CMF Phone 2 Proレビュー|要所を押さえて価格を下げた『ちょっと良い』スマホ

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CMF Phone 2 Pro

CMF Phone 2 Pro は、価格を抑えながらもカメラと表示品質で強みを発揮するスマートフォンです。メインカメラは解像感とダイナミックレンジに優れ、屋内から屋外にかけて様々なシーンを鮮明に捉えます。

10bit対応の有機ELディスプレイは発色が豊かで、写真や動画鑑賞の満足度を高めてくれます。Essential Spaceと呼ばれる独自のAI機能では、スクリーンショットや音声メモを自動で整理・管理でき、情報整理を効率化。加えて薄型軽量の筐体やMicroSD対応、FeliCa(おサイフケータイ)、長期のアップデートなど、実用面で不足のない内容です。

暗所での撮影はノイズや色再現が課題点(今後アップデートで改善される可能性あり)。スピーカーもモノラル仕様で音の厚みに欠ける印象。CPU性能が高いので一般的なアプリの動作はサクサク快適ですが、GPU性能はやや控えめで、重い3Dゲームを高画質(高フレームレート)でプレイするには適しません。

【電池もち】CMF Phone 2 Proは『やや良い』部類

YouTubeで同じ動画を約90分間再生して電池がどの程度減るか(実機検証結果)

※画面の明るさは照度計で50LUX程度に合わせています。

端末名画面サイズ(解像度)電池容量減った電池量
CMF Phone 2 Pro6.77インチ(2,392×1,080px)5,000mAh-6%
Nothing Phone(2)6.7インチ(2,412×1,080px)4,700mAh-6%
Nothing Phone(3a)6.77インチ(2,392×1,080px)5,000mAh-6%
POCO X7 Pro6.67インチ(2712 × 1220px)6,000mAh-9%
Xiaomi 14T Pro6.67インチ(2712 × 1220px)5,000mAh-8%
Xiaomi 14 Ultra6.73インチ(3,200×1,440px)5,000mAh-8%
Xiaomi 15 Ultra6.73インチ(3,200×1,440px)5,410mAh-4%
Pixel 86.2インチ(2,400×1,080px)4575mAh-8%
OPPO A79 5G6.72インチ(2,400×1,080px)5,000mAh-6%
OPPO Reno9 A6.4インチ(2,400×1,080px)4,500mAh-6%
OPPO Reno11 A6.7インチ(2,412×1,080px)5,000mAh-6%
OPPO Find X86.6インチ(2,760×1,256px)5,630mAh-5%
moto g246.6インチ(1,612×720px)5,000mAh-7%
moto g66j 5G6.7インチ(2,400×1,080px)5,200mAh-7%
AQUOS sense86.1インチ(2,432×1,080px)5,000Ah-4%
AQUOS wish46.6インチ(720×1,612px)5,000mAh-4%
AQUOS sense96.1インチ5,000mAh-5%

CMF Phone 2 ProでYouTube動画(1080p)を約90分間再生し、減った電池の量は『-6%』程度。6.77インチの大画面サイズを鑑みれば、これまで検証した他端末と比較して『やや電池もちが良い』部類に入ります。

屋外など高輝度環境で長時間利用する際には注意。電池もちを優先するなら画面やバッテリー設定の調整を

ただしCMF Phone 2 Proはディスプレイの最大輝度が高めなので、長時間高輝度を維持しているとその分電力消費が大きくなり電池の減りが早く。

電池もちを優先する場合は、『明るさの自動調節(昼間の屋外など明るい場所では消費電力が上がる可能性がある)』『画面自動消灯を短め』『ディスプレイのリフレッシュレートを標準』『バッテリーセーバーON(ダークモード)』などの設定を行いましょう。

汎用的な充電器で15分充電して電池残量+24%

CMF Phone 2 Proは最大『33W』の充電速度に対応しています。汎用的なAC充電器(Anker Nano II 65W)を使用して約15分間充電したところ、電池残量は『約24%』増えました。ちなみに公称値は『30分間充電:50%』『1時間充電:100%』。

端末名充電時間(有線)増えた電池残量
Pixel 9a約15分間+18%
moto g66j 5G約15分間+22%
CMF Phone 2 Pro約15分間+24%
Nothing Phone(3a)約10分間+20%
POCO F7 Ultra約10分間+34%
Xiaomi 14T Pro約10分間+48%

【リアカメラ】CMF Phone 2 Proの広角(メイン)カメラは『解像感』『ダイナミックレンジの広さ』が秀逸。動画撮影は『超広角』の手ぶれ補正精度が抜群

CMF Phone 2 Pro、CMF Phone 1、Pixel 9aの主な背面カメラ仕様

端末名CMF Phone 2 ProCMF Phone 1Pixel 9a
メイン(広角)カメラ解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
F値:1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.57インチ
手ブレ補正:電子式
オートフォーカス:位相差検出オートフォーカス
解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
F値:1.8
イメージセンサーサイズ:1/1.95インチ
手ブレ補正:電子式
オートフォーカス:対応
解像度:4,800万画素
焦点距離:約25mm前後(センサーサイズからの推定)
F値:1.7
イメージセンサーサイズ:1/2インチ
手ブレ補正:光学式+電子式
オートフォーカス:位相差AF(CLAF)搭載
望遠カメラ解像度:5,000万画素
焦点距離:50mm
F値:1.85
イメージセンサーサイズ:1/2.88インチ
手ブレ補正:電子式
光学ズーム:2倍
デジタルズーム:2倍
超広角カメラ解像度:800万画素
焦点距離:15mm
F値:2.2
イメージセンサーサイズ:1/4インチ
視野角:119.5度
解像度:1,300万画素
焦点距離:約15mm前後(センサーサイズからの推定)
F値:2.2
イメージセンサーサイズ:1/3.1インチ
視野角:120度

CMF Phone 2 Proでは新たに『望遠カメラ』『超広角カメラ』が追加されています。また、メイン(広角カメラ)のイメージセンサーサイズが1/1.95インチから『1/1.57インチ』へと大型化。

イメージセンサーのサイズが大きくなると、1画素あたりに届く光量が増えてノイズの少ない明瞭な写真が撮れるように。また、同じ画角において自然な背景ボケを得られるのもプラスの要素です。

直感的で扱いやすくカスタマイズ性にも優れるNothingのカメラアプリ

Nothing OSと同様に、無駄がなく直感的で扱いやすいCMF Phone 2 Proのカメラアプリ。写真のメニューには『フラッシュ』『タイマー』『HDR』『露出』『フィルタ』『自動色調調整』『モーション』『品質(解像度)』『グリッド』『比率』『その他設定』が含まれます。

写真メニュー一覧

『フィルタ』は用意されたエフェクト効果を選択出来るだけでなく、LUT(.CUBE)データを読み込んで独自のフィルタを作成することも。

LUTについて

作成したカスタムフィルタを『プリセット』に組み込めば、自分の好きな『色合い』『カメラ設定』をいつでも簡単に適用出来ます。

プリセット

『フィルタ』『プリセット』の設定(追加)方法は下記の記事を参考にしてください。

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『シャッター音』『位置情報』『Ultra XDR』『スタンプ』などのON/OFFは『その他設定』から。

カメラの設定

CMF Phone 2 Proの『超広角』『広角(メイン)』『望遠』カメラ画質を比較(屋外)

Ultra XDR:ON、HDR:オート、フィルタ:オリジナル、自動色調補正:OFF、フラッシュ:OFF

海広角
超広角カメラ(0.6倍)
  • 解像感:中央部分は比較的シャープですが、周辺部で甘さや流れが目立ちます。
  • 色味:やや青みが強調されていて、見映えはしますが自然さは少し落ちる印象。
  • 歪み:広角特有のパースが出ており、直線(堤防など)が湾曲気味。
  • 総評:ダイナミックさ(見映え)重視で、画質の純粋な精細さは広角、望遠カメラに比べ劣ります。
カメラ解像感色再現歪み補正総合
超広角3.03.52.53.0
海超広角
広角(メイン)カメラ(等倍)
  • 解像感:最も高精細で、海面や山のディテールがしっかり描写されています。
  • 色味:自然でバランスが取れており、実際に目で見た色合いに近いです。
  • 歪み:ほぼ無し。建物や水平線も自然。
  • 総評:3つのカメラの中で最も画質が安定。ディテールから色合いまで高い完成度。
カメラ解像感色再現歪み補正総合
広角(メイン)4.54.54.54.5
海望遠
望遠カメラ(光学2倍)
  • 解像感:建物や山肌のディテールはしっかり出ていますが、センサーサイズが小さいので低照度ではノイズが増える可能性あり。
  • 色味:広角カメラと比較して若干明るめに調整されており、コントラストが強めの仕上がり。
  • 歪み:なし。圧縮効果により画面が引き締まって見えます。
  • 総評:センサーサイズの影響で広角より光学的な限界が出やすく、暗所や逆光では画質の低下に注意が必要。
カメラ解像感色再現歪み補正総合
望遠(光学2倍)4.04.04.54.0

CMF Phone 2 Proのメインカメラで撮影した静止画(昼間の屋外)

サボテン
キバナコスモス
吾亦紅
かもめ
島
湖
旅館
線路
新幹線

CMF Phone 2 Proのメインカメラで撮影した静止画(昼間の屋外)に関する総合評価

風景撮影では透明感ある水面や空のグラデーションを美しく捉えられています。 色味は『ナチュラル寄りのやや鮮やかめ』にチューニングされていて、SNS映えする傾向。

建築・人工物も直線の歪みが少なく、高精細に表現。シーンによっては『青』『緑』がやや強調されがちですが、白トビや黒潰れが少なくトータルで安定。『自然風景から建築物まで安定して高画質に撮れる』といった評価です。

項目評価コメント
解像感4.6遠景・近接とも高水準、ディテール感良好
色再現4.1青・緑・花色は鮮やか、やや彩度強め
ダイナミックレンジ4.5白飛び黒潰れ少なく自然なHDR
レンズ特性4.2歪み少なく、周辺も安定
ボケ表現4.0自然寄り、接写では効果的
総合4.5ハイエンドスマホに匹敵する安定した画質性能

CMF Phone 2 Proのメインカメラで撮影した静止画(昼間の屋内)

和紙
サラダ
おくらとエビ
鮭
蟹
エビの刺し身
かずのことなめこ
うに
にもの
栗ごはん
ステーキ
かずのこ
メロンとすいか
あずきアイス
和室
焼き物
鉄器
ペロちゃん

CMF Phone 2 Proのメインカメラで撮影した静止画(昼間の屋内)に関する総合評価

屋外だけでなく屋内の料理・静物撮影でも高水準。特に料理撮影は『光沢』『水分(シズル感)』『色合い』をしっかり表現できており、フードフォトに強い印象を受けます。

色は『映える方向』に寄せてあり(赤と黄をやや強調)、SNS向きの仕上げ。『旅行』『グルメ』『日常スナップ』に適した万能型。

項目評価 (5点満点)コメント
解像感4.6食材や陶器の質感を精細に描写
色再現4.2鮮やか寄り、特に赤・黄が強め
ダイナミックレンジ4.4照明下でも白飛び黒潰れ少ない
レンズ特性4.3歪み少なく安定、周辺も十分
ボケ表現4.1自然で柔らかい、AI補助も違和感少ない
総合4.4屋内撮影でも高画質を維持、料理や小物撮影に非常に強い

CMF Phone 2 Proのポートレートモードで撮影した静止画

CMF Phone 2 Proのポートレートモードは、F値に加えてボケ効果を『VELVET』『TWIST』『PENTACLE』『SNOWFLAKE』から選択出来ます。

背景丸ボケ
CMF Phone 2 Proの望遠カメラ(ポートレートモード:VELVET)で撮影(2倍)
背景花ボケ
CMF Phone 2 Proの望遠カメラ(ポートレートモード:SNOWFLAKE)で撮影(2倍)
背景星ボケ
CMF Phone 2 Proの望遠カメラ(ポートレートモード:PENTACLE)で撮影(2倍)

逆光のシーンでは、コントラストを重視したややアンダー寄りのドラマティックな描写に。背景ボケは滑らかで、被写体に添った自然な分離を確認。

ウィスキー
CMF Phone 2 Proのメインカメラ(ポートレートモード)で撮影(等倍)
車オブジェ1
CMF Phone 2 Proのメインカメラ(ポートレートモード)で撮影(等倍)
車オブジェ2
CMF Phone 2 Proの望遠カメラ(ポートレートモード)で撮影(2倍)
フランクツリー1

CMF Phone 2 Proのメインカメラ(ポートレートモード)で撮影(等倍)
フランクツリー2
CMF Phone 2 Proの望遠カメラ(ポートレートモード)で撮影(3倍)

CMF Phone 2のメイン(広角カメラ(夜景モード)で撮影した静止画

夜景1
夜景2
夜景3

広角カメラの夜景モードとしては十分に実用的で、スマートフォン撮影として高水準。解像感とダイナミックレンジの広さは強みです。ただしノイズと色再現の安定性にやや課題も。

『夜景を明るく、かつ情報量を豊かに残せる』という点では優秀ですが、極端な光源や色再現の自然さに関しては上位機との差がまだ感じられる仕上がりです。

項目評価 (5点満点)コメント
解像感4.0広角らしいワイドな画角でもディテール保持が優秀
ノイズ処理3.5黒つぶれは少ないが、空や暗がり部分に細かいザラつき
ダイナミックレンジ4.0強い光源と暗部を同時に写し取る能力は優秀
レンズ特性4.0光源周囲に小さなハロやフレアはあるが、夜景としては許容範囲
色再現3.5ホワイトバランスはシーンによってやや揺らぎがある印象
総合3.8十分に実用的で高水準だが、ノイズと色再現の安定性に改善の余地あり

CMF Phone 2 ProPixel 9aのメイン(広角)カメラで撮影した動画(昼間)

※サムネイルを選択するとYouTube動画の再生が開始します。

動画1
左:CMF Phone 2 Pro(1080p/30fps)、右:Pixel 9a(1080p/30fps)
動画2
左:CMF Phone 2 Pro(1080p/60fps)、右:Pixel 9a(1080p/60fps)
動画3
左:CMF Phone 2 Pro(2160p/30fps)、右:Pixel 9a(2160p/30fps)

CMF Phone 2 Proは明るく色鮮やかで手ブレも比較的うまく抑えられているものの、Pixel 9aと比較すると揺れがわずかに残っているように見えます。木の幹や葉のディテールを見ると、細かい揺れが確認。『色を重視する』『立ち止まって撮影する』といったシーンに適したカメラと言えるでしょう。

CMF Phone 2 Proのの超広角カメラで撮影した動画(昼間)

※サムネイルを選択するとYouTube動画の再生が開始します。

動画4
CMF Phone 2 Pro(1080p/30fps)

メイン(広角)カメラでは少し揺れが残っていると感じたCMF Phone 2 Pro。1080p/30fpsでは『超広角カメラ』が選択可能。奥行きのある広い画角で撮れるだけでなく、歩行時の揺れがかなり抑えられている印象。解像はやや落ちますが、揺れが強いシーンでは超広角カメラへの切り替えがお勧めですね。

【フロントカメラ】自然な色合いでSNSからWEB会議までそつなくこなす

自然な色合いでSNS用の撮影にも満足出来るレベル

フィギア1
CMF Phone 2 Proのフロントカメラで撮影(等倍)
フィギア2

CMF Phone 2 Proのフロントカメラで撮影(1.2倍)

CMF Phone 2 Proのフロントカメラはイメージセンサーのサイズが『1/3インチ』。これはPhone(3a)の『1/3.44インチ』より若干大きめです(ただしF値は2.45とやや小口径)。


十分に実用的で自然な色合いを再現できており、ビデオ通話やSNS用の撮影で高い満足度を得られるレベル。


ただし、暗部のディテールや高精細感は限界があり、背面カメラの様な高品質を求めてしまうと物足りなさが残ります。

映像画質・マイク音質ともに問題なし。ビデオ通話やWEB会議を円滑にこなす

白い背景でGoogleのビデオ会議サービス『Meet』を試してみました。光量が足りない部分は境界の認識が甘くなりますが、この部分は照明を使えば改善出来るかと。

2台のスマートフォンを使用して『音声』がしっかり聞こえるかをテストしましたが、こちらも問題なし(マイクホールは上と下に2つ確認)。映像品質を含め、ビデオ通話やWEB会議に適した端末と言えるでしょう。

WEB会議1
WEB会議2
WEB会議3

【ベンチマーク】CMF Phone 2 Proの処理能力は?『AnTuTu Benchmark』『Geekbench 6』『3DMark(Wild Life Stress Test)』実測結果まとめ

CMF Phone 2 Pro、Nothing Phone(3a)、Phone(2a)のAnTuTu Benchmarkスコア(Ver.10.5.2)

AnTuTu Benchmarkはスマートフォンやタブレットの性能を数値化してくれる代表的なアプリ。『CPU(処理速度)』『GPU(グラフィック性能)』『MEM(RAM、ROMの読み書き速度)』『UX(アプリの動作速度)』を測定し、その結果を総合スコアとして表示します。

AnTuTuスコア目安性能レベル適した使い方(参考程度)
〜40万程度一般的なエントリークラス通話・LINE・読書・軽いWeb検索程度。ゲームやカメラ処理は厳しい
40万〜65程度エントリークラス上位〜下位ミドルクラスSNS、動画視聴、ナビ、ライトなゲームはストレスを感じない程度
65万〜90万程度一般的なミドルクラス日常利用はスムーズで快適。動画・写真の処理も比較的はやい。グラフィック設定中程度で3Dゲームも遊べる
90万〜130万程度上位ミドルクラス3Dゲーム、写真編集、AI(オンデバイス)などを行える
130万〜200万程度ハイエンド負荷の重い3Dゲームも安定的にこなす。ヘビーユーザー向き
200万〜超ハイエンド最高峰の性能。ゲーミングスマホやフラッグシップ級

室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

AnTuTu Benchmarkまとめ
処理能力1
CMF Phone 2 Pro(Dimensity 7300 Pro 5G) のAnTuTu Benchmark(V10.5.1)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
処理能力2
Nothing Phone 3a(Snapdragon 7s Gen 3)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)
処理能力3
Nothing Phone 2a(Dimensity 7200 Pro)のAnTuTu Benchmark(V10.5.2)スコア実測結果(左から1回目、2回目、3回目)

Phone(3a)、Phone(2a)よりもAnTuTu Benchmarkのトータルスコアがやや低めなCMF Phone 2 Pro。ただし詳細を見ていくと、『CPU』『MEM』『UX』に関しては大差なし。

CPUはスマートフォンの脳となる最重要箇所。総合的なデータの演算処理を担います。CPUの性能が高いと、OSやアプリを快適に使える実質的な期間が長くなり、買い替えサイクルを伸ばすことが可能です。

CMF Phone 2 Proに近い性能を持つスマートフォンのAnTuTu Benchmarkスコア実測値(ver.10)

3回連続でAnTuTu Benchmarkを実測して『3回目』のスコア。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

AnTuTuまとめ

CMF Phone 2 Pro、Nothing Phone(3a)、Phone(2a)のGeekbench6(CPU)スコア

Geekbench6(CPU)は『シングルコア(1つのCPUコアで処理した時の性能』『マルチコア(複数コアで処理した時の総合的な性能)』を評価するベンチマーク。タスク処理の早さを知るための参考値となります。

室温30度程度の室内で検証。テストする環境やOSのバージョンによって数値は異なる場合あり。

Geekbench6(CPU)まとめ

CPUの総合力を示す『マルチコア』は『2,973』。モデル的には上位となるPhone(2a)を大きく上回っています。エントリーモデルの中では優秀な部類に入る、moto g66j 5Gのマルチコアは『2,427』。ミドルクラスの性能をCMF Phone 2 Proが数値で証明。

CPU処理能力1
CMF Phone 2 Pro(Dimensity 7300 Pro 5G) のGeekbench6スコア実測結果
CPU処理能力2
Nothing Phone 3a(Snapdragon 7s Gen 3)のGeekbench6スコア実測結果
CPU処理能力3
Nothing Phone 2a(Dimensity 7200 Pro)のGeekbench6スコア実測結果

CMF Phone 2 Proの3DMark Wild Life Stress Testスコア

3DMark(Wild Life)は、スマホやタブレットのGPU性能を長時間連続で測定するベンチマークテストです。数分間のベンチマークではなく、20回連続で同じ負荷をかけ続けることで、端末が時間の経過とともにどう性能変化するかを確認できます。

ストレステスト

CMF Phone 2 Proは20回のループにおいてほぼ性能の低下なし。温度上昇が『約37度』に収まっているので、夏場でもサーマルスロットリング(処理速度を落として発熱を制御する機能)は起きにくいと予想します。

ただし平均フレームレートは『18〜19fps』と低めなので、負荷の重い3Dゲームをプレイする際は画質の調整が必要に。ゲームに関しては低め安定なライトユーザー向け端末という認識が正しいかと。

ゲームタイトル推奨設定(参考程度)
原神低画質〜 + 30fps
崩壊:スターレイル低画質〜 + 30fps
PUBG Mobileスムーズ〜 + 中(30fps)
CoD Mobile低〜中画質 + 30fps
軽量級(モンスト、パズドラなど)高画質 + 60fps

【デザイン】大画面なのに薄型軽量なCMF Phone 2 Pro。オモチャっぽさを抑えて清潔感を持続させる見た目

夏場でも指紋が目立たないのは大きなメリット。持ちやすさは上位モデル以上

メインブランドの『Nothing Phone』シリーズは、独特な存在感を高めるスケルトンデザインを採用。所有欲を満たしてくれるのは間違いないですが、ケース無しで使っているとどうしても汚れ(指紋など)が目立ちやすい(特にブラック)。

Phone(3a)のデザイン

CMF Phone 2 Proはスケルトンデザインを非採用。樹脂素材を使用しているので、高級感も控えめです。ただし砂岩調のテクスチャによりオモチャっぽさは軽減され、指紋も目立ちません(目視では確認出来ない程度)。

スクリュー

レンズまわりやスクリューにメタリックな素材を使用することで、Nothingらしい洗練された雰囲気に。『軽く見える』『持った感触が良い』『清潔感がある』など、メインブランドとは一線を画したデザインが、サブブランドならではのプラスの要素を生み出しています。

カメラ

ディスプレイ面は、Nothingらしい均等なベゼルを採用。サイズは164×78×7.8(mm)。6.77インチの大画面ながら、私の手のサイズではかなり余裕で『片手持ち』が可能です。

ディスプレイ
持ちやすい

どちらかと言えばカジュアルな雰囲気なCMF Phone 2 Proですが、ジャケットの胸ポケットに入れるとメタリックな部分が強調され違和感なくフィット。むしろ格好良い。

ポケットに入れたスマートフォン

CMF Phone 2 Proに近い画面サイズの端末重量

CMF Phone 2 Proは、Nothingがこれまでリリースした中で『最薄(約7.8mm)』『最軽量(約185g)』なスマートフォン。同じ画面サイズのPhone(3a)と比較して明確に『軽い』です。

あまりに軽いので電池容量を削っているのかと思いきや、しっかり『5,000mAh』。付属するケースを装着した状態でも『約209g(Phone 3aの本体重量とほぼ一致)』の軽さは、同端末を選ぶ理由の一つになるかと。

端末名画面サイズ重量
CMF Phone 2 Pro約6.77インチ約185g
Nothing Phone(3a)約6.77インチ約208g
Galaxy S25 Ultra約6.9インチ約218g
Pixel 9 XL約6.8インチ約221g
Xiaomi 15 Ultra約6.73インチ約226g
AQUOS R9 Pro約6.7インチ約229g

【画面】鮮やかな発色でダイナミックレンジの広いCMF Phone 2 Proの10bit有機ELディスプレイ。ブルーライト制御モードも

CMF Phone 2 Proのディスプレイはガラスフィルムの貼り付け推奨

ディスプレイガラス

CMF Phone 2 Proのディスプレイガラスは透明度の高さに定評のある『Panda Glass』。同ガラスの耐久性は不明。落下など耐衝撃性においては最新Gorilla Glassほどの期待をすべきではありません。

過去にスマートフォンを落としたことがある人は、『ガラスフィルムを貼る(出荷状態でTPUフィルムは貼り付け済み)』『画面保護機能のついたケースをつける』など早めに対策をした方が良さそうです。

CMF Phone 2 Proのディスプレイはかなり明るい。直射日光下でも良好な視認性

CMF Phone 2 Pro,Phone(2a)、Phone(3a)の明るさのレベル(画面)を手動で『100%』に上げて照度計で実測してみると、『CMF Phone 2 Pro:949LUX』『Phone(2a):964LUX』『Phone(3a):604LUX』。手動の設定値はPhone(2a)に近いです。

次に『明るさの自動調節』をONにして直射日光下で再実測。『CMF Phone 2 Pro:1141LUX』『Phone(2a):968LUX』『Phone(3a):1,002LUX』。CMF Phone 2 Proがもっとも明るい照度を記録しました(テスト環境によって異なる場合あり)。

鮮やかな発色と広いダイナミックレンジによる豊かな表現力

画面1
画面2

廉価モデルながら10bit(10億7,000万色表示対応)の有機ELディスプレイを採用するCMF Phone 2 Pro。有機EL特有の発色の美しさに加え、ダイナミックレンジの広さも堪能出来ます。

画面3
画面4
画面5

ディスプレイの色温度調整方法

『設定』→『ディスプレイ』→『カラー』からは細かい色温度の調整を行えます。

カラー調整

ブルーライトを制御する夜間モードはスケジュール管理機能を搭載

夜間モードは、輝度設定黄味の強さに加えて『スケジュール』を組むことも可能。指定した時刻に『自動ON』『自動OFF』出来るので、毎日設定する必要はありません。

夜間モード
夜間モードスケジュール

【スピーカー】低域再現と高域の伸びがイマイチ。音声を強調し聞き取りやすくする傾向

スピーカーホール

CMF Phone 2 Proのスピーカー音(YouTube)

スピーカー評価
CMF Phone 2 Proが搭載するスピーカーのスペクトログラム

20 Hz~20 kHzのうち、実際に再生されている帯域は 約200 Hz〜10 kHz に集中。低域の20〜150 Hzはほとんど再生されていないため、スマートフォンらしい『低音不足』が見られます。

1〜3 kHz付近のエネルギーが強く、声やメロディを強調する特性。音声再生には有利ですが、音楽再生ではやや平板に聞こえる可能性あり。8〜10 kHzまでは再現されていますが、高音の伸びはやや制限的。

人の声やニュース・YouTube視聴には十分聞き取りやすく最適化。ただし低音不足と高域の伸び不足により、音楽の臨場感や重厚感が制限。モノラルスピーカーなので立体感も得られません。

項目評価 (5点満点)
低域再現力2.5
中域の明瞭さ4
高域の伸び3
ダイナミックレンジ3.5
総合音質3

【Micro SDカード対応】優秀なCPU性能を兼ね備えた希少なスマートフォン

高性能なスマートフォンは、大部分が『Micro SDカード』をサポートしていません。高解像度で動画や音楽を頻繁にダウンロードする場合は、高額な『大容量モデル』を選ぶことに。

micro SDカード

CMF Phone 2 Proは優れたCPU性能を持つミドルクラスのスマートフォンながら、Micro SDカードを使えます。ストリーミング動画や音楽だけでなく、カメラアプリで撮影した『写真』『動画』の保存先として指定することも可能です(アプリ内のその他の設定から)。

データ保存先

内部ストレージの容量が圧迫されると動作不良の原因に。セキュリティアップデート期間が『発売から6年間』と長めなCMF Phone 2 Pro。容量を気にせず利用出来るのは大きいですね。

【ジェスチャー】電源ボタン2回押しが『アプリ』から『機能』まで幅広く柔軟に対応

CMF Phone 2 Proには便利なジェスチャー機能が用意されています(設定→特別機能→ジェスチャーから細かく設定可能)。

  • スクリーンショットのジェスチャー:3本指で下にスワイプしてスクリーンショットを撮影
  • 電源ボタンを2回押す:なし、カメラ、Glyphタイマー、トーチ、デバイスコントロール、ウォレット、QRコードスキャナ、ビデオカメラ、サイレントモード、ミュート、アプリとアプリのショートカット
  • 電源ボタン長押し:デジタルアシスタントにアクセスする

電源ボタン2回押しは『Glyphタイマー』から『ウォレット』『アプリのショートカット』まで幅広く対応。アプリのショートカットを『ChatGPT』、『電源ボタン長押し』のデジタルアシスタントを『Gemini(Google)』に設定するといった使い方も可能です。

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デジタルアシスタントを変える場合は『設定』→『アプリ』→『デフォルトアプリ』→『デジタルアシスタントアプリ』から。

デフォルトのデジタルアシスタント

【クローンアプリ&アプリロッカー】プライベートと仕事の使い分けを効率的かつ安全に

CMF Phone 2 Proでは、アプリを複製(2つインストール)可能な『クローンアプリ』という機能を使うことが出来ます(設定→アプリ→クローンアプリから)。

クローンアプリ

例えばクローンアプリを開いて『Googleドライブ』にチェックを入れると、自動的に『もう一つのGoogleドライブ』がインストール。複製したアプリは『異なるID』でログイン可能です。

複製したドライブ
ログイン画面

仕事で利用する場合は『アプリロッカー(設定→アプリ→アプリロッカー)』の設定をお勧めします。アプリロッカーを適用したアプリを開くには『本人確認』が必要に。セキュリティを高めて安全に情報を管理。

本人確認

【Essential Key & Space】スクリーンショットを音声メモと同時に保存&AI管理出来る

CMF Phone 2 Proの右側面には、電源ボタンの下に『Essential Key』が用意されています。

Essential Key
  • 素早く1回押す:スクリーンショットを撮ってEssential Spaceに保存
  • カメラアプリ起動中に素早く1回押す:被写体をEssential Spaceに保存
  • 長押し:録音してEssential Spaceに保存(自動文字起こし)
  • 素早く2回押す:Essential Spaceを開く

Essential Spaceに保存されたデータは、AIが解析して『タスク化』『リスト化』などを行います。クーポンの期限切れをリマインドしてくれることも。直近のアップデートではGoogleカレンダーとの連携が可能になりました。

今後さらに利便性や精度が向上するであろうNothingのAI機能。サブブランド端末でも利用出来るのは嬉しい限り!

【純正付属ケース】ジャストフィットでレンズもしっかり保護

CMF Phone 2 Proには純正のTPU(透明)ケースが付属します。ホール位置はぴったりで抜群のフィット感。レンズとディスプレイ部分はやや高め。机の上に置いた時など、傷が付きづらい様に設計されています。

ケース
レンズ部分
スクリュー部分
ホール部分
ディスプレイ部分

CMF Phone 2 Proで楽天モバイルを使えるか

CMF Phone 2 Proは楽天モバイルの主な通信バンド(4G:Band3/Band18※パートナー回線/Band 28、5G(sub6):Band n77)をサポートしています(eSIM対応、楽天モバイルで取り扱いあり)。

楽天モバイル

実機で通話アプリRakuten Linkの動作状況を確認したところ『通話』『SMSメッセージ送受信』『ビデオ通話』を問題なく行うことが出来ました。

CMF Phone 2 Proの日本発売日

2025年7月24日(木)

CMF Phone 2 Proの日本販売価格

  • 8GB/128GB:42,800円((税込)
  • 8GB/256GB:47,800円(税込)

CMF Phone 2 Proのアップデート保証期間

発売日を起点に3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティアップデート(機能改善や不具合修正が含まれる)

CMF Phone 2 Proの同梱品

  • CMF Phone 2 Pro
  • Nothing ケーブル (USB-C / USB-C)100 cm
  • CMF Phone 2 Proスクリーンプロテクター (貼付済み)
  • SIMトレイ取り出しツール
  • 安全に関する情報と保証カード

CMF Phone 2 Proを実際に操作している動画

ハイパーガジェットチャンネル(YouTube)

CMF Phone 2 Proの主なスペック

モデル名CMF Phone 2 Pro
SocMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G(4nm)
容量8GB/128GB、
8GB/256GB
電池5,000mAh
充電速度最大33W、5W(リバースチャージ)
サイズ164mm(高さ)×78mm(幅)×7.8mm(厚さ)
重量約185g
画面サイズ:6.77インチ
ディスプレイテクノロジー:
フレキシブルAMOLED
スクリーンの素材:パンダガラス
解像度:1080 x 2392 (387 PPI)
色深度:10ビット
色数:
10億7000万色
コントラスト比:
1,000,000:1
ピーク輝度:3000nit
屋外輝度:1300nit
通常輝度:800nit
アダプティブリフレッシュレート:120Hz
タッチサンプリングレート:1000Hz
PW周波数:2160Hz
カメラメインカメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:24mm
絞り値:F/1.88
イメージセンサーサイズ:1/1.57インチ
視野角:84.5度
オートフォーカス:対応
手ぶれ補正:電子式
望遠カメラ
解像度:5,000万画素
焦点距離:50mm
絞り値:F/1.85
イメージセンサーサイズ:1/2.88インチ
光学ズーム:2倍
デジタルズーム:20倍
ウルトラワイドカメラ
解像度:800万画素
焦点距離:15mm
絞り値:F2.2
イメージセンサーサイズ:1/4インチ
視野角:119.5度
動画撮影
4K録画:30FPS
1080p録画:30FPSまたは60FPS
スローモーション録画:120FPS
タイムラプス:4K
手ブレ補正:電子式
フロントカメラ
解像度:1600万画素
焦点距離:24mm
絞り値:F2.45
イメージセンサーサイズ:1/3
おサイフケータイ対応
防塵防水IP54
スピーカーシングルスピーカー
ネットワーク802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G
対応周波数帯5G
デュアルモード (NSA & SA)
5G NR 周波数帯
n1、n2、n3、n5、n7、n8、n12,、n20、n28、n38、n40、n41、n48、n66、n77、n78
4G LTE 周波数帯
1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、26、28、38、40、41、42、48、66
3G UMTS (WCDMA) 周波数帯
1、2、4、5、6、8、19
2G GSM
850、900、1800、1900
Bluetooth5.3
SIMnanoSIM+eSIM(日本のみ)
認証画面内指紋認証センサー、顔認証
Micro SDカード対応
位置情報GPS (L1), GLONASS (G1), BDS (B1I), GALILEO (E1), QZSS (L1)
Essential Space対応
アップデート3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ

CMF Phone 2 Proにお勧めなSIM

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

CMF Phone 2 Proに関するQ&A

CMF Phone 2 Proはワイヤレス充電に対応していますか?

ワイヤレス充電には非対応です。最大33Wの有線充電に対応しています。

CMF Phone 2 Proはおサイフケータイを使えますか?

FeliCa ICチップを搭載しており、おサイフケータイを利用することが可能です。

CMF Phone 2 Proにケースは付属しますか?

純正のTPU(透明)ケースが付属します。

CMF Phone 2 Proに充電器は付属しますか?

付属しません。

CMF Phone 2 Proの画面にフィルムは貼られていますか?

開封時すでに貼り付けられていました。

CMF Phone 2 Proのメリットとデメリット

CMF Phone 2 Pro
総合評価
( 4 )
メリット
  • 動画を長時間観られる良好な電池もち
  • 『解像感』『ダイナミックレンジの広さ』が秀逸なメインカメラ
  • 手ぶれ補正精度に優れる超広角カメラ、歩き撮りが安定
  • 自然な色合いでSNSからWEB会議までそつなくこなすCMF Phone 2 Proのフロントカメラ
  • 上位モデルに迫る高いCPU性能
  • オモチャっぽさを抑えて清潔感を持続させる見た目
  • 片手持ちが余裕な薄型軽量デザイン
  • 鮮やかな発色でダイナミックレンジの広い10bit有機ELディスプレイ
  • 数少ない『優秀なCPU』『Micro SDカード』を兼ね備えたスマートフォン
  • クローンアプリとアプリロッカーを使って『プライベート』『仕事』の使い分けを円滑かつ安全に
  • 電源ボタン2回押しジェスチャーは『アプリ』から『機能』まで幅広く柔軟に対応
  • 3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ
  • おサイフケータイ(FeliCa)対応
  • スクリーンショットを音声メモと同時に保存&AI管理出来るEssential Key & Space
  • ジャストフィットな純正付属ケースはレンズもしっかり保護
  • マイクホールが上下に2つ
デメリット
  • 夜景モードのノイズ処理や色再現がイマイチ
  • スピーカーがステレオではなくモノラル。低域再現と高域の伸びも弱い
  • GPU性能は控えめ。負荷の重い3Dゲームを高画質・高フレームレートでプレイするには不向き

関連リンク

瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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