AQUOS wishシリーズは、高い防塵防水性能に加えて米軍調達基準『MIL-STD-810H』までクリアしている、言ってしまえば『壊れにくい』スマートフォン。
ホーム画面は『AQUOS Home』『AQUOSかんたんホーム』『AQUOSジュニアホーム』と3種類用意。『通話音声・伝言メモ(簡易留守電)』機能を備え、留守番センターではなく本体に直接録音データを保存することが可能です。
『おサイフケータイ』にも対応と、スマートフォン初心者であれば大きな不満を感じないであろう同モデル。しかし慣れてくると『物足りなさ』が目立ってくるはず。
私が所有するAQUOS wish2は、ディスプレイの反応がイマイチ。スマートフォンは基本的に画面操作が必須となるので、その部分がストレスに。
また、初代AQUOS wishからAQUOS wish3まで『3代続けて同じデザイン』を採用。スマートフォンの機種変は数年に一度のイベント。本来はデザインを一新して『リフレッシュ』したいところ。
スマートフォンにある程度慣れたら『上位のAQUOS senseに乗り換え』という流れも悪くはないとは思いますが、『慣れたwishシリーズを使い続けたい』人も相当数いるのでは。
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AQUOS wish4では筐体デザインをアップグレード。フラットな形状を採用し、カメラデザインも今風に。質感は『マット』になり、AQUOS wish3までの『いかにもプラスチック』といった手触りが改善されました。
防水の等級は、差別化のためか上位モデルより低い『IPX7』止まり。それがAQUOS wish4では最上位の『IPX8』に格上げ。水場での安心感が向上。
防水について(製品外部からの有害な影響を伴う水の侵入に対する保護等級)
保護等級 | IPコード | 保護の内容 |
0 | IPX0 | 無保護 |
1 | IPX1 | 製品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている |
2 | IPX2 | 製品を15度傾けた状態で施品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている |
3 | IPX3 | 製品上部から両側に60度までの角度で噴霧された水に対して保護されている |
4 | IPX4 | 製品に対するあらゆる方向からの水の飛まつに対して保護されている |
5 | IPX5 | 製品に対するあらゆる方向からの噴流水(12.5ℓ/min)に対して保護されている |
6 | IPX6 | 製品に対するあらゆる方向からの暴噴水(100ℓ/min)に対して保護されている |
7 | IPX7 | 水に浸しても影響がないように保護されている |
8 | IPX8 | 潜水状態での使用に対して保護されている。IPX7より厳しい条件の中で使用するもの |
SocはAQUOS wish3から変わらず、MediaTek社の『Dimensity 700』。AQUOS wish2はQualcommの『Snapdragon 695 5G』を搭載していました。
スマートフォンの処理能力をトータルで数値化してくれるAnTuTu Benchmark(Ver.10)のスコアはAQUOS wish2と同程度。
他のSnapdragon 695 5G搭載モデル(Redmi Note 11 Pro 5G、OPPO Reno9 Aなど)は40万を超えるので、Socの部分で見ると『スペックダウン』とも判断出来ます。
しかしAQUOS wish2ではスコアが安定せずに、ご覧の通り通常よりも低い数値(たまに40万を超えるが体感速度は他モデルと雲泥の差)。アプリの動作速度を示す『UX』スコアも、計測時はAQUOS wish4を下回っています。
Snapdragon 695 5Gのパフォーマンスをフルに活かせずに、ディスプレイ反応もイマイチなAQUOS wish2。SHARPのスマートフォンが全てそうなのかと言えば、それは完全にNO。
AQUOS senseシリーズは『6』辺りからアップグレードが急激に進み、『8』ではそれがかなり仕上がった印象。Android 14へのアップデート時には、1/1000秒単位のチューニングを行い、『スクロール表示の追従性』を改善するなど細かい部分にも力を入れています。
上記のチューニングは『AQUOS wishシリーズにこそ』行って欲しい内容なのですが、AQUOS wish2はまさかの対象外(Android 14には対応)。AQUOS sense8との差は開く一方。
AQUOS wish4の操作感が『AQUOS wish2と同程度』であれば、『大画面化』『防水性能強化』『デザイン刷新』といったアップグレードが行われていても、個人的にはお勧めはしません。では実際どうだったのか。
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AQUOS wish4のディスプレイは、5.7インチから『6.6インチ』に大型化。最大リフレッシュレート(1秒間に画面を書き換え可能な回数)は60Hzから『90Hz』に向上。30コマ分滑らかな表示を出来るように(『設定』➡『ディスプレイ』➡『なめらかハイスピード表示』から)。
AQUOS wish2ではスクロール速度を下げて残像感を抑えている状況でしたが、AQUOS wish4では滑らかさが増したことにより、スクロールがスピーディーに。この時点で既に別モデル感。
WEBページの表示も、タッチしてからの読み込みがスムーズに。AQUOS wish2とAQUOS sense8の中間程度といった印象。
反応が体感レベルで上がっているので、それに伴いホーム画面の切り替えやウィンドウ開閉時のストレスが大幅に軽減。
画面サイズが拡大したメリットは、視認性の向上だけではありません。ディスプレイの性能アップも相まって、文字が打ちやすくなりました。
ディスプレイの解像度は『HD+』のままですが、フルHD+と比較して『表示するデータのサイズが小さくなる』『消費電力が下がる』といったことがメリットに。スマートフォンの画面サイズではHD+とフルHD+の差が分かりづらいので、この部分にマイナス評価はなし。
AQUOS wish4は、AQUOS wish2に対する『操作性が悪い』という私の不満を解消してくれたスマートフォン。その名の通り『願い』を叶えてくれました。
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SHARP AQUOS wish4の主な仕様
SHARP AQUOS wish4 | |
---|---|
Soc | MediaTek Dimensity 700 |
容量 | 4GB/64GB |
電池 | 5,000mAh(USB Power delivery Revision3.0) |
重量 | 190g |
画面 |
|
カメラ | リアカメラ
解像度:5,010万画素 インカメラ 解像度:800万画素 |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.3 |
FeliCa(おサイフケータイ) | 対応 |
位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
SIM | nanoSIM/eSIM |
Micro SDカード | 対応(1TBまで) |
防塵防水 | IPX5/IPX8/IP6X |
MIL規格 | MIL-STD-810H |
AQUOS wish4にお勧めな格安SIM
- 5G : n1/n3/n28/n41/n77/n78/n79
- LTE :B1 / B3 / B8 / B18 / B19 / B28 / B39 / B41
- 3G : B1/B2/B5/B8
- GSM : 850/900/1,800/1,900MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band28(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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