Xiaomi Japanは2024年1月15日(月)、日本市場に向けてBluetoothイヤフォン『Redmi Buds 5 Pro』『Redmi Buds 5』の2モデルをリリースしました。
上位となるRedmi Buds 5 Proは、ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイトの2色展開で直販価格『9,980円(税込)』。Redmi Buds 5はブラック、ホワイトの2色展開で直販価格『6,980円(税込)』。
最新イヤフォンはどういった進化を遂げているのか。主なスペックを比較してみましょう。
Redmi Buds 5 Pro、Xiaomi Buds 4 Pro、Redmi Buds 5、Redmi Buds 4の主な仕様
Redmi Buds 5 Pro | Xiaomi Buds 4 Pro | Redmi Buds 5 | Redmi Buds 4 | |
カラー | ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト | スターゴールド、スペースブラック | ブラック、ホワイト | ホワイト |
サイズ | 本体:6.5 x 6.5 x 29.7mm、充電ケース:61mm x 46.8mm x 25mm | 本体:30.74 mm × 21.23 mm × 23.67 mm、充電ケース:46.58 mm × 59.28 mm × 26.79 mm | 本体:29.5 x 21.4 x 23.5mm、充電ケース:61 x 50 x 24.6mm | 不明 |
重量 | 本体(1個):5.1g、充電ケース:32.6g | 本体(1個):5.0 g、充電ケース:39.5 g | 本体(1個):5.3g、充電ケース:31.4g | 不明 |
連続駆動時間 | 本体:最大10時間、充電ケース使用:最大38時間 | 本体:最大9時間、充電ケース使用:最大38時間 | 本体:最大10時間、充電ケース使用:最大40時間 | 本体:最大6時間、充電ケース使用:最大30時間 |
ANC | 対応(最大52db) | 対応(最大48db) | 対応(最大46db) | 対応(最大35db) |
充電 |
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Bluetooth | 5.3 | 5.3 | 5.3 | 5.2 |
Bluetoothプロトコル | Bluetooth® Low Energy / HFP / A2DP / AVRCP | Bluetooth® Low Energy/HFP/A2DP/AVRCP | HSP、HFP、A2DP、AVRCP | HSP、HFP、A2DP、AVRCP |
通信範囲 | 10m(障害物のないオープンスペース) | 10m(障害物のないオープンスペース) | 10m(障害物のないオープンスペース) | 10m(障害物のないオープンスペース) |
イマーシブサウンド | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
デュアルデバイス接続 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
ドライバー | デュアルドライバー(チタニウムダイアフラム搭載バスドライバー:11mm、圧電セラミックツイーター:10mm) | デュアルマグネットスーパーバランスドライバー(11mm) | チタニウムダイアフラム搭載超大型ドライバー(12.4mm) | ダイナミックドライバー(10mm) |
スピーカーのインピーダンス | 16Ω | 16Ω | 32Ω | 16Ω |
防塵防水性能 | IP54 | IP54 | IP54 | IP54 |
ワイヤレス充電(充電ケース) | 非対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
対応コーデック | SBC/AAC/LC3/LDAC | SBC/AAC/LDAC | SBC/AAC | 不明 |
私はRedmi Buds 5 Proの先代となるRedmi Buds 4 ProとRedmi Buds 3 Proを所有。Redmi Buds 3 Proの音質は正直あまり気に入っていなかったのですが、Redmi Buds 4 Proでは全方位に化けた印象。
Redmi Buds 5 ProはANC(アクティブノイズキャンセル)のノイズキャンセル深度が最大43dbから『52db』に。シリーズ的には上位となる『Xiaomi Buds 4 Pro』の『48db』すら上回っています。最大周波数は『4kHz』。これはもう期待しか無いですね。
ノイズキャンセルはAIが騒音に合わせてレベルを自動調整する『アダプティブ』『ライト』『バランス』『ディープ』の4種類。外音取り込みモードは『通常』『エンハンスボイス』『拡張周囲音』と3モードから選べるように。
音の鳴らし方に影響を与えるドライバーユニットは、10mm+6mmから『11mm(チタニウムダイアフラム搭載バスドライバー)+10mm(圧電セラミックツイーター)』に大型化。
個人的にとても気に入っている『イマーシブサウンド』は『音楽モード』『動画モード』に分離。よりコンテンツに合った音響効果を得られるように。
これはRedmi Buds 4 Proからですが、『Xiaomi 12T Pro』『Xiaomi 13T』『Xiaomi 13T Pro』といった上位モデルに接続すると、サイドバーから『頭の動きを追跡』のON/OFFが可能になります。
充電ケース(ミッドナイトブラック)にヴィーガンレザーのテクスチャ、イヤフォン本体にも大理石のテクスチャを施すなど、デザインにも拘っているRedmi Buds 5 Pro。1万円切りは間違いなく破格。
下位モデルとなる『Redmi Buds 5』のスペックも中々のもの。『イマーシブサウンド』『LDAC』といった上位機能・コーデックには非対応となりますが、ノイズキャンセルの深度は最大『46db』とXiaomi Buds 4 Proに迫るレベル。
連続駆動時間が最大『10時間』までのびていますが、これはインピーダンスを16Ωから32Ωに上げて電流値を抑制もあるかと。Redmi Buds 5 Proは16Ωで10時間。同じ音量で聴いた時には、上位モデルの方が駆動時間は長くなるはずです。
『ノイズキャンセル』『低価格』に重点を置いているなら『Redmi Buds 5』(イマーシブサウンドはXiaomi 13TやXiaomi 13T Proが機能として搭載している)。それ以外の部分を求めるなら『Redmi Buds 5 Pro』を購入した方が満足度は恐らく高いでしょう。
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