ドコモショップで取り扱いの格安SIM『エコノミーMVNO』って何だろう?メリット&デメリット&3社の違いを紹介。

ドコモショップでアシストを受けながら格安SIMを契約出来る

一般的な格安SIM(MVNO)は、実店舗を構えずにオンライン上のやりとりで契約までを完結させます。メリットは人件費など店舗の運営費用を抑えられること。

しかし開通までの設定を全て自分で行わなければならないので、機器に詳しくない人は乗り換えを躊躇してしまうのかもしれません。

NTTドコモは、2021年10月21日から『エコノミーMVNO』という新形態を導入。ドコモショップの店頭において、一部MVNOの取り扱いを開始しました。エコノミーMVNOのメリットとデメリットは下記の通り。

エコノミーMVNOのメリット
  • 店頭で設定のアシストを受けられる(事務手数料以外に別途3,300円の費用が発生。端末を購入した場合も同じ)
  • 低容量・低料金のプランが用意されている
  • dアカウントとの連携により、利用料金に応じてdポイントが貯まる(貯まったポイントは料金の支払いに充当可能)
  • ケータイ補償サービスを受けられる(ドコモショップでセット購入した端末のみ)
  • ドコモスマホ教室(1講座3,300円)を受講出来る
エコノミーMVNOのデメリット
  • MVNO各社が開催しているキャンペーンが一部適用されない
  • SIMの契約時にスマートフォン本体を購入出来るのはドコモショップに限定
  • 通信環境・契約プランによっては通信速度が遅くなる
  • キャリアメールが使えなくなる
  • 開通までに通常より手間・時間が発生する(通信業者による)

ドコモショップに確認したところ『3,300円(税込)』を支払えば、『OCNモバイルONE』『トーンモバイル』に関しては、ドコモショップ以外の申し込みでも開通のアシストをしていただけるとの事(LIBMOは調整中)。

アシスト

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ただし操作はあくまで契約者本人が行い、『分からない部分をショップスタッフに聞く』というスタイル(2022年12月26日時点)なので、丸投げ出来ない点は予め認識しておきましょう。

エコノミーMVNOのデメリットは、格安SIMが積極的に行っている『キャンペーン』の一部特典を受けられない事。出来る事なら家族に頼むなりしてオンライン上の公式サイトから契約したいところ。

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また、12月21日(水)からエコノミーMVNOに追加された『LIBMO』は、2022年12月26日(月)時点ではSIM(端末)の受け取りに2~3日の時間を要するとのこと(サポートに確認したところ今後変更の可能性あり)。すぐに使いたい場合は『OCNモバイルONE』『トーンモバイル』のどちらかをセレクトしましょう。

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2022年12月26日(月)時点でNTTドコモのエコノミーMVNOに対応している通信業者は『OCNモバイルONE』『トーンモバイル』『LIBMO』の3社。それぞれの詳細は下記の通り。

OCNモバイルONE

NTTコミュニケーションズが提供するOCNモバイルONEは、全てのコースが『MUSICカウントフリー』というという無料オプションに対応(契約後に申し込み必要)しています。最安となる550円のコースには最大10分相当の無料通話が付帯。3社の中で唯一解約金を設けていないので選び安さも特徴。

通信容量/コース名 月額基本料金
500MB(最大10分相当の無料通話込)/500MB 月コース 550円
1GB/1GB 月コース 770円
3GB/3GB 月コース 990円
6GB/6GB 月コース 1,200円
10GB/10GB 月コース 1,600円
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トーンモバイル

自社でスマートフォン本体の取り扱いも行っているトーンモバイル。ドコモショップでは同社の『TONE e21』をカスタマイズ(ソフトウェアをバージョンアップ)した『TONE e21 rev.2』を『9,980円(税込)』で購入する事が可能です。

スマートフォン

トーンモバイルより

動画視聴以外は基本的にデータ通信し放題。動画を1GB以上観たい場合は『1GB/330円(税込)』でデータ容量を追加出来ます。TONE for Androidを24ヶ月以内に解約した場合は1,000円の解約金が発生。

通信容量/コース名 月額基本料金
無制限(動画は1GBまで)/TONE for Android 1,100円
無制限(動画は1GBまで)/TONE for iPhone 1,100円
  • 音声対応SIM基本料金:1,100円(税込)〜
  • 契約月の基本料金:日割り
  • 通話料金:11円/30秒(カメラのキタムラで契約の場合は18.7円/30秒)
  • 5分かけ放題:770円(税込)
  • TONE IP電話10分かけ放題:550円(税込)
  • データ容量:無制限(動画視聴は1GBまで)
  • 翌月くりこし:非対応
  • 5G:対応
  • 低速切り替え:非対応
  • eSIM:非対応
  • APNの設定(iOS):https://guide.tone.ne.jp/manuals/6117147.html
  • 通信回線:NTTドコモ
  • 解約金:1,000円(TONE for Androidを24ヶ月以内に解約の場合)
  • 公式サイト:トーンモバイル

LIBMO

かけ放題とのセットプランを割安で提供しているLIBMO。一部プランに関しては13ヶ月目以降に基本料金がやや値上げ。課金開始日より1年以内に解約の場合は月額利用料金1ヶ月分程度の解約金が発生します。開通までに少し時間がかかる点も留意が必要です。

通信容量/コース名 月額基本料金
500MB(5分かけ放題セット)/ゴーゴープラン 990円(13ヶ月目以降1,100円)
500MB(10分かけ放題セット)/ゴーゴープラン 1,100円(13ヶ月目以降1,200円)
500MB(無制限かけ放題セット)/ゴーゴープラン 1,980円
3GB/なっとくプラン 980円
8GB/なっとくプラン 1,518円
  • 音声対応SIM基本料金:980円(税込)〜
  • 契約月の基本料金:日割り
  • 通話料金:22円/30秒(税込)
  • 5分かけ放題:440円(税込)
  • 10分かけ放題:550円(税込)
  • 無制限かけ放題:1,430円(税込)
  • データ容量:500MB~
  • 翌月くりこし:対応
  • 5G:非対応
  • 低速切り替え:対応
  • eSIM:非対応
  • APNの設定(Android):https://www.libmo.jp/support/apn_android/
  • APNの設定(iOS):https://www.libmo.jp/support/apn_ios/
  • 通信回線:NTTドコモ
  • 解約金:月額利用料1ヶ月分程度(課金開始日より1年以内に解約の場合)
  • 公式サイト:LIBMO

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