oが34,800円はスペック的にどう考えても安すぎる
34,800円(税込)で購入可能なミッドレンジモデルXiaomi Redmi Note 10 Pro。廉価ながら、メインカメラにはSamsungのISOCELL Bright HM2というフラッグシップ級の大型イメージセンサーが採用されています。
それでいてMi Note 10はもとより、その下位モデルとなるMi Note 10 Liteを下回る驚きの価格。Xiaomiが国内で発売しているスマートフォンの中でディスプレイ性能はナンバー1。そして処理能力もMi 10 Liteに次ぎナンバー2。普通に考えて34,800円(税込)というのはあり得ない価格設定です。
Redmi Note 10 Proと最上位モデル Mi 11のカメラ画質を比較!
Xiaomiはグローバル市場でMi 11というフラッグシップモデルをリリースしています。販売価格は8万円以上。Redmi Note 10 Proとは2倍以上の価格差あり。ミッドレンジとフラッグシップなので、本来あらゆる面において差別化が測られています。しかしRedmi Note 10 Proに関してはカメラとディスプレイがフラッグシップクオリティ。ただのミッドレンジではありません。
今回は最上位モデルとなるMi 11とRedmi Note 10 Proのカメラ画質を比較して、Redmi Note 10 Proの持つポテンシャルを検証していきたいと思います。価格差の5万円を画質に感じる事は出来るのか、ご注目ください。
Redmi Note 10 ProとMi 11のカメラ画質比較その1
ウォーターマークが入っていなければ、どちらがRedmi Note 10 Proで撮影した画像か分からない人が殆どではないでしょうか。私は正直言って分かりません。それくらい近いクオリティ。画像から臨場感が伝わるのは、カメラ性能が優れていてダイナミックレンジが広いから。微差ですが、センサーサイズの影響かMi 11のほうがやや明るめな描写となっています。
Redmi Note 10 ProとMi 11のカメラ画質比較その2
比較その1と同様にMi 11の方が明るめな描写。沢山の花が咲き乱れる華やかな雰囲気が伝わってきます。ただし時間帯は夕刻。夕陽が差し込んでいる様子や情緒が感じられるのはRedmi Note 10 Proの方。どちらを好みの画像と感じるかは撮る人によって分かれそうですね。
Mi 11をRedmi Note 10 Proの画質に近づけたい場合、プロモードではシャッタースピードを短くするか、ISOをやや低めに調整。逆はRedmi Note 10 ProのISOを高めるか、シャッタースピードを長めにすればOKです。オートでは露出を上下させると明るさの調整を行えます。明るくしすぎると白飛びしてしまうのでその点は注意。
Redmi Note 10 ProとMi 11のカメラ画質比較その3
比較その3でもやはりMi 11の画像は明るいです。なぜここまで明るいのかと言えば、メインカメラのイメージセンサーサイズが1/1.33インチとRedmi Note 10 Proの1/1.52インチよりさらに一回り大きいから。一般的には1/1.52インチもスマートフォン用のイメージセンサーとしては十分大きめな部類です。後はF値が1.85と少し明るめである事も関係しているかもしれません。
明るく撮る方法として一番お勧めなのはシャッタースピードの調整です。シャッタースピードを遅くすると基本的に手ブレしやすくなりますが、その状況に陥りやすいのは小さいイメージセンサーサイズのカメラを搭載したスマートフォン。Redmi Note 10 Proであれば手ブレしない程度の微調整で十分明るく撮れます。ISOの数値を出来るだけ低く抑え、手ブレせずに撮れるラインを探してみましょう。
Redmi Note 10 ProとMi 11のカメラ画質比較その4
比較その4は微妙な色の違いにも注目。Redmi Note 10 Proは空の色が全体的に反映されており青が強め。Mi 11は黄色が強く青が相殺されています。青空であればRedmi Note 10 Proの方が自然に見えますが、曇り空だった場合はMi 11の方が高画質に撮れる可能性も。光と色の調整が難しい一枚ですね。
Redmi Note 10 ProとMi 11のカメラ画質比較その5
やや暗めな場所、被写体では大型イメージセンサーの実力を遺憾なく発揮しているMi 11。しかし明るい場所ではやや黄色が強くなりすぎる傾向あり。逆にRedmi Note 10 Proはベストバランス。被写体が生き生きしており、比較その5では上位モデルとなるMi 11の画質を凌駕しています。Redmi Note 10 Proの高いポテンシャルがしっかりと証明された一枚ですね。
Redmi Note 10 ProとMi 11のカメラ画質比較その6
細かいディテール表現に広い階調の変化。比較その6は様々な要素が入り組み表現する上での描写難易度はMAX。カメラ性能の低いスマートフォンで撮影すると、迫力が感じられない単調な一枚に仕上がります。
しかしRedmi Note 10 ProとMi 11で撮影した画像からは、どちらもしっかりと立体感と奥行きが感じられます。ダイナミックレンジが広く、細かい部分まで白飛びや黒つぶれを起こしていないのも見事。Mi 11は黄色が強めなので、気になる人はプロモードでホワイトバランスを調整しながら撮影すると良いかもしれません。
Redmi Note 10 ProとMi 11のカメラ画質を比較してみて思ったこと
まず第一に、Mi 11のカメラ性能はXiaomiの最上位モデルだけありとても高いと感じました。スマートフォンカメラ用のイメージセンサーは一眼レフに採用されているものと比較して小さいので、低ISOで明るく撮るという事が少し前までは物理的に不可能でした。Mi 11で撮影すれば、スマートフォンカメラの確実な進化を感じられるでしょう。
Redmi Note 10 Proは全体的にとてもよくバランスがとれていました。もう少し明るく撮った方が良いかなと感じるシーンはありましたが、極端に暗いわけではないので微調整で解決出来るレベル。イメージセンサーのサイズが向上すると画質を劣化させずに調整出来る幅が広がります。つまり、プロモード(マニュアル)で撮影する意味が増すということ。これまでプロモードを使ったことが無い人は、Redmi Note 10 Proを購入したら是非試してみてください。
Mi 11とRedmi Note 10 Proは5万円程度の価格差がありますが、それを感じされないフラッグシップ画質。間違いなくスマホカメラに革命を起こす1台になりますね。
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Redmi Note 10 Proの主な仕様
Redmi Note 10 Pro | |
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Soc | Snapdragon 732G(8nm)
|
容量 | 6GB/128GB
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電池 | 5,020mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 193g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
深度測定カメラ
|
防水防塵 | IP53 |
オーディオ | デュアルスピーカー、3.5mmヘッドフォンジャック、ハイレゾオーディオ認定、ハイレゾオーディオワイヤレス |
Redmi Note 10 Proにお勧めな格安SIM
Redmi Note 10 Proが対応する周波数帯
- 4G:FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66
TDD-LTE B38/40/41(2545-2650MHz) - 3G:WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM 850 900 1800 1900 MHz
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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