株式会社オプテージは、2023年3月23日(木)から『マイそく』ユーザーに向け提供している『24時間データ使い放題』の利用料金を330円から『198円(税込)』に引き下げました。
同サービスを実際に利用してみて、一番意外だったのが『通信速度』。ユーザーが混雑していなければ300Mbps程度まで上昇。この高速通信は『高解像度動画』をまとめてダウンロードするのに最適。
NetflixやAmazonプライムビデオを観るために、光回線を契約しているという人は多いでしょう。ただし光回線の月額コストは安くても4千円以上。それでいて私が契約しているマンション(集合合住宅)タイプは、混雑時にモバイル回線より低速化することも。日常的に使っていなければコスパが高いとは言えません。
mineoの『24時間データ使い放題』であれば、5回使用しても『990円(税込)』と千円切り。ピンポイントで必要な時だけ高速大容量通信を使えるのは何よりも大きなメリットです。
24時間データ使い放題を使い倒せるのはどのデバイスかと考えた結果、『ミニPC』にたどり着きました。ミニPCの特長は『安い(1万円台~)』『大容量(増設も簡単)』『低消費電力』『軽量』『大画面(高解像度)出力対応』。サブスクリプションサービスの保存先にピッタリ。
私が購入したミニPCはCHUWI HeroBox Mini PC。今回はCHUWI HeroBox Mini PCとmineo(24時間データ使い放題)を組み合わせたトータル的なレビューを行っていきたいと思います!
本体はプラスチック製。高級感は一切ありませんが、お陰で『安い(1万円台で購入)』『軽い(実測したところタブレット並の485g)』を実現しているので何の問題もなし。所狭しと排熱口が備えられているのも好印象。
ポートはUSB-A(3.0)×2、USB-A(2.0)×2、USB Type-C×1、HDMI(2.0)×1、VGA×1、有線LAN×1、イヤフォンジャック。私の用途ではHUB不要ですね。
DCアダプタは丸形のコネクタを採用。USB Type-Cが電源に対応していたら尚良かったですね。変換アダプタを使って何とか出来そうな気もしますが。その内試してみようかと。
底面にも排熱口あり。今回はネジを外しませんが、ストレージの拡張しやすさをアピールしているモデルなので、ネジを外してSSDを差し込めば増設完了といった感じでしょう。ちなみに増設可能なのはストレージのみ(メモリは不可)のようです。
専用のアダプタが同梱されており、VESA規格に対応するディスプレイであれば背面にCHUWI HeroBox Mini PCを取り付けることが可能。一体型デスクトップのようにスタイリッシュな見た目を実現出来ます。
製品説明には『ファンレス』と記載されていましたが、CPUのアップデートと同時にファンを搭載したようです。はじめて起動した直後は、アップデートが完了するまでファンが回り続けました。
アップデート完了後は、タスクが増えてCPUの稼働率が100%にならない限りは静か。ダウンロードしたAmazonプライムビデオ(フルHD解像度)再生時のCPU稼働率は10~20%台。ファンの音で視聴が阻害されることはありませんでした。
最初はPixel 6aとCHUWI HeroBox Mini PCをWi-Fiテザリングで接続していたのですが、CHUWI HeroBox Mini PC側で通信速度が著しく減速。しかしテザリング方法を『USB』に切り替えたところ、減速が回避され爆速化。24時間データ使い放題の実力を持て余すことなく、22GB越えの大容量データを12分ちょっとでダウンロードすることが出来ました。
Photoshopを使ったり動画の編集には不向きですが、動画視聴以外にブラウジング程度は問題無くこなしてくれそう。1万円台という購入価格を完全に忘れさせてくれる軽快さ(Chromebookに近い)です。
大画面でストリーミング動画を観るには、Fire TV StickやChromecastといったデバイスをテレビに接続するのが一般的。しかしそれらは『データの保存』をすることが出来ません。通信環境によって映像が安定しないことも。
CHUWI HeroBox Mini PCのストレージ容量はデフォルトの状態で『256GB』。24時間データ使い放題を利用して観たい動画をパンパンに詰め込んでおけば、光回線を契約していなくても帰宅後や週末に動画を堪能出来ます。
『家にパソコンは不要』と思っている人にこそミニPC(CHUWI HeroBox Mini PC)がお勧め。自由度を上げて通信コストを下げてくれる魔法のBOXです。
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