UIが分かりやすくなったので、色々とサービスも改善されたであろうと勝手に思い込んでいたAliExpres。しかしどうやらそれは、私の勘違いだったようです。6月6日に注文したXiaomi Mi Band 5が、7月27日にようやく到着。AliExpresでは他に何点か注文し、到着に2ヶ月を超えるものもありました。いくら送料が安いとは言え、2ヶ月超えは流石に長いです。
そして、『Mi Band 5』に関しては、届くのが遅かっただけでなく、届いた箱の形状が・・・簡易梱包だったので、かなりボコボコの状態でした。これまで何度も海外通販で買い物をしていますが、ここまでボコボコになって届くのは珍しいです。高額商品じゃなくて良かった。良くは無いですが。
箱つぶれは海外通販のアルアルですが、最近はかなり改善されてきているイメージ。スマートフォンなど高額な電化製品は、国内配送で見たことも無いような、下記の様な頑丈なエアパッキンにくるまれて発送されてきます。これなら恐らく、相当な衝撃があっても無傷でしょう。
箱の状態は残念だった『Mi Band 5』ですが、パッケージデザイン自体はかなり凝った作りに。量販店に並んでいたら、間違いなく目立って売れるでしょう。
それでは中身を開けていきましょう。同梱品がコチラ。Mi Band 5本体、USBマグネット充電ケーブル、説明などが書かれた紙。当然ですが、中身は全て無事で無傷。
今回『Mi Band 5』でアップデートされた便利機能が充電まわり。Mi Band 4までは、充電するのにいちいちバンドを取り外す必要がありました。あのやり方は『面倒くさい』と思っている人が殆どだったでしょう。『Mi Band 5』では、充電端子が時計のサイドから裏面に移動。バンドを取り外す必要が無くなりました。
付属のUSB充電ケーブルはマグネット式。本体裏面にある、金色の端子部分に、マグネットコネクタを吸着させるカタチになります。
マグネットコネクタの磁力はかなり強め。充電端子に近づけると、位置が違っていても自動的に合わせてくれます。そしてカチっという音と共にしっかりと吸着。ケーブル部分を持った状態で軽く振り回しても取れなかったので、カバンの中で充電中にコネクタが外れてしまうといった事も無いでしょう。
充電状況は、ディスプレイに表示されるアイコンで確認する事ができます。
また、ディスプレイサイズが0.95インチから1.1インチに拡大。1画面に表示出来る情報量が増えました。デフォルトの状態だと、歩数、電池残量、時刻、曜日、日付、心拍数が表示されています。表示内容はアプリのMi Fit側で変更可能。
天気も1画面でここまで細かく表示出来るようになりました。日常的に必要とする情報を表示するのに、スクロールを何度も繰り返すのはかなりの手間。ディスプレイの拡大はやはり大きなメリットです。ちなみに、私が購入したのはグローバルバージョンで、現段階では日本語にまだ非対応(アプリは日本語)。中文だけだと正直きついですが、英語設定が可能、かつアイコン表示が内容をサポートしてくれるので、使いづらいと感じる事はありません。英語なので見た目も良いです。
バンド部分はサラッとした質感で、肌触りの良いシリコン製。一般的な時計バンドと比較して、バンドホールの数がかなり多いような。そして間隔も狭いです。つまり、ほぼ確実に自分の腕のサイズに合った位置が見つかるということ。
バンド部分は勿論取り外し可能です。メタルバンドにすると一気に雰囲気が変わるので、もし純正バンドのデザインに飽きてしまったら、是非お試しあれ。しかし、純正バンドのクオリティが高すぎるので、私は当面変えるつもりはありません。
バンドのクオリティが高いと感じたのは、独特な形状も含めての事。下記の画像から、バンドに対して時計本体が斜めになっている事がおわかりでしょうか。何も考えずに形状だけ見ると、不良品なのでは無いかと疑ってしまいます。しかし腕に装着した瞬間に、この『斜め』の意味が分かります。これは、腕の骨に時計が当たらない様に設計されているのです。ホールの数だけではなく、形状的にもジャストフィット。このバンドデザインを考えた人、すごいですね。
今回のレビューはここまで!次回は『Mi Band 5』で何が出来るのかを紹介していきたいと思います。お楽しみに!