Googleの最新スマートフォン『Pixel 6』。独自Soc『Tensor』の搭載に加え、メインカメラに1/1.31インチの大型イメージセンサーを採用するなど、前モデルから様々な物理的アップグレードが行われました。
あえて難点を挙げるとすれば、重さが約207gまで増えてしまったこと。Pixel 5の重さはわずか約151g。電池増量モデルとなるPixel 5aですら約183gに留まっています。200gを超えると男性でも『少し重いな』と感じる人が多いでしょう。
多少重くなってもPixel 6を購入する価値はあるのか。今回はスマートフォンを選ぶ上で重要なカメラ性能をPixel 5aと比較。イメージセンサーの大型化により画質はどう変化したのか!
※撮影は日がくれはじめた夕刻に行っています。WEB掲載用にJPEGの圧縮率を少し上げて、幅を2,000ピクセルに縮小。レタッチなし。
Pixel 6ではイメージセンサーが大型化しているので、Pixel 5aに近い画角で撮影するとボケが大きくなります。上の画像はデジタル2倍ズームで撮っているので、等倍よりボケは弱め。それでもこれだけしっかりしたボケを得られるのが大型イメージセンサーの魅力です。
Googleカメラのポートレートモードは優れた機能の一つですが、あくまでデジタル処理なので『加工したボケ』感は否めません。よって一眼レフカメラユーザーは物足りなさを感じていたはず。そういった人にこそPixel 6を試していただきたいですね。これまでのPixelとは違います。
イメージセンサーの大型化は背景がボケやすくなるだけでなく、光の取得量が増加。Pixel 6では花の色が明るくなり影が薄くなっています。Pixel 5aは陰影がクッキリしていてコントラストが強めな仕上がり。処理が絶妙なのでこれはこれでアリですね。
光の取得量が増えると殆どの場合は画質が向上。しかし逆光など光量が多いシーンでは注意が必要です。Pixel 5aは光を適度に抑えているのに対し、Pixel 6は太陽光が強く明るすぎ。露出を下げて調整する必要がありました。
上画像に関しても先程と同じことが言えます。Pixel 6は露光過多ですね。これまでは小さいイメージセンサーでどう明るくノイズレスに撮るかを研究してきた筈なので、逆パターンで適正露出を得るにはまだ少し時間がかかるかもしれません。
ちなみに露出は『明るさ』と『シャドウ』の2種類を手動で微調整可能。ひと手間かければ自分好みのベストショットに仕上げられるはず。
一眼レフの場合は『絞り』という機構を備えており、F値を変える事で被写界深度と光の量を物理的に調整する事が可能。
スマートフォンもGalaxy、Xperiaの一部モデルは簡易的な『絞り』を備えますが、Pixel 6を含めた殆どの端末は非搭載。被写界深度の調整はエフェクト効果。光の調整は基本的にISO感度とシャッタースピードで行います。
光量の多い場所では今のところ調整が必要となりますが、画質が低下しやすい『低照度』においては明瞭に撮れるPixel 6。トータルで判断すると、やはりイメージセンサーの拡大は大きなメリットと個人的には感じます。
ただしPixel 5aはGoogleカメラのデジタル処理があまりに優秀で、Pixel 6と比較しても遜色の無い画質。ボケは味は控えめになりますが、そこは『ポートレートモード』である程度補う事が可能。
Pixel 6が搭載している『Tensor』はGPU性能が高いので、ゲームをプレイするのにも適しています。しかし日常的にゲームをせず、カメラの比較をご覧になって『Pixel 5aで十分かも』と感じた人は、重量と価格優先でPixel 5aをセレクトするというのもアリかもしれませんね!
Google Pixelシリーズと組み合わせて使うのにお勧めな通信キャリアの格安プラン
投稿が見つかりません。Pixel 5a、Pixel 6のスペック&価格比較
Pixel 5a | Pixel 6 | |
---|---|---|
Soc | Snapdragon 765G 5G | Google Tensor
Titan M2™ セキュリティ コプロセッサ |
容量 |
|
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電池 | 4,680mAh(有線:最大18W充電) | 4,614mAh(有線:最大30W充電) |
重量 | 183g | 207g |
画面 |
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|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
|
メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
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防水防塵 | IP67 | IP68 |
オーディオ |
|
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おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
SIM | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM
|
価格 | 51,700円 | 74,800円、85,800円 |
Google Pixel 5a(5G)にお勧めなSIM
- 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 77 / 78
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
Google Pixel 6にお勧めなSIM
- 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)