先日、Amazonで面白そうな製品を見つけました。その名は『2023 スマホ冷え 貼って剥がせるスマートフォン冷却シート』。
素材は『熱伝導性シリコン』と『アルミニウム合金』。アルミニウムは鉄と比較して熱伝導率が『約3倍』。同製品を利用することで、スマートフォンの放熱効果を向上させられるかも?
2023年8月1日時点においては『ヒートシンク』のカテゴリーで堂々の『ベストセラー第1位』。私は7月30日に999円で購入したのですが、2日後には『1,599円(税込)』まで値上がりしています。連日の猛暑が売れている理由のひとつでしょう。
製品説明を読むと、『CPUの温度を39度以内に抑えることが出来る』のだそう。『発熱によるバッテリーの劣化も防ぐ』など、『スマホ熱』に悩まされている人は飛びつきたくなる内容。
記事が見つかりませんでした。
スマートフォンを冷却するアイテムと言えば『ペルチェ素子を使用したファン』が代表的ですが、ペルチェ式は内部結露の原因となるので個人的にはお勧めしません(勿論使っていない)。冷却シートが効力を発揮してくれたら願ったり。
独特のデザインに加えてそれなりに厚みもあるので、貼り付けることによってスマートフォンの外観が損なわれるのは間違いありません。
今回は冷却シートの性能を知るべく、ゲームプレイ時に『フレームレートが上がるか』を検証。『貼り付けた状態』と『貼り付けていない状態』で、明確な違いを確認することは出来るのか。端末はPixel 7aを使用します。
まずは『冷却シートなし』から。負荷の重さで有名な原神を『画質最高』『60fps』でプレイ。基本的に熱が上がるとフレームレートは低下します。1分程度で60fpsから30fps台に。発熱している証拠です。
3分を超えたあたりからは30fps付近をいったり来たり。5分30分程度プレイして、平均フレームレート『35fps』、最低フレームレート『13fps』。
最初の検証から20分程度時間を置いて、一旦端末の温度を下げました。続けて冷却シートを貼り付けた状態でプレイ。先程よりフレームレートの落ち方は緩やかです。
30fps付近までの落ち込みは回避出来ませんが、全体的に『冷却シートなし』よりも若干上向いている印象。『冷却シートあり』では平均フレームレート『38fps』、最低フレームレート『22fps』。どちらもやや良好な結果。
『冷却シートなし』は全体的に暗いシーンばかり。Pixel 7aは有機ELディスプレイなので、暗いシーンでは消費電力が低下します。つまりフレームレートが上がりやすい状況ということ。
『冷却シートあり』は明るいシーンが含まれており、本来であれば消費電力が上がりフレームレートが低下しやすいはず。それとは逆の結果なので、冷却シートの効果が何かしら出ているのかもしれません。
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しかし『劇的に温度が下がって動きが変わる』とまではいかないので、あくまで『無いよりはマシ』程度のものだと認識しましょう。期待のしすぎは禁物です。
Pixel 6a、Pixel 7aの主要スペック
Pixel 6a | Pixel 7a(G82U8) | |
---|---|---|
Soc | Google Tensor | Google Tensor G2 |
容量 |
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電池 | 4,410mAh(有線充電:最大18W) | 4,385mAh(有線充電:最大18W 無線充電対応) |
サイズ | 高さ 152.2 mm×幅 71.8 mm×厚さ 8.9 mm | 高さ 152 mm×幅 72.9 mm×厚さ 9.0 mm |
重量 | 約178g | 約193.5g |
画面 |
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|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
カメラ機能 夜景モード、トップショット、ポートレート モード、超解像ズーム、モーション オートフォーカス、Live HDR+、よく撮影する人、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ポートレート ライト、消しゴムマジック、リアルトーンᵀᴹ、 顔のぼかし解除、パノラマ、手動によるホワイト バランス調整、ロックされたフォルダ |
メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
カメラ機能 ボケ補正、夜景モード、トップショット、ポートレート モード、超解像ズーム、モーション オートフォーカス、Live HDR+、よく撮影する人、デュアル露出補正、シネマティック撮影、ポートレート ライト、消しゴムマジック、長時間露光 リアルトーンᵀᴹ、顔フォーカス、パノラマ、手動によるホワイト バランス調整、ロックされたフォルダ |
オーディオ |
|
|
防水防塵 | IP67 | IP67 |
認証 | ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証 | ディスプレイ内蔵指紋認証センサーによる指紋認証、顔認証 |
USB | USB Type-C® 3.1 Gen 1 | USB Type-C® 3.2 Gen 2 |
Bluetooth | 5.2 | 5.3 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、MIMO | Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、HE80、MIMO |
位置情報 | GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, BeiDou | GPS、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
Google One VPN | 250円~(Google One) | 無料 |
SIM | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
Google Playストア販売価格 | 53,900円 | 62,700円 |
Google Pixel 7a(G82U8)にお勧めなSIM
- 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 28 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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