スマートフォンで頻繁にゲームをする人にお勧めしたいのはSnapdragon 800シリーズ搭載モデル。なぜならGPU性能が高く、大体のゲームはSnapdragon 800シリーズに最適化されているから。高いグラフィックパフォーマンスでゲームを遊ぶ事が出来ます。
しかしGPUはグラフィックの処理をメインで担当するプロセッサ。スマートフォンの中枢系統となって全体を制御しているのはCPUです。ゲームをあまりしない人にとっては、GPUよりCPU性能の方が遥かに重要なのです。
CPUの性能をスコア化してくれる最も有名なアプリが『Geekbench 5』。このアプリを使って、Snapdragon 665を搭載するOPPO Reno3 A、Snapdragon 780G 5Gを搭載するMi 11 Lite 5G、Snapdragon 888を搭載するFind X3 Proのスコアを比較してみました。
Snapdragon 665はシングルコアが『306』でマルチコアが『1075』。Snapdragon 780G 5Gはシングルコアが『768』でマルチコアが『2608』。Snapdragon 888はシングルコアが『888』でマルチコアが『3206』。
シングルコアは一つの脳、マルチコアは複数の脳で総合的に考えられる力の事。頭が良くなる程データを処理する速度が上がるので、それが様々な面で体感差として表れます。
Snapdragon 665とSnapdragon 780G 5GのCPU性能差は2倍以上あるのに対し、Snapdragon 780G 5GとSnapdragon 888の差は僅かである事が測定結果から分かります。
OPPO Reno3 Aを利用しているユーザーの中には『動作が遅い』と感じている人がいるかもしれません。Mi 11 Lite 5GはFind X3 Proに近いCPU性能ながら、市場販売価格は半額以下となる43,800円(税込)。私が選ぶCPU性能ベストコスパなスマホは、2021年8月31日時点でMi 11 Lite 5Gです。
CPU性能の低いスマートフォンを使っていると、ブラウジングをしていても動作がモッサリしてしまいます。回線速度を早くすれば動きが改善されると思っている人がいるかもしれませんが、光回線にWi-Fi接続して動きがモッサリなのであれば、通信環境を変えたところで動作速度は何も変わりません。
安定した通信速度とCPU性能の高いスマートフォンが同時に手に入る格安SIM、それがOCNモバイルONEです。
同社はスマートフォンを日常的にセール価格で提供しています。その中でも『Mi 11 Lite 5G』『moto g100』は特にお勧め。『moto g100』に関してはSnapdragon 870を搭載しているのでゲームもバリバリ遊べます。ただし重量は200g超え。ゲームをしない人はやはりMi 11 Lite 5Gがベストな選択肢。
OCNモバイルONEでスマートフォンを購入するには音声対応SIMの契約が必要になります。その音声対応SIMの月額利用料金が激安。なんと770円(1GB)~利用可能です。サブ回線の契約と同時にスマートフォンをゲットするのも一つの手。ただし人気モデルは頻繁に品切れになるので、その点はくれぐれもご注意を!
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gに関するレビュー
OCNモバイルONE新旧料金比較
4月1日から新料金プランをスタートし、音声対応SIMの最安料金を1,298円から770円に大きく引き下げたOCNモバイルONE。余裕のある6GBプランですら1,320円で利用可能に。スマートフォンを維持するハードルが一気に下がりました。
旧料金プラン | 新料金プラン |
---|---|
1GB:1,298円 | 1GB:770円 |
3GB:1,628円 | 3GB:990円 |
6GB:2,178円 | 6GB:1,320円 |
10GB:3,168円 | 10GB:1,760円 |
格安SIMの音声対応SIM利用料金一覧(税込)
OCNモバイルONE | IIJmio | BIGLOBEモバイル | mineo |
---|---|---|---|
1GB:770円 | 2GB:858円 | 1GB:1,078円 | 1GB:1,298円 |
3GB:990円 | 4GB:1,078円 | 3GB:1,200円 | 5GB:1,518円 |
6GB:1,320円 | 8GB:1,518円 | 6GB:1,870円 | 10GB:1,958円 |
10GB:1,760円 | 15GB:1,848円 | – | 20GB:2,178円 |
– | 20GB:2,068円 | – | – |
利用料金は引き下げられてもサービス内容は超充実。無料オプションMUSICカウントフリー(申し込み必要)により対象となる音楽配信サービスがノーカウントに。さらに専用アプリなしで通話料が半額になったのも大きいですね。高速/低速が切り替えられるので月末に容量を使い切ってしまい通信速度制限といった状況も防げます。余った通信量は翌月に繰り越されるので経済的。
OCNモバイルONEをお勧めしたいポイント
- 音声対応SIMの利用料金が770円(1GB)~
- 対応する音楽配信サービスの通信が追加料金無しでノーカウントに(MUSICカウントフリー)
- 容量128GBで月額330円(税込)のオンラインストレージマイポケットの通信がカウントフリー
- SIMの契約時にスマートフォンを同時購入すると大きな割引を受けられる
- 余ったデータを翌月に繰越し出来る
- 専用アプリなしで通話料金が半額に
- 高速/低速(一定容量まで高速通信するバースト転送対応)の切り替えが可能
- 最低契約期間無し、解約金及びMNP転出手数料0円
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの主な仕様
Xiaomi Mi 11 Lite 5G | |
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Soc | Snapdragon 780G(5nm)
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容量 | 6GB/128GB
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電池 | 4,250mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 159g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
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おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵 | IP53 |
オーディオ | デュアルスピーカー |
SIM | nano SIM×2スロット |
OS | MIUI12(Android 11) |
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの対応周波数帯に関する情報
- 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
- LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- LTE TDD:38/40/41
- 3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
- 2G GSM:2/3/5/8
docomoの周波数帯対応状況(グローバルモデル)
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)