楽天モバイルが2022年オリコン顧客満足度調査で総合『第2位』獲得!繋がり安さが改善されたら最強の携帯キャリア誕生か。

楽天モバイルが携帯キャリア総合ランキング第2位を獲得

オリコン株式会社のグループとなる『株式会社oricon ME』は、2022年 オリコン顧客満足度®調査 『携帯キャリア』ランキング(回答者数7,909名。調査手法:インターネット調査。調査期間:2022年8月1日~2022年8月23日)を12月1日(木)午後2時に発表しました。調査対象はNTTドコモSoftBankau楽天モバイルの4社。

繋がりやすさ(71.4点)』『サポートサービス(65.1点)』で1位となったNTTドコモが、『65.8点』を獲得して『総合ランキング第1位』を獲得。

『10年以上利用しているが通話や通信で大きなトラブルもなく信頼できる(30代女性)』『山間部や郊外などの対応エリア(4G LTE)が他のキャリアと比べ圧倒的に広い。カスタマーサポートの対応が非常に良い(30代・男性)』といった声がユーザーからは寄せられています。

山間部

総合ランキング第2位には、古株の『SoftBank』『au』を抑えて『楽天モバイル』が『65.7点』を獲得して堂々のランクイン。NTTドコモとは0.1点と僅差。『加入手続き(70.4点)』『初期設定のしやすさ(70.1点)』『料金プラン(70.1点)』『端末ラインナップ(65.5)』『コストパフォーマンス(66.9点)』『付帯サービス(67.1点)』といった6項目で1位に。

楽天モバイルは2022年7月1日から新料金プラン『Rakuten UN-LIMIT VII』をスタート。『実質0円(データ通信1GB以内)』が廃止となり、一時的にユーザーは減少傾向に。しかし2022年11月11日に行われた楽天グループの決算会見では、解約が落ち着き『11月から契約数純増に転換。課金ユーザーが増加し売上増収』との報告がされていました。

顧客状況

楽天より

新料金プランでは楽天市場で買い物をした際の『ポイント還元率引き上げ』など、同社のサービスに対する楽天モバイルユーザー優遇が盛り込まれており、そのことが『付帯サービス』の評価を高める結果に繋がっています。

現時点で楽天モバイルの弱点となっているのが『繋がりやすさ』。NTTドコモの『71.4点』から大きく水を開けられ『65.0点』と4社中最下位に。これは一部建物内や山間部においても電波が繋がりやすい『プラチナバンド』を唯一提供出来ていないことが原因です。

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もっとも、プラチナバンドの提供は楽天モバイルの一存で決められるものではなく、総務省及び他3社との協議が続けられています。

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2022年11月30日(水)に総務省が公表した資料は、周波数の再割当てではなく『TV放送(470-710MHz)、特定ラジオマイク(470-714MHz)』との共用を検討した楽天モバイルにとっては間違いなくプラスの内容に。

同社はこれにつき『このたび、総務省において、プラチナバンド再割当以外の新たな選択肢になりうる700MHz帯の3MHzシステムの検討が開始されたことを歓迎いたします。』と公式ページでコメント。2023年春には検討結果が出るとされており、結果次第では楽天モバイルにおけるプラチナバンドの提供が早まるかもしれません。

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