自社で『広告表示場所』を用意すれば、コストの部分は『0』に。もっとも『表示する場所』の運用コストは発生。2024年時点で、楽天モバイル単体のセグメントは赤字です。
しかしユーザーの急激な増加により赤字幅は着実に縮小。いよいよ単体での『黒字化』も視野に入っています。楽天モバイルユーザーが楽天グループ全体の『カンフル剤』としてうまく機能していることも、決算資料から明らかに。
楽天モバイルユーザーがクルクル回す楽天経済圏。契約者数増加がグループ全体を活性化
2024年11月13日(水)、楽天グループが2024年度第3四半期決算説明会(連結)を行いました。プレゼンテーション資料で真っ先に紹介されているのが『楽天モバイル』です。...
楽天モバイルの強みは、『事業単体の利益を追求し過ぎずにすむ』ところだと感じています。先述している通り、すでにユーザーが楽天グループの活性化に寄与。つまり『若干の赤字』『利益を出せない』状況が今後続いたとしても、ユーザーを増やすことで相対的に楽天経済圏が繁栄するのです。
Rakuten Linkの利用者が増えれば、『広告塔』としての価値も高まります。楽天モバイルは『広告で稼ぐこと』を本業とはしていない(あくまで通信業者)ので、『通話する前に長めの動画を表示する』などユーザビリティの極端な悪化は避けるはず。
Rakuten Linkは『メッセージ』『通話』『ホーム』『メール』『ウォレット』に分類。ホーム画面では楽天グループが行っているキャンペーンや特典情報を確認することが出来ます。
楽天モバイル契約者に向けて定期配布(楽天スーパーSALEやお買い物マラソン開催時に配られている印象)される割引クーポン(対象アイテムで使える10%OFF、20%OFFなど)』も、Rakuten Linkのホーム画面から取得可能。
Rakuten Linkの『通話機能』しか使ったことが無い人は、ぜひホーム画面にもアクセスしてみてください。『想定外のお得』を見つけられるかもしれません。
楽天モバイルを『家族』で契約すると『お得』『節約』『自由』の連鎖が起きる。
2024年2月21日(水)から『最強家族プログラム』の提供を開始した楽天モバイル。同一名字の家族であれば、『Rakuten最強プラン』を月々『110円(税込)』お得に利用する...