HISモバイルなら楽天モバイルから理にかなった乗り換えが出来るかも。格安SIMなのにかけ放題がVoLTE(HD+)対応

楽天モバイルから合理的な乗り換えをしたいならかけ放題がVoLTEに対応するHISモバイル

楽天モバイルでは2022年7月1日から新プランを導入。データ通信0GB~1GBまでの基本料金が『0円』から改定され、0GB~3GBまでが一律で『1,078円(税込)』に。

データ量 0GB~1GB 1GB~3GB 3GB~20GB 無制限
従来プラン 0円 1,078円 2,178円 3,278円
新プラン 1.078円 1,078円 2,178円 3,278円

既存ユーザーは7月1日をもって従来プランから新プランに自動移行。移行後に通信が1GB未満の場合、『7月』『8月』は1,078円割引。『9月』『10月』は1,078円相当のポイント還元が行われます。

楽天モバイル新プラン

楽天モバイルより

2022年10月31日までに楽天モバイルを契約し続けるか決めるのがベストです。これまで一定期間楽天モバイルを使用してきて、もし特に大きな不満が無かったのであれば、『データ通信3GB』に『無制限かけ放題(Rakuten Link使用)』がついて月額『1,078円(税込)』は十分安い。よって解約しない方が良いでしょう。

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しかしもし、『電波が繋がりづらい時がある(繋がりづらくなくなった)』『通話品質が悪い』と感じる機会が多いのであれば、『HISモバイル』に乗り換えすれば、それらが改善されるかもしれません。

まずは電波について。楽天モバイルは通信キャリアとして『楽天回線』を提供しています。サービス開始当初は基地局の数が足りなかったので、パートナー回線としてauのプラチナバンド『18/26』が広域をカバー。

楽天モバイルエリアマップ

楽天モバイルより

2022年3月時点で楽天回線(4G LTE)の人口カバー率は『97%』を突破。開始当初と比較すれば繋がりやすさは歴然です。ただし人口カバー率が70%を超えた地域では、協議の上段階的にパートナー回線の提供が打ち切りに。

人口カバー率

楽天モバイルより

プラチナバンドとは『700MHz~900MHz』の低い周波数帯をさします。高速通信には適しませんが、高層ビル群や一部建物内、山間部といった電波が届きづらい場所において電波の途切れを抑制。

周波数帯域

総務省より

楽天回線(4G LTE)で利用出来る周波数帯は『1.7GHz』に限定。最近になって急に電波が繋がりづらくなったという人は、スマートフォンが故障したのではなく、その地域で『パートナー回線が使えなくなった』と考えるのが妥当でしょう。

HISモバイル(自由自在290プラン)ではNTTドコモの回線を提供。対応している通信バンド(周波数帯)は下記の通り。

・バンド1 (2.0 – 2.1 GHz)
・バンド3 (1.7 – 1.8 GHz)
・バンド19 (800 MHz)
・バンド21 (1.5 GHz)
・バンド28 (700 MHz)
・バンド42 (3.5 GHz)

バンド19 (800 MHz)』『バンド28 (700 MHz)』といった複数のプラチナバンドが使えます。端末の仕様を確認してバンド19、バンド28のいずれかに対応していれば、『電波が繋がりづらい問題』は恐らく改善されるはず。

次に『通話品質』。楽天モバイルが提供している『Rakuten Link』の通話には、『RCS』という規格が採用されています。これが他社とは異なるポイント。『0円無制限かけ放題』であれば通話品質を妥協出来ても、『1,078円(税込)』支払うのであれば他社への乗り換えを検討するという人は相当数いるでしょう。

HISモバイルでは『5分』『無制限』の2種類からかけ放題を選ぶ事が出来ます。Rakuten Linkや他の格安SIM(MVNO)との大きな違いは、『VoLTE』『VoLTE(HD+)』で通話が可能なこと。

ドコモVoLTE

MVNOが提供しているかけ放題は、基本的に電話番号の前に番号を追加する『プレフィックス型』。プレフィックス型は電話回線を使用して通話するので、IP電話などと比較すれば通話品質は上。しかし途中に『中継電話』を介すので、VoLTE通話品質は得られません。

HISモバイルかけ放題プレフィックス型ではありません。VoLTE』『VoLTE(HD+)』による高音質通話が可能(相手側も対応している必要あり)です。VoLTEはAMラジオ、VoLTE(HD+)はFMラジオ相当の超広帯域に相当します。

VoLTEについて

NTTドコモより

HISモバイルは高音質ながら、通話料金が『9円/30秒(税込)』と激安。ahamoLINEMOpovo2.0は『22円/30秒(税込)』なのでその半額以下。『5分かけ放題』『無制限かけ放題』の安さも光ります。

かけ放題・通話料金比較
NTTドコモ SoftBank au ahamo LINEMO povo2.0 HISモバイル
5分かけ放題 770円 880円 770円 0円 550円 550円 500円
無制限かけ放題 1,870円 1,980円 1,870円 1,100 1,650円 1,650円 1,480円
通話料金(30秒) 22円 22円 22円 22円 22円 22円 9円
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音声通話対応の『自由自在290プラン』は、データ通信が『0~100MB』までは基本料金が『290円(税込)』。5分かけ放題を追加しても月額『790円(税込)』。通話料金自体が安いので、あまり電話をしないという人はかけ放題をつけなくても良いかもしれません。

自由自在290プラン(音声通話対応)
データ量 ~100MBまで ~1GB ~3GB ~7GB ~20GB ~50GB
月額基本料金 290円 550円 770円 990円 2,190円 5,990円

電波が途切れづらくなり、通話品質も向上。さらに利用料金を格安に抑えられるHISモバイル楽天モバイルから『理にかなった乗り換え』を希望するのであれば、この選択肢アリですね。

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HISモバイルについて

  • 音声対応SIM(自由自在290プラン)基本料金:290円(税込)~
  • 基本料の課金:開通日から開始
  • 5分かけ放題(VoLTE、VoLTE HD+対応):500円(税込)
  • 無制限かけ放題(VoLTE、VoLTE HD+対応):1,480円(税込)
  • 通話料金:9円/30秒
  • データ容量:100MB~
  • 翌月くりこし:非対応
  • 5G:非対応
  • 低速切り替え:非対応
  • 通信回線:NTTドコモ
  • 公式サイト:https://his-mobile.com/

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