パソコンを使用していて『動きが急に遅くなった』というときは、下のタスクバーをマウスで右クリックして『タスクマネージャー』を開きましょう。動きを遅くしている原因を一目で特定出来ます。
この記事に書かれている内容一覧
- 一般的な使い方でメモリ容量を圧迫しているのは大体ブラウザ
- メモリ容量を確保するためスマートフォンではタスクキルが発動。メリットとデメリットあり
- ブラウザ(Chrome)はキルされづらい。メモリ4GB(moto g13)と8GB(moto g24)でタブを60個開いて違いを検証
- Chromeヘビーユーザーはメモリ大容量の恩恵を受けやすい
- moto g24に追加されたRAMブーストは基本OFF推奨
- moto g24のスペック
- moto g24にお勧めな格安SIM
- 関連リンク
一般的な使い方でメモリ容量を圧迫しているのは大体ブラウザ
高い確率で『主な原因』となっているのが『ブラウザ』です。私の場合はGoogleの『Chrome』をメインに使っているので、Chromeのタブやウィンドウが増えるほど『メモリ消費量』が増加。
気づけば100%付近という事も珍しくはありません。パソコンの動作環境を調理場に例えると、CPUは『シェフ』です。CPUの稼働率が上がりすぎている時は、シェフがてんてこ舞いで手が回らない状態。
メモリは『まな板』に該当。まな板の上に食材が増えすぎると調理がストップ。それが『動作の遅れ』を示します。
メモリ容量を確保するためスマートフォンでは自動タスクキルが発動。メリットとデメリットあり
上記の現象が起きるのは、パソコンだけでなく『スマートフォン』も同じ。『複数のアプリを同時に起動』『ブラウザでタブやウィンドウを増やす』といったマルチタスク状態は、動作の遅れに直結。
各スマートフォンメーカーはそういった状況を避けるため、自動的に使用していないタスク(アプリ)を終了する機能を導入。無駄にアプリが起動していなければ、メモリを制御出来て電池もちも改善。
一見良いことばかりですが、メモリはストレージと比較して動作速度が格段に速いのが特徴。うまく使えば体感速度を上げることが出来るのです。アプリのアイコンをタップして『一瞬で開いた』だと感じる時は、大体『メモリ』からの起動。遅い時は内蔵ストレージです。
ブラウザ以外でメモリ消費が大きいのは『3Dゲーム』や『高解像度動画書き出し時』など。よってそれらの使い方が想定されるハイエンドにおいては、一定のメモリ容量を空けておくのが理想的。
負荷の重い作業が不向きのエントリーモデルでは、そこまで神経質にメモリ容量を確保する必要は無いはず。しかし最近のスマートフォンは『タスクキル』が強すぎて、色々設定を変えても気づけばアプリが終了しています。
ブラウザ(Chrome)はキルされづらい。メモリ4GB(moto g13)と8GB(moto g24)でタブを60個開いて違いを検証
ただしメモリを消費しやすい『ブラウザ(Chrome)』に関して言えばそうでもない。
今回はメモリ容量が2倍(8GB)に増量されたMotorolaの『moto g24』と、メモリ容量4GBのmoto g13を使用してChromeで『60個』タブを増やし(それぞれ別々のページ)、どの程度『メモリからページを開けるか』を検証。
まずはChrome以外のアプリを全て終了し、moto g13でタブを60個開きました(なかなか面倒な作業)。1個目のタブから開き直すと、いきなり読み込みに時間がかかる。つまりメモリから開けていない再読み込み状態!
どこまで再読み込みが続くのかと思ったら、何と『全部』でした。最初に60個のタブを開いている途中で、moto 13のメモリ容量は500MBを切る程度まで圧迫。そこから更に減る事は無かったので、その辺りが『メモリ4GBの限界』だったということか。
続いて8GBのmoto g24で挑戦(ストレージをメモリの代わりに代用するRAMブーストはOFF)。同じ結果にならないかと冷や冷やしながら、とりあえず60個のタブを開きました。4GB分がみるみる吸収され、最終的には700MB程度まで減少。
先程と同じように1つ目のタブを開いてみると、一瞬でパッと表示!明らかにメモリから開いています。その状況が45個目のタブまで続き、46個目から50個目までは再読み込み。51個目から60個目までは高速でした。
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Chromeヘビーユーザーはメモリ大容量の恩恵を受けやすい
moto g24では結果的に、『タブ60個中55個』をメモリから開く事が出来ました。moto g13とmoto g24は同じSoc(helio G85)とストレージ規格(eMMC5.1)を採用。CPUとストレージの性能が控えめなので、データの処理には若干時間がかかります。
Chromeに関して言えば、『メモリ』を有効活用することで、読み込み時間を短縮することが可能だと把握。空間オーディオ効果も使える同端末。やはりサブ機としては優秀ですね。
moto g24に追加されたRAMブーストは基本OFF推奨
ちなみに、moto g24ではmoto g13で使えなかった『RAMブースト』が使えます。同機能をONにするとストレージの一部をメモリとして代用する事が可能(最大8GBまで)。
moto g13の様にメモリが少ない端末では一定の効果を得られますが、moto g24は折角のメモリ大容量モデル。わざわざ性能がイマイチのストレージをメモリとして代用する必要は、個人的に『無い』と考えます。RAMブーストはOFF推奨です。
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Motorola moto g24のスペック
Motorola moto g24 | |
---|---|
Soc | MediaTek Helio G85 |
容量 | 8GB/128GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約181g |
画面 |
|
カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
|
イヤフォンマイクジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
SIM | NanoSIM カード×2(DSDV) |
防塵防水 | IP52 |
指紋認証 | 側面 |
スピーカー | ステレオ(DOLBY ATMOS対応) |
NFC | 対応 |
Micro SDカード | 対応(最大1TBまで) |
Motorola moto g24にお勧めな格安SIM
- 4G:LTE LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
- 3G:W-CDMA B1/B2/B5/B8
- 2G:GSM 850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(×)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)