シャオミのスリムで速いやつ、Mi 11 Lite 5Gの進化が止まらない。アップデートの度に上がり続けるパフォーマンス

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進化を続けるMi 11 Lite 5G

アップデートにより『メモリ増設機能』が提供された『Xiaomi  Mi 11 Lite 5G』。同機能が提供されるまでは、AntutuBenchmarkのスコア計測で『メモリ不足』が表示されGPUの数値を正しく測れない事がしばしば。

Antutu

Snapdragon 780Gを搭載するXiaomi Mi 11 Lite 5GのAntutuベンチマークスコア

メモリ増設はストレージの一部をメモリとして使用する機能。スマートフォンに導入されはじめたのは最近ですが、パソコンではすでにお馴染みとなり『仮想メモリ』と呼ばれています。

RAM

ストレージはメモリと比較して読み書き速度が遅いので、増設というよりはあくまで『仮想的にメモリが増えている』状況だという事は理解しておきましょう。

例え仮想的だとしても、容量オーバーを起こしてアプリが強制停止したり、動作が極端に遅くなることを回避してくれるので効果は大。『メモリ増設機能』をON(設定→追加設定→メモリ増設)にすると、メモリとして使用出来る容量が『2GB』増加して合計で『8GB』に。

2GB増設

ONの状態でAntutuBenchmarkのスコアを3回連続で測ってみたところ、下画像の通り高い数値を連発。メモリ不足は表示されませんでした。

Antutu1

Snapdragon 780Gを搭載するXiaomi Mi 11 Lite 5GのAntutuBenchmarkスコア(1回目)

Antutu2

Snapdragon 780Gを搭載するXiaomi Mi 11 Lite 5GのAntutuBenchmarkスコア(2回目)

Antutu3

Snapdragon 780Gを搭載するXiaomi Mi 11 Lite 5GのAntutuBenchmarkスコア(3回目)

AntutuBenchmarkと同様に、ベンチマーク測定アプリとして有名な『GeekBench5』でCPUのパフォーマンスを再計測。メモリ増設機能が提供される前のスコアはシングルコアが『712』でマルチコアが『2,392』。

CPU性能

Snapdragon 780Gを搭載するXiaomi Mi 11 Lite 5GのGeekbench5スコア

メモリ増設機能ONにしてGeekbench5のスコアを2回続けて計測。1回目がシングルコア『771』で2回目がマルチコア『2,658』。どちらも同機能提供前を大きく上回っています。

Geekbench5計測1回目

Snapdragon 780Gを搭載するXiaomi Mi 11 Lite 5GのGeekbench5スコア(1回目)

2回目はシングルコアが『804』でマルチコアが『2,732』。1回目のスコアを超えています。

Geekbench5計測2回目

Snapdragon 780Gを搭載するXiaomi Mi 11 Lite 5GのGeekbench5スコア(2回目)

AntutuBenchmarkのスコアも1回目、2回目、3回目とスコアが上昇。ベンチマークの計測は端末に強い負荷をかけ続けるので、連続で行うと通常は徐々にスコアが下がります。しかしMi 11 Lite 5Gの場合はその逆。負荷がかかっても高いパフォーマンスを維持し続けている事が分かります。

Geekbench5計測

Dimensity 1200-Ultraを搭載するXiaomi 11TのGeekbench5スコア

パワーアップしたMi 11 Lite 5GのGeekbench5スコアは、上位モデルとなるXiaomi 11Tに肉薄するもの。たったの『159g』でハイエンドに迫るパフォーマンスを持つMi 11 Lite 5G。最新ファームウェアMIUI 13では更にシステムが軽量化する予定。ユーザーは期待して待ちましょう!

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Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの主な仕様

Xiaomi Mi 11 Lite 5G
SocSnapdragon 780G(5nm)

  • CPU:Cortex-A78×1(2.4GHz)、Cortex-A78×4(2.4GHz)、Cortex-A55×4(1.9GHz)
  • GPU:Adreno 642(490MHz)
容量6GB/128GB

  • メモリ:LPDDR4X
  • ストレージ:UFS2.2
電池4,250mAh(最大33W急速充電)
重量159g
画面
  • サイズ:6.55インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:90Hz
  • タッチサンプリングレート:240Hz
  • ピーク輝度:450nits(標準)、800nits(高輝度モード)
  • コントラスト比:5000,000:1
  • HDR10+:対応
  • 素材:ゴリラガラス6
カメラメインカメラ

  • 解像度:6,400万画素
  • F値:1.79
  • 焦点距離:26mm
  • センサーサイズ:1/1.97
  • 画素サイズ:0.7µm
  • オートフォーカス:デュアルピクセルAF

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • 画角:水平119度
  • センサーサイズ:1/4.0
  • F値:2.2
  • 画素サイズ:1.12µm

マクロカメラ

  • 解像度:500万画素
  • F値:2.4
  • オートフォーカス:コントラストAF

フロントカメラ

  • 解像度:2,000万画素
  • F値:2.2
  • 焦点距離:27mm
  • センサーサイズ:1/3.4
  • 画素サイズ:0.8µm
おサイフケータイ対応
防水防塵IP53
オーディオデュアルスピーカー
SIMnano SIM×2スロット
OSMIUI12(Android 11)

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの対応周波数帯に関する情報

  • 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
  • LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
  • LTE TDD:38/40/41
  • 3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
  • 2G GSM:2/3/5/8

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM

OCN モバイル ONEIIJmioahamomineo

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

ワイモバイルLINEMOmineo

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM

BIGLOBEモバイルUQモバイルmineo

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイル

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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