SoftBankのオンラインブランド『LINEMO』。契約などの手続きを一貫して『オンライン』に限定。人件費や実店舗運営コストを抑えることで、月額『990円(税込)~』という格安SIM(MVNO)並みの料金設定を実現しています。
低料金というだけでなく、対象となるLINEアプリ使用時のサービス(メッセージのやり取り、ビデオ通話、ファイル送受信など)がノーカウントとなる『LINEギガフリー』に対応しているのもLINEMOの特徴です。まさに至れり尽くせり。
これだけ十分なサービスを提供しているのであれば、多少通信速度が遅くても文句は言えないところ。しかし私の利用環境で言えば、ここ数ヶ月速度が極端に低下したことはありません。アンテナピクトが4Gから『5G』に切り替わってからは、ただただ『爆速』が続いています。
SoftBank回線が速い理由は、最大『128本』のアンテナを使用した『Massive MIMO』という要素技術を採用しているから。
高速道路であっても、道路が渋滞してしまったら車は一般道よりも速度を落として走らなければなりません。平日のお昼というのは、ユーザーが一気に増えてこの『渋滞』を引き起こしやすい状態に。その結果が著しい通信速の度低下です。
投稿が見つかりません。LINEMOは『Massive MIMO』のお陰で渋滞が起こりづらく、高速道路をスイスイ走れるイメージ。
2023年6月9日(金)のお昼もLINEMOは超快調。これまで何度も実測していますが、200Mbpsを下回ることの方が稀(他社は100Mbpsを超えることの方が稀です)。
午後4時台には『350Mbps』を記録しました。ちなみに、契約している光回線(マンションタイプ)の通信速度を同じ時間帯に実測したら『270Mbps』でした。
ここでふと疑問が浮かびました。『速度制限』になったら一体どうなるのか。ミニプランでは、月間データ容量(3GB)を超過すると最大『300kbps』に制限されるというのが公式の情報。折角だからどんな具合か一度試してみよう!
高解像度でYouTube動画を流しっ放しという、ミニプランには適さない使い方でしばらく放置。データ量残量は1.55GBに。思ったほど減ってない。高速通信ではデータ量が一気に膨らむ、fast.comで速度計測を繰り返すもやはり残量が減らない。
そこで思い切って3.5GBを超えるゲームデータをダウンロードすることに。恐らく最後までダウンロード出来ませんが、データ量の消費が目的なので問題なし。
1.5GBを超えたら速度制限がかかって止まる(もしくは急激に遅くなる)と思ったのですが、なぜか止まりません。すでに2.5GBのダウンロードを終えています。
そして気づいた時には、ダウンロードが終わっていました。
データ量残量を改めて確認してみると、1.55GBからなぜか変化なし。もしかしてWi-FiがONのままだったかと思い確認すると、しっかり切れています。通信を行っているのは間違いなくLINEMO!
意図せずまさかの無限モード突入(確認するとデータ通信量は3.5GBどころか15GB超え)。速度制限時の使い勝手をチェックするという目的は達成出来ませんでしたが、捉え方を変えたらとんでもなくラッキー。原因は勿論不明です。
※上記のデータダウンロードから1時間以上経過して、LINEMOからメッセージが届きました。内容は『月間データ容量が0になった』というもの。データ量残量の反映にはどうやら時間がかかるようです(2023年6月9日時点)。それってつまり・・・。LINEMOの新たな使い方が見つけられたかもしれません。
LINEMOについて
- 音声対応SIM基本料金:990円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 5分かけ放題:550円(税込)
- 無制限かけ放題:1,650円(税込)
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:SoftBank
- eSIM設定方法(Android/iOS):https://www.linemo.jp/process/esim/
- APN設定方法(Android):https://www.linemo.jp/process/apn/android/
- APN設定方法(iOS):https://www.linemo.jp/process/apn/ios/
- 公式サイト:LINEMO
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