みんなが大好きYouTube。スマートフォンでYouTubeを観ると、殆どの場合横に『黒帯』が残ってしまいますよね。これはYouTubeの標準アスペクト比率が『16:9(1920×1080ピクセル)』だから。
16:9のアスペクト比を採用しているのはテレビやパソコンのディスプレイ。試しにテレビやパソコンでYouTubeを再生し、最大化してみてください。黒帯がほぼ無くなるはずです。
スマートフォンも初期の頃は16:9比率のディスプレイを使用していましたが、現在は『持ち安さ』が優先されるようになり『縦長』が主流に。Androidであれば『20:9』程度が一般的。
画面のインチサイズを示す基準は『対角線の長さ』。よってアスペクト比が異なるタブレットとスマートフォンでは、同じインチ(型)でも表示面積がまるで異なります。
6.1インチのAQUOS sense6(20.3:9)、6.8インチのMotorola g52j 5G(20:9)、8インチのFire HD 8 Plus(16:10)を並べてまずは大きさの違いを比較してみましょう。
本体サイズはご覧の通り。縦の長さはインチに合わせて伸びています。しかし横幅に関しては16:10比率のFire HD 8 Plusがひとまわり広め。この面積差がディスプレイ表示にどの程度影響するか。
16:9比率の画像を表示すると、これだけ見え方がはっきりと違います。7インチのFire 7はアスペクト比が『約16:9.3』とよりYouTubeのアスペクト比に近いので、無駄なく大画面表示が可能。YouTube専用デバイスとして購入するのもアリでしょう。
横に表示領域が広いと、画面2分割時の使い勝手にも余裕が生まれます。調べ物をしながらメモ書きをしたい時にかなり便利。ワイヤレスキーボードを接続すればパソコンライクな使い方も。
人が混雑する通勤通学電車内での使用であったり、外出時に出来るだけ荷物を減らしたい場合は『おサイフケータイ』機能がついたスマートフォンを持ち歩くのがベスト。
ただし動画を大画面で楽しみたかったり、時間をより効率的に使いたいのであればスマートフォンとタブレットの2台使いがお勧め。スマートフォンとタブレットを適材適所で使い分け、ワンランク上のモバイルライフを手に入れましょう!
Fireタブレット仕様
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 |
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7インチ | 8インチ(HD) | 8インチ(HD) | 10.1インチ(フルHD) |
1024×600(171ppi) | 1280×800(189ppi) | 1280×800(189ppi) | 1920×1200(224ppi) |
クアッドコア(2.0GHz) | クアッドコア(2.0GHz) | クアッドコア(2.0GHz) | オクタコア(2.0GHz) |
2GB | 2GB | 3GB | 3GB |
16GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB |
モノラル | Dolby Atmosステレオ | Dolby Atmosステレオ | Dolby Atmosステレオ |
Alexa(ハンズフリー) | Alexa(ハンズフリー、Showモード) | Alexa(ハンズフリー、Showモード) | Alexa(ハンズフリー、Showモード) |
最大10時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
282g | 355g | 355g | 465g |