2021年8月2日、Xiaomiは初の日本特化モデルとなる『Redmi Note 10 JE』をリリースしました。JEは『ジャパンエディション』の略称。カラーは『クロームシルバー』『グラファイトグレー』の2色展開。容量はメモリ4GB、ストレージ64GB。
販売店は『au』と『UQモバイル』。Mi 10 Lite 5Gはauのみでの販売だったのに対し、今回はサブブランドとなるUQモバイルでも購入が可能に。以前より『買いやすさが増した』と言えるでしょう。
auでは8月3日から予約の受け付けを開始。発売日は8月13日(金)で販売価格は28,765円(税込)。UQモバイルでは9月中の発売開始を予定しており、販売価格は未定。
2021年10月1日から『SIMロック原則禁止』が法令化されており、Redmi Note 10 JEはそれに先駆けてSIMロックを解除した状態で販売するとの事。
ただし対応バンドに関する質問にauは同社回線への適応をメーカーに要望していると回答しており、Xiaomiとau共同開発製品という事もあるのでフルバンドでの利用は難しいかもしれません。
先述している通りRedmi Note 10 JEはXiaomiとauが共同開発を行った製品。日本市場に向けて行ったアンケート調査をもとに、コストパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを上げる事に注力。
その結果としてRedmi Noteシリーズで初めて最高レベルの防水防塵規格となる『IP68』を取得。さらにFeliCaチップを搭載する事で『おサイフケータイ』にも対応するRedmi Note 10 JEが誕生しました。
Socには8nmプロセスを採用する『Snapdragon 480 5G』を搭載。同SocはすでにOPPO A54 5Gが採用しておりその実力は検証済み。Antutuのベンチマークスコアは30万弱まで上昇と、5G世代のエントリーモデルは4G世代のミッドレンジ並みに処理能力が大幅アップ。勿論5Gネットワークもサポートしています。
投稿が見つかりません。6.5インチのFHD+解像度に対応するディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応。アダプティブシンクテクノロジーの採用により、表示しているコンテンツに合わせてリフレッシュレートを最適化。静止画は『50Hz』、動画は『60Hz』、スクロール時は『90Hz』に変動させ消費電力の無駄を省きます。
『サンライトモード』はディスプレイの明るさと表示しているコンテンツの明るさを同時に調整。明るい光の下でも情報を見やすい状態をキープ。ブルーライトを効果的に低減し、長時間画面を見ていても眼が疲れにくい『読書モード』にも対応します。
ストレージにはUFS2.1から書き込み速度を+100%程度引き上げた『UFS2.2』を採用。外部メモリは最大1TBの大容量をサポート。64GBで足りない場合は自由に拡張可能です。
指紋認証は電源ボタン一体型。側面に配置されているので背面のデザインを阻害する事はありません。
カメラは4,800万画素のメインカメラ、200万画素の深度測定カメラ、200万画素のマクロカメラといった3眼構成。
AIが27種類のシーンを自動識別しビジュアルを強化。撮影後に適用可能なフィルター効果は61種類用意。さらに夜景撮影時はスーパーナイトモードがサポート。被写体に4cmまで近寄れるマクロ撮影にも対応と、撮影が苦手な人でも簡単にSNS映えする画像を作成出来ます。
電池は4,800mAhの大容量。5G接続時にやや心配な消費電力アップですが、Redmi Note 10 JEが搭載するSnapdragon 480 5Gは低消費電力駆動モデル。大容量電池を組み合わせる事で、5G環境でも長時間駆動を維持してくれるでしょう。
日本特化モデルという事でソフトウェアのアップデートが心配でしたが、チップメーカーと共に最善を尽くして出来る限り早いスピードでアップデートを行っていくとのこと。まさかXiaomiが日本向けのスマートフォンをリリースするとは思っていませんでしたが、それだけ日本市場に注力しているという事でしょう。
Redmi Note 10 JEの主な仕様
Redmi Note 10 JE | |
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Soc | Snapdragon 480 5G(8nm) |
容量 | 4GB/64GB
|
電池 | 4,800mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 200g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
深度測定カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
防水防塵 | IP68(IPX8/IP6X) |
おサイフケータイ | 対応 |
指紋認証 | 側面 |
外部メモリー | 最大1TB |