【遂に化けた】XiaomiのRedmi Note 11 Pro 5GがMIUI14にアップデート。動作がまるで別モデル

満を持してAndroid 13にアップデートされたスペック最強スマホ

XiaomiのRedmi Note 11 Pro 5G。EU(ヨーロッパ)モデルには、少し前から『MIUI 14(Android 13)』へのアップデートが配信されていました。

Xiaomi 11T Pro』『Xiaomi 11T』といった日本モデルはすでにMIUI 14にアップデート済み。それらに共通して言えるのは、『動作が軽くなった』ということ。

Redmi Note 11 Pro 5Gは、最大リフレッシュレート『120Hz(1秒間に最大120回画面を書き換え可能)』、最大タッチサンプリングレート『360Hz(1秒間に360回画面がタッチに反応)』というハイエンドスペックの有機ELディスプレイを備えます。

1億800万画素(イメージセンサーサイズ1/1.52インチ)の超高解像度カメラに加え、スピーカーはDOLBY ATMOSをサポートするステレオ仕様。更に最大『67W充電(充電器付属)』対応と、同価格帯の競合端末の中ではスペックがズバ抜け。

あわせて読みたい
Redmi Note 11 Pro 5Gカメラ実写レポ!Xiaomi 11T Proと同じイメージセンサー搭載スマホ! Xiaomi Redmi Note 10 Proの後継機として2022年5月30日に発売が開始された『Redmi Note 11 Pro 5G』。これまで『開封』『ベンチマーク測定』と続けてきましたが、今回行...

ただし『完璧』とは言えませんでした。スマートフォンの性能をトータルで示すAnTuTu Benchmarkのスコアが、同じSnapdragon 695 5Gを搭載する端末と比較してなぜか低い。

処理能力1

Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G(MIUI 13)をAntutuBenchmark(Ver.10)で実測した結果

処理能力2

OPPO Reno9 AをAntutuBenchmark(Ver.10)で実測した結果

処理能力3

Motorola moto g52j 5GをAntutuBenchmark(Ver.10)で実測した結果

一般的な使い方にもっとも大きな影響を与えるのは、データの演算処理を行う『CPU』。ご覧の通り、Redmi Note 11 Pro 5GのCPUスコアはダントツの低さ。OPPO Reno9 Aとは1万5千程度差がついています。

トータルスコアはOPPO Reno9 AMotorola moto g52j 5Gと比較して3万程度低い『431,446』。メモリ増設機能のON、OFFを切り替えても、スコアが大きく変わることはありませんでした。

記事が見つかりませんでした。

ベンチマークスコアの低さは気になるものの、先述している通りディスプレイスペックがとても高いのでヘビーに使っていた同端末。たまに画面が固まる(動きが引っかかる)瞬間はありましたが、それは『MIUI 13(Android 12)との相性の悪さ』が原因だろうと予想していました。

つまり『MIUI 14(Android 13)』へのアップデートにより『大化け』する可能性が、Redmi Note 11 Pro 5Gには残されていたのです。

2023年8月29日(火)、日本モデルにおいて『MIUI 14(14.0.1.0.TKCJPXM)』へのアップデートを確認。遂にこの瞬間が訪れました。

MIUI 14

MIUI 14へのアップデートで改善が見られなかったら、同価格帯でスペック的に『最強』であったとしても、今後プッシュするのを止めるつもりだったRedmi Note 11 Pro 5G。実際どうなったのか?恐る恐る結果を見ていきましょう。

まずはメモリの利用状況から。Device Info HW以外のアプリを閉じて、容量の増減がほぼ無くなった状態でMIUI 13は『59%』。

メモリ使用量1

Device Info HWより(Redmi Note 11 Pro 5G:MIUI 13)

メモリ使用量2

Device Info HWより(Redmi Note 11 Pro 5G:MIUI 14)

それがMIUI 14へのアップデート後は『53%』に低下。メモリの使用率が『約6%』下がりました。Redmi Note 11 Pro 5Gは『メモリ増設』機能により、ストレージの一部をメモリに代用することが可能(2GB~5GB)。

お得にSoftbank回線を使える格安プラン&格安SIM
created by Rinker

しかしストレージはメモリと比較して読み書き速度が遅いので、同機能で容量を拡張したからと言ってパフォーマンスが向上するわけではありません。半分近いメモリ容量(2.5GB程度)が確保されているなら、メモリ増設は『OFF』で問題なさそう。

メモリ増設機能

続いてAnTuTu Benchmark(Ver.10)のスコアをチェック。競合端末との間に出来ていた隙間を埋めることは出来たのか。

あわせて読みたい
Redmi Note 11 Pro 5Gをセール価格で安く買える店は?67W充電&1億カメラ&おサイフスマホ! 大手スマートフォンメーカー『Xiaomi(シャオミ)』は、2022年5月19日に5G&おサイフケータイ(FeliCa)対応のミッドレンジモデル『Redmi Note 11 Pro 5G』をリリースし...
処理能力4

Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G(MIUI 14)をAntutuBenchmark(Ver.10)で実測した結果

OPPO Reno9 A』『Motorola moto g52j 5G』を抜き去り、トータルスコア『467,874』。MIUI 13から3万5千以上のスコアアップ。CPUスコアは13万台から15万台へ。アプリの動作速度を示す『UX』スコアも10万台中盤から12万弱まで一気に向上。これは期待値を超えている。

あわせて読みたい
【実際に使ってる】月額990円で満足度が高いハイコスパSIM3選。固定費を削減したいなら通信業者を乗り換... 10年前に『月額千円以内でまともに使えるSIM』など存在しませんでした。その頃に通信料金の節約に挑戦した人は、『安いSIM=通信品質が最悪で使えない』というイメージ...

ブラウザを含めて普段使っているアプリを一通り操作してみると、『別モデル感』すら漂うレベル。完全に化けました。2023年8月時点で実売価格3万円台前半のRedmi Note 11 Pro 5G。これ値上げしても売れると思います。

あわせて読みたい
Redmi Note 11 Pro 5Gをセール価格で安く買える店は?67W充電&1億カメラ&おサイフスマホ! 大手スマートフォンメーカー『Xiaomi(シャオミ)』は、2022年5月19日に5G&おサイフケータイ(FeliCa)対応のミッドレンジモデル『Redmi Note 11 Pro 5G』をリリースし...

記事が見つかりませんでした。

あわせて読みたい
高品質なソフトバンク回線を安く使いたい人は『ワイモバイルの営業マン』になって『一人目のユーザー』... 通信キャリアSoftBankは、オンライン専用ブランド『LINEMO(ラインモ)』と、サブブランドの『ワイモバイル』を展開。月額基本料金のみで比較すると、下記の通りLINEMO...

Redmi Note 11 Pro 5Gの主な仕様

Redmi Note 11 Pro 5G
Soc Snapdragon 695 5G(6nm)

  • CPU:Kryo 660 Gold Cortex-A78×2(2.2GHz)、Kryo 660 Silver  Cortex-A55×6(1.7GHz)
  • GPU:Adreno 619
容量 6GB/128GB

  • メモリ:LPDDR4X
  • ストレージ:UFS2.2
電池 5,000mAh(最大67W急速充電)※充電機同梱
重量 約202g
画面
  • サイズ:6.67インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:120Hz
  • タッチサンプリングレート:360Hz
  • 輝度:700ニト(標準)、ピーク輝度:1200ニト
  • コントラスト比:4,500,000:1
  • 素材:ゴリラガラス5
カメラ メインカメラ

  • イメージセンサー:Samsung ISOCELL HM2
  • 解像度:1億800万画素
  • F値:1.9
  • センサーサイズ:1/1.52
  • 画素サイズ:0.7µm、2.1µm(ピクセル統合時)

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • 画角:水平118度
  • F値:2.2

マクロカメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4
防水防塵 IP53
イヤフォンジャック 対応
Bluetooth 5.1
位置情報 GPS L1、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1
Wi-Fi Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac
SIM NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い)、eSIM
指紋認証 側面
おサイフケータイ 対応
スピーカー ステレオ(デュアルスピーカー)
DOLBY ATMOS 対応
Micro SDカード 対応
OS Android™ 13(MIUI 14)

Redmi Note 11 Pro 5Gにお勧めな格安SIM

Redmi Note 11 Pro 5Gが対応する周波数帯

  • 5G Sub-6: 対応バンド n3/n28/n41/n77/n78
  • LTE: 対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41 (2545~2560MHz)/42
  • 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
  • 2G:GSM 750/800/1800/1900MHz

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

Xiaomiに関連する記事

一覧はコチラから

  • URLをコピーしました!