私はお風呂でスマートフォンやタブレットの使用を推奨していません。防水テストは基本『真水』で行われており、故障の原因となる結露も発生しやすいからです。コネクタ部分に水分が残っていてショートを起こす可能性も。
しかし、寒い季節は湯船にのんびり浸かりながら動画を観るのが至福の一時ですよね。そもそもお風呂で端末を使っていたら本当に壊れるのだろうか。お湯がかからないように気をつけていれば、意外といけるのではないか?人柱覚悟で試してみることに。
端末は『Fire HD 8 Plus 第10世代(防水性能なし)』と『Motorola moto g52j 5G(IP68準拠)』。入浴時間は30分から1時間程度。動画視聴はFire HD 8 Plusで行い(スタンド使用)、調べ物などはmoto g52j 5Gを使用。
お風呂で2台を使いはじめて2ヶ月程度経過。検証のことなど忘れ、お風呂タイムを楽しんでいました。その私を我に返す、Fire HD 8 Plusにとある変化が起こったのです。朝起きた時点で画面が点灯しない状態に(湯船に落としたり大量のお湯がかかるといったことはなし。お風呂から出た時は問題なく動作)。
電池が切れたのだと思い充電(ワイヤレス)するも微動だにせず。起動不能状態から3日経過しましたが、やはりダメです。完全に壊れました。
なぜ廉価なFire 7も所有していたのに、よりによってFire HD 8 Plusで検証してしまったのか・・・。不覚でした。
濡れた手で操作する割合はmoto g52j 5Gの方が間違いなく多かったです。扱いが雑だったmoto g52j 5Gは何の問題もなく今も使えており、Fire HD 8 Plusは壊れてしまった。これはやはり『IP68』の影響が大きいのか。
投稿が見つかりません。防水性能云々なのであれば、防水ケースを使用していたら違った結果になっていた可能性は高いです。防水性能の無い端末をお風呂で使用するのは、やはりとんでもない『リスク』。
ただし防水性能がついていようと、お風呂で使っていて『絶対に壊れない』というのは過信。どうしてもお風呂でスマートフォンやタブレットを使いたい人は、防水性能を重視した出来るだけ安い端末を『お風呂専用』に用意するのが吉(それが無理なら防水ケース必須)。高額端末が壊れたら目も当てられないですからね!
- Amazonで購入可能なスマートフォン用防水ケース
- Amazonで購入可能なタブレット用防水ケース
- 楽天市場で購入可能なスマートフォン用防水ケース
- 楽天市場で購入可能なタブレット用防水ケース