これまで『デザイン』『処理能力』『カメラ画質』と検証してきた『Rakuten Hand』。『2万円』という販売価格を考慮するとほぼ完璧な仕上がりです。しかしたった『129g』のコンパクトスリムデザイン故、あまり期待出来ないのが『電池もち』。
『Rakuten Hand』が搭載しているSoc『Snapdragon 720G』は、処理能力が高いだけでなく電力効率にも優れます。同Soc搭載モデルとなる『AQUOS sense 4』『Redmi Note 9S』の電池もちを『battery life』で実測したところ、どちらも『24時間以上』という驚異的な駆動時間を記録。
『battery life』は様々な利用シーンを想定し、実際にスマートフォンを自動的に動作させて100%~20%まで電池が減るのにかかる時間を計測します。つまり『AQUOS sense 4』と『Redmi Note 9S』に関しては、1日以上スマートフォンを利用し続けられるという事です。
しかし『Redmi Note 9S』は『5,020mAh』、『AQUOS sense 4』は『4,570mAh』と電池大容量モデル。かたや『Rakuten Hand』は『2,750mAh』と『Redmi Note 9S』の約半分程度。いくら『Snapdragon 720G』搭載モデルとは言え、連続駆動時間が『実用レベルに足らない』可能性も考えられます。
そこで『AQUOS sense 4』『Redmi Note 9S』と同じ様に、『Rakuten Hand』も『battery life』で実測を行いました。その結果は『18時間57分』。『AQUOS sense 4』『Redmi Note 9S』には及びませんが、『Rakuten Hand』の電池もちはなんと通常のスタミナスマホクラスという結果に。
『Rakuten Hand』を利用していて、確かに『電池の減りが早い』と感じた事はありません。その感覚が間違っていなかったと『battery life』が実証してくれました。
この約『19時間』という長い駆動時間を実現しているのは、一つは勿論高性能Soc『Snapdragon 720G』。そしてもう一つはディスプレイの解像度が『HD+』に抑えられているから。『Rakuten Hand』のディスプレイサイズは『5.1インチ』と小さめなので、解像度は『HD+』でも十分綺麗です。
さらに『Rakuten Hand』は『有機ELディスプレイ』。大きな省電力効果が得られる『ダークテーマ』を活用すれば、さらに長い電池もちを実現してくれます。『ダークテーマ』は上部のクイック設定から簡単に切り替えが可能。『Rakuten Hand』を購入したら是非お試しください!