Xiaomi Redmi Note 10 Proの後継機として2022年5月30日に発売が開始された『Redmi Note 11 Pro 5G』。これまで『開封』『ベンチマーク測定』と続けてきましたが、今回行うのはメインの『写真撮影』!
Redmi Note 11 Pro 5Gのメインカメラには1/1.52インチの大型イメージセンサー『Samsung ISOCELL HM2』が採用されています。これはハイエンドモデル『Xiaomi 11T』『Xiaomi 11T Pro』と同じもの。大型イメージセンサーは被写界深度が浅くなり、同じ画角において小型センサー採用モデルより大きなボケ味を得られます。
同センサーは9つの画素を1つに統合(1200万画素で撮影時)する機能を持ち、1画素『2.1 μm』で撮影可能。1画素の面積が拡大し光の取得量が増すと、ダイナミックレンジが広がり深みのある質感豊かな描写に。手ブレがしづらくなったり、ノイズの発生を抑えるといったメリットも。
Redmi Note 11 Pro 5Gは1億800万画素の超高解像度撮影にも対応していますが、私のお勧めは大きな画素サイズで撮影出来る通常モード(1,200万画素)。
ハイエンドスペックのSamsung ISOCELL HM2を有するRedmi Note 11 Pro 5G。画像の処理を行うISP『Qualcomm Spectra™ 346T』との相性も本撮影の注目ポイント。
撮影は全て通常モード。無加工(AIはOFF)の撮って出しです。天候は晴れ時々曇りで午前11時頃に撮影を開始。季節の関係で紫陽花が多め。
ISPによってはAIをOFFにした状態でも色合いが不自然に。Redmi Note 11 Pro 5Gでは目立ったクセが見られず一安心。実物に近い印象です。大型イメージセンサーの特徴も活かされ、花びらの質感まで精細に表現しています。
紫と比べて色が単調に見える青い紫陽花ですが、Redmi Note 11 Pro 5Gのカメラで撮ると様々な青に紫も混じっている事が分かります。しっかり見ないと違いを認識しづらい被写体こそ、高いカメラ性能が真価を発揮。
被写界深度の浅さを活かして前ボケさせ、花の一部分を大きめに撮影。このインパクトを得られるのは大型イメージセンサー採用モデルならでは。光の入り方が柔らかいのも好印象。
ダイナミックなボケと色の深さをどちらも感じられる一枚。背景とのコントラストが被写体をより引き立てています。このレベルで撮れると単純に嬉しくなりますね。
ピントを少しだけ奥にずらし、花の止まっている小さな虫にフォーカス。フォーカス精度の高さに加え明瞭さが際立ちます。
Redmi Note 11 Pro 5Gは光学ズーム非対応。ひと昔まえは物理的に拡大する光学ズームがプラス機能として評価されていました。しかしメインカメラの画質が飛躍的に上がり、2~3倍程度の拡大率では劣化も目立たず実用レベル。Redmi Note 11 Pro 5Gはボケ味が大きいので、拡大すると一眼レフチックに。
廉価なスマートフォンのカメラだと色が淡白になり深みを得られない自然の風景。Redmi Note 11 Pro 5Gはダイナミックレンジの広さを活かしてかなり細かい部分まで丁寧に描写。水面の質感が特に良いですね。
最近は『Redmi Note 11』や『Redmi Note 10T』といった廉価モデルのカメラ画質が向上。普段撮っていて不満を感じる事はほぼ無いと思います。『綺麗』に撮るなら下位モデルで十分ですが、そこに『感動』を加えたいならRedmi Note 11 Pro 5Gをセレクトすべき。やはりただのミッドレンジではありませんでした。もっと沢山撮りたくなったぞ!
Redmi Note 11 Pro 5Gの主な仕様
Redmi Note 11 Pro 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 695 5G(6nm)
|
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 5,000mAh(最大67W急速充電)※充電機同梱 |
重量 | 約202g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
|
防水防塵 | IP53 |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.1 |
位置情報 | GPS L1、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1 |
Wi-Fi | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac |
SIM | NanoSIM カード+eSIM |
指紋認証 | 側面 |
おサイフケータイ | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアルスピーカー) |
DOLBY ATMOS | 対応 |
Micro SDカード | 対応 |
OS | Android™ 13(MIUI 14) |
Redmi Note 11 Pro 5Gにお勧めな格安SIM
Redmi Note 11 Pro 5Gが対応する周波数帯
- 5G Sub-6: 対応バンド n3/n28/n41/n77/n78
- LTE: 対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41 (2545~2560MHz)/42
- 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM 750/800/1800/1900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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