Googleは『アメリカ』『カナダ』『プエルトリコ』といった国で、事故による損傷に対応する『Preferred Care』という補償サービスを提供しています(2023年10月2日時点)。プランは『単月』『2年』から選ぶことが可能。Preferred Care(2年)に対応する端末は下記の通り。
- Google Pixel Tablet
- Google Pixel Fold
- Google Pixel 7a
- Google Pixel 7 Pro
- Google Pixel 7
- Google Pixel 6a
- Google Pixel 6 Pro
- Google Pixel 6
- Google Pixel 5a (5G)
- Google Pixel 5
- Google Pixel 4a (5G)
- Google Pixel 4a
- Google Pixel Slate
- Google Pixelbook
- Google Pixelbook Go
ご覧の通り、上記には『Pixel Watch』が含まれていません。The Vergeによると、Pixel Watchに関しては『落下』『偶発的な衝撃』による損傷を補償するサービス及び修理オプションが用意されておらず、誤って破損した場合は対処法が無いとのこと。
Pixel Watchのディスプレイに使用されているガラスは『3D Corning® Gorilla® Glass 5』。Gorilla® Glass 5は2016年にリリースされたやや古いモデル。最新はGalaxy S23 Ultraが採用する『Corning®Gorilla ® Glass Victus ® 2』。
ちなみに、競合となるSamsungの『Galaxy Watch6』は傷に強く高級時計にも使われている『サファイアクリスタル』をディスプレイに使用しています。
10月4日に登場するPixel Watch2は、Pixel Watchのデザインを踏襲することが公式ティザーからも明らか。しかしガラス素材においては10月2日時点で不明です。
どちらにせよ、延長補償や修理オプションが提供される可能性は低いので、ユーザー側で『しっかり保護』をするしかありません。私はPixel Watch2を購入予定。ひとまずPixel Watch用にどういったケースやフィルムが販売されているのかを物色してみることに。
スマートフォンケースの場合は、フチを画面よりやや高めに設計して、端末を机に置いたり落下した時傷がつきづらいようにするのが一般的。ボタンなど操作部分へのアクセスにも配慮。耐衝撃性にも優れます。
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『Caseology』『Spigen』といった有名どころのスマートフォンケースメーカーは、Pixel Watch用のケースでも上記を意識したデザインを踏襲している印象。
私が以前Apple Watchを使用していた時は、SpigenのケースにTPUのフィルムを組み合わせていました。曲面形状は『貼りづらい』『端が浮きやすい』といった部分があるかもしれませんが、ケースでうまく端の浮き上がりを抑えられたら保護力は確実にアップ。
画面ごと全面保護するタイプも。タッチ感度や衝撃に対してどこまで保護されるかはやや疑問ですが、擦り傷が減るのは間違いないでしょう。
ケースやフィルムを着けるデメリットは、デバイスのイメージが損なわれてしまうこと。ただしPixel Watch、Pixel Watch 2を『見た目優先&装備なし』で使い続けるなら、傷がつかないように細心の注意を払いましょう。
Google Pixel Watchの主な仕様
製品名 | Pixel Watch |
サイズ | 直径:41mm、高さ:12.3mm |
重さ | 36g |
位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo |
互換性 | Android 8.0 以降 |
ディスプレイ | ガラス:3D Corning® Gorilla® Glass 5、解像度:320ppi、種類:有機EL、最大輝度:1,000ニト、常時表示:対応 |
チップセット | Soc:Exynos 9110、コプロセッサ:Cortex M33 |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
センサー | コンパス、光学式心拍センサー、高度計、加速度計、血中酸素センサー、ジャイロスコープ、多目的電気センサー、周囲光センサー |
防水性能 | 5気圧 |
オーディオ | 内蔵マイク、内蔵スピーカー |
操作 | サイドボタン、触覚式リューズ、高性能な触覚技術 |
FeliCa | 対応 |
OS | Wear OS 3.5 |
電池容量 | 294mAh |
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