大手テクノロジーメーカーXiaomi(シャオミ)は2023年10月26日(木)、北京において最新スマートフォン『Xiaomi 14』『Xiaomi 14 Pro』をリリースしました。
両端末はQualcommの最新Soc『Snapdragon 8 Gen 3』を搭載。2023年10月29日(日)時点で、YouTubeにはXiaomi 14の実機を使用したレビューがチラホラ公開されています。
Pro Tech Cityは、動画の中でXiaomi 14のAnTuTu Benchmarkを実測。AnTuTu Benchmarkとは、Socを含めたスマートフォンのトータル性能を知ることが出来る有名なアプリケーションです。
AnTuTu Benchmark(V10.1.0)の実測トータルスコアは『2,038,541』。なんと200万の超大台を超えています。これは私が先日行った『Pixel 8(Tensor 3)』のスコアを2倍以上上回る内容。
もっとも電池温度が『40.3度』まで上昇しているので、2回目、3回目と続けて実測を行った場合は、トータルスコアが200万を割り込んでくる可能性が高いです。
Xiaomi 14は6.36インチのベーシックモデル。上位モデルとなるXiaomi 14 Pro(6.73インチ)では、物理的なメリットが活かされてさらにパフォーマンスは安定すると予想します。
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電池温度変化を見ると、40度を超えたあたりで温度の上昇が停止。つまり負荷がかかった状態でも高いパフォーマンスが継続(ピークパフォーマンスの状態を続けると電池の減りは早くなる)。
一般的なリチウムイオン電池は45度を超えると劣化しやすくなるとされているので、そこまではまだ少し余裕があります(Tensor G3は2回目の実測で42.3度まで電池温度が上昇)。
圧巻なのが『GPU』のスコア。負荷の重い3Dゲームとして有名な『原神』は、iOS版が『120FPS』のフレームレートに対応しました。Android版は2023年10月29日時点で『60FPS』が上限(Galaxy S23 Ultraが120FPSに対応するとの噂がありましたが、実際は非対応の模様)。
今後Snapdragon 8 Gen 3搭載端末が増えれば、Android版でも『120FPS』開放の可能性が高まります。少し前までは『スマートフォンで原神60FPS』すら非現実的でした。それがあっという間に120FPS。日進月歩を感じずにはいられません。
Xiaomi 14、Xiaomi 14 Proの主要スペック
Xiaomi 14 | Xiaomi 14 Pro | |
---|---|---|
Soc | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 3 |
容量 |
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電池 | 4,610mAh(有線充電:最大90W 無線充電:最大50W) | 4,880mAh(有線充電:最大120W 無線充電:最大50W) |
重量 | 188g(レザー)、193g | 223g、230g(チタン) |
画面 |
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カメラ | メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
フローティング望遠カメラ
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メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
フローティング望遠カメラ
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防水防塵 | IP68 | IP68 |
オーディオ |
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Bluetooth | 5.4 | 5.4 |
Wi-Fi | Wi-Fi 7(アップデートで対応)、Wi-Fi 6 Enhanced、WiFi 5、Wi-Fi 4 | Wi-Fi 7(アップデートで対応)、Wi-Fi 6 Enhanced、WiFi 5、Wi-Fi 4 |
NFC | 対応 | 対応 |
OS | Xiaomi HyperOS | Xiaomi HyperOS |
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