watchは、Socに2018年型の『Exynos 9110』を搭載。プロセスサイズも『10nm』で微細とは言えず、電力効率の部分で課題が残る状況でした。
91mobilesなど海外メディアが報じている情報によれば、Pixel Watch 2には4nmの『Snapdragon W5 Gen1(もしくはSnapdragon W5+ Gen1』が搭載されるとのこと。
Snapdragon W5+ Gen1はすでに『Galaxy Watch 6』『Tic Watch 5 Pro』といったスマートウォッチが搭載。Galaxy Watch6は最大『40時間(常時表示ONで30時間)』、Tic Watch 5 Proに関しては最大『80時間』の使用時間を公式スペックとして掲げています。
GoogleはPixel Watchについて『フル充電で最大 24 時間持続できる』と説明していますが、あくまでこれも最大値。『特定の機能を使用するとバッテリー駆動時間が短くなる』との補足あり。
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Pixel Watch 2では、この『24時間』の定義が変わるようです。@MysteryLupinが投稿したPixel Watch 2のティザー動画(どう見ても公式)を再生すると、充電アイコンと共に『24hrs Battery』という文字が表示。
そのすぐ後に、コピーは『Even with Always on Display』に切り替わります。これは『常時表示においても』という意味。『機能を最小限に抑えて24時間駆動』が、『常時表示で24時間駆動』に変わるのです。
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動画内には『Sharing real-time location(リアルタイムに位置情報を共有)』という説明も。ただしこの部分を含めての『24時間駆動』なのかは不明です。
Kamila Wojciechowska氏が91 mobilesに提供した情報によると、上記以外に『マルチパス光学式心拍数センサーの搭載』『cEDA センサーを使用したストレス管理システム』『7つのワークアウト自動検出』『安全機能のアップグレード(危険を検知して医療情報を救急サービスと共有)』など、Pixel Watchから様々な進化を遂げる予定のPixel Watch 2。
前モデルと同様に、FeliCaチップの搭載も規定路線。39,800円が維持されたら、しばらくは品切れが続きそうな予感(Pixel Watchの時点で発売開始直後は品切状態)。予約受け付け開始と同時に注文した方が良さそうですね。
Google Pixel Watchの主な仕様
製品名 | Pixel Watch |
サイズ | 直径:41mm、高さ:12.3mm |
重さ | 36g |
位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo |
互換性 | Android 8.0 以降 |
ディスプレイ | ガラス:3D Corning® Gorilla® Glass 5、解像度:320ppi、種類:有機EL、最大輝度:1,000ニト、常時表示:対応 |
チップセット | Soc:Exynos 9110、コプロセッサ:Cortex M33 |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
センサー | コンパス、光学式心拍センサー、高度計、加速度計、血中酸素センサー、ジャイロスコープ、多目的電気センサー、周囲光センサー |
防水性能 | 5気圧 |
オーディオ | 内蔵マイク、内蔵スピーカー |
操作 | サイドボタン、触覚式リューズ、高性能な触覚技術 |
FeliCa | 対応 |
OS | Wear OS 3.5 |
電池容量 | 294mAh |
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