Pixel 7a超えかも。Motorola edge 40のゲーム性能が完全に予想外!優れた制御でフレームレートが安定

薄型軽量スマホMotorola edge 40のゲームパフォーマンスとは。

先日行ったベンチマークテストでは、薄型軽量ながらTensor G2を搭載するGoogle Pixel 7aの一部スコアを上回った『Motorola edge 40(Dimensity 8020)』。

あわせて読みたい
Motorola edge 40が魅せた薄型軽量の新境地。GPUスコア2倍向上。CPUマルチコアはPixel 7a超え 2023年も止まらない物価高。生活必需品である『スマートフォン』もその影響をモロに受けており、『価格』と『性能』の伴った端末がなかなか登場しなくなりました。 5月1...

今回は負荷の重い3Dゲームを実際にプレイして、Motorola edge 40の持つポテンシャルを深掘りしていきたいと思います。『薄型軽量』という物理的なハンデはどういった影響を与えるのか。

ハイエンドでも高フレームレートの維持が難しい原神Pixel 6a(Google Tensor)の場合は、45fpsと15fpsの間をいったりきたり。安定性に欠けガタガタした動きに。

Pixel 6aで原神をプレイ2

Pixel 6aで原神(画質:最高、60fps)プレイ時のフレームレート(fps)※画像選択で動画再生

Pixel 7aでは不安定さがやや改善されるも、まだグラフはガタガタ。そしてプレイ開始から1分30秒を超えるとフレームレートが著しく低下。『ゲームに適している』とは言えません。

Pixel 7aで原神をプレイ3

Pixel 7aで原神(画質:最高、60fps)プレイ時ののフレームレート(fps)※画像選択で動画再生

3DMark(Wild Life)の検証では、平均フレームレートがPixel 7aを下回ったMotorola edge 40。原神でも同様の結果になるだろうと予想していたのですが、見事に裏切られました。

Motorola edge 40で原神をプレイ1

Motorola edge 40で原神(画質:最高、60fps)プレイ時のフレームレート(fps)※画像選択で動画再生

ミドルクラスなので60fpsには流石に届きませんが、『45fps』という好調な滑り出し。しかもフレームレートの変化がほとんどなく、グラフは横一直線。安定していることが分かります。

Motorola edge 40でゲーム

Motorola edge 40で原神(画質:最高、60fps)プレイ時のフレームレート(fps)※画像選択で動画再生

局所的なフレーム落ちは見られますが、頻繁ではありません。プレイ開始から5分程度経過すると、45fpsから『30fps』に低下。これは私が原神の設定を変えたわけでなく、システムが温度上昇などを検知して自動調整。個人的にかなり好感の持てる制御の仕方です。

あわせて読みたい
【更新】Motorola edge 40セール情報!防水&おサイフ&68W充電で無双した中の上なスマホ Motorola(モトローラ)は2023年7月21日(金)から、SocにMediaTek社の『Dimensity 8020』を搭載するミドルハイエンド『Motorola edge 40』の発売を開始。 カラーは『ル...

画質を下げて負荷を抑えれば、その分高いフレームレートを長時間維持出来る可能性があります。

原神にスポットを当てて比較すると、Pixel 7aよりMotorola edge 40の方が優れたパフォーマンスを発揮している印象。これは本当に意外です。Dimensity 8020の評価が更に上がりました。

記事が見つかりませんでした。

思っていた以上のゲーム性能だったので、追加でAsphalt 9も検証。フレームレートは『60fps』に設定。少し前に発売されていたミドルクラスでは、そもそも『60fps』を選ぶことすら出来ませんでした。

Asphalt 9(1)

Motorola edge 40で原神(画質:最高、60fps)プレイ時のフレームレート(fps)※画像選択で動画再生

原神では45fps程度が限界だったフレームレートが、Asphalt 9では『60fps』まで上昇。しかも60fpsを継続的に維持しています。まるでハイエンド。

Asphalt 9(2)

Motorola edge 40で原神(画質:最高、60fps)プレイ時のフレームレート(fps)※画像選択で動画再生

少し長めのレースもフレーム落ちはほぼ無し(詳細は動画をご覧ください)。『薄型軽量スマートフォン』としては文句なしのパフォーマンスと言えるでしょう。

効率性の高さが際立つMediaTekの『Dimensity』シリーズ。日本未発売の『Xiaomi 12T(Dimensity 8100)』を検証した時も、素晴らしい結果を残しています。

あわせて読みたい
【驚き】Xiaomi 12Tの潜在能力が凄かった。原神(60fps、画質最高)で12T Proに近いパフォーマンス発揮 2021年11月5日、Xiaomi(シャオミ)が日本市場に向けてはじめて投入したハイエンドスマートフォンが『Xiaomi 11T』と『Xiaomi 11T Pro』。コストパフォーマンスの高さで...

薄くて軽いスマートフォンで3Dゲームを遊ぶ』こと自体正気の沙汰では無かったのに、それが実用レベルに近づいていると感じさせてくれたMotorola edge 40。カメラ画質次第で全方位Pixel 7aを超えますね。

あわせて読みたい
Motorola edge 40は電池もちが悪い?OPPO Reno9 A、Pixel 7a、moto g53jと比較 これまで行った『ベンチマークテスト』『ゲーム性能チェック』では、薄型軽量モデルとは思えないパフォーマンスを発揮した『Motorola edge 40』。しかし一点どうしても...
あわせて読みたい
【更新】Motorola edge 40セール情報!防水&おサイフ&68W充電で無双した中の上なスマホ Motorola(モトローラ)は2023年7月21日(金)から、SocにMediaTek社の『Dimensity 8020』を搭載するミドルハイエンド『Motorola edge 40』の発売を開始。 カラーは『ル...
あわせて読みたい
【ヤバ】本当にMotorola?edge 40の夜景画質にedge 20の面影なし。Pixel 7aすら圧倒の奇跡進化 F1.4の大口径レンズと、『ノイズリダクション』『露出調整』『物体追跡(オブジェクトトラッキング)』を強化した『APU 570』を備えるMotorola edge 40。もっと早くカメ...

Motorola edge 40を購入すべきポイント

  • SocにMediaTek社のDimensity 8020を搭載し、主にグラフィックの処理を担当するGPU性能が飛躍的に向上
  • メインカメラのレンズがF1.9からF1.4に大口径化。F値が小さくなるほど光の取り込み量が増し、加えてボケ味を活かした描写も可能に
  • 揺れに合わせてレンズ動かし、物理的に手ブレを補正する光学式手ブレ補正機能
  • Omni-directional(全方位型) PDAFにより被写体に素早くフォーカス
  • APU570の採用によりノイズリダクション、露出調整、物体追跡などを強化
  • 超広角カメラ(1,300万画素)はマクロ撮影に対応
  • 背景をぼかすポートレートモードやクアッドピクセルテクノロジーに対応する3,200万画素フロントカメラ
  • 曲面3Dガラスを採用する6.55インチの有機ELディスプレイ
  • 144Hzの最大リフレッシュレート(1秒間に画面を書き換え可能な回数)と360Hzの最大タッチサンプリングレート(1秒間にタッチに反応する回数)により滑らかな表示と優れた操作性を実現
  • 最大68Wの超急速充電技術(68W TurboPower™)により、約10分で最大12時間の駆動時間を確保
  • 最大68Wの超急速充電に対応する充電器同梱
  • USBケーブルを使わないワイヤレス充電(最大15W)対応
  • FeliCa(おサイフケータイ)に対応。財布の中身をスマートフォンの中に移して身軽に外出
  • 最高レベルの防塵防水規格IP68に準拠。キッチン、プール、キャンプ場などスマートフォンを気兼ねなく使える場所が一気に増える
  • セキュリティ&プライバシー保護機能Moto Secureにより、様々な脅威から情報を守り安全を確保
  • OFDMA技術で回線の混雑を回避しつつ、WPA3によりセキュリティを強化。通信速度も向上したWi-Fi 6対応
  • DOLBY ATMOSをサポートするデュアルステレオスピーカー
  • メモリ8GB、ストレージ256GBの大容量モデル
  • ハイエンドモデルへの採用が一般的な高速ストレージ規格UFS3.1採用
  • マスク装着時もスタイリッシュに素早くロックを解除するディスプレイ指紋認証
  • ファッションのアクセントにもなるヴィーガンレザー加工モデル(イクリプスブラック)を用意
  • NTTドコモSoftBankau楽天モバイルといった複数の通信回線に対応。格安SIMも選び放題
あわせて読みたい
【凄技】MotorolaのReady Forが神すぎ。タブレット(メーカー問わず)からスマホの操作(ファイル共有)... Samsung、Huawei、Xiaomiといったメーカーは、一部のフラッグシップに、デバイスにパソコンやタブレットとスマートフォンの画面同期機能(Dexやマルチスクリーンコラボ...

Motorola edge 40の主な仕様

Motorola edge 40
Soc MediaTek Dimensity 8020
容量 8GB/256GB
メモリ:LPDDR4X
ストレージ:UFS 3.1
電池 4,400mAh(有線充電:68W、無線充電:15W)
重量 約167g(ブルー)/約171g(ブラック)
サイズ
  • 高さ約158.43mm
  • 幅約71.99mm
  • 奥行き約7.49mm
画面
  • サイズ:6.55インチ
  • 種類: POLED
  • 解像度:1080×2400ピクセル
  • リフレッシュレート:最大144Hz
  • タッチサンプリングレート:最大360Hz
  • ピーク輝度:1,200nit
  • HDR10+
  • DCI-P3
カメラ
リアカメラ
  • メインカメラ
    解像度:5,000万画素
    F値:1.4
    焦点距離:不明(35mm換算)
    オートフォーカス:全方位型PDAF
    手ブレ補正:光学式
  • 超広角カメラ
    解像度:1,300万画素
    F値:2.2
    マクロ撮影:対応
    視野角:120度
フロントカメラ
  • 解像度:3,200万画素
    F値:2.4
イヤフォンジャック 非対応
位置情報 GPS,AGPS,LTEPP,SUPL,Glonass,Galileo
Wi-Fi Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.2
SIM nano SIM+eSIM
防塵防水 IP68
指紋認証 ディスプレイ
おサイフケータイ 対応
Micro SDカード 非対応
スピーカー ステレオ(Dolby Atmos)
Ready For 対応(ワイヤレス/PC)
OS Android™ 13

Motorola edge 40にお勧めな格安SIM

  • 5G NR:n1/n3/n28/n41/n77/n78
  • 4G-LTE:
    B1/B2/B3/B4/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42
  • 3G: W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

Motorolaに関する記事

一覧はコチラから

  • URLをコピーしました!