AmazonがメーカーとしてリリースしているFireタブレットシリーズ。最廉価(6,980円)にして最小サイズとなるのが7インチの『Fire 7』画面のアスペクト比は『約16:9.3』。もっとも一般的な『16:9』比率の動画コンテンツを再生するのにピッタリ。
投稿が見つかりません。解像度は『1024×600 (171ppi)』とやや低めですが、実は外出先で動画を観るにはコレが最適。LINEMOによると、『720p(1280×720)』の解像度でYouTube動画を『約1時間』再生すると1GB程度のデータ量が発生。
画質 | 1GBで再生できる時間 |
360p | 約3時間 |
480p(SD画質) | 約2時間 |
720p(ハイビジョン画質) | 約1時間 |
YouTubeでを再生するとギガはどれくらい消費するか(LINEMOより)
720p解像度で1日2時間動画を観ると、10日間で20GB程度のデータ量を消費するという事。このペースだと月の前半で多くの人が『速度制限』に。ひとつ下の『480p(854×480)』でも1日2時間視聴すれば20日で20GB。データ量を鑑みれば『360p(640×360)』が現実的。
動画の解像度 | 推奨される持続的な速度 |
---|---|
4K | 20 Mbps |
HD 1080p | 5 Mbps |
HD 720p | 2.5 Mbps |
SD 480p | 1.1 Mbps |
SD 360p | 0.7 Mbps |
YouTubeより
360pで安定的に動画を観続けるのに、YouTubeが推奨している通信速度は『0.7Mbps』。ahamoやLINEMO(スマホプラン)は『20GB』超過後、UQモバイル(くりこしプランM/L+5G)は『節約モード』設定時に最大『1Mbps』で通信が可能です。
投稿が見つかりません。しかし360pだと、スマートフォンの画面サイズでもやや画質が粗く感じるはず。横を640個、縦を360個と少なめのピクセル数で表示しているので、精細さが欠かれるのはある意味仕方のないこと。
もう一つはディスプレイ側の解像度。スマートフォンのディスプレイは殆どが『フルHD』解像度の表示に最適化。画面サイズが小さいと画素密度が高くなるので、大画面テレビほど画質の劣化は目立ちません。ただしディスプレイとコンテンツの解像度は近いのが理想的。
360pより精細な480pは横を854個、縦を480個のピクセル数で表示。ピクセルが増えた分360pより表示が丁寧になります。480pでYouTubeを観るのに最適な格安SIMが『mineo』。
mineoは『最大1.5Mbpsでデータ通信し放題(3日で10GB以上データ通信すると速度制限)』をメインサービスに提供している通信業者。1日を通して安定した速度で通信出来るのも同社の特徴です。
『最大1.5Mbpsでデータ通信し放題』を利用する方法は大きく分けて2通り。1つは月額『385円(税込)』で利用可能なオプションサービス『パケット放題Plus』への加入。パケット放題Plusは節約(低速)設定時の最大通信速度を200kbpsから『1.5Mbps』に引き上げます。同社の『マイピタ』と組み合わせて使用。
mineo マイピタ月額基本料金
基本データ容量 | 音声+データ通信(デュアルタイプ) | データ通信のみ(シングルタイプ) |
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイピタは音声対応の『デュアルタイプ』とデータ通信に特化した『シングルタイプ』の2種類。シングルタイプ(1GB)とパケット放題Plusを組み合わせれば、月額合計『1,265円(880円+385円)』でデータ通信し放題環境を得られます。
[youtube id=TG_SonnPCyo]
mineoの最大『1.5Mbps』で実際に利用出来たサービス
- オンラインゲーム(原神、PUBGモバイル、Asphalt9)
- YouTube(解像度:SD 480p)
- Amazon Music HD(ストリーミング設定:標準)
- フリマアプリ(メルカリ、ラクマ)
- ネットサーフィン(Chromeで調べ物など)
- 買い物(Amazon、楽天市場)
- SNS(Instagram、Twitter)
- LINE(メッセージの送受信、通話)
- 支払い(PayPay、楽天ペイ)
デュアルタイプは『10GB』以上に『パケット放題Plus』が無料で付帯(申込みは必要)。『1.5Mbps以上の通信速度でもそれなりに通信を行いたい』という人にはコチラがお勧め。
ただしmineoの魅力はあくまで最大『1.5Mbps』を安定的に使えること。ユーザーが混雑する時間帯では、節約モードを解除しても極端な速さは求められないと認識しておいた方が良いでしょう。
2つめが月額『990円(税込)』の激安新プラン『マイそく(スタンダード)』。マイそく(スタンダード)は最大『1.5Mbps』に特化したサービス。速度の切り替えは出来ませんが、通話も出来てこの基本料金は超激安。
月から金曜日の午後0時~13時は通信速度を『32kbps』に制限されますが、それ以外の時間帯は最大1.5Mbpsでデータ通信し放題。3日で10GBという制限はありますが、月に換算すれば『100GB』程度。480p解像度なら『約200時間』YouTubeで動画を観られるということ。
先述している通り、Fire 7の解像度は『1024×600 (171ppi)』。480p(800×480)の動画を表示するのに最適です。実際にmineo(シングルタイプSプラン+パケット放題Plus)でテザリングしてみました。
Fire 7はアスペクト比が『約16:9.3』なので、16:9のコンテンツをほぼ『黒帯』なしで表示。最高に綺麗な画質では勿論無いですが、価格的には『十分に観られる画質』。
様々なアップグレードを行ったFire 7の最新世代が2022年6月29日(水)に発売開始(アスペクト比と解像度は変更なし)。外出先にも持ち歩ける7インチ小型タブレット。データ量を気にする事無く格安でYouTubeを存分に楽しみたいなら、mineoでテザリングがイチオシです!
Amazon Fire 7スペック比較
旧Fire 7 | 新Fire 7 | |
CPU | 1.3GHzクアッドコア | 2.0GHzクアッドコア |
RAM(メモリ) | 1GB | 2GB |
ストレージ | 16GB/32GB | 16GB |
連続駆動時間 | 最大7時間 | 最大10時間 |
カメラ | フロントカメラ:200万画素 リアカメラ:200万画素 |
フロントカメラ:200万画素 リアカメラ:200万画素 |
重量 | 286g | 282g |
Wi-Fi | 802.11a、802.11b、802.11g、802.11n | 802.11a、802.11b、802.11g、802.11n、802.11ac |
解像度 | 1024 x 600 (171ppi) | 1024 x 600 (171ppi) |
Micro SDカード | 512GBまで | 1TBまで |
mineoについて
- 音声対応SIM基本料金:990円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 10分かけ放題(専用通話アプリ不要):550円(税込)
- 無制限かけ放題(専用通話アプリ不要):1,210円(税込)
- 通話料金:22円/30秒(無料通話アプリmineo電話を使うと10円/30秒、10分かけ放題時間超過後は11円/30秒)
- データ容量:1GB~(マイピタ)
- 翌月くりこし:対応(マイピタ)
- 5G:対応(マイピタ)
- 低速切り替え:対応(マイピタ)
- 通信回線:NTTドコモ、SoftBank、au
- 公式サイト:https://mineo.jp/