格安SIMのmineoは自ら基地局を持たない『MVNO』サービス。MVNOはNTTドコモ、Softbank、KDDI(au)といったMNOから『回線』『帯域』をレンタル。契約等も実店舗ではなくオンラインをベースとして行うので、月々のランニングコストを低く抑える事が出来、その分基本料金が格安に。
ただし一度に通信可能なデータ量の上限が予め決まっているので、極端にユーザーが増える時間帯になると、通信速度が著しく低下しやすいのがMVNOの弱点です。
その弱点を逆手にとったと言えるのがmineoの『パケット放題 Plus』。月額385円の同オプションに加入すると、データ通信がカウントされない『節約モード』設定時の最大速度が200kbpsから『1.5Mbps』に大幅アップ。
MNOサービスであるLINEMOやpovo 2.0の様に、混雑時も『50Mbps』程度の高速通信を維持する事はMVNOにはまず不可能。しかし『1.5Mbps』程度にハードルを下げれば、少ない予算で安定的にサービスを提供出来ます。
私は実際にmineoの『パケット放題 Plus』を使用中。速度が安定しているのは勿論のこと、通信開始直後に高速通信を行う『バースト転送』に対応しているので、動画再生に加えて画像が多めとなるコンテンツの読み込みも比較的スムーズです。
『パケット放題 Plus』を利用するには、通常『385円(税込)』の料金が発生。サービス内容的に十分すぎるコストパフォーマンスだと思いますが、一定の契約条件を満たせば同オプションをなんと『無料』で使う事が可能に。
mineoにはデータ通信専用の『シングルプラン』と、音声通話に対応する『デュアルプラン』の2種類が用意(回線はdocomo、Softbank、auのいずれか)されています。デュアルタイプの『10GB』以上がその条件に該当。
速度制限なしの状態で10GB使えて、最大1.5Mbpsの実用的な速度で実質データ通信し放題((3日間で10GB以上通信を行うと速度制限がかかる可能性あり)。月額『1,958円(税込)』なら流石に誰も文句ないのでは。
投稿が見つかりません。mineoの利用料金は『日割り』設定。つまり月の後半に申し込みを行うと、その月の支払い金額は安くなります。ただし付与されるデータ量は日割り適用外。デュアルプランの10GBに申し込みを行えば、月の後半だろうと丸々10GB付与されます。
余ったデータ量は翌月に繰り越し。10GB余った場合、翌月は速度制限なしで『20GB』も使えることに。節約モードのON/OFFはホーム画面のウィジェットからワンタッチで簡単に行えます。
大きなデータ量が発生する動画視聴や音楽鑑賞時は『ON』。それ以外の時は『OFF』にするなど使い分けが出来る様になったら、次は『ゆずるね』を極めてmineoマスターを目指しましょう!
mineoのSIMカードをスマートフォンで設定する方法(メーカー別)
※Softbank回線での契約を例としています。一部端末によって異なる場合あり。
OPPOのスマートフォンでmineoのSIM(データ通信専用シングルタイプ)を使用する方法
- SIMカードをSIMカードスロットとにセット
- ホーム画面から『設定』を選択
- 『SIMカード及びモバイルデータ』からmineoのSIMを選択
- 『アクセスポイント名』から『Mineo(ソフトバンクプラン)』を選択
- 通信がはじまらない、3Gが4Gに切り替わらない場合は再起動
XiaomiのスマートフォンでmineoのSIM(データ通信専用シングルタイプ)を使用する方法
- SIMカードをSIMカードスロットとにセット
- 通信がはじまらない、3Gが4Gに切り替わらない場合は再起動
MotorolaのスマートフォンでmineoのSIM(データ通信専用シングルタイプ)を使用する方法
- SIMカードをSIMカードスロットとにセット
- 通信がはじまらない、3Gが4Gに切り替わらない場合は再起動
GoogleのスマートフォンでmineoのSIM(データ通信専用シングルタイプ)を使用する方法
- SIMカードをSIMカードスロットとにセット
- ホーム画面から『設定』を選択
- 『ネットワークとインターネット』から『モバイルネットワーク』を選択
- 『詳細設定』から『アクセスポイント名』を選択
- 画面右上から『新しいAPN』を選択して下記の通り情報を入力して右上から『保存』。
- 名前:任意
- APN:mineo-s.jp
- ユーザー名:mineo@k-opti.com
- パスワード:mineo
- 認証タイプ:CHAP
※通信がはじまらない、3Gが4Gに切り替わらない場合は再起動。