Google Japanは2023年7月28日(金)公式ブログを更新し、Wear OS by GoogleがNTTドコモの『iD』と、株式会社JCBの『QUICPay』に対応したことを報告しました。
Wear OSを採用するスマートウォッチは『FOSSIL』『Mobvoi』『SUUNTO』『SKAGEN』『Google』『Samsung』など様々。
上記全てのデバイスで『iD』と『QUICPay』が使えるようになったのかと言えば、答えは『NO』です。何故ならFeliCaチップを搭載していないから。
私が所有するMobvoiの『TicWatch Pro 3 GPS』でもタッチ決済自体は可能。ただしサポートするカードの種類があまりに少ないので、汎用性の部分で優れているとは言えず。
『GARMIN』『Fitbit』の一部スマートウォッチはFeliCaチップを搭載しますが、それらは『Garmin Pay』『Fitbit Pay』といった独自の決済サービスを導入。Wear OSの採用もないので、現状で『iD』『QUICPay』を利用することは出来ません。
『FeliCa』の開発元であるSONYの『wena wrist』『wena wrist pro』『wena wrist active』『wena 3』は、『おサイフリンク(iOSのみ提供)』というアプリを介せば『iD』『QUICPay』を利用可能。Androidユーザーにとっての使い勝手はイマイチでした。
2022年11月4日、SONYは利用可能なOSを拡大するどころか、2023年12月31日をもってwena製品における『おサイフリンク』の対応終了を発表。つまり上記製品で『iD』『QUICPay』がサポートされる期間はあと僅か。
『Wear OS』『FeliCa』に両対応し、『iD』『QUICPay』を使えるようになったのがGoogleの『Pixel Watch』。Googleウォレットに対象のカードをを登録すれば、『iD』『QUICPay』のマークがついたお店で支払いが可能に。
Googleは2021年にFitbitを買収しており、Pixel Watchの『健康管理』『フィットネス』機能には同社の高い技術が使用されています。
メモリ『2GB』、ストレージ『32GB』と大容量であることも魅力。便利な決済機能にとどまらないホンモノ志向のスマートウォッチ。日に日に『欲しい』が増しています。
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Google Pixel Watchの主な仕様
製品名 | Pixel Watch |
サイズ | 直径:41mm、高さ:12.3mm |
重さ | 36g |
位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo |
互換性 | Android 8.0 以降 |
ディスプレイ | ガラス:3D Corning® Gorilla® Glass 5、解像度:320ppi、種類:有機EL、最大輝度:1,000ニト、常時表示:対応 |
チップセット | Soc:Exynos 9110、コプロセッサ:Cortex M33 |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
センサー | コンパス、光学式心拍センサー、高度計、加速度計、血中酸素センサー、ジャイロスコープ、多目的電気センサー、周囲光センサー |
防水性能 | 5気圧 |
オーディオ | 内蔵マイク、内蔵スピーカー |
操作 | サイドボタン、触覚式リューズ、高性能な触覚技術 |
FeliCa | 対応 |
OS | Wear OS 3.5 |
電池容量 | 294mAh |
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