Xit AirBox liteでスマホをTV化してみた。広告早送りで時短。楽天モバイルなら外出先からリアルタイム視聴も

アンテナレスでスマホ、タブレット、Android TVをテレビ化出来るXit AirBox lite

スマートフォンやタブレットで『テレビ(民間放送)を観る』と言えば『TVer(ティーバー)』です。インターネット接続環境さえあれば、好きな時間に『見逃し配信』を楽しむことが可能。

夜間一部の番組は『リアルタイム配信』にも対応。『TVerがあれば家にテレビは要らない』という人も増えているのでは。とても便利なTVerですが、無料サービスが故のデメリットも。

TVerを利用するデメリット

リアルタイムで観られる番組及びデバイスが限られる

Tverのリアルタイム配信に対応しているのは、『スマートフォン』『タブレット』『パソコン』。テレビアプリ(コネクテッドTV)はリアルタイム配信に非対応。時間帯もそれぞれ異なります。

2023年7月31日(月)にリアルタイム配信が行われる時間帯

  • 日テレ系:午後6時54分~午後7時まで
  • テレ朝系:午後7時~午後9時54分まで
  • TBS系:午後7時~午後9時54分まで
  • テレ東7系:午後6時20分~午後18時25分まで
  • フジ系:午後7時~午後8時まで

緊急ニュースやスポーツのライブ配信をリアルタイムで観られないのは間違いなくデメリット。夜遅めにはじまるドラマやバラエティも、夜更かししなければ観られるのは翌日以降。話題に乗り遅れる可能性大。

番組の配信には期限が定められている

TVerで配信されている番組は、大体一週間程度(次の放送が開始される直前まで)と配信期限が定められています。Amazonプライム・ビデオやNetflixの様に、『時間が空いた時に観る』というわけにはいきません。

録画やダウンロード機能がない

発売時期が新しい一般的なテレビは、ハードディスクを接続すると時間帯や番組に合わせて『録画』をすることが可能。YouTube PremiumやNetflixにはコンテンツをダウンロードする機能がありますが、TVerは基本的に録画出来ず、ダウンロード機能もなし。

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広告を早送り出来ない

民間放送は広告収入を元に運営されているので、無料配信サービスのTVerでは広告を『早送り』することが出来ません。人気番組ではやたらと広告が多く入るイメージ。Netflix(広告なしプラン)やYouTube Premiumを見慣れていると、ややストレスを感じますね。

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TVerのデメリットを全て埋めてくれるアイテムを発見しました。それが『Xit AirBox lite』です。

Xit AirBox lite

PIXELAより

Xit AirBox liteを利用するには、『民間放送を受信出来る環境』と『高速インターネット通信(データ通信し放題)』が必要に。『モバイル通信でTVerを利用している』人にとってはハードル高め。ただし導入するメリットは下記の通り様々。

Xit AirBox liteを利用するメリット

様々なデバイスがテレビ化。時間帯問わずリアルタイムに番組視聴可能

Xit AirBox liteは『Windows』『Mac』『iOS』『Android』『Fireタブレット』『Android TV』といった様々なデバイスに対応。私が所有する複数のAndroidスマートフォン、Androidタブレット、Fireタブレットでは、全てリアルタイムに番組を観ることが出来ました。

スマホテレビ化

本体を横向きにすると横表示

テレビを観るには通常『アンテナケーブル』『アンテナ端子』が必要。Xit AirBox liteとインターネット環境があればどちらも不要。ケーブルレスで好きな場所にテレビを設置。

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ハードディスクを接続して番組を録画

録画方法は『手動予約』『番組表予約』『タイマー予約』の3種類。『手動予約』は、録画ボタンを押すと再生中の番組を瞬時に予約開始。急に好きな芸能人や歌手が登場した時などに便利。

番組表

番組予約』には、『1回(繰り返しなし』『毎週』『毎日』『月~金』『月~土』と複数の録画パターンが用意されています。NHKの朝ドラからまで幅広く対応。

予約

タイマー予約は『見たい番組が決まって無いけど、とりあえず録画しておく』という保険的な使い方。項目は『放送波』『チャンネル』『開始時間』『終了時間』『くり返し録画』に分かれています。

タイマー予約

録画した番組は自動で細かくジャンル分け。広告の早送りも出来る

録画した番組は『ニュース/報道』『スポーツ』『情報/ワイドショー』『ドラマ』『音楽』『バラエティ』『映画』『アニメ/特撮』『ドキュメンタリー/教養』『劇場/公演』『趣味/教育』『福祉』『その他』『未視聴』『保護済み』『録画失敗』『すべて』に細かく自動分類。

録画ジャンル分け

録画した番組では『10秒戻る』『15秒進む』ボタンが使えるようになり、15秒進むボタンを3回連続でタップすると『45秒』進みます。広告を飛ばして効率的に番組を視聴可能。

Xit AirBox liteに登録したデバイスは外出先からでも視聴や録画指示を出来る

Xit AirBox liteには合計『6台』のデバイスを登録することが出来ます(メニュー→設定アイコン→端末設定から。チューナーに接続して視聴出来るのは1台)。登録したデバイスを利用すれば、Xit AirBox liteとは異なる通信環境(外出先)においても『視聴』『録画指示』が可能に。

端末登録

視聴画質は『高画質』『標準画質』『低画質』『低速回線用画質』から選べるのですが、mineoのマイそく(スタンダード)だと『低画質』が限界。スマートフォンに適した『標準画質』に上げると再生が途切れ途切れに。

画質

バッチリはまったのが『楽天モバイル』です。楽天モバイルの『最強プラン』は、月額『3,278円(税込)』でデータ高速無制限。視聴画質を『高画質』まで上げても、再生が途切れることはありませんでした。

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Xit AirBox liteを安く購入するなら整備品

Xit AirBox liteの直販価格は12,800円(税込)。他店舗でも大きく値崩れはしていませんが、PIXELAグループアウトレット楽天市場店ならメーカー整備品を『9,800円(税込)』で購入することが出来ます。私はこのメーカー整備品を購入。パッケージも無い簡素な梱包でしたが、物自体は何の問題もなし(保証がつかないのでその点は注意)。

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